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トップページ> 音楽> レビュー> 2006年> 2月 |
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February, 2006 |
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KT Tunstall |
Eye To The Telescope |
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01. Other Side Of The World
02. Another Place To Fall
03. Under The Weather
04. Black Horse And Cherry Tree
05. Miniature Disasters
06. Silent Sea
07. Universe & U
08. False Alarm
09. Suddenly I See
10. Stoppin' The Love
11. Heal Over
12. Through The Dark |
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公式サイト(英語)
Release Date : 2004.12.13 |
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最初、名前を聞いたときは
"どっかのテクノDJか?"と思ってて
しかもどこの国の人だか、いや、オトコかオンナかも
わかんなかったから、まったくのノーマークでした…。
ちょっと調べてみると、彼女は(そう、女の子なのです)
スコットランドと中国のハーフである
シンガーソングライターだというではありませんか!
しかも、昨年のイギリス・マーキュリー賞にノミネート、
今年のブリット・アワードでは最優秀女性ソロアーティストに
選ばれているという、とんでもない新人なわけで!
そして、彼女はまだ10代だと聞いて、二度ビックリ!!
またしても、逸材を聞き逃すところだった…。
ふぅ〜、あぶねあぶね。
というわけで、このアルバム、高品質です。
どれをとっても、いい曲ばかり!
アメリカンな雰囲気もあり、イングランドな雰囲気もあり、
ピリッとエスニックなスパイスも効かせつつ、
基本的には王道をひたひたと歩んでいる、堂々とした作りですわ。
新人なのに、すでに風格が備わってるんですよ。
どーんとこい!みたいな。
"Black Horse And Cherry Tree"あたりの曲は
いろんな要素が絡み合った感じがあって、聴き応え満点!
アヴリル・ラヴィーン好きからダイド好きまで
幅広く好まれるんじゃないかと思いまーす♪
日本盤は4月12日に発売されるそうですよ。 |
posted on 2006.02.22 |
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▲TOP |
鈴木祥子 |
鈴木祥子 |
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01. 愛の名前
02. Love is a sweet harmony
03. 何がしたいの?
04. Passion
05. 契約 (スペルバインド)
06. ラジオのように
07. Frederick
08. 忘却
09. Love/Identified
10. Blonde
11. 道 |
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公式サイト(日本語)
Release Date : 2006.01.25
ディスコグラフィ |
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鈴木祥子さん、5年ぶりのオリジナルアルバムだそうです。
メジャーレーベルから抜け、東京の生活からも抜け出し
(現在は京都にお住まいだそうです)自分の思うがままに
音楽活動をしている(ように見える)鈴木さん。
今年でなんと40歳ですって!
いやぁ、なんつうか、「そうなの!?」って感じ。
ぜんぜん若いですからね、びっくりするぐらい若いですから。
見た目はもちろんのこと、歌詞なんかも若いですよ。
若いけど、深い。超ディープ。
オレみたいなスケールの小さな人間は、年齢を重ねるごとに
いろんなことをあきらめたり、深く考えることを止めたり、
愛だの恋だのとは言わなくなり、日々の生活に精いっぱいで
「何かを見つけよう!」みたいな気持ちがだんだん薄らいで
いってるんじゃないかと思うんです。
オレなんて、時の流れに身を任せすぎて
完全に溺れちゃってますからね…。
でも、鈴木さんの歌を聴いてると、溺れてる自分が
一瞬だけでも水面の上に顔を出して、思いっきり呼吸できてる
というような錯覚を覚えます。
彼女の歌があれば、オレはだいじょうぶ!
彼女の歌が、オレにとっての「灯台」です。
彼女の放つ青白い光を目印にしていれば、なんとか生きていける!
