全国障害者スポーツ大会に参加して
中村俊江全国障害者スポーツ大会は2006年10月14日(土曜日)〜16日(月曜日)の3日間、兵庫県で第6回が開催されました。
名古屋市選手団は選手と役員の50名が参加し、5泊6日の予定で新幹線で12日名古屋から神戸に出発しました。
私は水泳競技に名古屋市の代表選手として出場することになり、25メートル平泳ぎと25メートル自由型の2種目に参加しました。
代表選手に選出されたことを知らされたのは6月の下旬で、5年前の第1回の宮城大会に卓球競技のサウンドテーブルテニスに出場をしており、再び参加できるなんて幸せ者だと感謝し、頑張りたいと思いました。
水泳を始めてから6年ぐらいしか経っておりませんし、水泳教室に入り、泳げるようになった程度ですから、大会に出ると言うことはタイムが一番大事ですし、泳法違反にならないように注意することがとても大変でした。
ネットで泳ぎ方の解説を検索したり、50メータープールに出かけたりと強化練習に取り組み、自分なりにできることをがんばってきました。
私が出場した水泳会場は尼崎市の健康の森にあり、宿泊先のホテルからは高速道路を利用して1時間程かかり、25ねータープールと50メータープールがあり、大きな新しい施設でびっくりしました。
私たち水泳チームは、赤いおそろいの記念Tシャツを着て会場に出発し、自己ベストを目指して大会に望みました。
そして大会三日目は他の選手は競技が終了しており、私だけでしたから全員が声援をして下さり、みんなの声援が聞こえ、緊張がほぐれてとてもうれしかったです。
前回の卓球の場合は静かに観戦しなければいけない競技ですから水泳競技とは雰囲気が全く違います。
みんなの声援ができることはうれしいし、励みにもなりますね。
それから、特に、印象的だった事は、50メートルプールの底がプールサイドのところまで上がってきて平らになり、プールの上にシートを敷き、選手の控えの会場になっていたことです。
プールの水はどこへいったのでしょうか・・・?
それからもうひとつは水泳選手団にお土産があり、湯たんぽがいただけた事です。私はなつかしく子供の頃を思い出しておりましたが、若い人は見たこともないし、知らないと言い、時代の流れを感じました。
さて、成績ですが残念ながら自己ベストは出ませんでしたが、25メーター平泳ぎは金メダル、25メーター自由型は銀メダルをいただけました。
前回は卓球で銅メダルでしたから、金銀銅と揃いました。この記念のメダルは大切な宝物になりました。