1

"Dayton, Ohio - 1903"  まじに近ごろ、ふたたびニルソンが気持ちいい。特にアメリカで出た1995年リマスターによるオリジナル・アルバム群が最高。別テイクとかが入っているわけじゃないけど、音が格別です。だからって1位にするこたないだろうとも思いますが。個人的ベスト10だからね。いいの。盛り上がってます。70年のアルバム『Nilsson Sings Newman』から。ランディ・ニューマンの名曲です。
Harry Nilsson
RCA

2

"Maybe Baby"  バディ・ホリーへのトリビュー・アルバムから。NGDBのヴァージョンです。はるか20年以上も前に、彼らの『アンクル・チャーリーと愛犬テディ』に収められていた「レイヴ・オン」のカヴァーでバディ・ホリーという名前を知ったぼくとしては、たまらない逸品です。ミディアム・テンポの泣きのバラードにリメイクされています。ジム・イボットソンの歌声がしみるんだ、これが。
Nitty Gritty Dirt Band
Decca

3

"風来のシレン"  すんません。音楽じゃないですけど。相変わらずハマってます。ドラクエも買って、ちびちびやりながら冒険を終えて。で、またこっちに舞い戻りました。トルネコのときもそうだったけど、冒険のたびにダンジョンが変わるし、何度挑戦しても飽きません。
(ファミコン・ソフト)
チュン・ソフト

4

"1990 - Sick (Kill 'Em All)"  ナインティーン・ナインティ・シックってことで。同名アルバムから、MCエイトとの共演によるファースト・シングルです。キレモー、キレモー…っておっそろしいリフがやけにアタマに残ります。
Spice 1
Jive

5

"Tonite's Tha Night"  ガキんちょラップ「ジャンプ」で大当たりをとった2人組もずいぶんと成長して。シャラマーの曲とかのフレーズをうまいこと取り入れながら、メロウなラップを聞かせます。アルバム『Young, Rich & Dangerous』からのナンバー。こないだMTVのインタビューでTLCのリサちゃんが“時代は今メロウだからさっ”とか話していたけど、なるほど、クリス・クロスもそういう気分をきっちり取り込んでいるってことかな。
Kris Kross
Ruffhouse / Columbia

6

"Theme Of YO-HO"  これ、手前ミソなんですが。ぼくが蘭々と司会しているCS衛星放送スペースシャワーの番組『YO−HO』に岡村くんが来て、その場で即興でぶちかましてくれたスタジオ・ライヴの曲です。メロディも歌詞もぶっつけ本番で、生ギター一本での演奏。でも、むちゃくちゃファンキーなパフォーマンスでした。2月10日の武道館、楽しみだなぁ。もう各地ツアーして回ってるんだよね。もし、どこかでライヴを見た人がいたら、ぜひこちらまでメールを(笑)。
岡村靖幸
(スペースシャワー)

7

"Unchained Melody"  1月8日に日本盤も出たエルヴィス・プレスリーの70年代の歌声を集めた5枚組ボックス『Walk A Mile In My Shoes』から。エルヴィス他界前の絶唱です。エルヴィス自ら弾くピアノと名手ノーバート・パットナムのベースの絡み具合が見事。しみます。
Elvis Presley
RCA

8

"You Remind Me of Something"  去年の暮れから、いまだによく聞いてます。アルバム1枚かけっぱなしって感じなんだけど。でも、アルバム中、どれか1曲って言うと、やっぱりこのファースト・シングルになるなぁ。
R. Kelly
Jive

9

"Before You Walk Out of My Life -- Like This and Like That"  TLC好きのぼくとしては、けっこうスタッフが重複しているこのコのことも気になりますわ。個性ぶつかり合いのおきゃんなTLCほどには入れ込めないものの、90年代のポップ・ソウルの王道をいく音作りに、気分がなごみます。
Monica
Rowdy

10

"ガッツだぜ!!"  間もなく、1月24日にニュー・アルバム『BANZAI』が出るウルフルズの、今んとこの最新シングル。70年代ディスコ調の音をめざしながらも、けっこうテクニック的に追い付かなくて、で、結局ウルフルズならではの音になっちゃってる、その感じがよくて。結果オーライのごきげんサウンドってとこかな。
ウルフルズ
東芝EMI