奥羽古城散策
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管理人:貞庵

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懸田城(福島県伊達市)

桜の見ごろ
4月上旬~4月中旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
約1000本
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

中世に懸田城が築かれた茶臼山(古城山)は、北半分は深い木々に覆われて緑色だが、南半分は開けていて春には桜色に染まり面白い。山城としてはそれほど大きくは無いが、急斜面を持ったなかなかの要害で、山頂の本丸からの景色は絶景である。また、急斜面の要害にしては山頂の本丸跡が意外と広く、そこに植えられた桜も山麓の桜と同様に綺麗だった。ただ、やはり麓と比べると山頂の桜のほうが少し満開になる時期が遅れているような気がする。

小浜城(福島県二本松市)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

中世には一時期かの伊達政宗が居城としたこともある山城で、山頂の本丸跡が公園となっているが、周囲の郭や斜面は主に畑などになって開けており、かなり見通しが良い。このため、山麓や中腹から見上げると山頂に桜が密集していてなんとも特徴的な風景となっている。桜の数は決して多くは無いが、満開の桜はなかなかボリュームがあり、僅かに残る石垣と相まってなんとも綺麗だった。。

前沢城(岩手県奥州市)

桜の見ごろ
4月中旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
約250本
ライトアップ
あり
桜祭り
あり
備考
城址情報
準備中

前沢の街を見下ろす高台の上に前沢城はあり、背後に谷を抱えた南北に伸びた地形の頂上が現在は「お物見公園」となっている。公園の外の斜面には腰郭群が確認できるが、こちらは雑木林や畑となっている。公園には全体に桜の木が植えられており、桜の時期には園内が賑やかになって良い感じだが、北上川流域に広がる平野を望むことができる景色もなかなか良いものである。

浅川城(福島県石川町)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

浅川城は浅川の街の東にある城山の上にあるが、土塁や堀や郭群が確認できる大部分が雑木林となっている。ただ、頂上の主郭のあたりが公園として整備されており、園内には桜の木がいくつか植えられている。このため、春に麓から見ると緑の山の頂上付近だけが桜色になっていて面白い景色である。

狩川城(山形県庄内町)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
約500本
ライトアップ
桜祭り
あり
備考
城址情報
準備中

狩川城は最上川が最上峡を抜けて庄内平野へと流れ出る関門となる場所にあり、城は北に伸びる山の先端部にあって背後の山とは深い堀切で切られている。背後の山の上には巨大な風車がある科学館(ウィンドーム立川)があるが、城跡の北端から見下ろす平野部には巨大な風車群が印象的な景色が広がっている。桜の木は公園となている主郭跡に多く植えられていたが、時期が悪かったのかこちらの花付きはイマイチで、むしろ主郭から堀切を跨いだ先のパターゴルフ場のあるあたりの桜のほうがボリュームがあった。

蓑首城(宮城県山元町)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

蓑首城は浜街道沿いの坂元の街を望む丘の上にあり、丘陵地帯西側とは空堀で切り離されている。現在の城跡には坂元神社が祀られており、神社の境内の旧本丸跡には多くの桜が植えられ、山元町の桜の名所となっている。

大衡城(宮城県大衡村)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
約50本
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

大衡城は吉岡から三本木へ抜ける回廊のような街道の途中にあり、丘陵地帯の南側の一部が城跡となっていて頂上にはよく判らない建物があるが、一応ある程度は城跡公園として整備されている。ここの丘の斜面は桜の木で覆われているため、春に街道側から見るとかなり目立つスポットとなっている。訪問した当時は城跡としても公園としても中途半端な感じで、頂上の建物のおかげでむしろ怪しいスポット的なものがあったが、どうやら最近整備されたようで、少しは公園らしくなったようである。

石部館(福島県会津若松市)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
エドヒガン
桜の本数
1本桜(樹齢600年)
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

中世に芦名氏家臣の石部氏の居館がまだ健在だった頃に植えられて長い年月を経て今に続く貴重な桜であり、今では会津地方の名桜『会津五桜』の一つに数えられている。同期同種の桜としては山形城の項目で述べている『霞城の桜』(樹齢650年)があり、そちらは既にいくつかの幹が失われて痛々しいが、こちらの『石部桜』は今もなお8本の幹を維持して老木とは思えぬほどの花を咲かせており、そのたくましさには圧倒される。また、近づいて見てみるととても桜とは思えないほどの荒々しい幹を持っており、桜の花の可憐というイメージとはかけ離れたなんとも衝撃的な光景だった。桜の木はなんとも素晴らしいのだが、石部氏の屋敷の名残が周囲にはさっぱり見られないのが唯一残念なところである。

秋田城(秋田県秋田市)

桜の見ごろ
4月中旬~4月下旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
700本
ライトアップ
桜祭り
あり
備考
城址情報
秋田県の城跡一覧->秋田城

秋田城は旧雄物川沿いの砂丘の上に築かれた古代城柵で、縄張りの一部は開発で削られているが、城柵の中では比較的整備が進んでおり、城門や厠などが復元されている。桜祭りの横断幕がかけられるほどの桜の名所らしいが、現状を見る限りでは桜の木はかなり衰退してしまったと言える。桜の木は寺内から将軍野に抜ける車道沿いが多く、他にも東門の近くや、内郭跡、そして護国神社にいくつか植えられている。

高館(福島県福島市)

桜の見ごろ
4月上旬~4月中旬
桜の種類
ソメイヨシノ
桜の本数
ライトアップ
桜祭り
備考
城址情報
準備中

高館という名称はどこにでもあって紛らわしいが、ここで言う高館跡は福島市飯坂の乙和公園のこと。城址としても、桜の名所としてもかなりマイナーな部類に入ると思うが、銀杏の巨木を背負った乙和神社の周囲に広がる満開の桜はなかなか印象深かった。城址としてはほとんど遺構が見られない所が残念である。

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