以前書いたブログ「TUZIE-珈琲を一杯」の記録です。
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TUZIE-珈琲を一杯2013-01


2013年3月28日木曜日
「KEN弦楽器工房」

 「あきたタウン情報」という地元の情報誌に、物作りの人を取材した「秋田手仕事File」という記事を何回か書くことになり、3月下旬に発売された4月号から掲載されております。こういった本作りの世界と接するのは始めてですが、取材させてくださる方と、カメラマンと編集者と私と、みんなの合作でできていくものなのだなーと感じております。

 様々な素材の物作りの人たちから、たくさんのことを教わりながら書かせていただくことになると思います。見開き2ページに写真と文章が掲載されておりますので、機会がございましたら、ぜひご覧ください。


 さて、第1回の記事に登場していただいたのは、KEN弦楽器工房の斉藤さんです。この画像は斉藤さんが製作されたバロックギターのサウンドホール部分を写したものです。きれいな模様の何かがサウンドホールの中にありますが、何だかわかりますか?

 立体ロゼッタという名称の部品で、装飾と音の調整の役割があります。実は、仔牛の生皮でできています。羊皮紙というのがありますが、それの仔牛版でヴェラムと言う素材になります。日本では羊皮紙という単語が使われますが、「生皮紙」という言い方にすれば、原皮の種類も選ばないわかりやすい言葉になったかもしれませんね。

 この精密な立体ロゼッタを初めて見た時、自分ではこの加工ができる気は全くしませんでした。今も、自分にはできないと思っています。ものすごく細密で、これをほとんどカッターを使って切っているというのですから、それはもう驚きです。作者のカッティングや切り合わせの技術と感覚が、常人の域を越えてすごいのだと思います。

 私もそうでしたが、革の世界にいる人でも、ほとんどの方は見たことも聞いたこともない作品だと思います。皮でこんな繊細なものが作られているのを知ることができるだけでも、何だかうれしい気持ちになります。

 日本のレザークラフトの中の生皮工芸とは、また一味違った表現の世界が感じられます。古楽器の再現作品の中でのパーツの一つですが、昔の工人はやはりすごかったのですね。(それを再現する現代人もすごいです!)

 KEN弦楽器工房の仕事場で撮影させていただいた画像をもう一枚。このダイヤルシックネスゲージはとても大きくて、私が持っている物と比べると、倍以上のボリューム感がありました。スタンド付きというのも良いですね。絵になる道具でした。

 KEN弦楽器工房の斉藤さんについてのもっと詳しい情報は、タウン情報の「秋田手仕事File」でご覧ください。と書きながら、このブログの右欄のブログリンクの「Luthier日記」は斉藤さんのブログです。毎日更新中。ブログからホームページにも移動できます。

 6/21〜6/23には秋田市大町ココラボラトリーで、個展も開催されます!!




2013年3月2日土曜日
「吃水ゲージまたはトースカン」


 吃水ゲージという商品名で販売されていた道具です。用途から言うと、トースカンと言ってもいいかもしれません。ペンを固定できるタイプが欲しくて探したところ、この製品を見つけました。この雰囲気は、けっこう好みです。


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 今年の1月は連続してブログの更新をしました。2月も何度か書きました。でも、今後の私の予定を考えると、記事を書く時間の確保が難しそうになっています。

 更新を怠る時期が過去に何度かありましたが、またごくたまに、忘れた頃に書くような感じになってしまうと思います。ふと思い出した時にでも、このブログを開いてみて下さい。忘れた頃に書かれた新しい記事が待っているかもしれません。

 更新するのを忘れられたブログが待っていた時にはお許しを。




2013年2月25日月曜日
「千秋公園工事中」


 ちょっと穏やかな天気だった2月のはじめ頃に撮影した、千秋公園の二の丸の写真です。売店がある所の広場です。冬の間に工事をしていて、様子がずいぶん変わるようです。

 芝生の広場が3つにわかれていましたが、それを一つにまとめて広く整備し直す工事をしていると思われます。下記のアドレスのPDFに、詳しく書かれています。

 千秋公園市民交流ゾーン整備計画


 広場の中央に、この写真にあるような植え込みがありましたが、すでに撤去されています。この周りでは、子供たちと何度も遊んで過ごしたので、無くなってしまうのが残念です。

 でも、広さが増して使いやすくなれば、もっと思い切り遊ぶ親子の姿が見られるかもしれませんね。

 花見やジャズフェスなどの会場にもなる場所ですが、広くなっても安易なイベントを増やしたりはしないでほしいと思います。劣化してきている公園の環境がさらに悪くならないことを願います。




2013年2月21日木曜日
「とあるホック打ち棒とヒシギリと」


 ホックのオス金具の頭に傷がついてしまう打ち棒があります。小も大もどちらも同様です。金具に穴の底が当たるのは悪いことでは無いのだけれど、底の形状が悪いのです。


 打ち棒の穴の底の形状を整えてると、このように問題は解決します。穴の深さはあまり変えていないので、打ち棒の穴の底は金具に当たっています。そのほうが、穴が深すぎる場合に考えられる変形も起きないので良いのだと思います。製造元と販売元には、穴の底の形状の改善に取り組んで欲しいですね。難しいことではないと思います。


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 先端から根本まで同じ幅でできていると説明されているヒシギリがあるのですが、実際には先端側が太くて、根本側が細くなっている製品が少なからずあるようです。この形状は、急に深く刺さったりして危ないのです。どちらかといえば、先細のほうが調整しやすいですし、先太は道具の調整の未熟な初心者にはとても危ないと思うので、避けるべき作りだと思います。これも改善して欲しいですね。ちなみに画像は、発売直後で研磨も今よりも程度が良かった頃の製品です。

 それから、これとはまた別のヒシギリですが、柄に対して刃がまっすぐに入っていない製品が多すぎると感じる物もあります。これは修正が難しいので、もっと丁寧に作って欲しいです。穴の開け直しも難しいし、刃を曲げて直そうと安易に考えて力を加えると、ポキッと折れてしまいます。




