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トップページ> 映画> レビュー> 2001年> 11月
November, 2001
アメリ
Le fabuleux destin d'Amelie Poulain
監督: ジャン=ピエール・ジュネ
脚本: ジャン=ピエール・ジュネ
ギョーム・ローラン
音楽: ヤン・ティルセン
出演: オドレイ・トトウ
マチュー・カソヴィッツ
ヨランド・モロー
ジャメル・ドゥブーズ
イザベル・ナンティ
ドミニク・ピノン
公式サイト(フランス語)
公式サイト(日本語)
第74回アカデミー賞オリジナル脚本/外国語映画賞などノミネート
もうひとりの宮崎駿を発見! ★★★★★
この映画も、またすごい人出でね。
もうすごいよ。超満員。なんなの、これ?
この映画、本国フランスでも大ヒットしたらしいんだけど。
その気持ちが、よ〜く、よ〜くわかった!
だって、おもしろいんだもん。
ど〜うしようもなく、おもしろいんだもん。
ジュネ監督の映画だとね〜、
ロスト・チルドレン』も面白かった。
エイリアン4』は、ねぇ、あれは仕方ない。
あれで精いっぱいでしょう?
でも、この『アメリ』は一皮むけたね、完全に!

まず、色合いがいい。
小春色とでもいいましょうか。ポカポカするんだ。
体感温度が5℃は上がる感じでした。
そして、カメラアングルに「引き」が少ないのよ。
徹底して登場人物に焦点を当ててて、
かれらの表情が手にとるようにわかった。

極めつけは
「人々にココロを開いて、前へ進め!
 欲しいものは自分で手に入れろ!」
という、明快なメッセージ。
しかも、奇をてらったことは一切せずにね。
ここでピンときた!
この映画は、もうひとつの『千と千尋』なんだ、って。
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メメント
Memento
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
音楽: デヴィッド・ジュリアン
出演: ガイ・ピアース
キャリー=アン・モス
ジョー・パントリアーノ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第74回アカデミー賞オリジナル脚本/編集賞ノミネート
よくできてるけど… ★★★☆
わたくし、半年ほど前から
この映画を観るのが楽しみで仕方なかった。
オフィシャルwebを見てると、雰囲気が斬新で、
わけわかんなくて、とても良さげだった!
だから、それ以上の情報は耳に入れず、
期待して観たいと思った。

で、実際に満席の中で観てみると…。

非常によくできてる。
一瞬たりとも画面から目が離せないし、
少しでもボケっとしていようものなら
すぐにストーリーから置いてきぼりを食らう。

でも、なにかが足りない。インパクトが足りない。
ヤツはヤツの人生を生きてて、
絶対に何か深い思いを感じてるはずなのに、
その部分がきちんと描かれていなかったように思った。
ひょっとして、ヤツは
その感情すらも「忘れて」しまうのかな?
そんなことって、ないと思うんだけど。

これだけ良く練られたストーリーを映画にできる人だ、
次回作に期待しよう!
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GO
監督: 行定勲
原作: 金城一紀
脚本: 宮藤官九郎
音楽: めいなCo.
出演: 窪塚洋介
柴咲コウ
大竹しのぶ
山崎努
山本太郎
公式サイト(日本語)
キミたちには輝かしい未来が待っているのだ! ★★★★
映画が始まった当初は
"これって日本版『トレインスポッティング』か
ファイト・クラブ』かなんかのつもり?"と思ったけど、
観ていくうちに、全然そうじゃないことに気づいた。
クスリもなければ、大爆発もない。
ごく身近なところから始まるのだ。

まず、原作のテイストをバッチリつかんでるんだよね。
(原作は読んでないけど、作者のテイストは知ってるので。)
話の緩急のつけ方、ギャグのはさみ方も絶妙すぎ!
笑えて泣けて、考えさせられる、そんな映画になってた。

そして、今どきの「冷たいようで実は熱かったりする若者」を、
実にストレートに演じてたよ、窪塚くんは。
そして脇役陣からちょい役に至るまで、バツグンでした!
この映画は、いろんな偏見を持った人にも、
偏見なんて持ってない!と言い張る人にも、
どんな人にもガツンと一発お見舞いするだけの
パワーを持ってると思います。
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トレーニング・デイ
Training Day
監督: アントン・フクア
脚本: デヴィッド・エアー
音楽: マーク・マンシーナ
出演: デンゼル・ワシントン
イーサン・ホーク
スコット・グレン
トム・ベレンジャー
エヴァ・メンデス
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第74回アカデミー賞主演男優賞受賞
あれはオレもやってみたい。 ★★★
新人刑事が転属初日に経験する、最悪の《トレーニング・デイ》。

すばらしい。たしかにすばらしい。俳優陣は。
デンゼル・ワシントンはすごい。
善人でも悪人でも、にくらしいほどに演じるね。
イーサン・ホークもがんばってる。
時間が進むごとに、目つきが変わっていくのが
はっきりわかったよ。

でも〜。
筋書きがあまりにもありきたりで…。
登場人物の説明もそこそこに
どんどんお話を始めちゃうのかと思いきや、
途中でちゃんと説明しちゃうし。
そんなのって、いわゆるひとつの「中だるみ」ですよ。
たぶん、デンゼル・ワシントンは、
あのラストをやりたいがためだけに
この仕事を引き受けたんじゃない??
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