自宅 - → R2 → 大竹I.C. → 山陽自動車道 → 廿日市I.C. → K30 → 小瀬川栗園
8月のブドウ狩りに続いて秋の味覚第二弾として栗拾いに出かけることにしました。 場所は、先日「ひろしま満点ママ!!」の「ビューティー☆倶楽部」で紹介された『小瀬川栗園』です。 場所は三瓶山の北側辺りで自分達の感覚では、国道186号線を北上した方が近いイメージを持っていましたが、カーナビの指示は廿日市まで高速を使い、それから北上するコースが選択されました。 知らない場所なので、取りあえずはカーナビに従って出発しました。
先日の台風14号の被害を最も受けた地区を通るだけ有って、県道30号線は目的地まで3カ所で片側交互通行となっていました。 また、川沿いの家々は浸水したらしい形跡が、やはり大変な被害に遭われたようでした。
そうこうしている内に、栗園に到着しました。 10時から開園との事で、ほぼ10時に到着したつもりでした。 ところが入り口に近い駐車スペースは一杯で、なんとか開いていたスペースに車を止める事が出来ました。
入り口で小学生位の女の子に一人300円の入園料を払って栗拾い開始です。 渡された籠一杯で約1kg入るとの事。 娘の分は余計かとも思たものの、3籠持って出発です。 入りがけに女の子に「頑張って下さいね」と声を掛けられました。
さて栗園は思っていた平地に栗の木が植わっているイメージとは異なり、傾斜地に栗の木が植えられており、娘を抱いて坂道を登るだけでかなりの重労働です。 おまけに通路端に落ちているのは空になった栗のイガばかりで、肝心の栗が見当たりません。 山の上を目指して登って行きますが、上に行っても同じような状態です。 仕方がないので、落ち栗拾いに作戦を変更し、前の人々が取り損なったり、落としてしまったものの内まともそうな栗を拾うことにしました。 結構な傾斜地で娘を一人で置いておけず、これしか対応方法がありませんでした。 しかし所詮は落ち栗、質的にも量的にも満足出来るようなものは望めませんでした。
次の作戦は木になっている栗をターゲットにしました。 口の開いているイガを探して栗を集める作戦です。 しかしやっぱり、通路の両側に植わっている木は既に捕られ尽くされており、斜面を登っていくつか口の開いているものを見つけたに止まりました。 また、口は開いているもののおしりはまだ白く、あまり美味しそうでは有りません。
そこで更に山の上へと登ります。 途中、ふと傾斜の下を見ると、雑草の茂みに栗のイガがいくつか引っかかっています。 転げ落ちないように注意して降りて見ると、木から落ちて転がって来たもののようで、栗も中に詰まっています。 更に茂みの中にはイガから転げ落ちたきれいな栗が結構な数隠れていました。 これらの栗を拾い集めるだけで籠が一杯になりそうです。 これは案外穴場かもしれません。 一度通路まで戻り、今度は家内が斜面を降りて別の茂みの中を探します。 但し、かなりの急斜面の上、足場が悪いので体力を消耗します。 入りがけに「頑張って下さいね」と云われた意味がようやく理解出来ました。 結局、この方法で3籠が一杯になる程の栗を拾うことが出来ました。 時間を見ると始めてから1時間程経過しています。 籠も一杯になった事ですし、引き上げることにしました。
出口で計量すると2.9kgあり2900円を払って栗園を後にしました。 来たときにはガラガラだった下の第二駐車場?も一杯になっており、テレビの威力はすごいと改めて感じました。
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小瀬川栗園
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良く熟した栗
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小瀬川栗園 - → K30, R186 → スパ羅漢
帰りは戻らずに186号線の方に抜けました。 お昼にするため、少し奥に入り道の駅「スパ羅漢」を目指します。小瀬川沿いに北上して行くと川沿いの施設は壊滅的な被害を受けていました。 小瀬川温泉の反対側にある施設も土台から抉られてしまい、建物が傾いている状態です。 この分では川沿いにある道の駅も危ぶまれましたが、幸い道の駅には被害はなさそうでした。
お昼はスパ羅漢で「肉うどんとヤマメの唐揚げ」のセットを頂きました。 このヤマメの唐揚げが絶品でした。 娘も喜んで食べていました。 海の魚でも川の魚でも何でもOKのようです。
スパ羅漢 - → R186 → 大瀧神社
時間に余裕が有ったので以前からお参りを予定していた大竹の大瀧神社に参拝しました。 ちょうど参道の階段を工事しているところで、風が強かったために鉄筋が転げ落ちて、鈴の音のような音を響かせて落ちていったのが印象的でした。
この神社は職場に近いことも有って、以前の職場では初詣や安全祈願などで良く利用させて頂いていました。
大瀧神社は多岐津姫命を主祭神としている。 当社は、人皇第三十三代推古天皇即位の五年旧九月十九日、大竹村当時の横竹村字弥ヶ迫に創建された。 下って永禄二年毛利氏が吉田に拠城の際、縄田に堤防を築いて耕地を創成したので元亀元年弥ヶ迫より七ッ畔に奉遷して田中大明神と称した。 ついで元文五年、更にこれを歯だ山の現在地に奉遷し社号を大瀧神社と改め大竹の郷人崇敬の氏神様として今日に至っている。 | |
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大瀧神社 - → 黒川大歳神社
もう一つ気になる神社が有ります。 大竹I.C.から高速に上がり上り方面を走行するとすぐに左手に見える神社です。 これが下から探すとなかなか見つかりません。 大野浦の方まで行き過ぎたりと近所をうろうろしてようやく目的地に辿り着くことが出来ました。
塗り替えたばかりの鳥居が非常に印象的な神社で、これでいつも気になっていた神社の正体が判明し、胸のつかえがおりたような気持ちです。
黒川大歳神社は郷邑記「文化3年 1806」によると、黒川村の神社堂は大歳大明神、祭神、倉稲魂神、祭礼九月十五日、当村氏也、神主玖波西村出雲守也とある。 佐伯群誌、芸藩通誌には、黒川にあり、大市姫守、大歳神を祀る。 元、石を神体とせり、後祠を建つとある。 | |
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黒川大歳神社 - → R2 → 自宅
栗拾いに神社巡りと実りの多い一日を過ごし、途中買い物をして帰宅の途につきました。
名称
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内容
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住所
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電話番号
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備考
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小瀬川栗園 | 農園 | 広島県廿日市市津田須川田 | 0829-72-0936 | |
スパ羅漢 | 道の駅 | 広島県廿日市市飯山21-5 | 0829-72-2221 |