バンティアィ・スレイ



バンティアィ・スレイ:BanteaySray

バンティアィ・スレイは「女の砦」を意味すると言うことである。
967年、ジャヤヴァルマン五世によって建立されたヒンドゥ教の寺院で、
貴重なバラ色砂岩に彫られた彫刻、レリーフ、紋様などは
「アンコールの至宝」と呼ばれている。
アンコール・ワットやトムが男性的な雄大さと荘厳さで圧倒するのに対して、
ここバンティアィ・スレイは、女性的で繊細な緻密さに驚嘆する。
アンコールから東北へ、田園の中の道を土ぼこりにまみれながら25km程行くと、
田舎の村のようなところに突然遺跡が現れる。
その存在自体もごくごく自然で、
どこまでもアンコール遺跡群と対象をなしている。


見バンティアィ・スレイの寺院群(2月6日)

繊細な彫刻やレリーフがコンパクトに密度濃く集積している。














見事なレリーフ(2月6日)






























 バンティアィ・スレイへの途中の農村風景(2月6日)

 この辺は高床式の農家が一般的だ。治水が行き届いていないせいか、雨季になるとすぐに水が溢れる様だ。水牛がのどかに放牧されている傍らで、上半身裸でパンツだけの子供達がバレーボールのような球技に興じている。
(写真)





 タ・ケウの遺跡(2月6日)

 
















 


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