2013年2月12日火曜日
「サイトの表紙:2013.02.12」


 表紙のカービングを変えました。短期間に変更が続いて落ち着きが無いような気もしますが、どうもしっくり来なくって。

 教室の生徒さんのお休みの多かった時に、教室時内職みたいな感じで、ざざっと描いたパターンです。ほぼ最初の下描き的な線の通りにカービングしたのですが、パターン的にはおもしろみが足りないですね。このパターンから何段階か手を加えて、モチーフの組み込みを変えていけば、もっと良いパターンになるかもしれません。次回の表紙は、じっくりデザインできれば良いのですが・・・。

 今回の主な目的は、革と仕上げ法の組み合わせの確認でした。おおむね、望んだ通りの反応でした。

 ある程度の濃淡は出ていますが、染料などの着色剤は使っていません。

 色を使わずに色を出す。それは革の面白さの一つですね。




2013年2月12日火曜日
「ブレードホルダー」


ブレードホルダーと呼んでいる道具です。最初は、普通のLサイズのカッターの刃を1ピース折って使うという前提で考えました。前回のぎんすりと並行して考えた道具でした。


 画像の左側のホルダーは、Lサイズのカッターの刃を取り付けてありますが、ほとんど見えないほどに刃の先端だけ出しています。糊付きの芯材や裏地などの裏紙だけを切るときなどに使っています。

 右側は、曲線切り用の刃を取り付けたものです。ぎんすりと同じで、何本か用意してそれぞれ専用にして使っています。

 曲線切り用の刃に、幅決め用の定規を取り付けてみようと、最近ふと思ったのですが、良い仕上がりになりそうな加工法が思い浮かびませんでした。そのかわり、別の道具を用意したのですが、それはまた機会がありましたら・・・。

 ブレードホルダーは、ただ2枚の板で刃を固定するという単純な構造です。ぎんすりと同じで、本体の面取りをしたり、刃先が見えやすいように先端を斜めに削ったりすると、格段に使いやすくなります。

 刃物としては、ちょっと変なデザインかもしれませんが、軽量で使いやすいので、私はけっこう気に入っている道具です。




2013年2月10日日曜日
「ぎんすり:仕様変更あり」


 ぎんすりは、革の接着作業の中で、革の表面を一定の幅で荒らすための道具です。Lサイズのカッターの刃を2ピース分折って使います。柔らかい革にはあまり適しませんが、ヌメ革などのしっかりした革には、使いやすい便利な道具です。

 ぎんすりの最初の形は、私が作った木製道具でしたが、現在はガラスエポキシ製になっています。ご覧のような感じで、私は数本のぎんすりを、手の届きやすい所に掛けています。


 刃先を拡大するとこんな感じです。上段の3本は刃を出す幅を少しずつ変えてあります。

 下段の左側は、縁を残して荒らすことができるように、刃を加工してあります。

 下段の右側は、ぎんすり本体の先を削って、刃全体が出るようにしたもので、幅を決めない自由な横ずり用です。(刃全体を出す場合は、先を削って短くしないと、刃がしっかり固定できる位置に刃をセットできません。)

 このような感じで、何種類か用途によって用意しておくと、手早く作業ができて便利です。


 だいぶ前に撮影した写真ですが、実際にぎんすりを使って革を荒らした見本です。

 袋物用のとても柔らかい革や、塗装が荒らしにくい革では、使い勝手が悪くなる時がありますので、決して万能の道具ではありませんが、タンニン鞣しで腰があって自然な風合いの革には、使いやすいと思います。


 先端は、使いやすいように自分で加工して使っていただきます。画像の2本は、それぞれ底面を丸く面取りして削ったのですが、さらに右側は先端の尖った部分を少し削っています。底面に対して直角のイメージですね。

 この先端部の形状によっても、使用感が少し変わります。


 さて、最後に仕様変更について説明させていただきます。現在のぎんすりは、以前のぎんすりと仕様を変えております。以前のぎんすりは、刃を固定しやすいように、滑り止めの素材を本体の内側に貼り付ける仕様にしていたのですが、その滑り止めの素材の利用を取りやめました。

 私の最初の自作の木製道具に、滑り止めの素材を利用していたために、ガラスエポキシ製にしてデザイン変更をした後にも、滑り止め素材をそのまま利用していたのですが、いろいろと試しているうちに、間にワッシャーを挟んだほうが使いやすいことに気がつきました。

 以前のぎんすりよりも、ネジを1本増やして、2枚の本体の間にカッターの刃とほぼ同じ厚みのワッシャを入れました。これにより、刃の微調整がやりやすくなりました。刃の近くには、刃の固定用ネジが2本あるのですが、この2本をしっかりと締めて刃を固定します。

 少量ずつの製作している製品なので、在庫を切らしてお待たせしてしまう時もあるのですが、興味のある方は一度使ってみて下さい。




2013年2月6日水曜日
「ムッフ + ステンレスパイプ = ビームコンパス」


 前回の質問の答えは、ムッフ + ステンレスパイプ = ビームコンパス となりまして、上記のような状態になります。正解した方、貴方の観察力と想像力と直感は、なかなかのものです!!

 ビームコンパスは、意外と高価な物が多くて、その割にどこか華奢な作りのような気がします。それで、剛性感があって雑に使ってもいい感じのする物があっても良いのになと思った時があって、その時に考えてみたものです。

 数百円の金具2個とステンレスのパイプでできてしまうので、なんとも安上がりです。ムッフという金具は、理科の実験器具などに使われる金具で、いろいろな種類の物があるので、直定規に固定して使う物も可能なのですが、ステンレスのパイプのほうが安定性があるような気がしました。

 ちなみに、ステンレスのパイプはとりあえず1メートルの長さを使っているので、直径2メートル近い円の作図ができます。でも、こんな大きな円の作図が必要な作業がいまのところ無くて、まだ一度も使っていないのでした。

 直径70センチ以上の円の作図が可能なコンパスを持っているので、だいたいその範囲で間に合ってしまうのであります。

 しかし、用意したからには、何かに使ってみなくては!
 そのうち、きっと・・・・・。




2013年2月4日月曜日
「これは何ですか?」


 さて、これは何でしょうか?




