売られたケンカは買うもの? |
posted on 2001.11.02(Fri.) |
|
昨日は、日記書こう書こうと思いながら、気づいたら寝てました♪ ということで、昨日のことで申し訳ないんですけど書きます。
昨日の朝。仕事の打ち合わせに向かうため、 会社近くの駅で待ち合わせ。 ちょっと早目に着いてしまったので、壁際にもたれかかって あくびしながら待ってると、目の前にオトコがひとりやってきた。 小太りでヒゲ面、黒っぽいジャンパーのようなものを羽織って 誰かを待ってる様子。 それほど気にもかけずいたところ、その1分後。 オトコの待ち人来たる! 若いオンナ。同じく小太り。 プルプルの二重アゴを揺らしながら小走りで向かってきた。
ふたり、おれの目の前で熱い抱擁。 そして、ほっぺたに接吻すること、数回に及ぶ。
なめとんのか、われ!!
と叫ぶところだった、思わず。 でも、そのふたりの周りから、人がひとり、ふたりと消えていくのを 見たおれも、同じように消えることにした。
あぁ、朝っぱらから気分わりぃ…。 このことが尾を引いたのか、この日の打ち合わせでも どうでもいい失敗をして凹む。
そして夜22:00の電車。 電車が来て、人の流れにまぎれてそのまま乗り込む。 後ろから押されるようになり、目の前のおじさんにぶつかった。 そのとき! そのオヤジがこう言った。 「なんだぁ、チビ!ぶつかってくるんじゃねぇ!!」
チビだとぉ!なにを言うとんねん!!
と叫ぶところだった、思わず。 でも、声を聞いてるとすげぇ酔っ払ってるみたいだし、 そのあともずっと独り言(だと思う、たぶん。)をブツブツ 言い続けてるので、無視して本を読んでいた。
その"独り言"ってのがまたムカツクんだけどね。
「チビのくせにぶつかってきやがって。 だいたい、おれが大きいからって、チビのお前は 妬んでるんだろ?あ? チビはかわいそうだよな。デカいやつを妬むことしか できないんだからな。でも、それがお前の運命だって。 (ここでベートーベンの『運命』を口ずさむ。) ♪ジャジャジャジャ〜ン♪ まず、背が高いってだけで、その人間の価値は 2,3億ぐらいはあるんだぜ! 絶対そうだ! お前は、背の高いおれには一生かなわないんだからな。 一生そうして生きてろよ。フン。」
あまりにアホらしくて、イヤでも聞こえてくるその声に ウンザリしてしまった。 ちゃんと顔は見てないけど、いいオッサンである。 オッサンがそうやってストレス発散できるのはいいかも しれないけど、その分が全部おれに回ってきてるじゃねえかよ!
いい迷惑だってば…。
こうして、最初から最後までケンカを売られまくった
一日だったのでした。 |
▲TOP |
また食べたい味 |
posted on 2001.11.03(Sat.) |
|
今日は、ちょいと遠出してみました。 が。 お昼前から雨が降り出し、昼を過ぎるとどんどん雨脚が 強くなり、びしょぬれでした。
その後は、クルマで移動してたけどずっと雨で、視界も悪くて…。 なんだか、ほとんどを大雨の中でクルマを運転してたような、 そんな一日だったかも?
