岩国I.C. - → 山陽自動車道 → 下松S.A. → 美東S.A. → 小月I.C. → R435, K34, K35 → 川棚温泉
今年の梅雨は、後半各地で大雨の被害をもたらし、梅雨明け宣言が例年より大幅に遅れやきもきしていましたが、3日前にようやく明けて快晴の中の移動となりました。 朝食は例のごとく、下松S.A.で取りました。
川棚温泉 - → 山陽自動車道 → クスの森
下松での朝食が多過ぎたせいかお腹が空きません。 昨年は昼食を取るのに苦労し、又大幅に時間をロスしてしまったので、昨年の教訓を活かし川棚温泉で昼食と決めていましたが、予定を変更して直接『クスの森』へ向かいました。 『クスの森』へは約10年ぶりです。
おぼろげな記憶を頼り駐車場に車を止めると、『クスの森』へ向かって小さな丘を登って行きました。 周りが少し整備されていましたが、そこには昔と変わらない立派なクスの木がありました。 『クスの森』といっても樟が沢山生えている訳ではなく、一本の木が大きく枝をはり、遠くから見るとあたかも森のように見える事から名づけられたそうで、樟の木の樹齢はおよそ千年、木の高さは約21m、幹の周りは約11mある大木で、天然記念物に指定されています。
清清しい気持ちになったところで、次に向かいます。 カーナビによると途中に『小野小町の墓』があるとの事でしたので、寄り道しようとしましたが結局見つかりませんでした。
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クスの森(全容)
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中心のクスの木
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クスの森 - → R191 → 福徳稲荷神社
クスの森から角島に向かう途中に鳥居のトンネルが目に入り、直後に大きな鳥居に気付きました。 時間に余裕が有ったので、Uターンして、ちょっと寄り道をする事にしたのが、福徳稲荷神社です。 急勾配の坂道を登り、大きな鳥居を潜ると砂利を敷き詰めた整備された駐車場がありました。 駐車場から眺めると、響灘が一望出来ました。
神社は新しい神社で、鳥居や建物の朱色が目に焼き付きます。 お参りをした後、御朱印を頂きに社務所に行った所、アルバイトのような女性が一人居るだけで、しかも御朱印はないとの事、ちょっとがっかりしました。
山口県の西部(長門の国)豊浦町宇賀大嶋の稲城山中腹に御鎮座し、全国でも屈指の観海を聖域とする稲荷神社で、壱千年有余の古い歴史を有し、当時は現在の千本鳥居ないに、谷嶽・谷森・谷川稲荷の御名で三社をお祀りしてあり、現存資料の中に「人皇十二代景行天皇安須波の原に御臨幸のみぎり、御山の姫菖蒲を叡覧あり、その美景に見いられて、いぬことを忘れる。即ち「いぬなき山」というと伝えられ、以来この所を犬鳴山(稲城山)と称しこの景勝地を清遊の場として、お参りされる参詣者も多勢で、昭和四十六年秋に右三社の御祭神を合祀して御社殿の造営を為し、旧祠時代より残され来し碑に刻まれた福徳を崇め、福徳稲荷神社と称えてお祀りするに至る。 | |
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福徳稲荷神社 - → R191 → 角島大橋 → 角島灯台
昼食は角島に渡り『しおかぜの里』で頂く事にしました。 『しおかぜの里』の駐車場は、目の前の海水浴場の駐車場も兼ねており、大混雑していましたがなんとか駐車スペースを見つけレストランに向かいました。 暫く待たされた後、ガイドブックにも紹介されていた「ウニとサザエの炊き込みご飯セット」を注文しようとしたら既に売り切れとの事で、仕方なく家内と同じ「鰯の天ぷら定食」と「サザエのつぼ焼き」を頂きました。 メニューには「焼きイカ」も有りましたが、これは灯台でのお楽しみにとっておく事としました。
お昼を食べたばかりですが、昨年食べて好評だった「一夜干の焼きイカ」を食べに角島灯台に向かいました。 もともと角島灯台への観光客目当ての駐車場の事務所の一角で営業しているものです。 駐車場に車を止めるので、駐車料金を取られてしまうので、焼きイカを食べる為だけの駐車はちょっと勿体無い気がしましたが、それでもそれだけの価値はあると思います。
角島灯台 - → ホテル西長門リゾート
