2004.10.20〜24
会場 町田市立国際版画美術館

3年間、町田市内の公園をテーマにしてきましたが、今年は「市民の花」をテーマに選ばれました。
町田市の花はサルビアですが、その他に、市民の花としてツツジ、スミレ、ユリの3点があるそうです。
切手展の会期が秋なので、どの花がよいか迷われたそうですが・・・。(^_^.)
スミレの切手は、自然保護シリーズの「タカネスミレ」、ふるさと切手兵庫版「宝塚」・・・くらいしかありませんし、ツツジは「東京の花・木V」で発行されていますが、今回は・・・。
ユリは神奈川県の花であるのが少しひっかかるそうですが、沖縄の花、東京の花・木V、とっとり花回廊など、多く発行されているのでよいのではないか、と言うことになりました。
昆虫は入れてもよいそうですので、早速検討したいと思います。

                                    2004.5.16記

百合にクロアゲハを配しました。
                                    2004.8.20記
公示が降りました。変更は無さそうです。
                             2004.9.18記
こちらは1999.9.20 
うちで羽化したクロアゲハです。
この子達の写真を見ながらデザインをしました。またカシェを描く時に、この子達が生きてくる、と思うと嬉しいです。
クロアゲハはとてもおとなしく、幼虫の時ももくもくと葉っぱを食べているだけです。
こちらも1999年当時の飼育風景。
右は前蛹が4頭・・・。(^_^.)

絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
台切手「東京の四季の花・木」からユリ

台切手「日本郵政公社発足記念」
最初に百合に合う昆虫のことを昆虫の大先生にご相談した時、白い百合にクロアゲハのイメージが湧いた・・・とのことでしたので、メインには白い百合を持って来たいと思っていました。
百合もヤマユリ、テッポウユリ、カサブランカ・・・といろいろありますが。

1993.3.12発行 四季の花シリーズ「百合」と
1966.4.20発行 切手趣味週間 藤島武二画「蝶」
今回、切手を選ぶに当たって、昆虫の方はクロアゲハは「郵政公社」の酒井抱一画 牡丹と芍薬と蝶(四季花鳥図巻(部分)を押されましたが、わたしは藤島武二の「蝶」をぜひ使いたいと思いました。「クロアゲハ」としてはよほどリアルに描いてありますし、幼虫の飼育をして、クロアゲハの羽化を楽しみに待つわたしにはこちらこそがぴったりですよね。(^^ゞ
ただ、スペースをとりすぎること、額面が10円ですから、何の切手と組ませたらよいかはずっと悩んでいました。
そんなとき、鈴木其一の「百合」は格調高く純然たる絵画であり、引けもとらず邪魔にならず、これこそぴったり、と白羽の矢が当たりました。(^.^) しかしどちらの切手も既に入手は難しく・・・。(^_^;)

台切手 1990.4.27発行 ふるさと切手 神奈川版「百合」
この小型印と同じ絵は、横半分のカードだけではもったいなく、全面カードも作っておきたいと思いました。
こちらのふるさと切手も初期のもので入手困難です。

台切手 2001.7.2発行 「日本ユネスコ加盟50周年記念」
特製封筒 103×153ミリ
百合の切手はいろいろありますが、封筒用に80円以上の額面と言うと、「とっとり花回廊」などがありますが、わたしの絵のタッチにはあまり合いません。
ここはとっておきの切手を使うことにし、切手にあわせて、ピンクの百合を描きました。
こちらは幼虫の飼育を始めた頃の絵です。
終齢幼虫は新幹線みたい、とか、かわいい顔をしている、と言う人もありますが、「これは仮面よ、顔じゃないんだから」と思って居たりします。(^_^;)

台切手 自然保護シリーズ「ミカドアゲハ」
こちらも何年か前。グレープフルーツの葉に産み付けられた卵が孵って、1齢、2齢・・・と育ち、前蛹になり、蛹になって羽化するようすを観察しながら描いていった絵で、お気に入りです。(^v^)

過去の町田趣味の切手展の小型印です。
たまたまなのですが、わたしのデザインした10個目、20個目、30個目・・・と、いつも節目に当たっています。(^.^)
今年度は42個目に当たりました。

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