でも、そんな中で、今日はうまいお好み焼きを食べました。 高校時代、毎日のように通ってたお好み焼き屋さんの味に激似! ああいう、しっかりした厚みとしっかりとしたマヨネーズの主張が あるお好み焼きが、いいっすね、やっぱり! また機会があれば、ぜひとも!! |
▲TOP |
♪kiss me♪ |
posted on 2001.11.04(Sun.) |
|
本日は、昨日と打って変わって、思いっきりの快晴でしたねぇ。 予想通りの洗濯日和でした。 で。 こんなすばらしい日の昼下がり、おれは何をしてたかといえば・・・
ビ・デ・オ・鑑・賞。
あんた、ほかにすることないんかい! ま、いいじゃないですか。ね。ハハハ(乾いた笑い)。
今日見たのは『シーズ・オール・ザット』という映画で、 カンタンに言うと"青春恋愛MTV風ハッピーエンド"な映画なんですが・・・
もう大好き♪連続で2回も見ちゃった♪ 明日もあさっても見たい気分さ♪
たぶんですねぇ、世の中の映画通には見るに堪えない、 典型的なハリウッド方程式にのっとった映画かもしれないんだけど、 それがどうした!あぁ??ってなもんですわ。 目の前にある特大特上のクリームパフェを独り占めして ペロリと平らげられたら、たぶんこんな気分なんだろうなぁ。 (え?わけわからん?そんな方は、レンタル屋へ走れ!) いま、人一倍ハッピーエンドに飢えてるわたくしに、 これほど心暖まるお話はありません。 みんなみんな、こうやってパズルの最後の1ピースを 見つけられればね、ほんとに幸せよね。 あのはちきれんばかりのラストスマイルは、眩しかねぇ。
あの笑顔に、おれのハートも撃ち抜かれてしまいました。はい。 レイチェル・リー・クック、オー・イエス!
p.s. 彼女、数年前にLUX(化粧品?石鹸?シャンプー!)のCMに 出てたので、顔は見たことあると思いますよ。 |
▲TOP |
morning train blues |
posted on 2001.11.05(Mon.) |
|
朝起きて、電車に乗る。 頭はボケ〜としてるんだけど、それでもなにかしら考えてる。 たぶん、目からボンヤリと入ってくる情報をかすかに感じて、 なにかを考えてるはず。 でも、その情報をねぼけた頭がきちんと処理できずにいて、 考えたことがそのまま流れていってしまう。
もったいない。実にもったいない! たま〜に、そういう朝の一瞬、とてもいいことを思いつくのに。 特にすばらしい映像が思い浮かぶとか、 ヒップな音楽が鳴り響くとか、すばらしい発明がひらめくとか そういう大げさなことじゃなくて、 「あぁ、あれってこういうことなんだねぇ。」って、 ふと思うことがあるんだよね。たま〜に。
でも、そういう思いつきも、すぐにどっかへ消えちゃうんだ。 「あぁ、今日もさみぃねぇ。」とか思った瞬間に、 どっかへ消えちゃう。 寂しい。 どこか頭の隅っこにでも、残ってないかなぁ?おれの言葉たち。
p.s. 今日も観ました。『シーズ・オール・ザット』。 我ながら呆れるほどバカですわ。 |
▲TOP |
余力なし |
posted on 2001.11.07(Wed.) |
|
いやいや、一日ぶりのご無沙汰っす。
どうも最近忙しくて、帰ってきても余力が残ってないもので…。
『スター・ウォーズ エピソードU』の公開日が
決まったみたいですねぇ。 予告編も公開されたみたいですねぇ。 楽しみですねぇ。 かなり楽しみですねぇ。 すげぇ楽しみですねぇ。 そういえば、エピソードTのDVD、今日(正式には明日)
発売だったんだ…。
いかんいかん、仕事にばっかり気をとられてちゃいかんよ! |
▲TOP |
シャレになってねぇよ。 |
posted on 2001.11.08(Thu.) |
|
いやいや、ほんと、マジで。 もう、ほんと、マジで、パンク寸前でした、今日も。 まだ仕事は始まったばかり(始まってすらいないと言ってもいい) なのに、すでにパンク寸前。 こんなんでいいのかなぁ??
