ハナツクバネウツギ(アベリア)
夏の盛りの頃に散歩をすると、公園や緑地帯で花をいっぱい付けた生垣(いけがき)が目に付く。 ハナツクバネウツギの生垣でアベリアとも呼ばれる。 |
ウツギ マルバウツギ ヒメウツギ
サラサウツギ バイカウツギ ノリウツギ
ツクバネウツギ タニウツギ ニシキウツギ
ハナツクバネウツギは中でも一番目に付くウツギで、中国産のツクバネウツギが改良された園芸種で、大正時代に導入され、刈り込みに強い事から生垣として全国に普及したようである。 ツクバネウツギ(衝羽根ウツギ)の衝羽根は正月の羽根つきに使われる羽根の事で、五枚のガク片とガク筒の組み合わせが羽根のように見える事から名付けられた。 ただし、ハナツクバネウツギには五枚のガク片はあっても果実はできない。 |
数あるウツギの中でも現代では散歩道で最も目に付くウツギがハナツクバネウツギ(アベリア)である。 |