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医療型ナース・ディ


自由日記



【写真掲載については、ご本人やご家族に了承いただいてます】


 

特別支援学校見学

愛知県立名古屋特別支援学校を見学してきました
 

愛知県立名古屋特別支援学校に通学している利用者の方に対し、胃瘻を学校の看護師さんにて注入するための手技確認の依頼がありました。

良い機会なので、学校見学を兼ねて医師と看護師で出向きました。


胃瘻からの栄養をする部屋に子供達が集まり、先生や看護師さんもついて賑やかです。担当の看護師さんは慎重に、でもとても手慣れていました。担任の先生もずっと見守ってくれているとのことです。

先生方が教室や作業室を案内してくださいました。「予算がないので古い校舎ですが・・」とおっしゃっていましたが、子供達のことを思っていろいろな工夫をされていることがよく分り、私達も勉強になりました。

でもこの恵まれた学校生活は高校卒業まで。それ以降もこのような思いやりに溢れた環境を継続できるよう、私達にできることは何かを考えながら帰路につきました。


        




 

吸引機を新しくしました!

痰を吸引する吸引機は、当院に3台あり、さらに不要になった吸引機を寄付して下さる場合もあり、不足することはなかったのですが、

この度災害時に備えるためと、車移動の時も車で充電できるために、

吸引機を2台購入しました。

新しい物はやはりいいですね♡

痰の吸引こぼれ話その2


「バイオフィルム」とは何かご存知ですか?

容器の内側のぬめりはしっかり洗ったと思ってもなかなかすっきりしないことがありませんか?

これは細菌が作るバイオフィルムです。細菌は集団で固まりバリヤーを作って消毒液から自分たちを守ります。

吸引チューブ用の容器は、デイケアでは、いろいろな方が利用するため、どう清潔を保つかが大きな課題です。

細菌が残ってバイオフィルムを作らせないためには、容器をしっかり洗って、なおかつ煮沸消毒をするのが一番です。

しかしそれはかなりの手間と費用がかかります。

そこで医療型ナースディでは、プラスチックコップを毎回使い捨てすることにしています。業務用のジュースのコップです。

お持ちかえり用の蓋もついでに買って使っていますが、これが吸引チューブを突き刺すのに良い感じです。

「これいいね。自宅でも使おうかしら?」とご家族に言っていただきましたが、ご家庭で毎日捨てるとなると、コスト的にどうでしょう


  


 痰の吸引こぼれ話その1

Sさん、昨夜から痰がからんで何度も起きたそうで
今日はとても眠そうです。ここでねちゃうと夜寝れないよ、と一生懸命スタッフが起こすのですが、すぐに意識は遠のき夢の中へ。

Sさんは元々呼吸が浅くて、しっかりと起きていないと酸素モニターの値(spo2)が下がります。

体位を工夫してしっかり横向きにして顔の位置を調節しました。これでもSpO2値が下がってきたら人工呼吸器をつけようと、様子をみていましたら、その後は起きてくれました。

看護師さんのがっつり吸痰で目も覚めたのか?spo
2はとてもよくなりました。


嚥下訓練こぼれ話その1

Mさん、今日のゼリーは焼きリンゴ味。とても良い匂いです。

看護師が「ほら、いい匂いでしょう?」とMさんに見せて匂いを嗅いでもらいます。じらすなあ看護師さん。

でもこれが大事。

これから食べるぞ、と意識をはっきりさせてからでないと誤嚥の可能性があるのです。

1日1個のお楽しみです。じっくり時間をかけて味わって下さいね、と言ってる間にもどんどん食べちゃいました。

はやいよMさん!
 



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