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トップページ> 音楽> レビュー> 2006年> 1月 |
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January, 2006 |
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Death Cab For Cutie |
Plans |
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01. Marching Bands of Manhattan
02. Soul Meets Body
03. Summer Skin
04. Different Names For The Same Thing
05. I Will Follow You Into The Dark
06. Your Heart Is An Empty Room
07. Someday You Will Be Loved
08. Crooked Teeth
09. What Sarah Said
10. Brothers On A Hotel Bus
11. Stable Song |
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公式サイト(英語)
Release Date : 2005.08.30 |
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アメリカ・ワシントン州ベリンガムで1997年に結成。
インディーズから4枚のアルバムを発表したのち、
今作がメジャー移籍第1作となる、叙情派ロック・バンド。
(くわしいプロフィールはこちらでチェック!)
バンド名に「デス」なんて付いてるもんだから、
てっきりもっと極太で極悪な音楽を奏でてるのかと
思ってたのに、聴いてみたら、とても繊細でとても優しいの!
先入観って、やっぱりコワイですね…。
去年の今ごろよく聴いてた、イギリスの叙情派、
The Thirteen Sensesとよく似た風合いのバンドです。
うん、こういうの、大好き!
やっぱねぇ、叙情派はいいですよ。うん。
なんていうか、聴いてるだけで、風景が目に浮かぶ音楽。
ここが叙情派の素晴らしいところ!
このアルバムを聴いててもね、
秋の落葉が風に吹かれてる風景とか、
彼女にフラれて落ち込んでる青年が
ベンチに座ってたたずんでる場面とか、
片想いの少女が、好きな人を思い浮かべながら
窓辺でぼんやりしてるところとか、なんかそういうのを
彷彿とさせてくれるんですよねぇ。
せつねぇ。なんか切ねぇっす。
ロマンチックとかそういうのではなくて、切ないのです。
そして、バンド自身の集中力というか、
メロディに対する誠意がありありと見受けられるところも好印象。
長い下積み時代を経て、ようやくここまで来たバンドというのは
勢いだけではない「確固としたスタイル」を持っているから
強いですね! |
posted on 2006.01.25 |
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▲TOP |
Madonna |
Confessions On A Dance Floor |
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01. Hung Up
02. Get Together
03. Sorry
04. Future Lovers
05. I Love New York
06. Let It Will Be
07. Forbidden Love
08. Jump
09. How High
10. Isaac
11. Push
12. Like It Or Not |
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公式サイト(英語)
Release Date : 2005.11.15 |
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マドンナです。
世界中、誰もが知ってるマドンナさん、47歳です。
今回のジャケットは、なんとレオタード姿!ということで
なにかとお騒がせな彼女の新作でございます。
これまでも、マドンナは
ダンスミュージックとポップミュージックのあいだを
ユラユラ揺れ動きながら、常に時代の最先端を歩むという
並外れた才能(というか生き方)を披露してくれている
わけですが、今回もすごいですね!
今回の、この「踊れないダンスミュージック」は
非常にかっこいいです!ダサいんだかなんだか、
わけのわからん雰囲気がサイコーです。褒め言葉です。
なんか、これを聴いてると、踊りたくなる気持ちよりも
踊るって何だろう?と、深く考え始めてしまいそうな
そんな感覚があります。バカ面で騒いでりゃいいって
もんじゃないのよ!とでも言いたげなマドンナさん。
さすがです。
っつうか、こんな真剣にマドンナを褒め称えている、
という以前に、こんな真剣にマドンナの音楽を聴くのは
何年振りでしょ!?みたいな、新鮮な驚きがあります。
(1989年発表『Like A Prayer』以来です!)
当時は、パトリック・レナードを相棒にして
ポップ+セクシー+宗教色をごちゃ混ぜにしたような
過激なんだか穏やかなんだかわかんない、でもかっこいい
音楽を作ってましたけど、今も基本的な姿勢は変わって
ないことがわかって、ちょっとうれしいです。
やっぱ、人の根本的な部分って、変わらないものなんですね。
でもね、このアルバムを聴いてると
カイリー・ミノーグとかペット・ショップ・ボーイズなど
イギリスのダンス系のニオイが漂ってたりするんですよね。
カイリーなんて、マドンナに触発されたような音楽を
歌ってるようなもの(?)ですから、本家が分家に再触発
されてるみたいな感じで、おもしろいですねぇ。
ま、そういう貪欲さもマドンナの強みなんでしょう。
と、何でも肯定的にとらえてあげたくなるような
雰囲気が、彼女にはあるとは思いませんか!?
p.s.