2013年1月27日日曜日
「近頃の塩辛は塩辛くない」


 雪かきで汗をかくことが多かったせいでしょうか、塩気の強い物が食べたくて、塩辛をよく食べていました。

 時々、変に甘ったるい塩辛もありますが、これはクセのない食べやすい味にできていました。

 生のレモンがあればレモンをしぼりますが、無ければレモン汁のボトル製品をドバッと入れております。

 レモン汁は、塩気を感じにくくさせるような気がして、塩も加えます。でも、塩分17%の桃屋の塩辛と比べれば、はるかに甘口です。




2013年1月19日土曜日
「サイトの表紙:2013.01.17」


 サイトの表紙のカービング画像を更新しました。雪の影響で生徒さんがー人しか来なかった時に、適当に描いたパターンです。枠の部分に使う刻印を想定しながら描いたのですが、刻印の実物を確認しないでデザインしたら、刻印がはみ出してしまいました。

 あまりやったことのない仕上げをしてみたので、今後の変化を見ていきたいと思います。

 でも、この画像は早めに変える予定です。




2013年1月18日金曜日
「7分割ディバイダー的な道具」


 前回に引き続き、等間隔の当たりを付ける時に使うことのできる道具です。「Point.2.Point」という商品名です。木工の時に釘の位置決めにでも使ってみようと思って、試しに購入してみたものです。


 ふにゃふにゃして頼りない感じがしますが、最大で600ミリほど開きます。寸法精度はあまり高いとは言えませんが、修正しながらネジを締めて固定すれば、ある程度寸法を合わせることはできます。




2013年1月17日木曜日
「この道具を知っていますか?」



私が30年前から欲しいと思っていた、
とある道具があります。

若い頃は、
値段が高くて買うことができませんでした。

そろそろ買えそうだと思った頃には、
もう廃盤になっていました。

特殊な道具で、
同じ物はほかに販売されていませんでした。

もう手に入れることはできないと、
あきらめていた道具です。

それが、昨年ついに入手することができました。

画像の黒い箱の中に、
その道具が入っています。

あきらめていたものなのに、
大と小の2つのサイズの両方が、
いま手元にあります。

小さい箱は日本製。
大きい箱はドイツ製です。

ドイツ製の箱は、
少しゆがんで箱がきちっと閉まらなかったので、
金具を2つ追加して取り付けました。
最初は中央の金具一つだけでした。

中身は下の写真をご覧ください。
何かわかりますか。


 日本では、製図用品のウチダから販売されていました。商品名は「デザインデバイダー」です。実は、私は「等間隔ディバイダー」という名称で覚えていたのですが、どうもこの「等間隔ディバイダー」という名称は、私が勝手に名付けて覚えていたものらしく、「デザインデバイダー」が正式名称でした。

 もう何年も前に在庫限りの商品になっていたようで、小さいサイズのほうが先に廃盤になっておりました。大きなサイズのほうも、その後市場からは消えました。大きなほうは、5万円近い定価が付いていました。高いですね。


 開いた状態の画像を見ると、どのように使う道具かわかるでしょうか。(画像の中の直定規は150ミリの定規です。)小さなほうは長さ150ミリの製品で、最大約240mm開きます。そして、大きなほうは300ミリの製品で、最大約460mm開きます。

 画像を見てわかる通り、これは10の等間隔を示すディバイダーです。ある距離を10等分できると考えても良いでしょう。私だったら、「10等分ディバイダー」とか「10分割ディバイダー」とか「10等幅ディバイダー」というような名称をつけると思います。

 海外での名称は、英語では「10 point divider]・「Equal Spacing Divider」・「Spacing Divider」などです。ドイツ語では「Streckenteiler」と書いてありました。足は11本ありますので、「11 point divider] と書かれていることもありましたが、「10 point divider] と書かれているほうが圧倒的に多かったです。これらの海外での名称を知るまでに、何年かかったことか。

 英語での名称で検索すると、ある程度の情報が出てきます。長らくウチダの製品しか知らなかったのですが、海外でも同様の製品がありました。それを知った時には、とてもうれしかった!しかも、日本の製品よりも安く販売されている製品があるようでした。

 日本のウチダの製品は150ミリと300ミリの2サイズでした。ドイツの製品も150ミリと300ミリでした。アメリカやイギリスでは、6インチと12インチという表示になっている物が多いようでした。ミリとインチの違いはありますが、サイズはほぼ同じと考えて良いでしょう。

 私が入手した物を説明すると、150ミリの製品はウチダの製品です。京都の画材屋さんが持っていた在庫を偶然入手することができました。もちろん新品です。もう在庫を持っているお店は無いだろうと思っていたのですが、運に恵まれました。

 300ミリの製品は、ドイツのHAFF社の製品です。ネットの検索でも、そう簡単には辿り着くことができず、ようやく探し出したメーカーでした。

 海外製品を発見した当初、300ミリの製品はアメリカやイギリスで販売されている製品がいくつかあって、ネットで購入することを検討したのですが、日本に発送していなかったり、あるいは価格面でむずかしい物がありました。パキスタン製の製品もあったのですが、ロットもありましたしこれは対象外でした。何日も続けた一連の検索の終盤に、HAFF社の製品にも気がついたのですが、販売しているショップは見当たらず、購入の糸口が見つけられませんでした。そのため、一時は購入をあきらめかけていました。

 でも、ちょうどその頃に、教室の生徒さんでスイスに行く用事のある方がいて、その生徒さんにドイツ製品の探索をお願いしました。そして、スイス在住のお知り合いの方と一緒に探してくださって、300ミリの製品をドイツのメーカーから送っていただくことができたのです。運にも人にも恵まれました。

 教室の生徒さんKご夫妻と、スイス在住のTご夫妻に感謝です!!ここであらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 スイスのTご夫妻の奥様がドイツ人で、ドイツのメーカーに直接問い合わせをして下さったそうです。おかげさまで、30年前から欲しかった道具をやっと手に入れることができました。日本で廃盤になっていた製品を手に入れることができたというだけでなく、日本では150ミリと300ミリの製品は価格が2倍ほど違っていたものが、どちらのサイズもほぼ同じ価格で購入することができました。本当にありがたかったです。

