白山眼鏡店のサングラス 「はくさんがんきょうてん」は昭和21年(1946年)上野に創業しました。 もちろん、眼鏡が有名なのですが、サングラスにおいてはちょっとした 逸話があります。
1979年の夏。この店を訪れた、ジョン・レノンは、「メイフェア」と呼ばれる
セルフレームのサングラスに目を留めます。
その時に手に入れたのは色違いの3本(クリアイエロー、透明、鼈甲柄)。 結局、これが最後の来日となるわけですが、その後、透明のメイフェアは、 死の直前まで愛用されました。 白山では、1975年から4代目白山將視氏のデザインでオリジナル・フレームを 扱い始めますが、これもその内の1つ。 そんな話は全く知らなかった私ですが、それから20年後の夏、偶然白山眼鏡で サングラスを購入したのでした。 予算より数倍高かったのですが、そのデザインと色に魅せられ、結局これに 決めました。
バーガンディ(ぶどう色)のセルをリムの周りとモダンに使ったこのサングラスは、メタルフレームなのにとても柔らかい雰囲気がします。
その上、きゃしゃなので、取り扱いにも非常に気をつかいます。
ただ、4回も調整してもらって、やっとフィットしたのには参りました。
|
ペッカリー製の手袋 ペッカリーは柔らかく伸縮性に富む中南米諸国原産の野豚 (アメリカイボイノシシ)の革。 通気性、弾力性に優れ、濡れて乾いても硬くなりにくいという特長があります。 ただ、年々獲れる量が減ってきているので、希少で値段も高騰しています。 それでも試しにと、百貨店ではめて見たら、その瞬間もうペッカリーと 決めていました。 ペッカリーのグローブと聞いて、まず思いつくのが1777年John Dentにより 設立された英デンツ。 でも、日本で買うと、ちょっと高い手袋の4倍ぐらいの値段。 しかも、どこに売っているのかも知りません。
DENTSのホームページでは、半分ぐらいの値段で手に入るのですが、
それでも高いし、試着したこともないのでちょっと不安。
そうこうしているうちに、今回のトラベル。旅先でたまたま立ち寄った 鞄屋さんに、季節はずれのこの手袋を見つけたのでした。 触ってみると確かにペッカリーのしなやかさ。一番上に置いたあった ブラックの物をはめてみるとサイズもぴったり。 デザインもデンツのそれを思わせるステッチングで、日本で見つけることが できなかったお洒落さなので、一目で気に入ってしまいました。 他の色も探してもらうと、希望どおりのこのライトブラウンが 見つかったのでした。 旅行から帰ってきてタグを見るとそこには「ROECKL」の文字。 さっそく調べてみることに。
レッケルは1839年Jakob Roecklによりドイツ・ミュンヘンに設立されました。
ナチュラルな素材にこだわった手袋の他、最近では極限使用に耐える
ハイテク素材にも力を入れており、乗馬、自転車、スキー、スノーボード
などのグローブも手がけています。
加えて、スカーフなどのシルク素材の製品も有名で、 今回購入した手袋のライニングにも、なんとシルクが使われていました。 このライニング、DENTSのカシミア(Cashmere)と比較してどのような優劣が あるのかはわかりませんが、いずれにしても冬が来るまで後半年はおあずけです。 |
BREEのPicola
ブリーは1970年Wolf Peter Breeによりドイツに設立されました。 天然植物原料から抽出したタンニンのみを使い、90日間かけて なめされたヌメ革でつくられる鞄や小物のシリーズ(Naturなど)が、 このブランドの原点です。 良質の牛革は、耐久性に富み、染色されていないナチュラルな色あいは、 使い込む程にアメ色へと変化し、味わいを増します。 と、ここまで語っておいてなんですが、今回購入したのは、ヌメ革を使用したものではありません。 本場ドイツで買うとBREEの製品は数割安い。 と、迷った挙句に決めたのが、このポケッタブル・トートでした。 旅のお供として必ず持っていくものの1つに、折り畳みできるポケッタブル・トートがあります。 帰りの機内持込み手荷物の中に入れておき、空港でお土産のお買物。 そう言うわけで、既に1つ持ってはいるのですが、「普段使いにもう1つあっても良いかな。」と理由づけして半ば無理やり買うことにしました。 サイズはちょっと小さめで、まさに普段使いには最適。 さすが、実用性にこだわった物作りをしているというだけあり、押さえるところは押さえています。 |
