★メール紹介・Q&A 第7回 2001/03/04
●志摩夏樹 さん [Mail] [HP] からのメール
こんなにきちんと沢山の方が、私たちの応募作を読んで下さってらっしゃったんだな、と頭の下がる思いが致しました。今後は下読み役の方々に「面白い」と言って頂けるのが目標だな、と具体的に“相手”が見えた気がしました。
○和田曜介のコメント
一人の新人作家を世に送り出す裏側では、たくさんのスタッフが働いています。下読みさんは編集部の外にいる人間ですが、長年、出版界で仕事をしている、その道のプロです。
下読みさんが、思わず「すごい作品があったんですよー!」と叫びながら編集部に電話をかけてしまうような、そんな応募作品をお待ちしています。
●nao さん [Mail] [HP] [HP] からのメール
(第6回のQ&Aの「未発表作品の定義」について)
このたびは、丁寧なご返答していただき、ありがとうございました。大変参考になりました。
ほかのQ&Aも読みましたが、いちばん驚いたのは、C評価でも「小説として、普通におもしろく読める」ものなのですね。
入選するには、大変なのだなぁとあらためて実感しました。
○和田曜介のコメント
有名作家の作品はブランド商品ですから、普通に面白ければ十分に商品価値があるわけなのですが、無名の新人の作品は未ブランド商品なので「普通に面白い」だけじゃダメなんですね。新ブランドを創業してデビューするためには、編集部が読んだ時に「誰か既成のプロ作家の原稿を1本ボツにしてでも、その新人の原稿をねじ込みたい」と思わせるくらいに面白い! そういう作品が必要なんです。
既成のプロ作家に衝撃を与えるような、是非そんな作品を書いてほしいと思います。
がんばってください。