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〒453-0027 名古屋市中村区大門町19

医療型ナース・ディ


医療型ナース・ディ
ご自宅で人工呼吸器をつけていたり
難病をお持ちの方のためのディケアのご案内


  
 医療型短期入所(宿泊を伴わない)とは 診療所が行うディケアです。
「短期入所」ですが
 お泊りはありません 
 
☆気管切開・人工呼吸器・経管栄養(胃ろう)などの
医療処理が必要な方をお受けします。 痰吸引の時はもちろん、食事や水分補給の時もご家族の付き添いは不要です  

☆看護師が入院中のように長い時間利用される方と接し
ます。ご自宅での療養の様子が把握でき、適切で具体的な助言ができると期待されます。 

      以下の案内をご参照ください
 nursedaypop.PDF へのリンク 

対象となる方


障害福祉サービス受給者証区分「5」又は「6」があるか 重症心身障害児(者)の記載がある方などです。

サービス種別欄に役所にて「短期入所」「療養介護」を つけてもらって下されば利用可能です。



「短期入所」のご案内


愛知県医療療育センターの心身障害支援グループのホームページに重症心身障害児者短期入所実施機関(令和5年5月時点の一覧を載せてくださっています。
福祉型事業所の中では、医療的ケアをどこまでできるかの一覧があるので、参考になると思います。

R05_shortstay_welfareNEO.pdf (pref.aichi.jp)

名古屋市が最初のページに載ってます。


また、名古屋市のホームページからは、名古屋市中村区障がい福祉ガイドブックの「かよう」に載せていただいてます。

「名古屋市医療的ケア児支援サイトえ・が・お」のサイトにて、当院医療型ナースディを載せて頂いてます。トップページの右上にある事業所一覧→短期入所にて短期入所一覧が出ますので、中村区をクリックすると当院が表示されます。




障害者福祉のしおりに載せて頂けないので


医療型ナース・デイは、設立2014年の名古屋市認定障害者支援施設です。
障害者総合支援法に基づく無床診療所が運営母体の「医療型短期入所(宿泊を伴わない)」で、名古屋市内で初めて設立した医療型短期入所施設です。

現在も無床診療所が運営する宿泊を伴わない医療型短期入所は名古屋市唯一です。

名古屋市では毎年、障害者支援施設を記載した冊子を発行していますが、「医療型短期入所(宿泊を伴わない)」を記載する項目がない、との理由で、載せていただけていません。

医療型ナース・デイをご利用いただくためには、「短期入所」と、「療養介護」又は「重心児」又は「遷延性意識(児)」などサービス受給者証に記載してもらわなければなりません。しかし役所の相談窓口で医療型ナース・デイの存在をご存じのない方に「名古屋市認定の施設ではない。しおりに載っていない。」と言われてしまうこともあったそうです。

そこで、名古屋市の代表的な医療型短期入所施設である「ティンクルなごや」の短期入所を利用できるようにしたい」、と役所の窓口か基幹相談センターに依頼していただくのが最もわかりやすい方法としてお勧めです。

「ティンクルなごや」を利用できるサービス受給者証があれば、それがそのまま医療型ナース・デイにも使え、ご利用できるようになります。


追記:令和5年度版でもやっぱり載せてもらえませんでした。





ナースディの 日常


ご利用される方々は、順番に入浴されます。人工呼吸器が必要な方、吸引が必要な方、寝たきりの方にはそれぞれに合った方法で介助します。

昼食には、自宅と同様の方法で食事介助や胃瘻の注入を行います。

口腔ケアやベット上での運動なども時間の許す限り実施します。

御利用の方々には、自宅で過ごす時と同様の空間を提供できるよう、スタッフ一同、力を合わせ頑張っています。


自由日記



【写真掲載については、ご本人やご家族に了承いただいてます】


 

特別支援学校見学

愛知県立名古屋特別支援学校を見学してきました
 

愛知県立名古屋特別支援学校に通学している利用者の方に対し、胃瘻を学校の看護師さんにて注入するための手技確認の依頼がありました。

良い機会なので、学校見学を兼ねて医師と看護師で出向きました。


胃瘻からの栄養をする部屋に子供達が集まり、先生や看護師さんもついて賑やかです。担当の看護師さんは慎重に、でもとても手慣れていました。担任の先生もずっと見守ってくれているとのことです。

先生方が教室や作業室を案内してくださいました。「予算がないので古い校舎ですが・・」とおっしゃっていましたが、子供達のことを思っていろいろな工夫をされていることがよく分り、私達も勉強になりました。

でもこの恵まれた学校生活は高校卒業まで。それ以降もこのような思いやりに溢れた環境を継続できるよう、私達にできることは何かを考えながら帰路につきました。


        




 

吸引機を新しくしました!

痰を吸引する吸引機は、当院に3台あり、さらに不要になった吸引機を寄付して下さる場合もあり、不足することはなかったのですが、

この度災害時に備えるためと、車移動の時も車で充電できるために、

吸引機を2台購入しました。

新しい物はやはりいいですね♡

痰の吸引こぼれ話その2


「バイオフィルム」とは何かご存知ですか?

容器の内側のぬめりはしっかり洗ったと思ってもなかなかすっきりしないことがありませんか?

これは細菌が作るバイオフィルムです。細菌は集団で固まりバリヤーを作って消毒液から自分たちを守ります。

吸引チューブ用の容器は、デイケアでは、いろいろな方が利用するため、どう清潔を保つかが大きな課題です。

細菌が残ってバイオフィルムを作らせないためには、容器をしっかり洗って、なおかつ煮沸消毒をするのが一番です。

しかしそれはかなりの手間と費用がかかります。

そこで医療型ナースディでは、プラスチックコップを毎回使い捨てすることにしています。業務用のジュースのコップです。

お持ちかえり用の蓋もついでに買って使っていますが、これが吸引チューブを突き刺すのに良い感じです。

「これいいね。自宅でも使おうかしら?」とご家族に言っていただきましたが、ご家庭で毎日捨てるとなると、コスト的にどうでしょう


  


 痰の吸引こぼれ話その1

Sさん、昨夜から痰がからんで何度も起きたそうで
今日はとても眠そうです。ここでねちゃうと夜寝れないよ、と一生懸命スタッフが起こすのですが、すぐに意識は遠のき夢の中へ。

Sさんは元々呼吸が浅くて、しっかりと起きていないと酸素モニターの値(spo2)が下がります。

体位を工夫してしっかり横向きにして顔の位置を調節しました。これでもSpO2値が下がってきたら人工呼吸器をつけようと、様子をみていましたら、その後は起きてくれました。

看護師さんのがっつり吸痰で目も覚めたのか?spo
2はとてもよくなりました。


嚥下訓練こぼれ話その1

Mさん、今日のゼリーは焼きリンゴ味。とても良い匂いです。

看護師が「ほら、いい匂いでしょう?」とMさんに見せて匂いを嗅いでもらいます。じらすなあ看護師さん。

でもこれが大事。

これから食べるぞ、と意識をはっきりさせてからでないと誤嚥の可能性があるのです。

1日1個のお楽しみです。じっくり時間をかけて味わって下さいね、と言ってる間にもどんどん食べちゃいました。

はやいよMさん!
 






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