でも、まあ、最終的にはなんとかなるんだろうなぁ。
っていうか、なんとかしないといけないんだけど…。
おれひとりの力じゃ、とてもとても…(泣)。
でもね、逆に
「ひとりでなんとかしよう!」なんて考えてるようじゃ 絶対うまくいかないんだってば! (自分に言い聞かせてます、今。)
また泣き言言ってますけど、泣き言を言うために 日記をつけてるようなものなんで、勘弁してくださいね。
なんて言ってる間に、あっという間に今年も終わりです。 一年前のことがついこの間のことのように思えます。 あっという間にまたひとつ歳をとっていくんですな。 28歳ですよ、もう。 いや、もう、ほんと、シャレにならん年齢です。 いつまでも若い気でいるけど、 自分の顔は毎日見てるから違いがよくわかんないけど、 実はものすごく「年相応」だったりするんだろうから、
余計おそろしい…。見た目も中身も、ね。 そう、歳とともに「人間の器」も大きくなっていければね、
理想的なんだけど、
それだけはぜ〜んぜん大きくなんないからね。 いやはや、不思議だわ、不思議。 |
▲TOP |
神様に向かって独り言を言ってみた。 |
posted on 2001.11.10(Sat.) |
|
寒くて、しかも雨。 せっかくの土曜日なのに、こんな天気ですか。 がっかりですわ、ダンナ。
でも、アレですね、金曜日の夜から土曜日の朝起きるまでが 一週間の中で一番幸せな時間ですね。 そう思いませんか、ダンナ? だって、夜はいくら遅くまで起きててもいいし、 朝は目覚ましに邪魔されることもなく、 起きたくなる時間まで寝ていられるんだから!
今日は、今週溜まりにたまったストレスを発散すべく、 映画を観におでかけしたんだけどさ。 雨の日の雑踏って、うっとうしいこと、この上なしだね、ダンナ。 傘と傘がぶつかり合って、足元には水溜りができてて、 それをよけるのに必死で、余計ストレスたまっちゃったよ。 アンタのせいだってば!(八つ当たりしてみた。)
でも、今日の映画はすんごくいい映画で、 気持ちもシャキっとしたよ、ダンナ。アンタのおかげだよ。 映画観て、CD聴いて、本読んで、 いろんな人のいろんな人生を見せてもらって、
その時間だけは
自分が自分でなくなるような気分にさせてもらって、 ありがとよ、ダンナ。
さぁ、今日の夜もまだまだこれからよ。何しよっか?? |
▲TOP |
イタリア人になりたい。 |
posted on 2001.11.11(Sun.) |
|
日曜日の夜になると、
「あぁ、明日からまた仕事かよ…」と、考えただけで憂鬱になる。 そんな社会人のみなさん、多いんじゃないでしょうか? まあ、おれはその人たちの中でもトップランクに位置するほど
グチグチとグチってますけどね。すいません…。 今日も一発カマしたいと思います。
考えるんですよ、最近。 今の世の中、モノを大事にしないなって。 だって、なんでも使い捨てでしょ?
日本は工業国だし、
どんどん新しいモノを生み出すのはいいけど、 それよりもいいものができてしまったら、 さっきまで「最新」だったものは、もう用なし。 ポイっと捨てられて、忘れられてしまう。
もっとさ、自分たちの作り出すものに愛情を持ってほしいなぁ。 儲かるからって、効率がいいからって、何でもかんでも 作ればいいってもんじゃ、ないと思うんだけどなぁ。 「最新」のものを買ってさ、3年や5年、10年で寿命だなんて、 ビンボー人生活に慣れてるおれにとっては、フツーじゃねぇよ。 最近の電気機器の「なんでもかんでも作っちゃえ!」的な ところとか、製品のサイクルなんて、異常に思えてならない。 50年は使わせてくれ、頼む。
そうそう、「効率」で思い出した! 今の世の中、時間も大切にしてないよ。 一見「ムダ」だと思われがちな時間を、大切にしてない! 効率がよけりゃ、なんでもいいのかい? 人が人として生きるための「ゆとり」?「余裕」? そういうものは、いらないってことかい? おれの「自分の時間」は、ベルトコンベアに乗せられて、 誰かの思うがままに次から次へと「効率よく」使われていくの? そんなの、まっぴらゴメンだってば!
