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IN・信州
八ヶ岳中信高原国定公園霧ヶ峰
八島ヶ原湿原
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標高1,630mの八島高層湿原は南北に620M、東西に1050Mの卵形をしていて、西側に八島ヶ池、東側に鎌ヶ池があり、その中間に鬼ヶ泉水と呼ばれる池があります。尾瀬ヶ原の高層湿原より規模は小さいのですが、形成ははるかに古く、およそ1万2000年あまりもかかって現在の湿原になりました。
高層湿原とは、ミズゴケを主とする植物が、枯れても腐植土とならずに堆積し、泥炭化し上へ上へと生長して、ついには全体が水面よりも高く盛り上がったものです。
この高層湿原はわが国における高層湿原の南限で、標高の高いこと、泥炭層が8.05メートルにおよぶ(1年で約1ミリメートルの速度で発達するとされ、約1万年かかって形成されたと考えられています。)ことなどで貴重なものと成っています。
このことから、昭和14年に国の天然記念物の指定をうけ、さらに昭和35年に、国定公園内の特別保護地区にもなっています。 |
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7月〜8月
平均気温は15度位で最高気温は25度前後となり、東京の5月〜11月中旬にかけての平均気温であります。湿度は最も高い季節で90%にもなり、このように高いのは、朝晩霧におおわれることが多くなるからです。
風は最も弱く、南よりの風が吹き、天気は、雷雨が多く、浅間山方面からくる雷は特に注意が必要です。
7月の中旬頃から、ニッコウキスゲ・ヤナギラン・キンバイソウ・シモツケソウなどが咲き8月下旬には、エゾリンドウ・コウリンカなどが後を追います。 |
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コースはアザミ館の駐車場に車をとめて行きました。車山から高原を歩けば1時間30分位で八島高原に着きますが、家族4人でそれも運動不足の我家では今回は遠慮しました。
八島湿原の中は保護の為当然歩けませんのでまわりに遊歩道が作ってありますのでそこを歩きます。
途中に鎌ヶ池キャンプ場があり、今回、1張りテントが張ってありましたが、雷が怖いのではと思いました。 |
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私達家族は、ゆっくりと1時間半以上かけて一周しました。
湿原を取り巻く高原一帯は、レンゲツツジ、ニッコウキスゲ、アザミ、マツムシ草など230種をこえる亜高山植物の宝庫です。 |
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