シリーズ薄井裕自然写真教室
第2回 構図の考え方とバリエーション1
☆3分割法
画面の長辺と短辺を3分割する線を目安にフレーミングする方法。ラインに合わせて写真のアクセントを配置したり、それぞれの線の交点に、主役を置く目安にすることで、バランスのよい構図を作ることができる。
構図パターン | 説明 | 作例 |
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画面のバランスを考えるときには、まず、「3分割法」を使ってみましょう。 これは、画面の長辺と短辺をそれぞれ3つに分割し、フレーミングの目安にする考え方です。例えば、主役の位置を画面の1/3のラインに合わせ、全体を1対2に分けることで構図に落ち着きを持たせたり、4つの交点に主役を配置することで写真の収まりをよくする効果があります。 (作例写真をクリックすると構図パターンの無い画像を表示します) |
![]() 作例1 |
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![]() 作例2 |
☆4分割法
3分割法の交点が画面中央により過ぎていると感じたら「4分割法」でのフレーミングを考えてみましょう。画面を縦横に4分割し、対角線上にある中心以外の交点に主役を置くことで、バランスの良い構図に仕上げることができます。構図パターン | 説明 | 作例 |
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画面の長辺、短辺をそれぞれ4分割したラインと対角線の交点(中心以外)に被写体を置く方法。 主役を4つの点のいずれかに置くことで収まりよくしたり、主役と脇役を同じ対角線上にある2点に配置することで、2つの要素をバランスよくしたりできる。 (作例写真をクリックすると構図パターンの無い画像を表示します) |
![]() 作例3 |
★次回は構図の考え方とバリエーション2を学びます。
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