そんな感じ。
鈴木さんを見てると、こう思うんです。
あぁ、ここに、こうやって、
ダラダラした日々に埋もれず、
深いところまで考えてる人がいるなぁ、と。
そして、そんな彼女の人生がそのまま歌になってるなぁ、と。
深いがゆえに、凹んだり、傷ついたり、
ちゃんと他人に理解してもらえなかったりして
大変な思いをしてるんだけど、でもちゃんと前を向いて
ピアノを弾いてるんだなぁ、と、その光景が目に浮かぶだけで
うれしくなってしまうんです。
書いてて熱くなってしまいました…。失敬失敬。
ま、このアルバムで初めて鈴木さんのことに興味を持つ人も
いると思います。そういう人にくれぐれも言っておきたい。
売れ筋ポップスのような完成度を求めてはいけません。
たとえば1曲目のサビの部分で、彼女の声が裏返っている
箇所があります。フツー、こういうのはボツにしそうなもの。
でも、このアルバムには堂々と収録されています。
だって、これが彼女の「真実」だからです。
彼女の家のピアノで、彼女の家でレコーディングされた、この歌。
声が裏返ろうが何しようが、そのとき歌った彼女の気持ち
すべてがCDには刻み込まれているのですね。
だから、オレはその気持ちを精いっぱい受け止めたいし、
受け止める準備のある人に、多くの人に、聴いてもらいたい!
書いてて、また熱くなってしまいました。頭冷やします…。
ま、基本的にピアノが中心で、
カーネーションが参加してできたロックサウンドや
弦楽器をフィーチャーしたプログレ(?)っぽい複雑な感じ、
素直な弾き語りなどなど、いろいろ入ってます。
ポップという言葉が似合わない、
浮き沈みが激しいアルバムです。とっても人間的です!
ちなみに、いちばん好きな歌は"忘却"です。
胸にじんわりと響きます。 |
posted on 2006.02.10 |
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▲TOP |
Kendall Payne |
Grown |
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01. Scratch
02. Rollercoaster
03. Superstar
04. Ups and Downs
05. Moon
06. Stand
07. Little Things
08. Happy
09. Johnny
10. Backwards
11. Aslan
12. Twenty Three
13. Pray |
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公式サイト(英語)
Release Date : 2005.09.27 |
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昨年、仕事の移動中に、ちょいと寄り道して
レコード屋さんに行ったとき、たまたま試聴機に
入っているのを見つけたのが、このアルバムを知る
きっかけになりました。
たしか、その試聴機のPOPには
「このCDを試聴機に入れるのはウチぐらい!
シェリル・クロウが好きな人にオススメ!」みたいな
ことが書いてあったと記憶しているんですけど、
このCDを試聴機に入れてくれたアナタはエライ!!
これ、なかなかの好盤です。
ただし、シェリル・クロウ好きな人には少々物足りなく
感じられるかも?しれません。
シェリル・クロウほど"ロック!"な感じではなくて、
ほどほどの心地よさですね。硬軟織り交ぜた感じ。
聴けば聴くほど、オレの好きな女性アーティストの顔が
次々と浮かんでくるような、みんなのいいとこどり!的
雰囲気もあります。
まず思い浮かんだのは、スザンヌ・ヴェガ。
オトナな女性が、アコギをしっとりポロポロ弾く後ろ姿が
セクシー♪みたいな。
(実際、ケンドールさんはおいくつなでしょう?若いんでしょ?)
かと思いきや、元気のいい曲があったり、
ショーン・コルヴィンみたいな「いぶし銀」っぽさもあったり、
それからマーサ・ウェインライトとか
ジェフ・ハンソン(この人は♂だけど)とか
自分が聴いて気に入った人たちの音楽が、ここでも鳴っている。
そんな感じです。だから、全然飽きないのよね。
っつうかね、1曲目の出だしの弦楽器の音を聴いた瞬間に
心奪われてしまっている自分がいます。
もう止められない。ストップボタンを押せない。
魔力ですね。魔性の女ですね、彼女は。
ケンドール・ペイン。
いったいどんな人なんでしょう?興味津々。
このまま知らないうちに音楽活動辞めちゃったりしないで、
また新しいアルバムとか、出してね! |
posted on 2006.02.04 |
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▲TOP |
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January,2006 | back number | March,2006  |
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