最終更新日; 2009年04月24日

琵琶湖の周りをうろうろと [2008/09/12〜15]


いざ能登半島へ

自宅[4:00] - → 岩国I.C. → 山陽、中国、名神、北陸自動車道 → 金沢西I.C. → モスバーガー[13:00]

 今年の法事旅行も琵琶湖周辺を周遊する計画を立てました。 大津の琵琶湖ホテルに2泊出来れば良かったのですが、宿の手配が遅れたために、琵琶湖ホテルは9/13の一泊しか予約出来ず、苦肉の策として翌9/14は彦根で宿を確保しました。 今回の計画も盛り沢山ですが、前回大分取りこぼしがあったので、少し余裕を持って計画を立てました。 今回は予定通り廻れると良いのですが。

さて出発は朝の4時です。 前の晩は早めに休み、3時に起床して出発の準備に当りました。 今回は比較的手際良く、ほぼ予定通りの3時に出発する事が出来ました。 娘は起きてしまいましたが、息子が寝ている間に出来るだけ距離を稼ごうと、ノンストップでの走行です。 最初の休憩は、吉備SAで、その後、龍野西、草津、南条SAと止まり、13時には高速を降りて金沢市内までたどり着きました。 今回初めて娘を助手席に乗せたものの、前の景色を見過ぎたせいか、車に酔ってしまったらしく、急遽座席を最後部に移動したりして、予定より多く休憩を取る事になってしまいました。

 

モスバーガーにガッカリ

モスバーガー[13:30] - → 内灘I.C. → 能登有料道路 → 和倉I.C. → 信行寺[15:00]

 お昼は恒例になった石川県庁そばのモスバーガーで摂りました。 久し振りのモスバーガーだったせいか、定番メニューがなくなっていました。仕方なく、似たようなものを注文したのですが、それ以上に何かが変わっています。 端的に言うと美味しくないのです。 家に戻ってからサイトで調べて見ると、パテを牛肉100%から豚肉との合挽きに変更したとの事。 いつものジューシー感がなくて、パサパサした感じです。 味の良さが売り物だったはずのモスバーガーがこれでは頂けません。 モスドになって経営方針が変わったのでしょうか。 お気に入りだったハンバーガーチェーンがなくなってしまって、とてもガッカリです。

 ハンバーガーはさておき、金沢市内からは能登有料道路を通って和倉温泉には予定の時間ぴったりに到着出来ました。 それにしても能登有料道路は相変わらず細切れの料金徴収体制が続いています。 雇用確保なのかもしれませんが、観光客誘致の為にも是非ともETC化を図って欲しいと願うのは、我々だけでしょうか。

 

墓参り

 お寺に着くと、既に親父達は到着していました。 本堂とお墓でお経を上げて頂き、精進落としではないですが、色々なお話をさせて頂きながら、山海の珍味をお腹一杯ご馳走になりました、出して頂いたご馳走を大分残してしまい非常に申し訳なく思っています(歳も歳なのであそこまでは食べきれません)。 体調を崩されているご住職もわざわざ出て来られて接待して頂き、息子の顔を見せる事が出来たので、今回の目的を一つ果たす事が出来ました。

フローイント和倉

 お寺で大分出来上がった所で、宿に向かいました。 いつもの様に親父の部屋に集合し、お土産の交換等をした後、それぞれの部屋に戻りました。 準備して頂いた和室に入り、寝転んだ所で照明にスズメバチが止まっているのに気づきました。 ちょうど布団を敷きに来てくれた係の方に話をすると、隣の部屋に替えて頂く事が出来ました。
 翌朝、食堂に集まって朝食を頂きました。 早めに食事を終えた親父に息子を預けると、息子は大人しく抱かれています。 孫を抱いている親父もご満悦の様子でした。

食祭市場に寄るの?

