クリスマス讃美礼拝のご報告
2010年12月11日(土)午後3時半より、今年最後の高等部同窓会イベント『クリスマス讃美礼拝』が厳粛に行われました。
1931年に神学部の校舎として建てられた本部【ベリーホール】。翌年、その礼拝堂【オスカーミラー礼拝堂】にパイプオルガンが設置されました。日本に現存する二段式鍵盤のオルガンとしては、芸大に次いで2番目に古いものとされます。
オルガン奏楽が始まると妙なる響きは心に沁み渡り、メソジスト教会の決まりによって建てられた礼拝堂の趣と相まって心から穏やかになれる場所となりました。
礼拝堂の座席が200席のため、事前のお申込み制とさせていただきました。早くから沢山のお申込みが届き、当日は聖歌隊のIVYクワイアのメンバーを含め200名の参加となりました。(因みに、クワイアとはメソジスト教会の聖歌隊が向き合って座るスペースを言うそうです。)
司会には54期井上祐貴さん、奏楽は53期福本茉莉さん、聖書朗読は26期小高まき子さん、奉奏はノルウェーのハルダンゲルヴァイオリンを47期の矢野小百合さんが奏でて下さいました。またIVYクワイヤは14期清瀬雅子さんが指導・指揮をして下さっています。(*)
この日のお説教は【『今日』お生まれになった】という題で青山学院院長の山北宣久先生がお話くださり、今日という日は始まりの日であると私たちに強いメッセージを下さいました。
礼拝堂いっぱいの参加者の方々は外に出てペンライトを持ち、美しく点灯されているクリスマストゥリーの前で矢野さんのヴァイオリンの音にあわせクリスマスキャロルを歌いました。空を見上げると晴れた空に三日月と星が瞬き、心も晴れ晴れといたしました。皆様穏やかなお顔をなさり帰路につかれたことと思います。
皆様方には献金をしていただき、総額11万4,616円を高等部生のクリスマス献金に加えてお捧げする事になっています。
今年も残りわずか。皆様と共に幸せな日を過ごせた事を感謝いたします。皆様、ご家族様に良き年となりますように祈念しております。
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