榕 江 地 域



(車江:三宝トン塞トン族の村のシンボルである鼓楼とトン族の普段服を着た女性)

榕江地区は省都である貴陽市から東に150km程ある凱里市から
更に南の山岳地帯へ170km程入り込んだトン
部落に近い
都柳江川沿いの山岳地帯の村々である
榕江市の近くの車江はトン
で2番目に大きな鼓楼がそびえ、
トン
の伝統文化が日々の生活の中に息づいている村である
更に山岳部のでこぼこ悪路を20kmほど踏み入ると
山の中にひっそりとしたトン部落が現れた
行きに雇った車の運転手は、3時間後に迎えに来るという
約束で帰して、最初の本格的部落探訪を試みた
その部落は山中の辺鄙さもあって、まさに50年も前の
タイムスリップした世界を味合わせてくれた

 榕江市
榕江市:市内の通りで結構開けている 榕江市:今夜の宿泊は海天賓館(60元=900円)
車江村:トン族部落(2月17日)
(12月17日、いよいよ本格的な少数民族部落の探訪のスタート。乗り合いミニバンに交渉し、先ず近くのトン族部落である車江村まで歩を進めた。)
車江村:村は昔ながらのトン族様式を守っている 車江村:若い娘さんが今日のお祭りの為、髪結い中
トン族女性は、髪を切らずに伸ばし続けるとのこと
車江村:田んぼから藁束を担いで部落へ橋を渡る 車江村:どこまで藁束を担いで行くのだろう
車江村:川で叩き洗い洗濯をする女性 車江村:川の向こう側でも叩き洗い洗濯をする女性
車江村:村の中の通りで湯を沸かす 車江村:屠殺されたばかりの新鮮な牛肉
車江村:機織りをする女性 車江村:「お茶でも飲んで行きなよ」と誘われて
車江村:鼓楼で合唱する白衣装のトン族女性 車江村:お祭りで正装衣装のトン族女性
車江村:鼓楼で合唱のスタンバイするトン族女性 車江村:鼓楼で合唱するトン族女性(100名位)
宰蕩村:トン族部落(2月17日)
 (車江村は榕江市から近いけれども、トン族文化が色濃く残っている村であった。次に訪れる宰蕩村は、ここから20kmも山岳地帯に入らなければならない。改めて通りかかった乗り合いミニバンを止めて、交渉をした。宰蕩村は深く山岳部に入るため、通常乗り合いミニバンも入り込まないが、片道100元(1500円)、帰りの迎え100元と乗車料金を弾んで交渉成立した。部落で3時間ほど留まって見物したいため、迎えに来てもらうことにした。でこぼこの細い山道を1時間ほど入ってやっと宰蕩村に着いた。ミニバンは来た道を帰って行った。戻ってくるだろうか?)
宰蕩村:トン族部落の入り口 宰蕩村:トン族部落の中央部を流れる川
宰蕩村:山あいのトン族部落 宰蕩村:山あいのトン族部楽(中央に鼓楼)
宰蕩村:屋根の上で憩う鶏たち 宰蕩村:トン族最古の鼓楼
宰蕩村:のこぎりの目立てをする老人 宰蕩村:水汲みの女性
宰蕩村:子供たちは現代風ファッション 宰蕩村:さようなら
(訪れた宰蕩村部落は外界から閉ざされていて、期待に違わぬ古いトン族文化が人々の生活の中に息づいていた。女性はトン族衣装をまとい、棚田での稲作で生計を立てている。しかしながら、子供たちだけはトン族衣装を着ようとせず、現代風の装いである。彼らは大きくなったら、きっとこの部落から離れて行ってしまうのであろう。)
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