ラオス北部山岳地域
LuangNamtha & MuangSing


(LaosのMuangQua付近:採ってきた筍を売ろうと交渉しているアカ族の女性)
 Laos
ヴェトナムからバスに乗って陸路国境越えをした。
ラオスは640万人とヴェトナムの1/10以下の人口であり、
80%以上が山岳地帯で、地政学的には決して恵まれた国とは言えない。
北部山岳地帯はヴェトナムと同じく、少数民族が多く居住している。
ここラオスでは、運良く4月14日から3日間が”ラオス正月”で、
至る所で恒例行事の”水かけ”儀式に出会えた。
(4月9日〜14日)
 Phongsaly県
ヴェトナムから国境越えをしたあたりがポンサリー県だ。
12年前にもこの北部山岳地帯まで来たことがあるが、
昔のままのおっとりとしたラオスらしさは今も残っている。
ラオス入国手続きは、ビザ不要のため簡単に済んだ。
移動:ディエンビエンフーー>国境ー>ムアンクアー>ルアンナムター

(4月9日)
 ヴェトナム国境検問所:標高2000mの高地で霧の中を出国 ラオス国境検問所:ラオス側の入国は5分ぐらいでOK 
 ラオスの子供たち:昔と同じ素朴な子供たちの表情 道路わきの自宅前で暇つぶしをしている農婦 
 12年前に来た時も、バスはここで停まった。その時もアカ族の人たちがいた。 ドライブイン:部落で採ってきた筍やキノコを売りに来ているアカ族の人たち 
 ドライブイン:道端で筍の皮むきをしている  ドライブイン:この地では珍しい赤モン族の女性
   
 ドライブイン:山中の美しい流れのそばで昼食  山で採った山草を担いで帰宅途中の人たち(バスから)
 Muangsing県
ラオスの西北部、北側は中国雲南省に隣接している。
この辺りがラオスの少数民族のメッカと言われている。
ラオスでは、ヤマハのモーター・バイクをレンタルし、
足の機動性を確保して、ムアンシン周辺の部落を
3日間にわたり山岳バイク・トレッキングを試みた。
(4月10日〜12日)

 
 PhinHo村
ラルアンナムターから20km北、ムアンシンへ向かう途中にある
アカ族の部落へ立ち寄ってみた。
(4月10日)
 
 PhinHo村:最初のアカ族部落入口のかんばん  PhinHo村:橋手前でバイクを下車して入村。
 PhinHo村:入口に小学校。裸の子は入学前かな?  PhinHo村:小学校の授業中で邪魔しないようにパチリ。
 PhinHo村:明治時代にタイムスリップかな?  PhinHo村:30軒ほどのアカ族部落
 PhinHo村:家族で昼食中。もち米を手で握って食べる。  PhinHo村:お姉ちゃんを呼びに行った。足が破傷風らしくびっこ引いている。
 PhinHo村:おじさん藁を結わいて何作っているの?  PhinHo村:ちょっとヤバそう。「お前も吸うか?」と誘われた。「No!」
 PhinHo村:子供たちが集まってきた。  PhinHo村:水場で行水しているのかな?
 ムアンシン手前10qの川沿いのお店:ここはどうやって渡るの? 若者3人がバイクで3人の娘さんを連れて来た。彼女たちはここで水遊び。 
   
