隆 里 古 城


(隆里古城:14世紀明代初期の少数民族討伐軍の駐屯城の正門)

隆里古城は黎平と錦屏の中間に位置する漢民族の城郭で、
14世紀明代初期に、この地域で勢力を保っていたトン族・
ミャオ族連合軍の討伐の為、明軍の楚王が築いた
屯田兵の居城である。兵士達は安徽省・江西省出身で、
漢民族の末裔が今でも3,000人ほど城郭の中に住んでいる。
城郭の中に入ると、明清代にタイム・スリップした錯覚に陥る

(12月23日)

(12月22日の早朝に肇興村を発って、80km北の黎平市に向かった。黎平市は黎平県の県城でトン族文化の中心地でもある。着いてみると、かなり近代化の進んだ都市で、今回の旅の趣旨には合わないので、さっさと次の目的地である錦屏に進んだ。しかし地図と異なり、隆里古城は錦屏にあるのではなく、50kmぐらい南にある隆里にあることがわかったので、錦屏にも留まらずに隆里に向かった。)
肇興村:2日間泊まった肇興旅館(108元) 肇興->黎平:鶏2羽を抱えて街に買出しに出る女性
黎平市:黎平市はかなり近代的になってしまった 黎平市:長距離バスの発着所
 隆里市:中世の漢民族都市
隆里:正門から連なる城壁は馬が走れる程の厚さ 隆里:城郭内は14世紀明代そのままの造り
隆里:南北のメイン通り 隆里:東西のメイン通り
隆里:メイン通りにある掘り井戸から水を汲む人 隆里:下水工事後、紋様石片歩道を復旧中
隆里:陳氏宗祠の古民家 隆里:西門内の壁書き
隆里:中庭を覗く 隆里:居間
隆里:昼食になると知人達が食卓を囲む 隆里:「一緒に食べなよ」と誘われて輪に入る
隆里:古民家入り口 隆里:西門
隆里:川にはスレート石を並べた橋が 隆里:野菜や洗濯をする村人
隆里:美しい自然の景色 隆里:石造りの歩道橋
隆里:藁積みボッチと農作業 隆里:宿泊した古城旅館(60元)
(隆里古城は盆地に築かれた漢民族の城郭で、昔ながらの生活が維持・保存されている。文化的にも少数民族の文化とは多少異なる趣向がある。)
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