 使いやすい場所に置いておきたいと思い、刻印ケースを置いているワゴンの中段に、専用の引き出しケースを用意して収納しています。良い道具が手元にあるのは、とてもうれしいものですね。

 便利な道具なので、6本足の「五等幅ディバイダー」程度の製品でもいいので、お手頃価格で日本でも再び販売されれば良いのにと思ったりしております。




2013年1月10日木曜日
「プレス機の平らなコマ」


 上の画像はハンドプレス機の平らなコマです。上のコマも下のコマも平らにできていて、直径は50ミリほどあります。大阪のレザークラフト フェニックス さんがオリジナルで販売されている製品です。

 私にとっては2つ目の平らなコマです。これ以前に直径30ミリの上下平らなコマを入手しておりました。それぞれ、私の中では使い途があるのですが、製品の仕上がりはフェニックスさんオリジナルのコマのほうが断然良いものでした。2つ目になる平らなコマを、購入するかどうか最初は迷ったのですが、購入して正解でした。

 上下のコマは精度よく仕上がっておりましたが、私は自分の好みで砥石で面を研ぎました。安定して研ぎやすい面形状でした。それから、手持ちのプレス機3台にそれぞれ取り付けてみたところ、プレス機側の精度に問題があるように感じましたので、プレス機側を多少削って上下のコマの合わせが良くなるようにしたものもあります。

 価格は1万円を切っていて、一点づつ手作り製作の製品の割に、購入しやすい値段に収まっていると思います。使い方の例などは、フェニックスさんのブログや販売ページから見ることができますので、参考にご覧ください。


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 さて、昨年のうちに「03革工の道具」ラベルでの記事を書くのを止めたのですが、ブログの更新をするとなると、どうしても工具に関する話も出てきてしまいます。

 そこで、「43道具の話」というラベルを新しく作ることにしました。道具の話をさらりと紹介できればと思います。革の道具に限らずに、適当に書くつもりです。

 次回も、私のとっておきの道具の紹介になる予定ですが、新年のまとめ書きはこの記事で最後にしますので、またそのうちに。




2013年1月10日木曜日
「欲しいな Stick Phone(スティックフォン)」


 何度か記事を書いたように、スマホ・タブレットPC・電子書籍端末を使ってみましたが、便利に使うことができるものだなと思いました。

 画面を指で触れて人が操作しているのはよく見ていましたが、なるほど自分の指先でも簡単に使うことができました。スタイラスペンを使うと、手書き入力などはさらに楽にできました。画像は私のスタイラスペンです。初めて使う私には比較の対象がありませんでしたが、娘によると使いやすいそうです。

 いくつかの端末に触れてみて思ったことは、私には電話としてのスマホは必要ないなということでした。手の平サイズのハンドPCとしては便利で気に入りましたが、電話会社が主力商品として売ることには、なんで ? と思うところもあります。

 もちろん、iPhoneが売れて後追いしなくちゃいけないのはわかるのですが、日本のメーカーには他のことを考えて欲しいなとも思います。スマホって高機能なのにどこか中途半端な気がするのだけれど、違うのかな・・・。

 タッチパネルの端末にいくつか触れる中で、私が欲しいと思った電話は、スティックフォン(stick phone)でした。あまり賢くなくて良いけど、形状がスマートで機能の少ない小型の電話です。アプリの練習を兼ねて描いてみたのですが、下の図のような感じです。


 冒頭の画像のスタイラスペンのような細長い形で、実際にスタイラスペンの機能もあるのですが、ペン機能はライトになっていたりしても良いかもしれません。タブレットPCと一緒に持ち歩く想定があるので、細いことや小さいことが製品の重要な条件になります。図のように胴を開く構造でも、胴をスライドさせる構造でもかまいません。通常の携帯電話にあるような、長さ方向の2つ折り構造にして短くできるというのもありですね。あるいは、コンパスのような回転軸のある構造もできそうです。扇子のように、開くとパネルが出てくるというデザインはどうでしょう。もちろん、全体的な形は、平らな感じでもいいですし、角っぽい形状でもいいですね。

 電話・メール・音楽プレーヤ―の機能と、タブレットPCをネットに接続する時に使うことができる、モバイルwifiが主な機能になります。電話とメール程度の簡単な用途の人はスティックフォン単体で持ち歩いて、もっとあれこれやりたい人はタブレットPCと一緒に使うと便利です。本体のメモリは32G程度が標準で入っていますので、本体に再生機能は無いものの、動画などのデータも持ち運びすることは可能です。

 最近目立ってきている音声技術よりも、手での操作性を高めるようなデザインを重要視した製品です。小さいのでデザインの制約はありますが、制約がある中でも様々な形が考えられますし、タッチパネル技術が操作性を向上させてくれます。そして、物理的なスイッチもいろいろな方式のものを導入することが可能です。スライド・ノック・回転(ひねり)式などのスイッチが考えられますね。そして、機能がしぼられていることで、使いやすい操作性を実現することができます。


 これはまたひどい図ですが、左は充電の図のつもりです。これでは実用性がありませんが、いろいろな形状や方式の充電が考えられますね。右は、周辺アクセサリーのー例で、キャラクターキャップです。飾りとしてだけでなく、マイクロUSB端子があるので、機能を付加したアクセサリーも利用可能です。メモリだったりカメラだったり。ミッ○ーがウインクすると写真がとれたり、三つ目の○楽君が額の目でシャッターチャンスを狙います。いやいや、もっとシンプルなデザインで・・・。

 30色ボディカラーというメモも書いてありますが、スタイラスペン部分のペン先も30色カラーの交換式です。マイクロUSB端子側のキャップも30色あります。全部で27000通りの組み合わせになります・・・が、ありすぎですね・・・15色くらいにしましょう。

 以上このような感じで、私の恒例の妄想は終了です。でも、スティックフォンは本当に欲しいです。あれもこれも何でもと、あんまり用途を広げなくていいので、小型の電話機能メインの端末があると良いなと思います。

 妄想も終わりですが、タブレットPC関連の新年集中更新も、ひとまず終了です。タブレットの扱いに慣れる目的もあって、連続で更新してみましたが、だいぶ使い方もわかりました。




