第 17 話
「ヤットデタマン」
ついに飛空船が完成。
空を飛ぶ乗り物に乗れるようになったと言うことは、物語は佳境ということです。
こんなB級RPGにもうひと山ふた山の展開を用意する力は残ってなんかいないはずです。
さあ、地獄の糞読み込みゲームプレイ日記もあと少しだ頑張ろう!

とりあえず、空を飛んでおけ、主人公達よ!!


(さかなさかなさかなー♪)


え…魚? 海と空? 空なのに海?

いや、まぁ、それはいいや。

でもさ。
なんかこのデザインって悪役の乗り物っぽくないですか?

小原乃梨子と、八奈見乗児と、たてかべ和也が演じるキャラクターが搭乗して、妙な掛け合い漫才しつつ、「ポチッとな」っていうノリが想像できそうじゃないですか?


ともかく、乗ってみるといきなり自動走行で暴走しだしました。スピードが速くてちょっとびっくり。


このお魚船、見た目はこんなですが、性能は非常によろしいです。

このゲームのフィールド上というのはとにかくストレスがたまったものですが、この早さだけはなかなか爽快。
世界が小さいのもなお相まって爽快の相乗効果を生み出します。
それでも、このゲームの同期である、SFCにおけるテイルズオブファンタジアの乗り物とかに負けてるんですけどね!


そんな開発力を考えれば当たり前のことはさておき、舞台は大詰めを迎えています。

大ボス「ノーマ」のいる、ファルガスタを攻め入るには、ファルガスタからそれぞれ東・西・南・北に位置する4つの塔におもむき、それぞれの頂上にある結界発生装置を解除せねばなりません。
もちろん、この4つの塔にはノーマ配下の敵がいるわけで。

・噛ませ犬志望バラン
・変態女クリシュナ
・無愛想影薄アイン
そして、もう一人謎の人間が塔でパイク達を待ちかまえています。


まずは南の塔に入ってみます。
情報によると、南は噛ませ犬志望男が守っているようなので、鼻糞をほじりつつ安全パイを捨て打つが如く、余裕の勝利に浸れることは当然の理と言えましょう。

塔をのぼっていって宝箱を調べてみるとミミックが現れました。



……絵がエグい。
またまたぁ。サンソフトさぁん。
なんでまたこうも、このゲームはエグいドット絵が多いんだ?


そんな微妙な気持ちの中、頂上へ到達。噛ませ犬志望男バランとご対面。

ですが、噛ませ犬志望は詐欺まがいの如く、大幅にパワーアップしておりました。これでは噛ませ犬と呼べてしまうかもしれません。

全体攻撃と普通の攻撃でパイク達に襲いかかってきます。


でもこれだけ。攻撃2択。


所詮、噛ませ犬志望男でしたといいたいところですが、HPがやたらと高く、25000もあるそうです。
お陰様で、単調な作業と多大な時間を費やして勝利しました。ラスボスでもないのにこんな状況では、「ゲームは一日一時間」を守っている子が可哀想ですね。

結局、周りのザコ4回戦闘分の経験値を残し、バランは倒れました。せっかくなので、噛ませ犬二号に昇格させてあげましょう。

それでもまだ暴れ散らそうとするこの糞に、しみったれたガキが静止をかけます。

(いまさら、それを言う!?)

なんかしりませんが、噛ませ犬の心を砕いたご様子。
っていうか、貴方にこのガキは死ぬ勢いでなんども斬りつけられたんですが…?


とにもかくにも、バラン消ゆ。バイバイ、噛ませ犬。


残る結界装置はあと3つ。




・噛ませ犬二号 ×

・変態女

・影薄野郎

・謎の男


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