ヴェトナム北部山岳地域
BacHa


(BacHaの日曜朝市が開かれる中央広場)

 BacHa
ハノイから250q北に位置する中国との国境の街LaoCaiまで
夜行寝台列車に揺られながら11時間かけてやって来た。
ここはハノイの喧騒が嘘のように静かな別世界が迎えてくれる。
LaoCaiの東方80qに位置する山の頂の街がBacHaだ。
ここの日曜朝市は、近辺の少数民族の人々が一同に集うことで
広く知れ渡っており、大いに期待して前日の土曜日に乗り込んだ。
また、このBacHaの周辺50q内の山中に散在する少数民族部落を
モーターバイクを雇ってガイドしてもらうことにした。

(4月5日〜6日)
 BacHa周辺部落
バイク・タクシーめぐり

   
 夜行寝台列車のコンパートメント。オーストラリア人夫妻とインド人の方たちと一緒になった。列車は震度6の大揺れで、11時間かかった(Hanoi−>LaoCai) 朝、LaoCai駅に到着。特に週末は欧米人の観光客がたくさんで、駅前に出迎えもたくさん来ている。 
   
 LaoCai駅に到着し、BacHa行きのバスターミナルを探しこのミニバスを見つけた。ここから80kmで2時間かかり、80,000ドン(400円) BacHaのホテルは清潔そうなものを選んだ。疲れた身体にホットタブ付きホテルはありがたい。着くなりすぐに風呂に浸かった。 
   
BacHaの街の広場に行くと何台かのバイクタクシーがたむろしていた。値段交渉をして、$20と$25の中間で$22.5で妥結。最後にチップ入れて$25支払。 先ず一番遠い20km東にあるCanCauまで、山の中を走ってもらった。バイクで風をきると寒い。ホテルにセーターを置いてきてしまったのを悔やんだ。
   
バイクは機動性があり、写真が撮りたい景色の所に来たらおじさんの肩をたたくと止まってくれる。おじさんはほとんど英語が話せない。 CanCau:最初の目的地のCanCauに着いた。ここは毎週”土曜マーケット”が開かれるところで、着いたのが2時頃であったので既に市は解散していた。 
   
CanCau:花モン族の人たちが野菜とモロコシ箒を持って、次のマーケットに向かうのかな? CanCau:サトウキビをかじる花モン族の少女?15才くらいで子持ちは当たり前。もしかしたら、横の子は息子かも。
   
CanCau:マーケットの中央の食事処で”そば”?を打つ少女。色も日本のそばに似ている。 CanCau:黒モン族と花モン族の人たちが、一仕事を終えておしゃべりしている。 
   
CanCau:花モン族のお祖母ちゃん。貫禄がある。  CanCau:食事処で仕事している母親の傍らで遊んでいる花モン族の子供。 
   
CanCauから次のBanPhoへ向かう途中:道端で出会った花モン族の娘さん。この部落の人らしい。 CanCauから次のBanPhoへ向かう途中:花モン族の娘さんが山に草刈に行ってきた帰りらしい。 
   
CanCauから次のBanPhoへ向かう途中:畑仕事の花モン族親子。 CanCauから次のBanPhoへ向かう途中:ある部落の庭で遊ぶ女の子たち。庭に干してある花モン族の衣装がきれいだ。
   
