 |
登攀活動 その6
|
 |
まねき猫と塩狩峠
9月27日
5時10分起床 7時半C1発
9時RC着
10時発 11時半BC着。
だいぶ雪がとけ、テントの床が高くなっている。
昼食後、頭を洗って、星野さんのテントへ。
リエゾンがマルファまで来ていること、ルート状況、テロ事件のことなどを話す。
もらった新聞を読んですごす。
石井隊長が話しにくる。
明日シェルパがルート工作で上へ向かい、
29日3隊員(矢崎、高橋、臼井の3氏)が出発し2日に頂上を目指す旨うかがう。
C2をタッチしただけで大丈夫だろうかとも思うが、
経験豊富な石井隊長の判断に口を挟むつもりはない。
石井隊長、星野隊長、私で少し話す。
群馬隊は、FIX使用料として3万ルピーを石井隊に支払い、
日本隊の中で最後にアタックするであろう群馬隊が極力回収することで落ち着く。
9月28日 晴れ時々雪
クラブイエティ隊の福岡さんは、2次アタックするそうだ。
職場を退職しての参加という。
朝食後、ゴンブー、アンプーリと予定の打ち合わせをする。
我々のアタックは予定通り4日に照準を合わせる。群馬隊はプジャをしていた。
夕食後、ダワと4日にアタックするが、MAX15日までは、粘る旨伝える。
夜、星の写真を撮っているとドイツ・スウェーデン隊のバーバラが話しかけてきた。
4日にアタックするとのこと。
9月29日
7時頃クラブイエティ隊のアタックメンバーを見送る。
イタリア隊も2日にアタックする予定で上がっていった。
9月30日 晴れのち曇り
ゴンブーとパイササーブ(福岡さん)とアンプーリを見送る。
頂上付近にいやな雲がかかり少し気がかりだ。
塩狩峠を三度読破する。
帰ったらぜひいってみたいものだ。
夕食後、3人で意識あわせをする。
「チャンスは2回。調子が悪くなれば降りる。等。」
6時のアンプーリとの交信では、C1以上は、晴れているとのこと。