弁天町は、弁天製薬の薬品研究所のお膝元とも言うべき町。都心から離れた郊外に位置するため、町を彩る風景からはどこかのんびりとした印象を受ける。
東京の高校に通う17歳の女子高生、御堂島
優(みどうしまゆう)は、ある事件がきっかけで転校を余儀なくされ、弁天町に住む父の友人鷹野宅に向かっていた。自分の中のもうひとりの人格「翔」とともに。
優が鷹野邸に着いたとき家の中には人気が無かった。
家族が外出した様子もない。あちこちから聞えてくる軋むような妙な音だけが、小さく低く家の中に響く。恐る恐る上がりこんだ家の中で、優は見た。人間の死体
――― いや、正確には、かつて人間の身体であったものの一部を!
緑色の肌、黄色い血液。これは本当に人間なのか?鷹野家の人間は無事なのか?
一体何が起こったのか?
1999年、春。
唐突にして大胆で類希なるその事件は、優の目の前で徐かに幕を開ける
―――
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