1.浦和からの温泉



1-105 東京23区最南端の天然黒湯『六郷温泉』


◆『六郷温泉』について

  2007.12.30 東京都大田区にある温泉の銭湯『六郷温泉』
 に行ってきた。

  天然温泉の銭湯は東京都の大田区にかなりの数がある。

 2007.12.30現在、東京都浴場組合ホームページ「東京都内
  銭湯マップ」の「大田区」によれば74件の銭湯があり、そ
  れらの1つ1つを地図上クリックして「紹介内容」を調べ、
  更に検索サイトから、それぞれのホームページを調査をし
 て「天然温泉」&「黒湯」の条件をみたしている温泉の特
 定を試みてみた。

 すると、天然温泉を銭湯のお湯に用いている所は19軒と推
 定され、内16軒が「黒湯」を用いた銭湯の模様である(一部
 筆者の推測) 。

 ■東京都浴場組合ホームページ「東京都内銭湯マップ」はこちら!
【注】『六郷温泉』は、地図の一番下(最南端)の「六郷土     手」という文字のすぐ近くの赤いをクリック!  そして、それらは、駅から近いとか、露天風呂があるとか、  レトロな建物がいかにも昔の銭湯風とか、いろいろ特色が  ある。  今回の『六郷温泉』は、駅から近い。歩いて1〜2分とい  うことで、そこに魅力を感じて、忙しない年の暮れにちょ  っとした時間で日帰りで天然温泉を味わえるので行って来  た。 それと、位置的に東京23区の温泉、銭湯で最南端という  ことも面白いと思ったのである。  ※最北端の温泉、又は最北端の銭湯はどこだろう?  ちなみに、大田区の「黒湯」は、重曹泉(アルカリ泉)と  いう温泉で、黒褐色をしていて、これは太古の植物が変化  した物質で、泥炭や改定の泥、火山灰などが地下水に溶け  出したものという。  「黒湯」の特質として、入浴した人の皮膚に皮膜を作り、  熱の発散を抑制して優れた保温効果を発揮するのだとか。

◆温泉案内  『六郷温泉』(天然温泉、「黒湯」の銭湯)

  所 在 地 : 東京都大田区仲六郷4−19−2    電  話 : 03-3731-0024       アクセス : (鉄道のみ) 【京浜急行「六郷土手駅】か          ら徒歩2分。          駅を出て、品川から三崎口方面に向かい          進行方向右側(改札を出て左側)、大通り          を左折する。すぐ右斜め前に「六郷温泉」          の看板が出ている。狭い路地を右に入る。          路地の直ぐ先の左手に「六郷温泉」があ          り、すぐそこ(コインランドリーの所)。  ■《写真右「六郷土手駅」》               ※撮影 2007.12.30          ※写真、向かって右が駅改札口。写真の           手前=カメラの方角が「六郷温泉」。                    営業時間 :(銭湯。日帰り入浴)         10:00〜23:00 休 業 日 : 定休日 月曜(祝日は翌日休)                       料  金 :(日帰り入浴) 入浴料 430円 ●入浴施設:男女別:内湯、サウナ(追加料金なし)     ※内湯は、源泉そのままの水風呂の黒湯あり。     ※その他、黒湯には低温(42度くらい?)、高温      (47度くらい)(共に加熱して温度調節)がある。      更には「白湯」(水道水の加熱浴槽)がある。 ■《写真右「六郷温泉」の看板》               ※撮影 2007.12.30    ふれあい広場「六郷温泉」の看板は、「仲六郷歯    科クリニック」の建物に付いている。         ■《写真右「仲六郷歯科クリニック」の建物》               ※撮影 2007.12.30      「仲六郷歯科クリニック」の角を右折。    狭い路地を行くと、「六郷温泉」の看板が縦に付    いている建物(コインランドリー)があ。    そこが「六郷温泉」である(入口は左奥)。      ■《写真右「六郷温泉」の建物》               ※撮影 2007.12.30     ■《写真右「六郷温泉」の「黒湯」(源泉・水風呂)》               ※撮影 2007.12.30       この「黒湯」(源泉・水風呂)は、サウナ風呂の入     口の直ぐ前にある。          サウナ風呂で汗を流して、この「黒湯」(源泉・水     風呂)に入ると実にいい感じである。     ※浴室に入り、一番手前(右側)にあるからといっ      て、決して最初に入らないこと。飛び上がるほ      ど冷たい!     ■《写真右「六郷温泉」の「黒湯」(低温・加熱湯)》               ※撮影 2007.12.30       この「黒湯」(低温)は、低温といっても42度くら     いあり、飛び上がるほど冷たい「源泉」に比べた     ら、相当加熱されている。     ※「肩打たせ」の札の貼ってある装置は稼動停止      中!先客の話では、「ジオネジラ菌」騒動以来      停止しているのだという。          ■《写真右「六郷温泉」の「黒湯」(高温・加熱湯)》               ※撮影 2007.12.30       「黒湯」(高温)と札の出ているこの浴槽は、温度     計が「47度」を示していた!      ※真っ黒くて「47度」もある温泉!      最初の足を入れるのに勇気がいる!     ■《写真右「黒湯」(高温・加熱湯)の温度計》               ※撮影 2007.12.30       「黒湯」(高温)の温度計=「47度」!!     恐る恐る、そーっと浴槽に身を沈めた!     以前入浴した、那須の「鹿の湯」の47度に比べた     ら、やや入り易いと感じた(体へのピリピリ感が少     ない)。一度で何とか肩まで浸かれたから!     ■《写真右「六郷温泉」の浴室》               ※撮影 2007.12.30       右側の手前から「黒湯」(水風呂)、「白湯」(水道     水の加熱浴槽)、ジャグジー風呂(黒湯、人影がある     =撮影OKあり)、中央は「黒湯」(高温)、左端は     「黒湯」(低温)。     洗い場は、中央の衝立(ついたて風タイル壁)の左側。     ■《写真右「六郷温泉」のロッカー》               ※撮影 2007.12.30       脱衣所のロッカー(無料)は、写真のように大きいサ     イズのものが6つほどある。     会社帰り、あるいは小旅行気分でちょっとした荷物     があるような場合は、この大きいサイズのロッカー     は、とても重宝する。