和倉温泉[9:00] - → 能登食祭市場[9:30]

 和倉温泉を出発する前に、お寺に寄りご挨拶を済ませた後は、直接金沢駅に向かう予定でしたが、妹からのリクエストがあり、七尾の食祭市場に寄る事になりました。 食祭市場では、「ひこにゃん」へのお土産として名物の「みそまんじゅう」を購入しました。 「みそまんじゅう」とは饅頭の皮に味噌が練り込まれていて、意外と美味しいものです。

能登食祭市場

金沢駅で愁嘆場

能登食祭市場[9:30] - → 七尾I.C. → 能登有料道路 → 白尾I.C. → ぶどうの木 → 金沢駅[11:20]

 七尾からは能登有料道路で金沢市内に戻り、2年振りに「ぶどうの木」に立ち寄りぶどうを買い求めました。 「ぶどうの木」の看板犬が居なくなっていて少し寂しい思いをしながら、金沢駅に向かいました。 親父達と金沢駅で別れる事をあまり早く娘に伝えると、前回の松山の時のように大騒ぎになると考え、金沢駅に着いて解散する直前に話をしたのですが、やっぱり大荒れで大変でした。 土産物街の中だったので、ちょっと注目を浴びてしまい、恥ずかしい思いをしました。

長浜を目指して

金沢駅[11:50] - → 金沢西I.C. → 北陸自動車道 → 長浜I.C. → 長浜黒壁スクエア[15:30]

 金沢駅でお土産を買い求め、気分が思いっきり落ち込んだ娘を車に乗せると、長浜を目指して再び高速道路での移動です。 途中、南条SAで昼食を取ったりして、結局、長浜に着いたのは予定より1時間遅れの15時半でした。

大手門通り

長濱オルゴール堂

 最初の目的地は長濱オルゴール堂です。 土曜日ですが、中は観光客で一杯です。 中に入ると様々なオルゴールが並んでいます。 入口の一番目に着く所に、観覧車タイプのオルゴールとメリーゴーランドタイプのオルゴールが展示されていて、強烈な印象を受けてしまいました。 他にもぬいぐるみに仕込まれたもの、壁掛けタイプ等々、様々な種類のものが展示販売されています。 2階にはオーソドックスなオルゴール以外にも、自分でオルゴールを組み立てられるようにとパーツやキットなども売られていました。 お土産に一つ購入しても良いとお許しが出たので、娘と相談して最初に目に付いた「観覧車タイプ」のものを買い求めました。 また、息子用にと「ゾウが抱き合っているぬいぐるみタイプ」のものも併せて購入しました。

ジュースを一杯

 海洋堂の向かいにジュース屋さんがありました。ちょうど喉が渇いていたので、フィギュアミュージアムに立ち寄る前にジュースを頂きました。 店の中には沢山の果物が、また、壁一面にメニューが表示されています。 基本的な組み合わせはあるものの、頼めばどんな組み合わせの物でもミキサーでジュースにしてくれるそうです。 更に、このジュースをシロップ代わりにしてかき氷を頼む事も出来るようでした。
 我々は無難な所で、普通のミックスジュースを頼みました。 果物を粉砕してジュースにするので固形分も残っています。 娘はちょっと苦手なようでしたが、息子は喉が渇いていたらしく、ストローをスポイト代わりにしてチュパチュパと美味しそうに吸い込んでいました。

海洋堂フィギュアミュージアム 黒壁 龍遊館

 1Fはミュージアムショップ?で2Fがミュージアムになっています。 大人一人が\800とちょっと割高な入場料ですが、フィギュアを一つ「がちゃぽん」で手に入れる事が出来るので、まあ妥当な線でしょうか。 最初のコーナーは食玩です。 チョコエッグの所で娘がうらやましそうに眺めて居ましたが、実は数年前、チョコエッグの食玩に嵌った事があり、かなりの種類のものが家に在るのでした(娘に積極的に見せたことはありませんが)。

美味しくない

 黒壁ガラス館の横には有名?な、「近江牛まん本舗」があり、牛まんを売っていました。 小腹も空いていたので1つ買い求め、食べたところ久し振りに「名物に旨いものなし」という格言を思い出す位、美味しく有りませんでした。 野菜が多くてヘルシーというのが謳い文句との事でしたが、肉まんにかぶりついた時のあのジュワーっとくる肉汁が殆ど無く、味的にも今一でした。 やっぱり肉まんは551の蓬莱が一番ですね。

黒壁ガラス館

 隣の黒壁ガラス館では記念にと娘の為のペンダントを探しました。親的には候補があったのですが、娘はどうも気に入らないようです。 結局、相互の折り合いをつけてブレスレットにしました。

落着く琵琶湖ホテル

長浜[17:20] - → 長浜I.C. → 北陸、名神高速道路 → 大津I.C. → 琵琶湖ホテル[18:30]

