レッスン
クラシックバレエ発祥の地フランス由来のメソッドです。元パリ・コンセルバトワール教授のソランジュ・ゴロビン女史から直接受け継いでいます。
- フランス派の自然な動き
フランス派のバレエは優雅さで有名ですが、それは力みのない自然な動きからもたらされます。体をカチカチに固めるところからは始めないので、他のメソッドと見比べると
スパルタ度
が足りないように思われるかもしれませんが、それがフランス派なのです。フランスで発達した絵画・音楽に印象派と呼ばれるジャンルがあります。印象派画家のドガはバレリーナを描きましたし、作曲家のドビュッシーやラヴェルにも有名なバレエ音楽があります。印象派の芸術は、どこかしら、フランスのバレエと通じるものがあるのかもしれません。
- 和やかで落ち着いたレッスン
子供たちが萎縮することがありません。
- 解剖学的な正しさ
バレエを習っている子には、腰・股関節・アキレス腱の周囲に痛みを抱えている人がたくさんいます。その多くは解剖学的に不自然な動きを強要してしまうことによります。解剖学的な自然さを考慮することで、これらの痛みの多くは回避することができます。
- 他ジャンルとのつながりやすさ
自然な動きなので、コンテンポラリ、モダン、新体操など多くのジャンルの身体芸術・芸術スポーツともうまく接続することができます。また、解剖学的に不自然な動きを避けるようになることで、怪我の危険性を少しでも下げることができます。
バーオーソルとSadaokaゼミでサポート
個人差やひとりひとりの目的に応じて、下記のクラスで、さらにサポートします。
- バー・オー・ソル
フロア(床)に『寝る』姿勢で行うバーレッスンのようなものですが、フロアを基準面として利用することによって、ムーブメントの見直しを行うことと、重力による負荷を無くすことにより、関節と筋肉の使い方に注意を向けるためのレッスンです。小5から受けることができます。
- Sadaokaゼミ(個別指導)
体作り・体のトラブルのケア、作品の表現作り、テクニックの集中トレーニングなどに取り組みます。たとえば回転に必要な神経反射を構築するには、その目的に特化した集中トレーニングを行うのが効果的です。ほぼ誰でも回れるようになっています。小4から受けることができます。
イベント
バレエを習うからには、それなりの舞台をやはり用意してあげたいところです。私たちは、次のようなイベントを開催しています。参加は自由です。
- 発表会
1年おきに開催。本格的な舞台を制作します。右の動画はジゼル全幕のリハーサルです。主演の子が高1、もう一人目立っているのが中2です。主役は生徒の順番制です。中2の子がこの2年後に主役になりました。
- 文化祭
1年おきに開催。発表会と交互に行われます。小規模な発表会です。生徒が自分で選曲し、振付けた作品を踊ることができます。もちろんグループ制作もOKです。ノリは『文化祭』です。
- バリエーションフェスティバル
毎年開催。小4から参加。『バリエーション』と呼ばれるクラシックバレエの短いソロ作品を踊る舞台です。ありさわバレエが主催の舞台で、毎年いくつかのバレエ教室が参加されています。
- その他の舞台 骨髄バンクチャリティーコンサートや市民オペラに参加することがあります。
勉強
希望者には、勉強のサポートも行います。単発の質問から、長期にわたる指導まで、高校入試のみならず、大学入試まで対応できます。持続的に習うほうが効果は大きいです。十分に活用してください。
現在は次のようなクラス編制になっています。
- 小5の3学期~小6の2学期 … 中級の生徒向けクラス
一回2時間が基本になります。一斉授業+演習からなります。
- 小6の3学期~中1の2学期 … 上級の生徒向けクラス
一回2時間が基本になります。一斉授業+演習からなります。
- 中1の3学期~
内容・進度ともに個別指導になります。時間は生徒と相談して決定しています。2時間をこえることもしばしばあります。
科目は英語・数学(算数)・国語などです。英語はオリジナルテキストで、小5の3学期からスタートします。学校のカリキュラムには従っていません。
過去の実績
進学先は、京都大・九大・西南大・同志社大・日大となっています。