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フォルセナ戦記〜エストレガレス編〜
(ブリガンダイン・グランドエディション その2)

 

またもやブリガンダインです。
きっかけは、「イスカリオ編」をまとめている途中、
自分のプレイを思い出したこと&HPを見たこと。

やはり、エストレガレスはプレイするしかないんではないか?
それと、リセットが好きでないとかなんとか言っておきながら
リセットしていないわけではないのはアマいんじゃないか?

そういう思いがふつふつと沸いてきて
プレイをはじめてしまいました。

今回は、ハードでやることはもちろんとして
リセット絶対不可
ということに加えて
エストレガレスならではの「暗黒軍団」を目指す
という目標でプレイをしてみました。

なお、今回もネタバレは考慮せずに書いてますので
未プレイの方はご注意下さい。

2001年2月某日

 

 そんなわけでマゾプレイの開始。

 ところで「暗黒軍団」とは何かっていうと、漠然と「黒くて悪そう」というなんも深く考えてないイメージでしかないので、ちょっと考えよう・・・

 まず、入れて良いのは、黒属性を持ってるモンスター(グール、デーモン、ヘルハウンド)。 それに、ヒュドラ、マンドレイク、ギガスコーピオンもイメージ的に「悪そう」(だよな)なので使える。 ジャイアントは、黒くなれる(ギガンテス)のでOKとしよう。リザードマンは一般的にはあんまり良いイメージないけど・・・これはちょっと無理めか(ちなみに、個人的には好きなモンスター)。 「黄金の冠」が万が一出たら使ってよしとして、それ以外は駄目。

 逆に、当然除外されるのは、エンジェルなど白属性を持っているモンスター。ただ、問題なのがユニコーン。白属性とはいえ、このモンスター抜きで戦っていくのは、はっきり言ってツラすぎ・・・。

 ここでそれを簡単に認めるのもしゃくに障るけれど、初期状態で配置されているモンスターを削除するのも、かわいそうな気がする。そこで、(言い訳っぽいが)初期配置のモンスターだけはみんな使っていいことにしよう。但し、召喚はしないし、ゼメキっさんやカドールにはどうしても似合わないので編成しない。

 その他、白属性を持ってないモンスターについても、上に挙げたモンスター以外の召喚は一切不可! もちろん、ピクシーなど定番モンスターも不可。

2月某日

 

 全体の戦略として、隣接拠点をいかに増やさないようにするかが問題になる。っつーのは、エストレガレスでは、在野騎士の登用がほとんど出来ない(と、前もって攻略本で知っていた)ので、極力少ない隣接拠点にしとかないとすぐにつけ込まれそうだから。

 また、他の国だったらクエスト要員クラスの騎士も使わざるを得ないため、拠点防御をいかに効率よく行うかも問題になる。

 そこで、ソールズベリーを放棄して、カーナボン・オルトルートで南を押さえることにする。どちらも地形的に比較的防衛しやすいから。特にオルトルートは水上地形が多いしヒュドラも召喚出来るので守りやすいと見た。また、ソールズベリーあたりは、イスカリオとカーレオンが勝手に取り合ってくれそうだし。(実際、そうなった)

 また、攻めやすさからいけば、西アルメキアからというのが順当なんだろうけど、敢えてノルガルドから攻めることに。ノルガルドを残しておくといつまでたっても中央付近が安心出来ないのと西アルメキアのハレー絡みイベントが見たいから・・・っていうのもあるけど、実はひねくれ気分の面も多し。「順当」に従ってても面白くないでしょ、というのが今回のプレイなわけでして。

 成長させる騎士は、やっぱりエスメレー、ミレ、ミラ、シラハが中心。出来ればシャドウがもう一人欲しいんだけど・・・プロフィール的には育てたくなる思い入れのあるキャラはいないかもね・・・。とぼけた味のフィエールあたりがとりあえず候補か。

 で、プレイ開始。いきなりつらいことに気づく。拠点によっては全く召喚できないところもあるので、とりあえず現地調達、ということが出来ない。しかも、あまってる騎士はほとんどいないし・・・。というわけで序盤数ヶ月は騎士をぐるぐる移動させるだけで終わる。ただ、初期配置だけでも意外と回復の出来るモンスターが多いことがわかる。もちろん、十分というにはほど遠いけど・・・