角島灯台から角島大橋を渡り、ホテルに向かう途中で交通事故に遭遇しました。 見通しの悪い右カーブで、右側の駐車スペースからバックして来た車に、我々の前を走っていた車が衝突したのです。 当然道は通れなくなり、幸い後続車が無かったので元来た道を引き返して、大回りしてホテルに向かいました。 下手をしたら自車がぶつかったかも知れず、気をつけて運転せねばと思いました。
角島大橋から眺めた時から気にはなっていたのですが、今年の海水浴場は去年より角島寄りになり、ホテルからは遠くなっています。 どうやら昨年の場所は波に洗われて殆ど砂がなくなってしまったようでした。 砂浜は昨年の場所よりも幾分遠浅で、中州のようなところがあってそこで波が微妙に変化します。 娘は波がえらく気に入ったようで、浮き輪に乗りながら波乗りに興じていました。 幾分潮が引いた時には、中州に立って波と戯れています。 時々大波が来て、海中に沈んでしまう事がありましたが、平気顔をして遊んでいました。 16時頃には、「明日も有るから」と説き伏せて無理やり部屋に連れ戻しました。 すっかり海が好きになってしまったようです。 そういえば、角島との間の海土ヶ瀬戸で野生のイルカが泳いでいるのを見る事が出来ました。
夕食はおなじみのフレンチでしたが、娘は今年もパンまでしか持ちませんでした。 寝てしまってから大好きな「かぼちゃのポタージュ」が出たのに食べられなくて、残念です。 昨年と違い、図体が大きくなってしまったので、即席ベッドで寝かせる訳には行きません。 家内と交互に抱っこしながらの食事となりました。 海に沈む夕陽を眺めながらの食事は、今年も大変美味しく頂く事が出来ました。
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オードブル
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温泉卵+α
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あなごのてんぷら
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角島に沈む夕日
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ホテル西長門リゾート - → R191 → 彦島有料道路 → 彦島
昨年同様、翌朝はチェックアウトしてから砂浜に向かいました。 昨年と違う事は、娘が元気一杯で海も波も怖がらずに果敢に向かって行く事でしょうか。 昨日に比べると若干潮が満ちていたために、中州で立って遊ぶ事は出来ませんでしたが、それでも浮き輪に乗って楽しそうに遊んでいました。 娘は名残惜しそうにしていましたが、昼過ぎには引き上げて途中、養鶏場によってお土産の卵を買い求め下関に向かいました。
2日目は特に予定を組んでおらず、なんとなく下関に向かい、以前から気になっていた彦島を見学する事にしました。 彦島とは下関の突端にある島で、ふくの水揚げで有名な南風泊市場があるところです。
季節外れでしたし、昼過ぎでしたので市場は人気が無く、ただの倉庫群に見えました。 こんなところに市場が有ったのかと思いながら、狭い島内を走りました。 意外にも海水浴場などもあり、ちょっと驚きました。
下関I.C. - → 中国、山陽自動車道 → 下松S.A. → 岩国I.C.
ひこっとランド見学も無事に済ませ、下関I.C.から家路につきました。 昨年と同じ、一泊二日でしたが娘が海水浴を堪能するには、二泊三日にした方が良さそうです。 来年は早めに予約を入れて、ゆっくりと海水浴を楽しみたいと思います。
名称
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内容
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住所
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電話番号
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備考
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しおかぜの里 角島 | レストラン | 〒759-5332 下関市豊北町大字角島853-4 | 0837-86-0611 | |
ホテル西長門リゾート | ホテル | 〒759-5331 下関市豊北町神田2045 | 0837-86-2111 | |
木下ファーム | 養鶏場 | 〒759-5331 下関市豊北町大字神田3673 | 0837-86-0192 |