BanPho:花モン族の農家。  BanPho:花モン族の農家。 
   
BanPho:花モン族の少女が野良仕事を終えて帰宅途中で出会った。 BanPho:花モン族の農家から現れた少女。
   
BanPho:美しい棚田風景。 BanPho:花モン族の少女が野菜を摘み終えて帰宅途中で出会った。明日はこれらの野菜をマーケットに持って行くのかな。 
   
BanPho:農耕用水牛が休んでいる。 BanPho:美しい棚田風景。 
   
BanPho:美しい棚田風景の中に花モン族の部落が点在している。  BanPho:棚田の頂上にある花モン族の家。 
   
BanPho:水牛を使って棚田を耕す少女。水牛のしっぽを握っていると、水牛は停止命令を受けているのだろうか、じっとしている。 
   
BanPho:斜面の田で農作業をする花モン族の人たち。  BanPho:美しい棚田風景。 
 BacHaの日曜朝市
朝市を準備する人たち

少数民族の人たちは、遠く20kmも離れた所からも
日曜朝市に参加しているとのことだ。
昨夜は、スコールのような雷雨があったが、
きっとそんな雨の中、山道をこの市場に向かって
いた人たちも含まれているのであろう。
朝5時に起床して、日曜朝市の準備を見に行ってみた。
(4月6日)

   
少数民族の人たちが使える場所は、道路の側道かあるいは市場の周辺部のようである。この場所は民族衣装の売り場であった。  人たこの階段場所は少数民族の人が背負ってきた野菜が並べられていた。
   
 市場の南の階段を上がった辺りも同様に野菜が並べられていた。 雨を避ける衣類などは、竹竿を組んでブルーシートをかけた簡易な売り場が造られる。
   
 側道に店を構えた。強風が吹いたら一たまりもなさそうだ。  朝早く屠殺された豚は客が来るまでに細かくばらされる。
   
 大量の唐辛子を持ち込んで準備してる。 側道の歩道に担いできた野菜を広げている。 
   
 村から出てきた花モン族の人たち。籠には野菜を背負っている。  ここで部落に持ち帰る物を仕入れているようだ。
 BacHaの日曜朝市
少数民族の大社交場

ここの少数民族の人たちの姿は実に生き生きとした自然の輝きがある。
今まで訪れた少数民族部落に比べても、ここぞ少数民族のメッカと言えそうだ。

(4月6日)
   
ここが日曜朝市の開かれる中央広場。朝7時には商売が始まり、続々と売り手と客が集まってくる。 
   
 広場は数千人の人々で埋め尽くされる。明らかに少数民族の人と判別のつく衣装をまとった人たちも1000名を超えていそうだ。壮観!
   
 広場の外側の道路の側道には、いつの間にか少数民族の人たちが商売の場所を確保していた。
   
 花モン族のお姉さんが、“所場代”(10,000ドン=50円)を集めまわっている。多分、場所によって所場代の値段が違うのだろう。 
   
 日曜朝市は半分女性たちの社交場のようなものでもあるようだ。商売してない人もたくさん混じっている。
   
 モロコシ箒や線香のような棒が売られている。この棒は何に使うのかな?
   
   
 花モン族の人たち。誰が仕事していて、誰が遊んでいるのか見分けが難しい。
   
   
 サトウキビの茎を売っている人たち。買った人は30pぐらいに切って、皮をむいてかじるのだ。 
   
 何族の人たちだろう?見かけたことのない衣装だ。黒モン族かな?
   
 少数民族の人たちにとって、日曜朝市で食事することは楽しみの一つでもあるようだ。
   
 青モン族の子はきれいな衣装を探している。  ここでは水牛の売買が行われている。
   
 すっかりばらされた豚肉を部落に買って帰るのかな?  豚足の毛をバーナーで焼いている。 
   
 川魚も生きたまま売られている。
 BacHaの日曜朝市で見かけた
BCH48ーGirls
花モン族は特に美人が多いということである。
しとやかさの中に目の輝きを感じる。
是非、描いてみたいモデルがたくさん!


   
   
 青モン族の美しい少女。絵のモデルにすべく、たくさんの写真を撮らせてもらった。
   
 水牛売場に似つかわしくない女性  民族衣装を売っている。衣装モデルにもなる。
   
 友達と市場に遊びに来た青モン族の少女  ショッピングを楽しんでいるようだ。
   
 携帯を見ている少女  今日は果物の売れ行きが良くなくて暇だなー
   
 パイナップルを売っている少女 犬を売っている少女 
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