 パパイヤのスライス:珍しそうなのでオーダーしてみた。 パパイヤサラダ:トマトが入っているが、実に辛い! 
 Sopee村
アカ族の部落
(4月10日)
 Sopee村:地図と磁石を頼りに、ムアンシンの最初の村に入っていった。 Sopee村:バナナ畑の中を横切る道はでこぼこ。 
 Sopee村:村の入り口に面白いゲートが。  Sopee村:アカ族部落は高床式である。家の下はちょうど良い日陰になる。
 Sopee村:2階が住まいで、今何しているのかな?  Sopee村:小学校で子供たちは竹編みボールを蹴ってバレー・ボール?
 次の村へ:崖みちをバイクで進むのは神経を使う。この先は行き止まりだった。 次の村へ:途中で、アカ族の部落民が焼き畑をやっていた。 
 Poungkok村
アカ族の部落
(4月10日)
 Poungkok村:ここも30軒ぐらいのアカ族の部落だ。  Poungkok村:このおじさん車を持っている。
 Poungkok村:2階は住居兼居間兼物干し。  Poungkok村:村のコンビニ店
 Sailek村
ヤオ族の部落
(4月10日)
 Sailek村:部落に戻る途中の女の子たち  Sailek村:ヤオ族の女性が庭先で刺繍をしていた。
 NandaetMai村
アカ族の部落
(4月10日)
 NandaetMai村:ラオス官舎の向こうに又アカ族部落が見えた。 NandaetMai村:ヤオ族の村と隣り合わせだが雰囲気が全く違う。 
 NandaetMai村:アカ族は高床式住居だ。  NandaetMai村:野ブタが放し飼いで子供たちと一緒。 
 MuangSingの街
部落探訪のため、60q北にあるムアンシンの街に拠点を移した。
(4月11日、12日)
 MuangSingの街:約500mのメイン通りに沿って田舎街ができている。 MuangSingの街:数件のゲストハウスと数軒の食べもの屋、それに1軒のレンタル・バイク店(重要:すぐに休んでしまうので、足が奪われる。)
MuangSingの街:バックパッカー連中が集うお店。サービス精神”0”。店に入っても注文を取りに来ない。勝手にメニューを見て、お願いしに行って食べさせて頂く。 MuangSingの街:このATMでクレジット・カードでラオス通貨がおろせる。
今はドルに両替して行かなくとも、カードで現地両替ができる。
  MuangSingの街:拠点としたゲストハウスの2階テラスの眺め。”最高!”   MuangSingの街:ゲストハウスの前にあるビア・ハウスで乾杯!
 
MuangSingの街:何故かビールの看板だけで、ビールを持ち込まなければならんかった。茅葺の最高の景色のビア・ハウスなのだが?  MuangSingの街:10kmほど東に行くと中国との国境。向こう側は以前訪れた雲南省の南西部にあたる。
  MuangSingの街:街の北西にあるマーケット。少数民族がたくさん集まる。  
  MuangSingの街:赤モン族のおばあちゃん。刺繍布を売っている。   MuangSingの街:市場に買い物に来たアカ族の女性
 
  MuangSingの街:市場に来た黒モン族の男性。  
 Phayaluang村
アカ族の部落
(4月11日)
 Phayaluang村:入り口の看板に何か書いてあるがラオス語でわからない。  Phayaluang村:ここでも子供たちは水遊び。30度を超す真夏日だからね。 
  Phayaluang村:Nowい娘さんとおばちゃんの格好が好対照。  Phayaluang村:女の子を撮ろうとしたら逃げられた。 
  次の村へ:またしても道に迷ってしまった。尋ねる人もいないし・・・。   次の村へ:野焼きしている人に尋ねたら、「戻ってY字路の左に行け」
 Phabaadyai村
アカ族の部落
(4月11日)
Phabaadyai村:ここは50軒ぐらいある大きな部落だ。 Phabaadyai村:ラオスでは珍しく、アカ族の衣装を纏っていた。 
 Phabaadyai村:ブタ小屋の囲いがある。 次の村へ:途中で子供たちが棒を持って遊んでいる。 
 PoungSiew村
アカ族の部落
(4月11日)
 PoungSiew村:村の入り口で、”ラオス正月”用のお飾りを売っている。  PoungSiew村:ここでも小さな子供はすっぽんぽん。
 Chom村
Khmu族の部落
(4月12日)
 Chom村:この村だけKhum族という聞きなれない部族の村だ。  Chom村:七面鳥が止り木でのどかに昼休み
   