(2) 周辺案内

  《『梅泉の伊東』について》   ■創業百有余年の「和菓子の店」         所 在 地 : 東京都大田区仲六郷4-17-1          ※京急「六郷土手」駅改札出て道路を          「六郷温泉」の方角へ歩き、すぐ右側   営業時間 : 午前9:00頃 〜19:00頃    定 休 日 : 火曜日 ■《写真右「梅泉の伊東」の店舗正面》               ※撮影 2007.12.30    和菓子の紹介          柚子餅、わらび餅、六郷の渡舟、羊羹、          和菓子各種         ■《写真右「梅泉の伊東」で買った和菓子》               ※撮影 2007.12.30 セールスポイント     @「六郷温泉」の帰りにお土産を買うならここ!      ※なにしろ、「六郷温泉」〜「六郷土手駅」の       中間(「六郷温泉」から1分以内、大通りの角)     A「つぶあんのお饅頭」が大好評!      ※餡(あん)が、創業百有余年の技物!     B 筆者は、「わらび餅」がお薦め!      ※甘さがほどよい。蕨の根っこから作った餅       だという。珍味であり、何気ない銘菓。   

(3) その他の「大田区の温泉」

  ◆お薦めの銭湯   ●・・・黒湯  ○・・・その他の温泉  ・辰巳天然温泉(●) JR京浜東北線蒲田駅 徒歩10分     「辰巳天然温泉」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ・ゆ〜シティー蒲田(●) JR京浜東北線蒲田駅 徒歩5分     「ゆ〜シティー蒲田」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※露天風呂あり = http://www4.ocn.ne.jp/~youcity/  ・蒲田温泉(●) JR京浜東北線蒲田駅 徒歩10分 【又は】京浜東北線 蒲田駅からバス 蒲田本町 徒歩1分     「蒲田温泉」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※温泉釜飯の紹介サイト = http://www21.ocn.ne.jp/~spa-mich/todofuken/tokyo/013_kamata.htm   ・NU−LANDさがみゆ(●) 京浜急行線 雑色駅 徒歩3分     「NU−LANDさがみゆ」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※露天風呂あり = http://www.nu-land.com/  ・幸の湯(○) 京浜急行線 糀谷駅 徒歩5分     「幸の湯」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※露天風呂あり = 上記サイトの写真参照  ・第三松の湯(●) 東急多摩川線 鵜の木駅 徒歩4分     「第三松の湯」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ・女塚温泉(●) JR京浜東北線蒲田駅 徒歩12分     「女塚温泉」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※建物が昔の宮造りの銭湯。入口は番台。脱衣所の横には池、    浴室には富士山のペンキ絵と昔からの銭湯の定番をきっち    り守っている。「黒湯の温泉浴槽」と「白湯」がある。 ・・・下記サイトから、「抜粋転載」しました。    = http://www.yumeguri.com/sentou/oota/onazuka.html  ・はすぬま温泉(○) 東急池上線 蓮沼駅 徒歩1分    「はすぬま温泉」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※温泉の色は、淡黄褐色澄明でほとんど無味無臭。    大田区に多い黒湯とは異なり、澄んだ緑茶色。    = http://hasunuma-onsen.jp/  ・桜館(●) 東急池上線 池上駅 徒歩7分     「桜館」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
 ※黒湯といわれる温泉と露天風呂のほか最上階には展望風呂がある。    【注】露天風呂は、冬季は休み(12月〜3月?)   ■「温泉ウォーキング/浦和発」での紹介サイト      1-86 トーキョー黒湯物語→「桜館」
   ・久松温泉(●) 東急池上線 池上駅 徒歩3分     「久松温泉」の紹介サイト(東京都内銭湯マップ)
  ■「温泉ウォーキング/浦和発」での紹介サイト      1-86 トーキョー黒湯物語→「久松温泉」
 
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