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'99.1.3.更新

あなたは 人目の訪問者です

 

1999

 

 

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明けまして、おめでとうございます。ホームページへようこそ。'99年が始まりました。今年の新年は関東地方、このホームページの発信地の神奈川県の平塚地方は快晴で始まりました。

 

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'99年の初日の光です。穏やかな年明けでしたが、年明けの恒例となっている箱根駅伝は、何か'99年が激動の年であることを予感させるような、大きな波瀾が生まれたレースになりました。優勝候補と目されたY(山梨学院大学)K(駒澤大学)K(神奈川大学)が思わぬレース展開となってしまい、優勝は順天堂大学でした。'99年は予想や予測が難しい年であることを暗示しているかのような結果です。世紀末も二年間になり、果たして二十一世紀に向かう地ならしはどのような形に落ち着くのでしょうか?

 

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'99年は予想や予測が難しいものに私には思えます。私自身の運命に就いても当然のことながら同じことがいえます。ですが、レースの結果がどのようなものになるにせよ、駅伝のランナーたちはたすきを受け渡すために懸命に走らなければなりません。駅伝の場合は私はただの観衆として声援を送っているだけですみますが、自分の生活や仕事となれば観衆の立場で居るわけにもいきません。自分なりに最善を尽くさなければならなくなるでしょう。よい結果が生まれれば笑顔にもなれ、うまく行かなければ悔し涙もこぼさなければならなくなるかもしれません。初詣のお賽銭を奮発して神様を買収してみてもうまく行くとは限りませんが、まあ、結果は「神のみぞ知る」ということなのでしょう。

 

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ランナーの前には広報車や先導の白バイが走っています。テレビで見る古い箱根駅伝のフィルムでは、先導の白バイがアメリカのハーレー・ダビッドソン・ポリスタイプだったりして、アメリカが戦後の日本のペースメーカー役をしてくれていました。駅伝では白バイは選手のペースメーカーにならないように、選手と一定の距離を保ちながら運転されています。これはすごい運転技術だと思うのですが、神経の方もすごく消耗する仕事だと思います。選手がペース配分を考えて走っているのは当然であったとしても、白バイの方もただ闇雲に走って見せればいいというものでもありません。

 

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現在では、先導の白バイはホンダでしょうか、国産のものになっています。戦後の日本経済は欧米社会に「追いつけ追い越せ」とばかりにひた走ってきました。そのおかげで白バイも性能のよい国産製品になったとはいえ、日本経済はバブルで大きくコケてしまい順位を落としてしまいました。身長や体重は世界で第二位の大きさなのに、競争力は香港やシンガポール以下になってしまったのです。トレーニングを怠ったために、足腰が弱くなってしまったのでしょうか、それとも今まで順調だったために気が緩んでしまったのか、欧米社会にも日本を声援してくれている人達は居るというのに、その応援の声までが腹立たしく感じられる人まで日本の中には存在するのです。コケ方があまりにひどかったので、自分で自分が腹立たしく感じられるのでそういう反応の仕方をするのだともいえるかもしれませんが、ここは我慢のしどころではないかと私は思うのです。

 

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これまであまり大きな失敗の経験をしてきていなかった人が躓いた時、その精神的な落ち込みは、何をやっても余りうまく行ったためしがない人が失敗した時よりもはるかに大きいのは当然です。もてるのが当たり前と思っていたハンサムな男性がはじめて女性に振られたときの落ち込みは大きく、あまり女性にもてた経験の無い男がはじめてもてたときの喜びは大きいということではあっても、そのような男性が振られても「またか」と思うだけでさしたる落ち込みがなのかもしれません。このいずれの場合も後者の気持ちは私は経験上実感としてよくわかるものであっても、前者のほうはあくまで推測の域を出ませんが、なんとなくそう思うのです。

 

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しかし世界には日本がもう一度奮起することを期待している人達も居ます。また奮起してもらわなければ困る人達もいます。今日本に倒れられては困る人達もいるのです。それらの人達は沿道で声援を送っている人達のように、心の中で旗を打ち振っているのかもしれません。それはけしてナショナリズムを高揚させる意味の旗ではなくて、ルールの中で競う経済のレースと自分達の生活のために打ち振る旗だと思います。戦後日本はがむしゃらに走ってきたかもしれません。ですがこれからは賢く考えながら走って行かなければならないのかもしれません。世界の人達の声援にこたえるためと自分自身の誇りと栄誉のために。誇りや栄誉は必ずしもオカネを持っているということだけで得られるものでもないですから......。オカネがあることは人々の羨望は得られてもそれ以外のものにつながるとは限らないと思うのです。

今年の箱根駅伝は、どんな名門校や伝統校も不動ではないということを見せ付けました。そしてどんなに前評判が高くても、実際に勝つことの難しさを示しました。まるで'99年がそんな年になるのではないかと予感させるようなレースでした。あるいは激動の'98年の日本の状況はまだ終わってはいないということを暗示させるようなレースでした。

三が日も明ければ私も小さい舞台とはいえ自分のレースをはじめなければなりません。年の初めの心構えにもさせてもらえそうな興味深いレースを見せてくださった選手の方達には感謝します。選手たちが来年どうなるか、皆さんは来年はどうなっているか、そして私は来年どうなっているか、そのためにも私を含めてこの一年間を精一杯やってみようではありませんか。これがこのページからの年初のメッセージです。

 

このページの作成は Hasegawa Study Assisting (HSA)でした。HSAでは中学生・高校生の英語・数学の個人・個別指導を承っています。対象地域は神奈川県平塚市・大磯町・二宮町・伊勢原市などです。またHSAでは英文翻訳も承っています。英文の日本語訳や日本語の英語訳など、ご要望がありましたら下のメールに書き込んでくださるかお電話で御知らせください。

 

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Tel:0463(32)4971

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よい年でありますよう !

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