2013年1月10日木曜日
「タブレットPCのスタンド2」


 角度自在のタブレットPCスタンド。


 立てぎみにするとこんな感じ。


寝かせぎみだとこんな感じ。

照明が写り込まない角度にできて、
安定感があり使いやすい。




2013年1月9日水曜日
「Ubuntu Linux で宛名印刷:Aprint」


2013.03.06<メモ>
 下記の記事の「Aprint」の最新バージョンv13.0ではラベル印刷が可能になっています。実際にラベルに住所の印刷ができることを確認しました。ただ、debug 情報を表示する機能が追加されていて、設定の一部の機能を使う時に、エラー表示が出ることがあります。これは、無視すれば問題なく使うことができます。今後、debug 情報 を表示しないバージョンへ変更する予定もあるとのことです。


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 Linuxを使おうと思う人が、どうしようかと悩んでしまう代表的な事柄に、ハガキなどの宛名印刷があります。日本の一般的なパソコン環境では当たり前に感じられるハガキの宛名印刷が、Linuxでは当たり前とは言えないのです。私もWindowsからLinuxにOSを切り替えてから何年か経ちましたが、当初悩んだのがホームページビルダーを使っていたサイト作りをどうするかということと、やはり年賀状などの宛名印刷をどうするかという事でした。ハガキの裏面は、ワープロソフトでもグラフィックソフトでも作ることができますから問題は無いのですが、宛名印刷に関しては実用的なソフトがなかなか見当たらないのです。

 サイト作りは、seamonkeyというウェブ総合ソフトの中のcomposerを使うことで解決しました。日本語環境では半角の空きが自動で入ってしまうバグがありますが、エディターで正規表現を使い、この半角空きを処理する方法でクリア出来ました。そして、宛名印刷はと言いますと、実はパソコンでの処理をあきらめて、最初は手書きで宛名を書いておりました。これはという解決策が見つけられなかったのです。

 その後はOpen Office(現在のLibre Office)の挿し込み印刷での宛名印刷もしてみましたが、どうにも段取りが面倒で、直感的に操作することが私にはできませんでした。また、Adobe Air で動作して、Linux環境で利用できるというハガキ作成ソフトもありましたが、私の環境ではまともに動作しませんでした。そして、現在はAdobe Air の Linuxに対するサポート自体が終わってしまったようです。

 そして、今年の年賀状はどうしようかと悩んでいた時に、Windows用のソフトを使ってみることを思いつきました。Linuxに移行した当初は、ときどき試していたことなのですが、久しぶりに試してみることにしました。ハガキの裏面を含めた、総合的なハガキ作成ソフトよりも、宛名印刷だけの機能のソフトのほうが動く可能性があると予想して、2〜3種類のWindows用ソフトをダウンロードしてみました。

 もちろん、Linux上でWindows用のソフトは普通には動きませんので、「Wine」というLinux上でWindows用のソフトを動かすためのソフトをインストールしました。Windows用のソフトが何でも動くというわけではありませんし、起動したとしてもすべての機能が使えるとは限らないのですが、「Wine」は数年前よりも進化しているはずなので、期待できそうな気がしました。

 そして、幸いなことに実用的なレベルで動作したソフトがありました。「Aprint」という宛名印刷専用の、Windows用のフリーソフトです。窓の杜やベクターでダウンロードすることが可能です。この記事の冒頭の画像は、「Aprint」を私のLinuxパソコン上で起動した状態でのスクリーンショットです。

 郵便番号枠への郵便番号の印刷も安定して行うことができましたし、横書き・縦書きともに、問題なく宛名を印刷することができました。ただし、フォントによっては縦書きの時にフォントの位置や向きが正しくならなかったり、数字の変換がおかしくなってしまうものもありました。でも、適切なフォントを選ぶと、問題なく動作してくれました。

 それから、住所の長さによって、自動的にフォントサイズを調整してくれる機能は、モニタ上では機能しているように見えるのですが、印刷するとフォントサイズが固定されて印刷がはみ出してしまいました。ですから、印刷のフォントサイズは固定して、適切な長さになるように住所を2つに分けておくと、良い感じに印刷することができます。住所を2つに分けるのは、住所録ではよくある仕様ですね。

 「Aprint」には、ハガキ以外にも各種の封筒への印刷機能もあります。また、郵便振替用紙への印刷機能も搭載されています。おそらくこれらの機能も問題なく使うことができるのではないかと思われます。郵便振替用紙は、私もときどき印刷することがあるので、次の機会に試してみるつもりです。

 Aprint の作者のホームページには、わかりやすい説明や画像などがありますので、どうぞご覧ください。Windowsユーザーにとって便利なソフトですが、Linuxユーザーも便利に使うことができるかもしれません。もちろん、それぞれの環境によっては、私と同じように動作するとは限りませんが、Linux上で宛名印刷をどうしようかと悩んだことのある人ならば、試してみる価値はあるソフトだと思います。


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 参考までに、私のLinux環境と操作のメモ書きは下記のとおりです。

 Celeron G530 搭載のマザー使用の自作のパソコン。
 OSはUbuntu 12.04。
 プリンタはブラザーのJ525N。ブラザーのドライバを利用。
 Wineは通常のリポジトリに入っていたバージョン1.4。

○「Aprint」で一人分住所を入力してからcsvで書きだして、項目と書式を確認する。その内容はヘルプでも解説されているので、ヘルプを参照しても良い。

○住所録をcalcで製作してからcsvでエクスポートする。エンコードはshift-jisにすること。UTF-8は、「Aprint」が正常に読み込めなかった。

○Ubuntu標準のエディタである「gedit」でcsvファイルを開く時には、開くダイアログでエンコードを指定すること。この時、shift-jisではなくてCP932を指定する。shift-jisでは正常に開けない。CP932はshift-jisを拡張したエンコード。

○用紙の設定を印刷する時に必ず確認すること。

 ほかにも自分なりの注意点や工夫はありますし、Linuxのために起こる動作不良かなと思う部分もありましたが、ここでは割愛いたします。全体としては十分に実用的なレベルで動作してくれますし、直感的に使うことのできるこのソフトとの出会いは、私にとってうれしい出来事でした。