前回のレビュー内で紹介した「マドンナが歌う日本語詞」は
"Sorry"の中にあります。
ごめんなさいという意味の言葉をいろんな言語でつぶやく
パートがあるんですが、その中で「ゴメナ〜サイ」と
典型的な外国人なまりの日本語を披露してくれています。
正直、笑えます。 |
posted on 2006.01.19 |
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▲TOP |
Inxs |
Switch |
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01. Devil's Party
02. Pretty Vegas
03. Afterglow
04. Hot Girls
05. Perfect Stranger
06. Remember Who's Your Man
07. Hungry
08. Never Let You Go
09. Like It Or Not
10. Us
11. God's Top Ten |
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公式サイト(英語)
Release Date : 2005.11.25 |
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80年代から90年代初めにかけて欧米を席巻した、
オーストラリア出身のロックバンド、インエクセス。
マイケル・ハッチェンスのカリスマ的ヴォーカルと
サックスを大胆に取り入れたファンキーなサウンドで
彼らオリジナルの世界観を表現していました。
しかし、1997年、マイケルが自殺してしまって以降、
バンド活動は長らく休止状態。もう一生聴くことはない
だろう…と腹をくくっていたんですが。
昨年、残されたバンドメンバーは
アメリカのテレビ番組を使って
ヴォーカリストの公開オーディションを行い、
新人のJ・D・フォーチュンを正式メンバーとして採用。
新たにレコーディングされた復帰作がこの『Switch』です。
一聴して、コイツが選ばれた理由がわかりましたね。
マイケルと声が似てるもん。
あぁ〜、インエクセスは、やっぱこういう声を求めていたのか!
と思いました。良いか悪いかは別として…。
メインコンポーザーであるアンドリューは健在ですし、
プロデューサーにも売れっ子を配置していますので、
それなりに高品質な仕上がりになっている、とは思います。
でもなぁ。
音も声も、全体的におとなしいです。
マイケルのような勢いがないですね。
華がないとでも言い換えましょうか。
艶がないとでも言い換えましょうか。
惜しい、あと一歩!って感じ。
ま、いきなりビッグバンドに採用されて、
初っ端から自分の本領を全開できる人は、なかなかいない
のかもしれませんし、バンド全体がまだ手探り状態なのかも
しれません。
なので、まぁ今回はウォーミングアップってところかな!?
にしても。
やっぱり、前任者があまりにも偉大だと
後任者はツラいですよねぇ。常に比べられるから。
しかも、声が似てるとなると、なおさらですよ。
しかも、新人となれば、なおさらプレッシャーは大きいし。
とりあえず、今回は今回として
ズバリ次回作が勝負となるでしょう!
バンドとしての新たな一体感と破壊力、そして
ロックスターとしてのオーラを身につけて
また戻ってきてほしいですね!
p.s.
4曲目"Hot Girl"では、日本語の歌詞が入ってて
その部分は、なんとアン・ルイスが歌ってるそうです!
マドンナの最新作にも日本語詞があるし、
(近日改めて紹介する予定)
グウェン・ステファニーも日本を大胆に取り入れてるし、
アメリカでは日本語(日本の若者文化)がハヤってるの? |
posted on 2006.01.13 |
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▲TOP |
Daniel Powter |
Daniel Powter |
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01. Song 6
02. Free Loop
03. Bad Day
04. Suspect
05. Lie To Me
06. Jimmy Gets High
07. Styrofoam
08. Hollywood
09. Lost On The Stoop
10. Give Me Life |
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公式サイト(英語)
Release Date : 2005.08.08 |
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カナダ出身のシンガーソングライター、
ダニエル・ポーターのデビュー作。
カナダ出身ながら、フランスで人気に火がつき、
その後、イギリス、オーストラリア、そしてアメリカでも
シングル"Bad Day"がヒットしています。ピアノを中心とした
骨太なポップスが展開される、有望株。
プロデューサーとして、大御所ミッチェル・フルームを
迎えているあたり、ピアノを最大限に生かした音作りを
目指しての戦略なのかと推察いたします。
(ミッチェル個人のソロアルバム(ピアノインスト!)も
聴いてみたいんだけどな!)
とはいえ…。
雰囲気が、ジェームズ・ブラントに似てるんだよなぁ。
曲の感じはなんとなく違うんだけど、
声といい、たたずまいというか、置かれている状況というか
そんなものが似ているように感じます。
どっちが一番煎じで、どっちが二番なのかはわかりませんが、
そういう扱いを受けやすい位置にいるような気がします。
ま、どっちもヒットしてるから、いいのかもしれないけど…?
そう、ヒットしている"Bad Day"が、とにかくいいの!
この曲だけのために、このアルバムを買っても損はしない
と思えるくらい、いい曲。
実際は、1曲目から4曲目までの流れがかっこいいんですけど!
というわけで、見た目はBadly Drawn Boy、
目を閉じて聴くとジェームズ・ブラントのような彼、
次回作での音楽的なブレイクに期待しましょう。 |
posted on 2006.01.06 |
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▲TOP |
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December,2005 | back number | February,2006  |
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