こんな世の中が続くんなら、
今度はイタリア人に生まれ変わりてぇ。 まっ昼間、2時間もかけて昼飯を食いながら、 かわいい女の子を見つけると 「あぁ、キミはまるで燦々と輝く太陽のようだ♪」 とか言ってナンパする、そんなイタリア人になりたい。 (偏見混じりすぎっすかね?) |
▲TOP |
小話をいくつか。 |
posted on 2001.11.12(Mon.) |
|
23:30。仕事の帰り道。 あまりに寒いんで、大きく息を吐き出してみた。 もう真っ白け。
すばらしく、冬になってる!
----- 会社から最寄り駅までを通る道には、桜並木がつながってる。 その葉っぱも、赤くなって、近頃はバリバリ散り始め出した。 あっという間にやってくるんだね、冬って。
----- 最近は「仕事しながら、友達にメールを書く」などといった 息抜きをする時間がない。全然ない。 話したい人がいるんだけどなぁ。 ・エリザベス女王杯、おめでとうございます! ・誕生日おめでとさん。お互いオッサンになってるのぉ。
----- きのう、いつもの床屋さんに行って、髪を切った。 気分転換したかったので、色もつけてみた。 「もうヤケクソなので、ちょっと濃い目でお願いします♪」ってね。 で、今日。 周りからは何も言われないので、ほっと安心してたのに、 後ろに座ってるおじさまが、 「髪切った?それって、今はやりの髪型って言うの?」 とおっしゃる。 どのへんが"はやり"なのか、説明してよ!?
いつもこんな髪型じゃん、おれ…。
----- 仕事から帰ってきてテレビをつけたら、またしても、
またしても不穏なニュースが…。
テロと決まったわけじゃないけど、
力を力で抑えつけることはやっぱり難しいんだろうね。 |
▲TOP |
上司の相手するのもタイヘンですな。 |
posted on 2001.11.13(Tue.) |
|
今日は仕事もあったけど、お付き合いということで 上司のお酒の誘いに乗って、一杯飲んできました。
(当然"一杯"では済まなかったんだけど…。)
上司もいろいろと気をつかってくれてると思うので、
それ自体はとてもありがたいとは思うんだけど。
上司:「ketsu、お前どうするの?」(=お前、結婚しないの?)
ketsu:「いやぁ…(絶句)」 上司:「お前、今いくつだっけ?」
ketsu:「27歳です。(明日で28歳だけど、サバを読んでおいた。)」 上司:「もうそろそろ(結婚しなきゃいけない)なんじゃないの?」
ketsu:「はぁ(絶句)…」
こんな会話が繰り広げられるのって… オトコ同士とはいえ、一種のセクハラじゃないか? この上司は、こうやって気をつかってくれたりするので キライな上司というわけじゃないんだけど、一緒に飲みに行くたびに こんなことばっかり言ってくるので、答えに困るんだよなぁ。 最終的にはこうやって答えときました。
「いい相手がいれば、
明日にでも結婚してやりますってば(ヤケクソだ)!」 |
▲TOP |
広い世界を見るのだ! |
posted on 2001.11.14(Wed.) |
|
最近仕事の都合上、スーツを着る機会が増えてる。 今日もそんな一日で、朝から着替えるのが面倒だった。 朝、会社に行くと、 「今日は誕生日だからスーツなの?おめかし? どうせなら蝶ネクタイでもしてくればよかったのに!?」 という、すごく寛大なおちょくりのお言葉をいただき、 そのまま脳天にナックルパンチをお見舞いしてやろうかと思った。 寸前のところで思いとどまった。 (今から思うと、なぜおれの誕生日を知ってたんだろ??)