2月某日

 

 ジュークスに侵攻。カドールやゼメキっさんは、成長のことを考えると使いたくないんだけど、ここぞというときには使うしか。

 ジュークスを押さえておくと、ノルガルドって途端に拠点数が増えてもろくなる。それでも、ヴェイやんとかは怖いけれど、徐々にモンスターも削ぎ落としていく・・・

 基本的には、上に挙げた成長候補の四人を中心にノルガルドを攻めていく。その間に、ノルガルドの弱体化につけ込んで西アルメキアやレオニアも侵攻してくる。序盤から大混戦状態に・・・。

 その間に、アルメキアにちょっかい出して(もしくは、出されて)、最低限の騎士の成長をはかる。(特に、アーヴィンをメイジ呪文の使えるプリーストに出来たのは、後々効いた。) それと、レベル20サラマンダーも殺れて、西側から脅威はあまり感じなくなる。

2月某日

 

 あまりモンスターの成長には気をつかってなかったけれど、召喚できないモンスターはとにかく大事にしてたので、結構レベルが上がっていく。

 おかげで、あまり暗黒軍団な感じがしないけど、まあいいか・・・。とりあえず、フェンリル・ギガンテスだけは増える(そして、回復が出来ないので、運が悪いやつが減る)。ヴァンパイアロードを作るべく、グールを引き連れていくんだけど、いつでも召喚できると思うとついつい壁役にしちゃうんだよねえ・・・。

 北側を攻めている間に、たまに南から攻められる。ラッキーというか助かったのは、カイがイスカリオにかまけて、こちらには攻めてこなかったこと。ヤツがいると、奥の方から魔法でやられるは、ヒールをかけられるはで守りづらいったらありゃしねえ。

 また、今回改めて思い知らされたのは、ビバ適材適所ということ。特にマンドレイクが、防衛用にこれほど有効とは思いもよらなかった・・・。イリアやハレーをマヒさせたときにはこちらもシビれましたですよ。HPがあるから、ZOC効果用に突出させても結構耐えられるし。そんなわけで、防衛部隊のカドールが人食い花に囲まれてたのは、自分でやっときながら笑っちゃう。(ギガスコーピオンの毒も長期戦になるほど、じわじわと効いてきて侮れない。)

 とまれ、南側の拠点は(モンスターは消耗しまくるけれど)ほぼ守り続けることに成功。

 そうこうしてる間に、ノルガルドは滅亡。つづいて西アルメキアも、イベントはだいたい見れたので用が無くなり(ひでえ)、滅ぼす。

2月某日

 

 すみません、以下、駆け足で・・・。

 まずレオニアを先に攻める。メディカを使えるユニットが少ないため、ロックが育つ前に弱体化させたかったので。適当に遊んでミレ・ミラやヴァンパイアを育てつつ南下。

 平行して、カーレオンを遊びを入れず倒す。スクエストを落とすのに苦労したけど、あとは意外と簡単だったのは、ゼメキっさんやギッシュを投入したからかも。

 で、メルトレファス、エニーデ、カドール、さらには、ソレイユが続々と離脱。まあ、攻略本を前もって見てたんでショックはないんですが。隣接拠点も減っていってるわけで、もしその辺のことも考慮に入れてるなら絶妙のバランスなのか。でも、もしも育ててたら立ち直れないかも。

 あとはイスカリオだけになった状態で、ラスボス戦に向けて成長度に不安が残る。結局のところ、拠点防衛にもある程度の力を入れざるを得なかったので、結構ばらけて成長させちゃってる。シラハはシャドウのままだし、フィエールはうまく成長しないし・・・。ヴァンパイアロードも二体しかいない。

 というわけで、レベル上げのためにあまり騎士は狙わないように、とか思ってたら、シェラ姉さんのメテオドゥーム連発のおかげで、虎の子のヴァンパイアロードが倒される・・・気づいたらセレクト+スタートを押してたっすよ・・・。ううっ、毎度毎度この姉ちゃんには手こずるわ。カイ様が旅に出てんだから、それに付いてってくれよ、頼むから・・・。

