ＭＹ　フェイバリット

ＴＶ電話

フレッツフォン
VP1000

　電話だと、どうしても通り一辺の会話にしかならず、かまえてしまうということもあり、一時スカイプとかIP電話を入れてみたのですが、通話料金が無料でも、なかなか気軽にかけるということをしませんでした。
　そこで、実家にもパソコンを入れてダイヤルアップですが、インターネットができるようにして、さらにWebカメラとマイクを設置して、ＴＶ電話っぽいことができるようにしてみました。でも、けっきょくパソコンを立ち上げる面倒と、会話するまでのパソコンの操作は、お年寄りにはちょっとキビシかったみたいで、毎回電話で操作の指示をしてからでないとTV電話が始まらないとう状況でした。
　そんな時、VP1000というＴＶ電話がNTTから発売され、これならお年寄りにでも操作できるのではと思って導入しようとしたのですが、なんと実家にはADSLが来ていませんでした。結局、そのままADSLをはじめ通信回線が整備されるのを待っていたのです。そしてついに2005年の春、神淵にもADSLがやってきました。
　早速、NTT西日本にフレッツADSLを申し込み、プロバイダー（ASAHIネット）と契約を行って実家にも常時接続する環境を構築しました。ASAHIネットにした理由はただひとつ、IPテレビ電話の通話料が無料だったからです。ここでおもいきってVP1000を２台購入し、１台を岐阜の実家に、もう一台を東京の自宅に設置することにしたのです。

�@あたりまえにＴＶ電話

　 いちばん利用頻度が高いのは、ＴＶ電話として使うことです。あらかじめ短縮ダイヤルに電話番号をセットしておいたので、フロントパネルにあるＴＶ電話の大きなボタンを押して、短縮ダイヤルの一番目をタッチし、電話のマークをタッチすれば自宅と実家が繋がります。短縮は名前を入れて６つまで登録できますが、とりあえずVP1000は実家と自宅だけなので、専用という感じです。
　やっぱり顔が見られるというのはいいものです。電話をしているという感じではありません。ハンズフリーになっていて（本体にマイクとスピーカーがついている）、みんなで一緒に会話できるというところが電話と違います。会話がとぎれてもとりあえず間が持つのがありがたいですね。声だけではわからない状況が伝わりますから、会話にバリエーションができます。実は、父にパソコンやプリンターの操作を説明する時にいちばん役だっています。
　フレッツ光ではないので、速い動きがあるとノイズブロックが出るというか 、モザイクのようになりますが、音声は届いているので、まあ雰囲気は十分伝わります。コマ送りのような感じや遅延はありませんから、さほど違和感はありません。

　写真のようにメモ帳を共有することができます。お互いに書き込みあうこともできますし、画面に地図を書いたりして言葉だけでは知らせにくい情報も簡単に伝えることができます。子供がプレゼントをおねだりする時、おとしよりにはわかりずらい、ゲームの型番を確実に知らせるのに役立ってます；；；；；；

★子供が通知票などを持って来た時、見せながら話せる

　画面を全面表示すればけっこう見えるもので、プリントをカメラの前にかざせば文字が読めるくらいです。細かく説明しなくても伝わるところがいいですね。地図やパンフレットを見せながら説明できたりします。他にも写真を見せたり食べてるものを見せたり、夏にはホタルをつかまえて見せてくれたりしました。実家に送られて来た自分あての手紙とかも、見せてもらえれば、間違いなくどこの何か把握できます。

�B専用フォトアルバム

　VP1000の画面の大きさに合わせた実家専用の写真ページを作りました。これは自宅サーバーの中に家族専用（主にタクト）のフォト・アルバムを用意して、VP1000のボタンひとつで呼び出せるようにしたものです。画面上のツール・バーにあるMYstationにタッチすれば、我が家のフォトアルバムが呼び出されます。そこにあるアルバムメニューをタッチすれば、各アルバムを呼び出せます。子供の写真を中心んとした、今年のアルバムをはじめ、昨年のや一昨年のもの、旅行の写真などです。
　これはｍｙstationにあらかじめ決めたHPアドレスを登録しておき、エントリー画面やフォトアルバムの登録は東京の自宅で変更できるようにしています。

◇ケータイからも写真登録
　このフォトアルバムは、パソコンからだけでなく携帯電話からも写真を登録できるので、常に最新の写真を入れておくことができます。学校の行事があった時、ちょっと出かけた時だけでなく日常で取った写真をパッと登録できるようにしています。もちろん実家からも登録できるのですが、まだ登録してもらったことはありません。

�Cメール

　フロントパネルにある大きなメールボタンを押せば、パソコンを起動しなくてもメールを見ることができます。言葉で伝わりにくい数字やら住所やら何かの番号とか、簡単に文章をメールで送受信できるので、これならお年寄りにもメールが使えます。入力は、キーボードではないのですが、タッチパネルでもややめんどいので、実家からメールが送られて来たことは今までで一度もありません。でも、ＴＶ電話でメール見てと言えば、こちらからのメールはちゃんと読んでもらえます。

＜使い勝手いろいろ＞
● 定額制（月525円）のFLET'S.Netナンバーは、東日本と西日本の通信ができない
　プロバイダーＩＰ　ＴＶ電話サービスでないと、東京と岐阜の実家でＴＶ電話ができません。Netナンバーと、プロバイダーＩＰ　TV電話とはつながらないんです。

●ケータイからVP1000とTV電話ができない！！！！
　VP1000が発表された時、FORMAと半年以内に・・・・とか発表されていたと思ったのですが、FORMAとはいまのところＴＶ電話できません。これ、けっこう期待していたのにガッカリです。
　先日（2005年12月）、VP1000とFOMAが繋がるようになったというお知らせが来ました。ところが、ひかり電話を入れないとFOMAとＴＶ電話ができません。またまたがっかりです。ひかり電話のTV電話サービスにしたとすると東日本と西日本が繋がらず、岐阜とは話せません。ＦＯＭＡとのＴＶ通話にするか、実家（東日本−西日本）とのＴＶ通話にするかの選択になります。

●カメラがもっと広角ならいいのに・・・
　ハンズフリーなので、ある程度ＶＰ１０００に近づいてはなさなければならないので、もっと広角のカメラでないとまわりの状況が見られません。まあ、みられたくないという場合もあるでしょうが・・・・おまけに、まわりが暗くなると弱い。

●シェル操作やアプリ登録ができない
　玄関にそなえつけたＷｅｂカメラの画像を表示したり、ビデオサーバーからの映像を見たりできないのは不満です。これができれば、来客がだれなのか、簡単にみられるのですが、残念です。

●ＵＳＢマウスがあると便利
　USBの光マウスを接続してみたら、すんなり動きました。