UNIQLOのTANK TOP 暑いシーズン。たまに見かけるのが、汗をかいてびしょびしょなTシャツを着ている人、汗が乾いて塩をふいたTシャツを着ている人。 それを嫌ってか、Tシャツを重ね着するレイヤードは、既に定着した感がある着こなしです。 でも、なるべく涼しくすごしたい私は、インナーにはタンクトップを愛用。 ただ、白いものだと、いかにもアンダーウェアっぽく、Tシャツから覗いた時にどうも嫌なので、無地&グレー、モスグリーン、カーキなどをTシャツの色に合わせて着合わせています。 選択の条件は以下の3つ。
やっと見つけてまとめ買いしてしまったものは、洗濯を重ねごとに縮み着心地も悪化、色によっては、まばらに色褪せたりして、品質的に問題が...。 そこで今回試しにと買ったユニクロのリブ編みタンクトップが良かったので、全面的に切り替えを敢行。 基本色は押さえられており、リブ編みなので肌に程良くフィット。 また、首周り、肩の部分、裾の部分にバインディングが施されており、伸びにくく、また、洗濯しても縮まない。 「Active T-shirt」と呼ばれているこのシリーズ。 「UNIQLO」のタグが付けられていない所にもひかれます。是非定番にして欲しいものです。 |
※1 PEUGEOT PACIFIC18 車より歴史のあるプジョーの自転車。 パシフィック18は、大ヒットしたドイツr&mの「BD-1」のフレームを採用。(OEM製品) 最大の特長は、アルミフレームによるその軽さと前後にサスペンションを搭載しているところ。 色も豊富で●Red/Ball Burnish、○Gross White、●Cream、●Mat Grey、●Dark Navy、●Delite Yellow、●Sky Blue、●Mat Black、●Polishがあります。 ※2 BROMPTON Light3 ブロンプトンの特長は折畳み寸法が小さい事。(検討車種中最小) 1995年にはエリザベス女王より「The Queen's Award For Export Achievement」を贈られるなどの実績があり、デザインもレトロで中々のもの。 色は、●Red、●Pearl Pink、●Greenをラインナップしています。 |
HONDA STEP COMPO 歩くのが好きなので、よく散歩に出かけるのですが、住んでいる周辺は、ほぼ行き尽た感があります。 |
Alden Shell Cordovan Monk Strap Oxford チャールズ・H・オールデン(CHARLES H. ALDEN)により1884年米創業のオールデン。 |
CAMPER Pelotas 33686 「おい、またカンペールかよ!」と三村風ひとりつっこみ。 |
マリウス・ファーブル・ジューン社のサボン・ド・マルセイユ
日々できる、私の贅沢なもう1つの趣味。それは上質な石鹸を使う事です。
何度かの人体実験(有名どころの石鹸を身をもって試してみました。)を経て、やっとお気に入りの一品が決まりました。 ただ、結果は最初から予想した通りなのですが...。 元来マルセイユ石鹸とは南仏プロバンス地方の港町マルセイユで作られていた石鹸の品質を維持しようと1688年ルイ14世が製造基準を設け、その独占製造権をマルセイユ地方だけに与えたことから500年もの間その品質を保ってきました。 SAVON DE MARSEILLEという商品は各社から出されていますが、その中でM. Fabre Jeune社は1900年の創業以来唯一この伝統を守ってます。 原料にはビタミンを含み、保湿成分も多いオリーブオイルを72%以上、残りはパーム、ココナッツオイルのみが使われ、香料、着色料などの添加物は一切加えられていません。 これに石鹸を作る為に必要なソーダを加え、不純物を取り除きながら煮沸すること7〜10日間、含有されるソーダが0.1%程度になるまで続けます。 天然成分だけなので肌にやさしく、アレルギーやアトピー症の人にもお薦めのよう。オリーブオイルの成分が人の皮脂に似た構造をしているので、顔を洗ってもつっぱらず、シャンプーの代わりにも使う事ができます。 その上、1年前のケチャップを落とす程の洗浄力があり、衣類の手洗いやシルクについた油のシミをとる際にも利用できるようです。 写真のものは縦8cmx横8cmx長さ38cmでピアノ線で切って使います。 |
Bell&Ross Type Demineur デザイナー、ブルーノ・べラミッシュと経営担当カルロス・ロシロが1991年フランスに設立したのがベル&ロス。 |
写真の感じでは、ダイアル、ベゼルが実際よりも若干金色に見えます。 |
ROLEX OYSTER PERPETUAL DATE-JUST
ロレックスに限らず、ダイヤモンドがちりばめられた宝飾的な時計や
金と銀のコンビのようなけばけばしい時計は好きではありません。
|