 ちなみに、それまでに、レベル20近いペガサスが倒されて一回だけリセットしてる。これだけは、これだけは、厳しすぎるっすよ・・・。でもそれ以外はホントにしてない。フェアリーが倒されたとき、ドラゴンが倒されたとき、どれだけリセットしようと思ったか。でも我慢しましたよ、えー、そりゃもう。

 ともあれ、シェラ姉さんもいることだし、イスカリオにモンスターをわざと提供すると危険っぽいので、前回とは違って、騎士倒しだけでぼつぼつとレベル上げをする。

 3年目になったあたりで、ようやく十分に育ったと判断。イスカリオを滅ぼす。結局、フィエールがうまく育たず残念。あと、サラマンダーやバハムートが主力になってたりと、意外と「暗黒」じゃないのも。いや、間違いなく普通よりはかなり黒いんだけど、真っ黒とは言い難いかも。ラッツ&スターのような(古)。

2月某日

 

 ブロノイル戦。まず、あの憎らしいチタンゴーレムをはじめ(何で、ヤツの岩石はあんなに当たるのか?)モンスターを潰しておくために、先発隊を送り込む。ところが、いきなりエスクラドスが倒された上に、ヴァンパイアロードとペガサスが取り残される始末・・・げえ。思わず、リセット・・・。

 再び挑戦するが、どうもうまくない。誤算だったのは、今まで頼りになってたギガンテスの攻撃が全く当てにならないこと。ここまで当たらない&気絶しない、ってのはアリか? 何も出来ぬまま、ミレが倒されてしまい、またもやリセット・・・。げえ。

 再々挑戦では、高レベルモンスターをおとりにした上に、ネクロリバースとZOCの100%命中効果をフル活用してどうにか敵メンバーの削減に成功。前は、ここまで苦労したかな・・・?

 で、ブロノイル戦本番。苦労してモンスターを減らしておいたし、ゼメキス・エスメレー・シラハの組み合わせはさすがに強力で、思ったほど苦労せず、ひたすら救われない人たちとブロノイルは撃破。

 アウロボロス戦。上の組み合わせでトライ。あまりグールは連れて行かない。

 2ターンめで、速くもシラハがアウロボロスに取り付く。すげえぜ! と思ってたら、すぐ近くにドッペルゲンガー二体発生。シラハだけ突出してるもんだから、あっという間にシラハが増殖×2。うへえ。こりゃリセットするしかないでしょう・・・。

 ラスボス戦だけでこんなにリセットしちまうとは・・・。ともかく、気を取り直して再挑戦。今度は、グールをある程度つれていき、あまりキャラ同士が突出しないように攻める。

 途中経過は省略して(というか、覚えてないっすよ)ぎりぎりのところでアウロボロスを倒すことに成功。エスメレー姉さんのエリアヒールと、シラハの二回攻撃、フェンリルのヒット&アウェイ、それにネクロリバースが効いた・・・

 エンディング、最後の最後まで気合い(のみ)で話を進めるゼメキス、素晴らしい(皮肉でなく)。だけど、これからは一体誰と戦うのか・・・。それよりも、ゼメキっさんのいう「理想」の国とは何なのか・・・。それがよくわからなかったところだけが残念だ。

 というわけでプレイ完

戦い終えて

 

 全体の感想としては、意外と簡単だったなあ、という(ラスボス戦除く)。 初期配備と敵が取り残していったもの(あ、わざとチャームをかけたりはしてないです)だけでも、回復要員がいるのはだいぶ違ったし、それをほとんど殺されずにすんだ。それと、上にも書いたけど、拠点防衛戦がうまくいっのが大きい。騎士の能力が高かったのと、防衛向けのモンスターをうまく使えたからかな。

 ちょっと失敗したのは、イスカリオを最後にしてしまったところ。あそこだけは、再仕官する騎士がいるのがわかってなかった。それと、やっぱりラスボス戦。これは、油断もあるけど、モンスターの成長がばらけ気味だったというのも原因の一つかもしれない。

 あと、一つ言いたいことがあるとすれば、エスメレー様、最高。特に、ゼメキっさんを呼び捨てにするあたり、愛憎入り乱れてる様子が伺えてたまりません。また、「王妃の離婚」(佐藤賢一)を読んでたもんだから、あの頭巾が妄想をかきたてずにはいられませんでしたわ(我ながら、変人ですか。いえーい。)