 Chom村:村の雑貨屋の前で、女の子が木の輪でフラフープ。 Chom村:おじさんが竹編み壁を作っている。 
 Kokmuang村
モン族の部落
(4月12日)
 Kokmuang村:モン族部落はアカ族部落とは趣が違い、のどかな感じがする。  Kokmuang村:平屋で竹編み壁が特徴か?
 Donmai村
モン族の部落
(4月12日)
 Donmai村:めったに観光客が来ないような寒村だ。  Donmai村:小学生ぐらいの女の子たちが素っ裸で水かけ遊びをしている。これは”ラオス正月”だけのことだろう。お尻が日焼けしてないからね。 
 Namho村
アカ族の部落
(4月12日)
 Namho村へ:バナナ畑の中を縫って進む。木になっているバナナの味見をしてみたら、青バナナはとてつもなく“渋い”ものだと判明。  Namho村:女の子に写真をねだったら、おかあさんと一緒ならと。
 Namho村:ちょっと家々が傾いているよね。 Namho村:ただ今お昼寝の時間です。 
 Houaynaloung村
アカ族の部落
 Houaynaloung村:午後3時半。女性の行水の時間らしい。 Houaynaloung村:山仕事してきたらしく、部落へ帰る途中の女の子たち 
 Homesai村
アカ族の部落
(4月12日)
 Homesai村:女の子たちが履物を蹴上げて木の枝に乗せる遊びをやっている。  Homesai村:農作業は部落の共同作業らしい。 
 LuangNamthaの街
ルアンナムターの街はラオスとフランス文化の混ざった
この地方では、多少垢抜けた感じの街だ。
欧米人、特にフランス人にトレッキングが人気だ。
(4月13日〜15日)
  LuangNamtha:丘の上から眺めたルアンナムターの街並み
 LuangNamtha:丘の上の寺院から街を望む
 LuangNamtha:街の西にあるパゴダ塔  LuangNamtha:垢抜けたゲストハウス($6/泊)ほとんど欧米人客
 LuangNamtha:毎朝アカ族の土産を売りに来る。毎日1個買ってしまった。 LuangNamtha:郊外の川では女の子たちが水遊び。 
 LuangNamtha:レンタルバイクで滝見に行く途中。このくらいへっちゃら! LuangNamtha:夕方からNight Marketがオープン。毎晩ここで一杯! 
 LuangNamtha:フランス人、イギリス人の若者と時間を忘れて。  LuangNamtha:田舎町の空港。一日一便しか飛ばない。
 Laos正月
ちょうど良いタイミングで、ラオス正月(4月14〜16日)に当たった。
恒例の”水かけ”に至る所で遭遇し、宿に帰った時はびしょ濡れ!
 LuangNamtha:女性は大きな杯を抱えてお寺にお参り。 LuangNamtha:寺から出て来るとお釈迦様の甘茶を頭やうなじにかけて、幸運を祈るしきたりだ。どうもこれがラオスの”水かけ”行事になったらしい。
 LuangNamtha:お寺を修復中のため、仮のお釈迦様像に甘茶をかけている。  LuangNamtha:若い男女も、街の高台のパゴダに願掛け詣で
 LuangNamtha:14日は初日で部落の者全員が集まって会食をするらしい。  LuangNamtha:会食と合わせて、ブリッジをやっている。
 LuangNamtha:こちらは若者たちが滝見にきて歌を歌って騒いでいた。 LuangNamtha:山の中の部落でも正月祝い。バイクで立ち寄ったら、ビールと鶏の焼き鳥を振る舞われた。
LuangNamtha:若い男女が大きな音で音楽をかけながら踊っている。ラオスの女性は、地味で、はにかみで、おしとやかのイメージが壊れた LuangNamtha:街中至る所で、通りかかるバイクや自動車にホースやバケツで水かけをする。
 LuangNamtha:通行するバイクに頭から水かけをする無礼講。 LuangNamtha:私もバイクで通りかかり、10回ぐらいバケツで水をかけられて、ずぶ濡れでゲストハウスにたどり着いた。
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