 元々1時間遅れだったのに加えて、長浜でも時間を費やしてしまい、琵琶湖ホテルにチェックイン出来たのは、18時半過ぎでした。 定宿と云ったら言い過ぎかもしれませんが、使い慣れているホテルはやっぱり安心出来ます。
 夕食のバイキングも相変わらず充実しており、今回特にお気に入りだったのが「冷たい塩ラーメン」でした。 普段通り、肉料理やパスタ、パンで人心地ついたところで見つけたのがこの塩ラーメンでした。 カップに麺を取り、裂いた蒸し鶏、ねぎ、ごまをトッピングした上から冷たいスープをかけるだけのものですが、塩スープのなんとも云えない甘味に嵌ってしまい、お腹は一杯なのに3〜4杯はお代わりをして食べてしまいました。
 朝食バイキングもお昼のことを考えて食べ過ぎてはいけないと思いつつ、やはりつい食べ過ぎてしまいました。

湖から見た琵琶湖ホテル

三井寺

琵琶湖ホテル[9:30] - → 三井寺[9:40]

 ホテルから車で10分程で三井寺に着きます。 駐車場の入り口にはしっかりと係りの方がいらして、駐車料金を取られてしまいました。
 さて、三井寺を訪れるのは12年振りです。 実は一昨年も訪問する予定でしたが、私のミスで訪問出来ずじまいになっていました。 先ずは、三井の晩鐘です。 この鐘はお金を払うと鳴らす事が出来ます。 我々も鐘を撞かせて頂きました。
 この日は9月中旬でまだ暑く、途中で気分が悪くなったりして、休み休みのお参りとなり、予定の1時間をオーバーしてしまいました。この後、近江神宮をお参りしてからミシガンに乗船予定でしたが、スケジュールを変更して、近江神宮は午後に回すことにしました。

三井寺
 園城寺(三井寺)は、天台寺門宗の総本山で、古くから日本四箇大寺の一つに数えられています。その歴史をひもとくと、天智・弘文・天武天皇の勅願により、弘文天皇の皇子・大友与多王が田園城邑を投じて建立され、天武天皇より「園城(おんじょう)」の勅額を賜り、「長等山園城寺」と称したのにはじまります。俗に「三井寺」と呼ばれるのは、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり、「御井(みい)の寺」と呼ばれていたものを、後に智証大師が、当寺の厳儀・三部潅頂の法水に用いられたことに由来します。
 長い歴史の上で、当寺は再三の兵火にあい焼失しまたが、豊臣氏や徳川氏の尽力で再興され、現在も国宝・重要文化財・名園など貴重な寺宝を数多く伝えています。

ミシガンで琵琶湖周遊

三井寺[11:00] - → 大津港[11:05]

 大津港の駐車場は地下駐車場となっており、今日のような天気の良い日にはうってつけでした、料金が\750とちょっと高めなのが気になりましたが。
 駐車場を出て旅客ターミナルへ向かうと、想像以上に人が集まっています。 券売所はコースによって窓口が分かれています。 窓口で予約していた旨を伝えて、乗船券と食事券を購入しました。 これに意外と時間をとられ、少し早めに来ていてよかったと思いました。 乗船ゲートもコースによって分かれていて、食事付きのコースだった我々はちょっと優越感に浸れました。

 乗船前にはスタッフによるフラッグパフォーマンスがあり、「幸せの鐘」を鳴らしながら乗船します。 船は4層に分かれており、我々のトムソーヤダイニングは1Fにありました。 出向するとすぐにコース料理が運ばれて来ます。 スープ、ローストビーフ、サラダ、パン、デザート、コーヒーと盛り沢山です。 90分間の遊覧コースなので、食事でもしないと時間をもてあますと考えて食事付きのコースにしましたが、子供達の面倒を見ながら食事をしていると90分はアッという間に過ぎてしまい、食事を終えて一休みする頃には大津港に戻って来ていました。 それでも私は娘と二人で船内探検と称して、船の中を見て歩きましたが、家内は息子の面倒を見るために、トムソーヤダイニングから一歩も外へ出ず仕舞いでした。 もちろん外の景色を見るゆとりなんてありませんでした。
 食事は楽しめたものの、果たしてこれで良かったのか、観光船に乗って食事する意味があったのか、ちょっと疑問に思ってしまいした。 食事を軽食にして30分位で済ませ、あとは船内や景色を楽しんだ方が良かったかもしれません。

ミシガン号
乗船前のセレモニー
トムソーヤダイニング(1F)
お子様ランチ
アーントポリーのおすすめコース

近江神宮

大津港[13:30] - → 近江神宮[13:50]