 Linuxでの宛名印刷に悩んでいる方はお試しあれ。




2013年1月9日水曜日
「タブレットPCのスタンド」



 タブレットPC用にスタンドが必要で、このような形のスタンドを選びました。小物入れのような形に見えますね。


 立てて使う時に、角度は自由になりませんが、ほど良い角度で画面も見やすいです。タテ・ヨコどちらでも安定感はあります。実際にはこの状態で何かを見ると言うよりは、ただ置いておく時のスタンドとして使っています。


 小物入れ状のトレー部分にタブレットPCを乗せると、机の上で操作する時にちょうど良い角度になります。タブレットPCは、しっかりと固定されてすべりません。充電のマイクロUSBケーブルを差し込んだままでも、標準の向きで邪魔にならずに使うことができます。指先でも、スタイラスペンを持ってでも、片手だけで操作しやすいので便利です。

 もう少し角度を立てたいと思うときがあるので、角度を調整できるタイプも試してみようと思っています。




2013年1月9日水曜日
「2013年1月8日の朝」


 千秋公園に朝7時の鐘の音が鳴り響いた頃の写真です。場所は、千秋公園の坂の下で図書館の前。まだ街灯がついておりますね。街灯のそばにあるのは公園の案内図です。その後ろは、昔の城の堀跡の池です。真っ白でよくわかりませんね。

 街灯の前にある赤い物体は、スノーダンプなどと呼ばれる除雪の道具です。これを押して雪を寄せるわけです。工房からこの位置まではちょっと離れていますが、図書館前までの両側の歩道部分を、朝の除雪の時にスノーダンプで一往復しています。県民会館側は、和洋高校の職員も学校がある日はきれいに除雪するのですが、早い時間に一度私もやるようにしています。

 以前、小さい子供の手を引いて車道を歩く母親の姿を見たときに、街のデザインとしては歩道を確保したほうが良いなと思ったからなのですが、だんだんボランティアの雪かきスペースが増えてきてしまい、雪かきはかなり重労働になっています。かなりしんどいです。


 同じ場所から広小路方面を見て写した写真です。ぼやっとしているのは、この時は雪が降っていたからです。左側の建物が去年から「旧」を付けなくてはいけなくなった県立美術館。右側の建物が県民会館です。この先に、昨年できた通称「なかいち」という再開発区域があり、そこに新しい県立美術館もあります。


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 写真はあえて載せませんが、「なかいち」の周りの歩道は融雪装置が入っているところ以外はほとんど除雪されておらず、キャッスルホテルに面する側の歩道にいたっては、獣道ほどの道も無いという状態でした。敷地内だけはやっているようですが、それでは街の機能やデザインとしては良くないわけで、スノーダンプ一往復分でいいからやれば良いのにと思います。春まで市が1300万円を出して冬のイベントなるものが続いていくらしいのですが、その前の何か基本が足りないのかもしれませんね。

 「なかいち」の冬のイベントの全貌は知らないのですが、美術館の出入り口の付近に雪が山と積まれ、赤いコーンに足元注意と書かれたものが何本もあるのは、やはりデザイン的によろしくないように見えました。ぜんぜん美的ではありません。しかも、ビニールハウスの焼肉・ジンキスカンのお店がやはり出入口近くにできていて、美術館との組み合わせにこれで良いのだろうかと頭の中に?マークが点滅してしまいます。何だかよくわからない・・・。

 「なかいち」向かいの池では、水のスクリーンと称して膜状の噴水で水の飛沫をまき散らしているし、何をしたいのか本当によくわかりません。冬で雪が降っているんだもの、まず施設の周囲の歩道も含めて、しっかり除雪することから始めましょうよ。それが、冬のイベント以前の基本的な区域のデザインだと思うのです。

 賑わいを創りだすのが目的の再開発ではありますが、赤字を最小限にしてつぶれないで維持することが最大の目的になってしまいそうで恐いです。巨額な開発費とおそらく赤字の公費のイベント費の垂れ流しで、本当に街が活性化するのであれば良いのですが・・・。




2013年1月7日月曜日
「導入アプリ覚書」


「amazon apps」・・・アマゾンのアプリソフト・・・種類は少ないけど、アマゾンのアウントで有料アプリを購入する時に利用。

「amazon kindle」・・・電子書籍閲覧ソフト・・・読みやすい。

「adobereader」・・・PDFビュア・・・まだ使ったことは無いけど・・・。

「Blogger」・・・ブロガーアプリ・・・自由なレイアウトにはできない。

「シンプルタスクキラー」・・・タスクの停止・メモリの開放。

「ノートカレンダー」・・・カレンダー・・・試しに入れてみた。

「メモ帳」・・・メモ帳・・・これも試しに入れてみた。

「Evernote」・・・ウェブメモ帳・・・さらに試しに入れてみた。

「Jota+」・・・Jota+ (イオタ・プラス) テキストエディタ・htmlの編集に利用。サイトの表紙の一言欄編集用。

「Simpleaf free」・・・手書きメモ帳・透過背景にしてウェブ画面などを見ながらメモもできる。いつか役立つ気がしている・・・。

「Google日本語入力」・・・その名の通りのソフト。普段パソコン用を使っている。たぶん、使いやすい。

「7notes with mazec」・・・手書きメモ帳&mazec手書き入力。これはとてもお気に入り。有料アプリだけど、おすすめ。ブログの下書きにも。


mazecでの入力は、直接漢字を書いてもいい!
読みの「つじえ」と変換が一致しなくて
ちょっと入力しにくい私の苗字「辻永」も
簡単に入力できる。


「AndFTP」・・・FTP/SFTP/SCP/FTPSクライアント。「ESファイルエクスプローラー」のFTP機能で間に合ってしまうので、出番なし。

「Ftp server」・・・Ftpサーバー。アンドロイド端末をFTPサーバーにしてしまう。パソコンから簡単に接続できる。

「DIGI時計ウィジェット」・・・時計ウィジェット。ホーム画面の時刻表示に利用。

「EnglishUpgrader」・・・TOEIC運営団体(IIBC)が提供する英語学習アプリ。なんとなく入れてみたけど。使うことがあるのか?怪しい!

