日帰り温泉施設:  大雄山別院の湯
ホテル・旅館等:  紀州鉄道強羅ビラ  山田屋旅館  強羅環翠楼
 静峰閣照本
 

強羅温泉




強羅温泉    紀州鉄道強羅ビラ   2001.6(宿泊)

 強羅温泉は 箱根の中でも高級というイメージが強く、今まで 旅館に泊まったことがなかった。今回新聞に広告が出て紀州鉄道強羅ビラに9800円で泊まることが 出来るという。この旅館は露天風呂がありしかも大涌谷から引いた乳白色の湯がそこに満たされていると いう。湯河原の「山翠楼」とコンビでの2泊目と云うことで申し込んでみるとOKということで今回の 旅行が実現した。

   化粧台

    脱衣場

 前日泊まった 湯河原温泉を後にして箱根に引き返し「蒲鉾博物館」で 蒲鉾造りの実習体験をして、駒ヶ岳にケーブルカーで登るなどの観光をして今日の目的地の強羅温泉を 目指す。目指す「強羅ビラ」は強羅温泉の中程にここの温泉街としてはかなり大きな建物としての偉容を 誇るように建っていた。
 チェックインを 済ませると渡された鍵は6階のものであったが、部屋に行くと 残念ながら温泉街を見渡すことの出来ない方向の部屋であった。部屋は6畳の和室とリビングとベットの ある洋室の所謂マンション形式のもので、台所があり冷蔵庫も置いてあって別荘として使うことが出来る ようになっていた。気楽と云えば気楽な感じで休暇を楽しむことが出来るようになっている。部屋でお茶を 飲んで暫く休み風呂に行く。

   大浴場

    露天風呂

 風呂は 2階にあるのだが斜面になっているので実際には地面に接して 造られている。男女別の浴場は 大浴場とその奥に露天風呂がある一般的な造りである。大浴場は泊まる人数の割には少し小さいかなと いう感じであるが、その分露天風呂がかなり広い感じであった。湯は大涌谷から引いたというだけあって 白濁した湯であるが、そんなに濃いという感じではなくて湯の中に白い湯ノ花が漂っているという感じの ものである。舐めてみても殆ど味がなく、嗅いでみても殆ど何の香りもしない感じの泉質だが、やはり この白濁した感じは温泉に入っているという実感を持たせてくれるもので当方の一番好きな泉質である。 女性の露天風呂とは竹垣で区分してあるのだが、緑の木々が辺りを囲んでいて庭園風の雰囲気をもっている。 まだすこし時間が早いせいか当方一人の貸し切りという湯浴みとなってゆったりと充分に満足しての湯上 がりとなった。

     夕餉の料理

 風呂から上がって 暫く部屋で休み缶ビールを飲みながらテレビを見ていると 夕食の時間となった。食事は ホテルの本館のレストランで摂ると云うことなので、廊下を渡って強羅ホテルの方に行く。指定された レストランには既にかなりの人が夕食を摂っていた。その一番奥に案内されて椅子に座り、既に準備 されていた料理の上に被せてあった紙を取ると、新聞広告で載っていた伊勢エビ半身の黄金焼きをメイン とする料理の品々が現れた。お造りには殻の付いたウニとマグロなどの3品、焼きタラバガニ、そして鍋物 が肉と魚の2品などなかなかのご馳走である。料金が安かったと云うこともありフルボトルのワインを1本 とって折角の料理を美味しく頂くことにする。ワインに酔い結構美味しい料理でお腹が一杯になった 今回の旅行は9800円という料金を考えれば大いに満足できるものであった。

  満足度:風呂**** 料理*** 部屋*** 接客**

宿泊料金  9800〜
施設の概要
  所在地 足柄下郡箱根町強羅1300−131    0460-2-1416
  交通 ・箱根登山鉄道強羅駅から送迎バス有り
     ・小田原厚木道路小田原西IC→国道1号→強羅温泉
  施設
     浴室   大浴場  露天風呂
     駐車場  40台 
  泉質 硫酸塩泉 
  効能 高血圧・皮膚病・婦人病など
  日帰り利用料金 1000円   日帰り営業時間  11:00〜17:00