7. 旅 行 ア ル バ ム (12)


「月山登山と温泉」

日本百名山の「月山」に登り、山麓の温泉民宿で心を癒す旅

「日本百名山 月山、リフトで登り温泉を楽しむ旅」

「月山」(山形県、1984m)は死と再生の聖なる山として崇められている。
その月山は、夏スキーのメッカでもあり、リフト利用の登山が秋まで出来る。

月山の 丸き頂き 仰ぎ見る




◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


◆「山寺」 〜 「月山志津温泉」 〜 「月山」 初日(2002.9.21)「山寺」に立ち寄り、21日の宿泊は「月山志津温 泉」の「民宿 ゆきしろ」とした。 『山寺』、『民宿 ゆきしろ』の案内 【交通・往路】マイカー ◆ドライブ コースタイム(往路=南浦和〜月山志津温泉)・・・1日目 南浦和駅0630→ 東北自動車道浦和IC0650→ 山形自動車道山形 上IC1050→ 山寺下1100→ 山寺着1120 《「山寺」見学:1120〜1330》、《食事:1340〜1430》  山寺発1440→ 月山銘水館1620〜1630→ 月山湖(日本一の大噴水) 1640〜1720→ 月山志津温泉「民宿ゆきしろ」着1730 【月山登山】姥沢(志津)口 ◆月山登山(登り)・・・・・・・2日目午前中 起床0600→ 食事0700→ 「ゆきしろ」発0830(マイカー) → ペアリフト駐車場着0840/0850発→ ペアリフト搭乗0910頃? → ペアリフト下乗0920(登山開始)→ 休憩0950(5分)→ 牛首 1020/1030発→ 月山神社1120(5分休憩)→ 月山山頂1130 《昼食:1130〜1200》 ◆月山登山(下り)・・・・・・・2日目午後 下山開始1205→ 牛首1250(20分休憩・写真撮影等)→ 牛首発 1310→ ペアリフト上駅1335頃→ ペアリフト下駅1345頃→ 駐車 場1400→ 山形県飽海郡遊佐町「あぽん西浜」着1630(入浴1700 迄) → 食堂「山形屋」着1720(1930迄)/1930発→ 鉾立山荘 着2000・・・就寝2200 ★【月山ペアリフト情報】リフト乗場 0237(75)2025 【注】以下、3日目の「鳥海山登山」・「五色温泉 宗川温泉」に 続く。 【見所】 月 山 = リフトを利用するこのルートは月山の登山ルート中最短。 リフト上駅を降りるとしばらく木道が続き初心者にも登 りやすい。 姥ケ岳を左に見て牛首を越えた頃から岩場の急坂となる。 しかしながら、夏は高山植物、秋には紅葉をゆっくり楽 しむつもりで登れば、2時間程度で山頂へ着くのだから、 初心者向きコースといえよう。 名 水 = 月山山麓湧水 登山コースから少し外れたところに正規の「月山山麓湧 水」があるらしい。 筆者は、民宿「ゆきしろ」からペアリフト駐車場へ行く 途中で、ブナ林の中に、「それらしい湧き水」を見つけた が、どうも本物は別の所のようだった。 温 泉 = ◆「鳥海温泉保養センター あぽん西浜」 鳥海山は秋田県と山形県の県境にある。 その鳥海山が海に面する山麓に、小さな港町「遊佐(ゆ ざ)町」(山形県)がある。 「あぽん西浜」は遊佐町の日帰り温泉施設である。 ◆「道の駅象潟 ねむの丘 眺海の湯」 浴室からの日本海の眺めと、二階大広間からの象潟の九 十九(つくも)島の松の眺めは絶景!!

◆温泉データ 「鳥海温泉保養センター あぽん西浜」 ※ 住所 山形県飽海郡遊佐町大字吹浦字西浜2−70 ※ 電話 0234−77−3333 ※ 営業時間 6:00〜22:00 ※ 休館日 第2、第4月曜日 ※ 施設 超音波バス、バイブラバス、打たせ湯、ボディシャワー、サウ ナ、水風呂(各男女別) ※ 日帰り入浴 大人 600円(※利用時間=11:00-19:00(営業期間に注意)) ※ 交通 秋田自動車道の酒田ICを降りて、国道7号線を北へ。吹浦の手前 にある。酒田ICから20km程度。 ※ セールスポイント あぽん西浜は、鳥海山を鳥海ブルーライン側に降りて一番近い日帰 り温泉である。