「ESファイルエクスプローラー」・・・高機能のファイルマネージャー。LANでパソコンに接続したり、FTPクライアントとして利用できたりもする。

「File Expert」・・・こちらも高機能なファイルマネージャー。甲乙つけがたし。

「FlashAir」・・・FlashAir純正アプリ。最新アンドロイドへの対応アップデートに期待。

「OLYMPUS Image Share」・・・flashairから画像の取り込み。1枚選択・複数選択・全選択可。アートフィルターも搭載。このアプリはとっても便利。

「Photo Editor」・・・写真編集アプリ。主にリサイズに利用。多機能。

「Aviary」・・・写真編集アプリ。画像にフォントを加えることもできる。

「Snapseed」・・・写真編集アプリ。フィルタ操作充実。(2012.01.09に追加)

「images easy resizer」・・・.png←→.jpg 変換。リサイズ。(2012.01.09に追加)

「Art of Draw & Paint」・・・ドローイングソフト
「Picasso」・・・ペイント・スケッチ
「Sketch Lover」・・・スケッチ・ペイント
「SketchBookX」・・・スケッチ
以上4つは、ペイント・ドローイングソフト。なんとなく入れてみた。


「Music Folder Player Free」・・・フォルダごとに音楽ファイルを表示して再生することができる。私には使いやすい機能。

「SoundHound」・・・楽曲検索。ちゃんと曲を探してくれる、賢いソフト。

「TuneIn Radio」・・・ネットラジオチューナー。日本はもちろん、世界のラジオ局のネット放送チューナー。

「XiiaLive」・・・SHOUTcastチューナー。仕事部屋のBGM用スマホでの利用頻度が最も高いので、有料版を使うことにした。

「NHKネットラジオ らじる★らじる」・・・ほかのラジオチューナーソフトをいれた時に、一緒に入れてみた。通常のラジオと一緒にかけると、ちょっと時間差があるみたい。

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下記のアプリは、最初から標準で入っていたもの・・・だと思う。(本当にそうだったのか・・・実は、あまりよく覚えいていない・・・)

「chrome」・・・ウェブブラウザ
「youtube」・・・youtubeアプリ
「google play ストア」・・・アプリダウンロード用途で利用
「google play ミュージック」・・・音楽プレーヤー




2013年1月7日月曜日
「FlashAir:無線SDカード」


 東芝のFlashAirという無線Lan内蔵のSDカードがあります。Nexus7とカメラの連携のためにこのカードを使い始めました。

 Nexus7はUSBメモリやSDカードの類を、USBで接続しても標準仕様では認識しません。購入してから知ったことだったのですが、これは予想外の仕様でした。有料のアプリを使うと認識させることは可能なのですが、googleにクレジットカード情報を登録したくないし、まだギフトカードも販売されていないので、wifiでSDカードを認識させるようにFlashAirを使うことにしたわけです。

 パソコンとの接続に関しては、自宅の無線LANかFTPで接続することが可能なので、データの読み込みや書き出しは問題なく行うことができます。手早く単独でメモリを接続する必要があるのは、カメラのSDカードくらいでした。wifiカメラを購入しなくても、wifiのSDカードがあるのですから、実に便利なものですね。

 ちなみに、Nexus7側からパソコンへの接続は無線LANを使い共有ファイルに接続し、パソコン側からNexus7への接続は、FTPを利用するようにしました。アンドロイド端末をFTPサーバーとして設定するアプリが何種類もあり、それぞれ操作も簡単なものでした。簡単で手早く利用できるので、FTP接続は気に入りました。

 さて、FlashAirに話は戻りますが、このカードに内蔵されている無線のon/offは、ある決められた画像に対するプロテクトのon/offの設定によって切り替える仕様になっています。本当は、標準で最初から決められている画像があるのですが、私のカメラの再生機能ではその画像を表示することができませんでした。同様の現象が起こることは少なからずあるようで、その解決策としては、画像の保存先を変更するなどの方法がネット上では紹介されておりました。

 でも、私は画像そのものを差し替えました。保存先のフォルダや画像のファイル名は標準のままで、画像データだけを実際に使用するカメラで撮影した画像に差し替えました。その画像が冒頭の画像で、FlashAirのパッケージの一部を撮影したものです。これでカメラの再生機能で画像が表示されるようになって、on/offの操作が可能になりました。

 それから、設定ファイルの記述は、ネットの記事を参考にして一部書き換えました。詳しく書いてくださっているページが検索で見つかりますので、詳細は省略します。

 FlashAirが動作しないカメラもあるようなので、私の使用したカメラについての情報も書いておきます。私が使用しているカメラは、リコーのCX4です。東芝の製品サイトにある動作確認機種には入っておりませんでしたが、問題なく動作しております。ご参考まで。


 それから、FlashAirと接続して画像を取り込むためのアプリとしては、東芝の純正のアプリがあるのですが、最新バージョンのアンドロイドのNexus7ではちゃんと動作しないようでした。私が東芝のサイトで見た時には、アンドロイド4.0までが推奨OSになっていました。現在のNexus7のOSは4.2なので、そのうちに動作するようにアプリの更新があると思われます。

 専用のアプリが無くても、ブラウザからカードに接続することは可能です。でも、ひと手間多くかかり少々面倒です。そのため、オリンパスが公開している「Ol.share」というアプリを私は使っております。上の画像が起動画面です。こちらは動作も正常で早く、自宅のwifiとFlashAirのwifiの切り替えも自動で行われます。画像を取り込むときは、1枚ずつ選択もできますし、複数選択や全選択も簡単にできます。とても使いやすいアプリです。


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 タブレットPCを使えるようになるために、練習を兼ねて書いておりますが、だいぶ慣れて来ました。この記事は、タブレットPCとデスクトップPCの両方から編集しながら書きました。

 使い方の練習と操作などの覚書を兼ねて、あと数回PC絡みの記事を連続して書きます。




2013年1月6日日曜日
「タブレットPCなど」


 スマホやタブレットPCが注目されている近ごろの世の中ですが、iPadの登場から何年か経ち、googleやamazonからも手頃な価格の戦略的な端末が発売されるようになりましたので、いよいよ普及していくことになりそうですね。