 大津港に別れを告げて、近江神宮に向かいました。 昨日からこのあたりを行ったり来たりしています。
 近江神宮は比較的新しい神社で、天智天皇をお祀りしています。 天智天皇が初めて水時計を作られた事にちなんで、境内には様々な時計が展示されていました。 また、時計博物館も併設されています。 境内は思っていたよりも狭く、早々に参拝して次の目的地に向かいました。

近江神宮
 天智天皇の御事績は、明治維新に至る1200年の基礎となり、古く奈良時代から、御歴代の天皇陛下のなかでも別格の位置におかれ、格別の崇敬がありました。この1300年にわたる敬仰の歴史の上に、全国崇敬者の熱意により、昭和十五年十一月七日、天智天皇の古都・近江大津京ゆかりの大津市錦織・南志賀(現神宮町)の地に御鎮座になりました。戦後の発掘調査により近江大津京の一角に間違いないことが確定的になった地です。当時の御社格は官幣大社。やがて勅祭社(全16社)に定められ、四月二十日の例祭には宮中より勅使が差遣されています。

多賀大社

近江神宮[14:20] - → 西大津バイパス, R1 → 大津I.C. → 名神高速道路 → 彦根I.C. → 多賀大社[16:00]

 近江神宮から大津ICに戻る際に、誤って西大津バイパスに乗ってしまい、更に京都方面に向かってしまったため、国道1号線で大津ICに戻る事になってしまいました。大幅な時間のロスで、多賀大社に着く頃には16時になっていました。
 多賀大社に着くと今度は駐車場探しです。 神社の駐車場は無く、神社周辺の私設駐車場に止めるしかありませんでした。大きな神社にしては珍しいと思います。 境内には何か行事が執り行われた後だったらしく、折り畳み椅子が沢山並べられていました。 また、神門前には石造りの太鼓橋が架かっています。 一番高い所は地上から2m近くあるでしょうか。 橋には縄が梯子状に取り付けられており、それにしがみついて登るようになっています。 娘は果敢にも挑戦し、軽々と上まで登ってしまいました。 登るより降りる方が怖いと思うのですが、結構この遊びが気に入ったらしく、何度も登り降りして娘なりに神社を楽しんでいる様子でした。

多賀大社
多賀大社は「寿命長久」「縁むすび」の御霊徳高く、古くから「お多賀さん」と呼び親しまれた淡海国(近江国)第一の大社です。
多賀大社は“古事記”の中で、「伊邪那岐大神は淡海の多賀に坐す」と記載されています。社伝によると、神代の昔、伊邪那岐大神は本社東方の杉坂山に降臨され、麓の栗栖(くるす)の里でお休みの後、多賀にお鎮まりになったと伝えています。古くから広く民衆の信仰をあつめ、ことに奈良・平安時代には元正天皇、俊乗坊重源など公家の信仰篤く、鎌倉〜江戸時代には武田信玄、大政所など武家からの信仰も集め、その祈願文や寄進の品が多く残されています。
大正三年には、皇祖天照大御神の御親神にありますことや崇敬が全国に及ぶ事から官幣大社に列格されました。

彦根キャッスルホテル

多賀大社[16:40] - → R161 → 彦根キャッスルホテル[17:00]

 彦根キャッスルホテルは名前の通り、彦根城のお堀のほとりに立っています。 部屋からも天守閣を見ることが出来ました。 ビジネスホテルというよりも結婚式場を併設しているホテルで1Fには土産物屋も併設されています。
 家族全員共、疲れが溜まって居たのでしょうか。 早めの食事の後、息子を風呂に入れるとそのまま寝入ってしまいました。 

つる亀庵

 ホテルに併設されている日本料理屋で近江牛のステーキを頂く事も出来ましたが、3食続けてたらふく食べたせいで、胃が少々もたれ気味です。軽く蕎麦でも食べたいと思って、辺りのお店を探していると好都合にも隣に蕎麦屋がありました。 しかもガイドブックにも記載されており、そこそこ知られているお店のようです。 まだ時間が早かったのか、お店は空いていました。
 ここで家族それぞれが思い思いのものを注文したのですが、その中でも家内の注文した『鴨汁そば』が絶品でした。 鴨の出汁と山椒が効いた鴨肉や長ネギの入っている暖かいつけ汁にザルそばをつけて食べるのですが、これが何とも云えない美味しさです。 この旅行中、いや今でももう一度この『鴨汁そば』が食べたいと云い続けている程、インパクトのあるそばだったようです。

