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トップページ> 映画> レビュー> 2001年> 4月
April, 2001
花様年華
In the Mood for Love
監督: ウォン・カーウァイ
脚本: ウォン・カーウァイ
音楽: 梅林茂
出演: トニー・レオン
マギー・チャン
公式サイト(日本語)
オトナの恋 ★★★☆
ウォン・カーウァイの映画は初めて観たけど、
ヨーロッパ映画みたいな感じだった。
それよりもとにかく、主役の二人、
トニー・レオンとマギー・チャンが良すぎ!
圧倒的な存在感だった。

両者の微妙な立場、心情が痛いほど伝わってきた。
ストーリー的には、いまいち理解できなかったところもあるけど、
この「キレイな形容詞だらけのシックな恋愛小説」
を思わせるタッチ、雰囲気はバッチリだったね。
次回作『2046』も観てみたくなってきた。
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スターリングラード
Enemy at the Gates
監督: ジャン・ジャック・アノー
原作:
脚本: ジャン・ジャック・アノー
アラン・ゴダード
音楽: ジェームズ・ホーナー
出演: ジュード・ロウ
ジョゼフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ
エド・ハリス
ボブ・ホスキンス
ロン・パールマン
公式サイト(日本語)
なんか違う…。 ★★☆
"愛するターニャ、今日もキミのために敵を撃つ"

このCM、なんか違った。想像と違った…。
思えば、この映画の監督ジャン=ジャック・アノー。
セブン・イヤーズ・イン・チベット』を観たときも
同じ感想を持った気がする。

話の展開はとても壮大で感動できそうな雰囲気だったんだけど、
実際にはストーリーの描き方が薄っぺらいとでもいうのか、
すべての設定が中途半端に見えた。
あれだけ悲惨な戦場なのに、悲惨さがイマイチ伝わってこないし、
あれだけの純愛なのに、愛情の大きさが伝わってこなかった。
この監督とは相性が悪いのかも。

ちなみに、タイトルバック、エンドロールがめちゃカッコ悪かった。
人も映画も、第一印象って大事なのにねぇ。
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ハンニバル
Hannibal
監督: リドリー・スコット
原作: トマス・ハリス
脚本: デヴィッド・マメット
スティーヴン・ザイリアン
音楽: ハンス・ジマー
出演: アンソニー・ホプキンス
ジュリアン・ムーア
ジャンカルロ・ジャンジーニ
ゲイリー・オールドマン
レイ・リオッタ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
点数つけるのが難しい映画だわ。 ★★★★
シリーズ前作『羊たちの沈黙』は大好きな映画だ。
ジョディ・フォスター扮するクラリスは
知的で冷静でありながら、どこか不安定な面を持つ
完璧ではないヒロインだった。
その中で、彼女が否応なく頼らなければならない存在として、
レクター博士がいた。
残虐性よりも知性の方を重点的に描いていたと思う。
そして、映画自体もどこかザラザラしたマイナー感を漂わせていた。

それが、『ハンニバル』では全く正反対。
クラリスの繊細さや不安定さよりも
ハンニバル・レクターの野蛮さが
前面に押し出されていて、突っ走り方がハンパではない。
気持ち悪かったこと、この上なし。
その爆走ぶりに反比例するかのように、映し出される映像は
荘厳で優美で重厚。
バリバリのメジャー感をアピールしている。
そのアンバランスさを、切り裂くように描き出した
リドリー・スコットってすごすぎ。
今が第二の全盛期か?

p.s.
この映画は、体調の悪いときには観ないように。
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