◆温泉データ 「道の駅象潟 ねむの丘 眺海の湯」 ※ 住所 秋田県由利郡象潟町字大塩越73−1  ※ 電話 0184−32−5588(代) ※ 休館日 第3月曜休(7・8月は無休) ※ 施設 展望浴槽・サウナ・あわ風呂 (各男女別) ※ 日帰り入浴 大人 350円 ※ 営業時間 9:00 〜 20:00 ※ 休館日 第3月曜休(7・8月は無休) ※ 交通 国道7号と地方道58号(鳥海ブルーライン出口)との交差点(秋田 県象潟町)から北へ 2.5km国道7号沿い西側。 ※ セールスポイント 浴室からの日本海の眺めと(できれば夕日が見たい!)、二階大広 間からの象潟の九十九(つくも)島の松の島々の眺めは共に絶景!! 芭蕉の俳句・・・「象潟や 雨に西施が ねぶの花」。

◆「鉾立山荘」宿泊施設情報 ※「鉾立山荘」(象潟口5合目)は、鳥海ブルーラインにあり、大駐車場を備え た鳥海山への登山基地である。 鉾立展望台(鉾立山荘から登山道を10分ほど登った所にある)からは日本 海や庄内平野の雄大なパノラマを望むことができる。 又、鉾立から見る日本海の夕日や漁火、秋田市から山形県酒田市に至る夜景 は特にロマンチックだということである(今回は曇り空で夜景は見えず)。 ★鉾立山荘 電 話 0184-22-8977 営 業  4/下〜11/上 宿泊代 素泊りのみ 1,370円(寝具を借りて計約2,000円) 【注】風呂はない。 駐車場 無料(大駐車場完備)







§写真による案内(「月山登山」)

◆ 「月山」(1984m)



「月山志津温泉 民宿ゆきしろ」」
月山にもっとも簡単に登山するには、月山志津温泉に宿泊し、翌朝
「月山ペアリフト」を利用して「牛首」経由で頂上を目指すことである。

志津温泉 ゆきしろ宿の 山談義

「月山志津温泉の『民宿 ゆきしろ』さん」はこちら!!





「牛首付近にて」
「牛首」は登山開始から、約1時間の所。10分休んで、「さあ行くか!」

月山や とうとう来たか 九合目





「オヤマリンドウの花」
月山で見られる高山植物は、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、オヤマリンドウなど約350種類以上!

リンドウの ふくらみ丸く 月の山





「民宿ゆきしろの登山用おにぎり」
「民宿ゆきしろ」では、前日に予約すると登山用に
心のこもったおにぎり(2個600円)を作ってくれる。

ゆきしろの おにぎり食べて もみじ愛で





「月山への道」
月山への道は、牛首を過ぎると、石や岩の道となるが、夏は高山植物、
秋は紅葉と眺望に恵まれ、疲れもほとんど知らずに頂上へたどり着く。

牛の背を ゆっくり登りて 別世界



「月山神社」
「月山神社」が遠くに見えた。西部劇のセットのような建物には多くの人が、
一瞬がっかり気落ちすることだろう!! 関係者殿、なんとかなりませんか?

月山や 出羽三山の 威厳泣く



「月山山頂小屋」
私見・・・月山に、山頂小屋と神社の建物がなかったら、
ほんとうの「月山」を感じることができるような気がする。
【注】天候が急変、旧式のデジカメで撮影した写真はひどい!

山小屋も 神社も邪魔な 神の山



「紅葉の月山」
月山の紅葉は、頂上付近では、9月上旬〜中旬、中腹、山麓では、
9月下旬〜10月中旬までである。ペアリフトは10月中旬まで!


月山や 秋色織り成す 山のひだ



「草紅葉の月山」
深田久弥は「日本百名山」において「八月の半ば過ぎ、山は濃い群青
で、牛の背のようにゆったりと伸びていた。どんな山でも頂上のあたりは
いくらか鋭く立っているものだが、月山にはそれがない。」と書いている。
9月下旬の曇り空の中、草紅葉の月山頂上は、心なしかやや高く見えた。

草燃えて 月山の秋 やや高し






【注】「3日目の「鳥海山登山と温泉」」はこちら!



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