1.浦和からの温泉
1-116 「沓掛温泉」の共同浴場「小倉乃湯」
◆『沓掛温泉』について
沓掛温泉は長野県小県郡青木村にあり、夫神岳
(おがみだけ)の西側の中腹標高670mの山間の静
かな環境の中、沓掛川の傍にある。
明治の文豪田山花袋が「信州には著名な温泉が
数多いが、沓掛温泉ほど四季とりどりの美しさに
恵まれた処は無い」とこよなく愛したという。
こじんまりとした温泉地で、旅館が3軒存在、
共同浴場は1軒「小倉乃湯」がある。
今でも、古来の湯治場の雰囲気が残っている。

◆温泉案内
「沓掛温泉」の共同浴場「小倉乃湯」
所 在 地 : 長野県小県郡青木村沓掛428-3
電 話 : 0268-49-1126
交 通 : (マイカー)
※上信越道上田菅平ICから国道18
号・143号線経由で21キロ(約35
分)
(電車+徒歩)
※JR長野新幹線上田駅から千曲青
木行きバスで30分、終点下車、
村営バス沓掛行きに乗換えて約
10分、終点下車徒歩3分。
■《写真右上『小倉乃湯』の外観》
※撮影 2009.2.12
施 設 : 内湯(男女別。男女共2つの源泉
別に浴槽が2つある)。
※1つは35度、もう1つは39度のお湯が
源泉掛け流しで注がれている。
※ぬるい方の浴槽は、長湯をするには
全くもって適温である。
■《写真右『小倉乃湯』の「ぬるい浴槽」》
※撮影 2009.2.12
【注】「食堂」なし。
2階の休憩室は、冬は電気コタツが
2つあり、晴れた日は日当りがよく、
そのコタツもいらないくらい暖かい。
営業時間 :(日帰り入浴は)9:00〜21:00
休 業 日 :火曜日
※祝祭日は営業、翌日休業
料 金 :日帰り入浴 150円
※1日中いてもよい。
※2階の休憩室は、食事持込可。
【注】飲酒は禁止。
●セールスポイント
『小倉乃湯』に露天風呂はないが、2つの
浴槽の内、1つが約35度とぬるいので、長
湯好きがじっくり体の心から温まるには、
ピッタリの温泉である。
■《写真右『小倉乃湯』の「温かい浴槽」》
※撮影 2009.2.12
【注】やや高温の浴槽は39度くらいで、
更に真冬の寒いときは、加熱のお
湯も蛇口から追加できる。
§写真で見る『沓掛温泉』
◆『小倉乃湯』の写真

『小倉乃湯』の「洗い場」。格子の向こうは「足湯」
※撮影 2009.2.12

「洗い場」の「使用料金表」
※撮影 2009.2.12

手前が「洗い場」、奥は「足湯」
※撮影 2009.2.12

『小倉乃湯』の「休憩室」。二階にあり、山々が見える。
※撮影 2009.2.12

『小倉乃湯』の「休憩室」。冬でも日当たり最高!
※撮影 2009.2.12
§写真で見る『周辺の観光情報』
◆『田沢温泉』の写真
同じく青木村の「田沢温泉」は、金太郎伝説がある
子宝の湯「有乳湯(うちゆ)」という名湯の誉れが
高い共同浴場を中心に、こじんまりとした温泉地で
ある。
小説家島崎藤村が若い頃に滞在し、有名な「千曲川
のスケッチ」の中で「田沢温泉」を紹介している。
※「有乳湯(うちゆ)」の住所:長野県小県郡青
木村田沢温泉

『田沢温泉』の共同浴場「有乳湯(うちゆ)」の全景
※撮影 2009.2.12

『田沢温泉』の共同浴場「有乳湯(うちゆ)」の正面写真
※撮影 2009.2.12

『田沢温泉』の老舗旅館「ますや旅館」
※撮影 2009.2.12
映画「卓球温泉」の舞台となった宿。入母屋造りに
気品のある高楼のある木造三階建て和風伝統旅館。
「田沢温泉の紹介サイト」はこちら!
■長野県「うえだ地域の日帰り温泉」は、下記URL参照。
http://www.ueda-trenavi.jp/onsen/index.html
※上田地域観光協議会の公式ホームページ。

◆『大法寺』の写真
青木村には、国宝の三重の塔がある寺として長野県
下ではつとに名の知られた『大法寺』もある。
『大法寺』は天台宗の寺院。山号は一乗山。
※「大法寺」の住所:長野県小県郡青木村当郷

『大法寺の六地蔵』
ひっそりとした山里に似合う。なかなかいい雰囲気!
※撮影 2009.2.12

こちらは『大法寺 観音堂の参道』
更に進むと、左手奥に国宝の三重塔が見えてくる。
※撮影 2009.2.12

『ユーモラスな石仏』
観音堂のへ長い参道にユーモラスな石仏が10数体並んでいる。
※撮影 2009.2.12

『大法寺 観音堂参道』の石段。
石段を登るごとに三重の塔(国宝)が迫る!
※撮影 2009.2.12

『大法寺』の三重の塔(国宝)。
別名「見返りの塔」と言われるほど姿が美しい。
※撮影 2009.2.12
■『大法寺』の三重の塔(国宝)に関する「青木村」の
公式サイトは、下記URL参照。
http://www.vill.aoki.nagano.jp/sights/culture.htm#01
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