お店
盛りそば
鴨汁そば
蕎朴

ひこにゃんに会いに

彦根キャッスルホテル[9:30] - → 彦根城臨時駐車場[9:50]

 ホテルはツインで予約しましたので、当然、娘の分の朝食は有りません。 ところがホテルに併設されたレストランで朝食の際に、何と娘の分のジュースとパンを用意して頂けました。 食事はそこそこ美味しく、特に、パンは絶品でした。

 目的地は直ぐそことの安心感も有り、例の如く出発が遅くなってしまったので、予定していた駐車場は既に満車で入れません。 少し離れた臨時の駐車場に車を止めて、彦根城に向かいました。
 お堀を渡って大手門の入口から城内に入るといきなりの坂道です。 入口には杖が置いて有りましたが、なるほど頷けます。 息子を抱いての登山はかなりキツイものがありました。 天守閣前の広場に着くと、藤棚のようなところにミストシャワーが設置されていて、汗だくになって城山を登ってきた我々にとってはありがたいプレゼントでした。

彦根城(天守)
大手門橋
地蔵堂
天秤櫓
太鼓門櫓

 さて、娘達がトイレに行っている間に、天守閣前の広場の一角に人が集まり初めています。 どうやらその場所に『ひこにゃん』が登場するらしく、我々も急いでその場所に向かいます。 ちょうど娘達がトイレから戻って来た所で、『ひこにゃん』が登場しました。 その辺りはもう凄い人垣です。 『ひこにゃん』は想像以上に可愛く、娘はもう夢中になって見ています。 観客が多くて約10分間で人垣の前の人達と後ろの人達との入れ替えが行われたのですが、娘を後ろに下がらせるのに一苦労です。 それでも見たいとせがむので仕方なく、肩車をしてあげました。
 更に10分間経って、再度入れ替えが行われかぶりつきで見ていた娘は、ようやく『ひこにゃん』にお土産を渡す事が出来ました。 予定の30分が経過し、『ひこにゃん』は控え所に帰っていったのですが、娘はそれを追っかけて行ってなかなか戻って来ません。 『ひこにゃん』が完全に控え所の中に入り見えなくなるまで、見送り続けていたようです。
 娘を探し出し、ようやく城山を下山する事が出来ました。

ご挨拶
おだんご
剣舞
お食事

彦根夢京橋キャッスルロード

 彦根城への登り下りが思いの外きつかったのと、『ひこにゃん』に時間が取られてしまい、彦根夢京橋キャッスルロードに着いた時にはお昼になってしまいました。 そこで休憩を兼ねて、まずお昼を頂く事にしました。

夢京橋キャッスルロード

やんて

 元々は「せんなり亭伽羅」で食事をする予定でしたが場所を勘違いしており、通り過ぎた後でした。 ちょうど「やんて」の横を歩いている時に、ここも美味しいらしいという家内の意見で店に入りました。 「やんて」は創作居酒屋なのですが、昼間は食事だけでもOKだそうで、家内は「自家製デミグラスハンバーグ御膳」を、私はお店のお勧め1日限定20食の「焼肉丼」をお願いしました。 疲れていたのと喉が渇いていたので、何気なく入ったのですが、雰囲気はやはり居酒屋で、味はあまり期待していなかったのですが、予想に反して、どちらも絶品でした。 特にハンバーグは近江牛100%と銘打っているだけに、ジューシーでとても美味しく、是非もう一度食べて見たいと思った程の味でした。それにしても写真を撮り忘れたのは一生の不覚でした。 彦根に来る機会が有ったら是非ともまたこのお店を訪れて、シッカリと写真に残したいと思います。

四番町スクエア

 食事を終え、街をぶらぶらしながら四番町スクエアに向かいました。四番町スクエアには、「ひこにゃん」の石像が置かれていて、至る所にひこにゃんの顔出し看板が置かれています。 娘からはそれを見つける度に、写真を撮るようにせがまれました。
 スクエアに一角に、「小牧かまぼこ」のお店がありました。中を覗くと、かまぼこを揚げてくれるとの事。家内は「ささがき天」を私は「イカ天」をお願いし、スクエアに設置されているテーブルで待って居ると、揚げたてのかまぼこを持ってきてくれました。 最初は食べるのを嫌がっていた娘に一口頬張らせると、どうも気に入ったらしく、結局「イカ天」を一人で食べてしまいました。

