チェストリア、とりあえず、こんな国
(そうか…)
寝室に案内されたのですから、寝なければ筋が通りません。
ぐっすり眠りに落ちる主人公パイク。
ですがほどなくして、仲間達にたたき起こされました。
なんなんだよ! ふざけんじゃねーよ! こっちはねてんだよ!(昔いた会社の寮で、起こしに来てくれた同僚に「うっせえ!」と叫んだらしい経験アリ)
どうやら深夜というのはなにか手がかりをつかむためには動きやすいから行動するという話ですが、ハッキリ言って非効率的で、そんなことをする意味がわかりません。
どっちが本物のエルダーかを調べるための手がかりなんて、肝心の偽エルダーが牢にいるのに何から調べるんだ。
それでも仕方なさげにプレイヤーが操作する主人公達は、夜の街に繰り出します。
(やる気マンマンの乳さん。薄い本でも出しますか?)
と言っても東は吉原・鶯谷、西は飛田新地・十三、福原みたいなところに行くわけではありません。ただの城下町です。
なんとなく街はずれにあるサーカス小屋に行ってみます。
したらば、

見て下さいと言わんばかりの馬鹿にしたような手紙が。
プライバシーの侵害もなんのその、手紙の内容を確認すれば、この手紙の書き手であるサーカス団の団長ラムが変態女クリシュナの手先であり、自慢の蝋人形でかたどった偽エルダーを王女に近づけ、この偽エルダーを足がかりに国を乗っ取って、クリシュナに献上するぜぇー♪ という計画を練っているんだそうです。
ということでご都合主義に手がかり発見。
次の日、王女の御前にサーカス団の団長ラムを連れてきて貰い、証拠の品として手紙を王女に献上してみます。
たかだか手紙の一つ如き、濡れ衣だ! としらばっくれればいいのに、ラムさんは逆上。
王女をとっつかまえて、「近づいたら王女の命は無いぞ!」といいながらにげました。
で、このシーン。
他にこのゲームをレビューしている方がものすごく突っ込んでおられましたが、ものすごくやる気がみられません。
さらわれても王女の方を振り向きもしない兵士達。
さらわれたらさらわれたで、
「王女様を 助けて下さい」
しか言わない兵士達。しかも皆セリフおんなじ。
いい加減にしてくれ!
☆スペシャルライブ映像☆
★一人頑張るラムさんと無気力な出演者
色んな意味で無念の思いがよぎる中(あー、なんでこんなゲームのプレイ日記なんか始めたんだろう)、ラムを追って城下町へ。
珍しく、街の人のセリフが変わっています。
どうやら、サーカス小屋の方へ逃げたらしいです。なんでだ。
普通、そんな袋小路のところには逃げないだろう。街から離れるだろう。オイ。
あっさりラムの場所を突き止めるパイク達。
すると、ラムと王女の茶番が始まりだしました。
「いい加減に気付いて下さいよ、私ですよ。ピエールですよ」
と、言って王女の姿がピエロに変わる。
なんでおまえがっ!? と、驚愕のラム。

なんと、既にチェストリアはクリシュナのもう一人の手先、ピエールによって墜ちていたのでした。
驚くラムに、オーッホッホッホとクリシュナ登場。
占い師エマも実はクリシュナ本人ということでした。
配下のラムの動きには失笑モノだったが、まさか手紙までしたためているとは思わなかったとのこと。おかげでこのとおり、計画が狂ったご様子。
「ほう れん そう」
「ほう」こく
「れん」らく
「そう」だん
大事なんだなぁと思わせられるイベントでした。
皆も気をつけてね!
…ん? アルバートオデッセイ外伝は教育ゲームの可能性が微レ存…?
ねーよ。
ひとしきりクリシュナ一味の漫才が終わった後、クリシュナに促されてパイク達登場。
恥をかかされたラムが悲壮感漂う表情で襲ってきますが、何故か牢屋を抜け出した本物のエルダーがここでかっこうよく登場。

っていうか、なんでそんな高いところに。
その後、飛び降りるわけでもなく地味に降りてきたエルダーさんが戻って、ラムと対決。
特撮の変身シーンを待って戦ってくれる敵のようにエルダーが降りるシーンを黙って待ってくれる悪役の鑑。
が、強さは最近のボスに比べると屁みたいなもんでした。
ラムの正体は豚。
クリシュナとピエールは西の塔で待つと言って消ゆ。
あー、また面倒な事になってきましたよ、このゲーム。
動物虐待オデッセイ外伝 -続- |