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隊員紹介 その3 |
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隊員 仕立 亮一(食糧・輸送・梱包)
「山登りを始めたきっかけは、植村直己の『青春を山にかけて』を読んで、
自分もヨーロッパの山に登りたい、ヒマラヤの山々のいただきに立ちたいとの思いから・・・」と、
彼は23才の時に書いている。
ワンダーフォーゲル部で大峰や弥山に登り始め、
社会人になってからは、岩に目覚めフリーとアルパインに、
剣に、八が岳に、穂高に、幕岩に、備中にと年中通いその思いをふくらませていった。
そして、彼は山田良二と出会い、「堅実な電気技術者」としての職を辞し、ダウラに行く“夢”を選んだ。
そして、見事に登頂し、群馬の名塚秀二氏に
「初めてのヒマラヤ8000mで、1発で登頂とはずるいぞ!俺でも3回目だぞ」と、ほめられた。
ベースの読書に三浦綾子の「塩狩峠」を、お母さんから借りて持ち込み、
3人の愛読書となった。なかなかお母さん思いの、やさしい若者でもある。
京都岳人クラブ所属