キャッスルいとー

 元々は仏具屋さんとの事ですが、和風小物を数多く置いていて、また、「ひこにゃん」グッズも充実していました。 ここでは、ホテル直営のお土産屋さんで買い損ねた「ひこにゃん」グッズを買い足しました。

夢京橋あかり館

 店の中は観光客でかなり混んでいました。 ガイドブックでの下調べではキャンドルを買う予定でしたが、雨が降り始めた事と、実は我が家には結構蝋燭が有ることに気づき、「キャッスルいとー」で入手出来なかった「ひこにゃん」の扇子だけ買い求めて店を出ました。


天寧寺

彦根城駐車場[13:40] - → バイパス, R1 → 天寧寺[14:00]

 子供達も疲れてきて、雨も降り出したのでこのまま真直ぐ帰るという話も出ましたが、彦根城から彦根ICまでの途中にあり、折角来たのだからと天寧寺に寄る事にしました。
 小高い丘の中腹にある天寧寺からは彦根の町が一望に見渡せました。 本堂の四面全てを使って設置されている五百羅漢像には圧倒されます。 仏像なので、フラッシュを焚いての写真撮影は遠慮したのですが、記録に残せなかったのはちょっと残念です。

天寧寺
秋になると萩の花が咲き、別名萩の寺ともいいます。井伊直中(なおなか)が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。その後相手が自分の息子とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれます。本堂は簡素な造りですが、建立当時の特徴がよく表われています。境内の十六体の羅漢(らかん)像は、16ケ国の大名から贈られたものといわれています。京都の名工駒井朝運(こまいちょううん)に刻ませた木造五百羅漢(ごひゃくらかん)は、「亡き親、子供、いとしい人に会いたくば、五百羅漢にこもれ」と云われるほど、必ず自分の探し求める人の顔があるといいます。

帰途に着いた

天寧寺[14:20] - → 彦根I.C. → 名神、中国、山陽自動車道 → 大竹I.C. → 自宅[22:00]

 小雨の降る天寧寺を出発し、草津、西宮名塩、吉備SAと休憩し、最終的には22時頃に家に到着しました。 宿の手配が悪く、琵琶湖の周辺を行ったり来たりの旅となりました。 娘は「ひこにゃん」を大変気に入り、家内も彦根の町が気に入ったようなので、来年もまた立ち寄れたら良いなと考えています。 体力的にはかなり厳しい旅でしたが、今回も楽しい旅行をする事が出来ました。 また、無事に帰って来れたことが何よりでした。


訪問場所のご案内

名称
内容
住所
電話番号
備考
モスバーガー金沢中央バイパス店 食事 〒920-0065 石川県金沢市西都1-277 076-267-3135  
フローイント和倉 ホテル 〒926-0175 石川県七尾市和倉ル2-2 0767-62-2164  
能登食祭市場 土産物屋 〒926-0041 石川県七尾市府中町員外13-1 0767-52-7071  
ぶどうの木 ぶどう園他 〒920-0171 石川県金沢市岩出町ハ50-1 076-258-0001  
長濱オルゴール堂 工芸品 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町13-31 0749-65-5678  
フルーツアイランド長浜店 食事 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町6-16 0749-63-0280  
海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館 美術館 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町13-31 0749-68-1680  
近江牛まん本舗 食事 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町12-36 0749-62-3327  
黒壁ガラス館 工芸品 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町12-38 0749-65-2330  
琵琶湖ホテル ホテル 〒540-0041 滋賀県大津市浜町2-40 077-524-7111  
ミシガン(琵琶湖汽船) 観光船 〒520-0047 滋賀県大津市浜大津5-1-1 077-524-5000  
彦根キャッスルホテル 宿泊 〒522-0075 滋賀県彦根市佐和町1-9 0749-21-2001  
つる亀庵 蕎麦屋 〒522-0062 滋賀県彦根市立花町1-1 0749-26-2615  
やんて 食事 〒522-0064 滋賀県彦根市本町1-6-25 0749-27-4484  
小牧かまぼこ 四番町店 かまぼこ 〒522-0064 滋賀県彦根市本町 1-11-5 0749-27-7417  
キャッスルいとー 仏具屋 〒522-0064 滋賀県彦根市本町2-1-5 0749-23-4741  
夢京橋あかり館 蝋燭屋 〒522-0064 滋賀県彦根市本町2-1-3 0749-27-5501  



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