従 江 地 域

(銀潭村:二つの鼓楼がある山奥のトン族部落)

従江地区は先の榕江市から更に都柳江川沿いに80km程
南東に入り込んだトン族、ミャオ族部落のある地域
部落は皆山奥深くにあり、そこまでの足の確保が難題だ
お金に任せて車を雇ってしまえば簡単だが、
それでは面白くないので、いろいろと試みてみた。
タクシー、乗り合いミニバン、ヒッチハイク、
そして、どれもNGの場合は山中をテクテク歩く
カシオの電子辞書片手に交渉しながらの探訪となった。
(12月18日〜20日)

榕江−>従江:従江への道は都柳江川に沿っている 榕江−>従江:この地域へも高速道路が進む
芭沙村:ミャオ族部落(12月18日)
 (12月18日、次の目的地である従江地域へ向い、都柳江川沿いに進む。こんな山奥深くまで、既に高速道路建設が進められている。これが通ると、凱里から深い山岳地帯を縫って山の中のアップダウンを経てやってきたこの地域もやがて一気にアクセスできる地域になって、山中の民族文化もすぐに俗化されてしまうのであろう午前中に従江に付いたので、午後は近くのミャオ族部落の芭沙村に出向いた。)
芭沙村:従江から南へ7kmのミャオ族部落 芭沙村:この地区はトン族が多いが、ミャオ族もいる
芭沙村:この村も棚だの最上部に位置する 芭沙村:部落の四方が棚田で囲まれている
芭沙村:村の女性は焚き火を囲みながら談笑中 芭沙村:村中稲束を下げるハサ木が組んである
芭沙村:村人にとって担ぎ棒は欠かせない道具 芭沙村:これが芭沙族女性の正装
芭沙村:村の中央広場で焚き火を囲む女性達 芭沙村:焚き火を囲みながらの刺繍
芭沙村:子供は何処でも遊び場にする 芭沙村:ここの子供の髪形は昔流を残している
銀潭村:トン族部落(12月19日)
 朝早くから従江地区の山岳地帯のトン族部落に深く入り込む。銀潭村行きのバス時刻を尋ねたら、8:00と12:00だとのこと、8:00は過ぎてしまったので、仕方なくタクシーと値段交渉をした。わずか10kmなのに、120元とのことで、他のタクシーに交渉したら80元とのことで、交渉成立。しかし、8kmぐらい進んだところで「100元に上げてくれ、さもなければここで降りてもらう」と半ば強制的な値上げ交渉を受け、仕方なく値上げを受けた。
銀潭村:山間のトン族部落 銀潭村:トン族部落の鼓楼
銀潭村:トン族部落の入り口 銀潭村:部落のシンボル、鼓楼
銀潭村:大工さんの腕は確か。文様を彫っている。 銀潭村:広場で米を搗く女性
銀潭村:日本と同じゴム縄跳び遊び 銀潭村:山から野草を採って来た村人
銀潭村:村の中央の川で染物を洗う 銀潭村:染物の木目を細かくする杵打ち
銀潭村:トン族染の布干し 銀潭村:土間の竈
 高午村:トン族部落(12月19日)
高午村:銀潭村から谷坪村への途中、部落へ立ち寄る 高午村:棚田へ農作業に出かけるトン族部落の娘さん
高午村:この泥濘の道の奥に部落がありそうだ 高午村:村に入って行くとトン族の女性が立ち話し中
高午村:この部落に行き当たった 高午村:この部落には道らしいものがない
高午村:棚田の野菜を採りに行く女性 高午村:この石組みが棚田造りの手法
谷坪村:トン族部落(12月19日)
高午村部落までは、山中を歩いて入り込んできた。そしてさらに奥地の部落に向かっている時に、後方からミニバンがやってきたので、すかさず手を上げて車を止めて、満杯のミニバンに分け入って乗り込ませてもらった。車は谷坪村に着いた。今日の最終目的地は更に20km程山中に踏み入った占里村であるが、時刻は既に16:00になっていたのでそれ以上踏み込むことを諦めざるを得なかった。帰りは歩きながら、行きに気になったも一つの谷坪村の部落に立ち寄った。
谷坪村:ここは200戸位の集落で、お店もある 谷坪村:引返した途中の部落
谷坪村:この村の中心にある鼓楼 谷坪村:鼓楼のそばの広場でおばあさんがポーズ
谷坪村:部落のご飯はここでまとめて炊き出し 谷坪村:炊き出したご飯を戸毎に分配する女性
従江市(12月19日〜20日)
 谷坪村の部落から宿の従江市まで30km程山中を戻らなければならない。3km程歩いて引返していた時、後方からモダンなバギー車が来たのですかさず手を上げた。若者が運転する4駆バギー車をヒッチして無事帰還。
従江市:無事ホテル帰還を祝って盛大な晩餐(70元) 従江市:こんな素敵な女性に晩餐の給仕を受けて
、昨日は従江市の北西部の部落を訪れたが、今日は反対側の南東部の部落を訪れることにした。バスを探したら、8:00と15:30の二本で、既に8:00のバスは出てしまったので、時間節約の為タクシーを雇うことにした。目的地の斗里までは57kmなので往復で400元(6,000円)で手を打った。途中、貫洞村にも寄ることにした。
従江市:朝の通りでは横断歩道指導の交通係 従江市:あー、なるほど。このパレードがあるから。
 斗里村・貫洞村:トン族部落(12月20日)
西山鎮:途中は至る所棚田だ 西山鎮:棚田のてっぺんに部落がある
斗里村:目的地の斗里はただの田舎町、がっかり 斗里村:近くの部落の鼓楼で気休め
斗里村:部落の中に入り込む 斗里村:小さな部落なので、すぐに裏の棚田に
貫洞村:この部落の入り口にはトン族の風雨橋がある 貫洞村:柳で作った水車も回っている
貫洞村:細いつり橋を渡る村人 貫洞村:一階は仕事場の高床式住居
貫洞村:村の井戸 従江:街に帰ってきて腹ごしらえ
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