 そこで私もご覧のような3台を準備しました。左から、HTCのアンドロイドスマホisw-12ht・amazonの電子書籍端末 kindle paper white・googleのアンドロイドタブレット Nexus7 です。

 スマホは、デンワとしては契約していないので、wifiの小型端末として使っています。主に仕事部屋でのBGMとして、インターネットラジオなどを聴いています。その前は、デスクトップPCで音楽を聴いていたので、たいへんな省スペースになりました。スマホは値段が高すぎると私は思うのですが、これは8,500円くらいで購入したものです。日本のメーカーが、NTTやauやSoftbankに気がねしないで端末を流通させることができたら、おもしろくなりそうですが・・・。

 kindle pw は、Eインクという電子書籍専用の表示がどのようなものかを体験してみたくて用意しました。実際に使ってみたところ、使いやすくてストレス無く読むことができました。なかなか本を読むこともできずにいたのですが、これで少しは本を読めるようになるかもしれません。

 Nexus7は、アンドロイドOSを公開しているgoogleの端末ということですので、おそらくアンドロイドOSとの相性も最良のものだと思いますし、操作性も良く液晶もきれいな機種です。最初は10インチくらいの機種を考えていたのですが、実物を見てみると7インチでも十分だと感じました。

 アンドロイドはLinuxをベースにしたOSなのですが、何年かするとスマホやタブレットに利用できるオープンなOSがアンドロイド以外にも増えるかもしれませんね。

 この投稿は、Nexus7でmazecという手書き入力ソフトを利用して書いております。いろいろと試しながら練習中です。

 あとは使い慣れてから、ケースやカバーを作ってみようと思います。デザインも機能も、単純なものにするつもりです。




2013年1月5日土曜日
「去年のパソコン」

 昨年は、パソコンの更新年と言っても良いような年でした。上の画像の右奥の木箱パソコン作りから始まって、中央の黒いケースのタイプは2台組みました。ケースと部品を買って組み立てるだけですし、2万円前後のお手頃価格で組んでいます。

 黒いパソコン2台のうちの1台は、インテルのATOMという省エネCPUのマザーボードを使ったので、動作が遅めです。起動だけでも早くしたいと思って、ハードディスクの部分を、SSDにしました。

 5400rpmのハードディスクで35秒ほどかかっていた起動時間が、16秒ほどで立ち上がるようになりました。もう少し性能の良いCPUのパソコンでも起動時間の変化を試してみたのですが、7200rpmのハードディスクで15秒ほどの起動時間が、SSDでは8秒ほどになりました。

 起動時間や動作が遅いと感じたら、SSDを試してみるのも一法ですね。ちなみにデータ量を必要としない用途のパソコンだったので、SSDは32Gで4000円以下の安価なものを使いました。


 何年か前に流行ったネットブックと言われる小型低性能のノート型のパソコンも試してみました。私のパソコンはみんな有線のLANを利用していて、無線LANを使っている物がありませんでした。ubuntu Linuxで無線の設定をしたことが無かったのと、bluetoothも設定したことが無かったので、安いパソコンで試してみたかったのです。

 Linuxを使い始めた2006年ころは、まだ無線の設定などがわかりにくくて、私には手が出せなかったのですが、今ではとても簡単に設定できるようになっていました。私の知識や経験も多少は増えたと思いますし、ずいぶんとシステムの操作がわかりやすくなってきたのだと思います。

 値段は格安と言ってもいい1万円台の半ば位でしたので、性能もそれなりの物です。インターネットブラウザを使うとか音楽を聴くといった、負担の少ない用途であれば、あまりストレス無く使うことができます。実のところ、さしあたっての使い道はあまり無いのですが、バックアップのハードディスク代わりにしながら、製品画像の確認などに使っています。




2013年1月5日土曜日
「パソコンメガネ」


 JINS PC というパソコンメガネを買いました。短時間でもパソコンの画面を見ると目が疲れてしまうので、かなり期待をして使い始めました。レンズには薄い色が付いています。ブルーライトを50%カットする仕様と説明書に書いてありましたが、なるほどメガネを掛けていると、目の疲れが軽減されるような気がします。もちろん、長い時間になると、それなりに疲れるとは思います。

 ブルーベリーエキスのサプリメントも同時に摂り始めましたので、目の働きが良くなってくれることを期待しているところです。

 この記事は、最初はタブレットからbloggerアプリを使って投稿してみたのですが、レイアウトなどを思うように調整することが出来なくて、結局パソコンで修正しました。なかなか思い通りにはできないようで・・・。




2013年1月4日金曜日
「ヘビ革じゃないよ、革へビだよ〜。」


 まずは、今年もよろしくお願い致します。巳年と言うことで、革へビ君にサイトの表紙に登場してもらいました。ヘビ語で「2013年良い年にしたいです~。よろしくお願いします~。」と、カードには書いてあるということになっております~。


 呑んべ―なヤツで、御神酒を仕事部屋に置いていたら、ちゃっかりとー杯やりに来ていました。ほそ長い身体つきのわりには、気が短いようなのですが、今年は細く長くで地道に進んで行くのが目標とのことです。何でも丸呑みしてしまう悪いクセもありますが、少しは考えてからロにすることにしたいと思っているようです。

 時の流れがあまりにも速すぎて、また始まってしまったと感じてしまうこれからの一年ですが、たくさんの良いでき事が待っていますようにと、心から願っております。

 ところで、妻が昨年12月に足の骨を折ってしまいまして、2週間ばかりですが完全に主夫状態になっておりました。わずか2週間でしたが、主婦って大変な仕事なのだなーと、身にしみて思いました。

  れに加えて、雪も思っていたよりも早く積もってしまったので雪かきも大変でありまして、諸々のストレスからどうにも食欲が止まらなくなってしまいました。おかげで、年末年始は間違いなく体重が増加してしまいました。ヘビのように何でも呑み込んじゃうぞ状態で、満腹感がなかなか得られません。でもこのままでは良くないので、ヘビ並みとは申しませんが、これから少しはスリムな身体になりたいと思っております。

 昨年の後半は、ブログの更新を全然行わなかったのですが、今年のはじめはいくつか続けて書いてみたいと思っております。



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