エルシオ玉川上水から玉川上水を守りたい
◆2007年9月4日更新◆
不法行為に対する謝罪要求
平成19年7月19日付け書簡にて、エルシオ玉川上水マンション計画の事業主である西武鉄道、
西武不動産販売の両社長宛に、建設工事に関連して、数々の不法行為(法律違反)、地域住民への迷惑行為、
裏切り行為を犯している事に対して正式な経緯報告、見解、謝罪を求めた所、平成19年8月23日付け書簡では、
不法行為(法律違反)、迷惑行為に対して一切の謝罪がないどころか、その認識がまったくなく、
未だに法令遵守を宣言している有様です。
社会的責任を果たすどころか、他人に迷惑を掛けても謝罪が出来ないと言う、致命的な企業姿勢の現れです。
「エルシオ玉川上水」工事協定書交渉進捗報告
マンション建設工事が着工してから7ヶ月経過しておりますが、
現時点で当会(『玉川上水駅隣接高層マンション建設の周辺環境への影響を考える会』)との工事協定書が締結できておりません。
締結の合意に至らない理由は、地域住民を軽視し経済合理性のみを追求する西武側と、
地域の自然環境・住環境を守りたいと考えている住民との間に大きな隔たりがあり、
月に1回程度の割合で交渉進めておりますが、未だに協議が決着できません。
また、一般的な高層建築物の建設における迷惑料等に相当するの近隣対策費を、玉川上水の自然保護に役立てるように提言しておりますが、
提示された金額は数十万円規模であり、とても満足の行く対応は望めないような回答しか得られていません。
「生コン車試走」
5月30(水)に行われた生コン車試走ですが、
大型車とのすれ違い時に歩道に乗り上げたり、夕方には大きな渋滞を巻き起こしたりと、危険が伴うことが確認されました。
しかしながら、西武側は大きな問題はなかったと判断しており、試走時の計画よりも30分だけ終了時間を切り上げた計画を提示しました。
当会では、安全を考慮した常識的な計画となるように見直すことを、6月7日に要求しました。
「PCB問題」途中経過
西武側から口頭にて、PCB廃棄物の保管方法について説明を受けました。
保管場所は屋根なしの雨ざらしで、下はコンクリートを敷き詰め、立ち上がりは200mm程度。
排水は降雨後に都度、作業員がPCBが漏れていないことを確認した上で、バルブを開き地下浸透させるとの説明。
この方式で行政の承諾を取っているとのことであったので、行政担当者の連絡先の提示を求めましたが、なぜか拒まれました。(※)
PCBが入っていないほとんどのトランスは移動したが、PCB入りトランスはマンション工事現場の隣接地から移動していないとのこと。
正式な保管場所へ移動後、現置き場の土壌調査を実施し、住民向けに結果を説明する予定とのことです。
特別管理産業廃棄物保管基準による
PCB廃棄物の保管例として記載されている絵
を見ると、建物の中に、さらに保管のための小屋があるように思えます。
保管例に記載されている主な内容(抜粋)
・周囲に囲いが設けられていること(第1号イ)
・屋内保管が望ましい
・高温にさらされないための処置(第5号イ)
・PCBが飛散・流出・地下浸透しない処置(第2号)
・雨水等による腐食防止のため、例えば定期的な塗装や屋内に保管すること
(カッコ内の(第1号イ)などは、廃棄物処理施行規則第8条の13で規定されている箇所)
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玉川上水駅隣接高層マンション建設の周辺環境への影響を考える会

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