仕事を切り上げたのが21:00。 自分で自分にごほうびをあげないといけないので、 さぁて何にしよっかなぁ??なんて考えながら帰ってきた。 部屋につくと、留守電のランプがチカチカと点滅してた。 誰からの電話か、だいたい見当がついた。 やっぱり案の定、レイコからだ。 あまり夜遅くなっても悪いので、すぐに電話した。 「誕生日おめでとう」という言葉の余韻に浸る間もなく、 ご近所の話なんかをせっせと話すレイコ。 話によると、ご近所の娘さん(もちろんおれも知ってる)が アフガニスタンのNGOで働いてて、つい最近地元の新聞に インタビューが載ったんだそうだ。 おぉ、そいつはたしかにすごいわ。 身近で暮らしてた人のなかにも、そんな人がいれば、 おれみたいな人もいるんだねぇ。両極端だ。 世界は広いけど、その広さをほんとに実感したいんだったら 自分の足で踏み出さないと!ってことだね。
あ、今、ひとりでチョコレートケーキを食してます。 こってり甘くて、うめぇ! セブンイレブンで買ってきました。 ほんとは近所のうまそうなケーキ屋さんのが食べたかったけど、
帰ってきたころにはとっくに閉店だったので…。 寂しいけど、悲壮感漂ってるかもしれないけど、 人間、何事も慣れですよ、慣れ。
こうして、おれの新しい一年はスタートしたのでした。
p.s. この場を借りまして・・・ グリーティングカード、ありがとう。かわいいカードでした。 朝のケータイメール、ありがとう。また連絡します。 雪降る街からのメール、ありがとう。遊びに行きてぇなぁ。 いくらカンタンだと言われても、湯豆腐なんて作れません。 |
▲TOP |
今日も凹みました。めっちゃ凹んでます。 |
posted on 2001.11.16(Fri.) |
|
今日は何ひとつ物事がうまくいかない一日だった。ほんとに。 仕事も思ったように進まず、 となりで一生懸命仕事してくれてる後輩に
ねぎらいのつもりで声をかけても、
イヤミだとしか受け取ってもらえず、
(おれって、そんなに普段の行いが悪いの?
そんなに信用がないの?) 会社の宴会に顔を出しても、余計な説教をくらうだけで 楽しく酔っ払えないし。
「オトコは論理的な動物、オンナは感情的な動物だ」と どっかの本でだれかが言ってたのを思い出す。 おれは、いちおうつくものはついてるのでオトコなはずなんだけど、 「論理的」なんてものとは正反対の動物だよ? 頭のつくりが、そういう風にはできてないんだから。まるっきり。 今の仕事は、まさにその「論理的」な頭脳を フルに活かさないといけない。はずなのに、 おれの口から出てくる言葉といえば
「あぁ、そんな感じでいいんじゃない?」
もちろんそんなアバウトさで仕事してちゃいけないことぐらいは 重々承知してるんだけどね。 どこをどうひねり出しても、おれの中から 「論理的」な答えは出てこないんだよ。 (お前の努力が足りないんだ!と言われれば、
返す言葉もございませんが…。) おれが今の仕事場でみんなにあげられるものといえば 「論理的」になってる雰囲気を少しだけ「感情的」なものに してあげること。少しだけマイルドにしてあげること。 それだけなのです。 それがいらないんなら、それはもう仕方ないよね。 最近、そういう意味で 自分の限界と、自分の用なし加減を身にしみて感じております。
なんか、書いてることがオッサンくさいな…。 そしてさぶい、めっちゃさぶい。
今日は特に…。 |
▲TOP |
星に願いを |
posted on 2001.11.17(Sat.) |
|
ここ2日間ほど、うちの近所の夜空がすごくキレイ。 おそろしいほど澄んだ空で、星もバッチリ見えるよ。 今日はオリオン座が全部見えた。すげぇ。 この調子で行くと、しし座流星群も見えたりして! (明日の2:30AM。果たして起きてるだろうか?)
今日『リアリティ・バイツ』という映画をDVDで見た。 その中で、ベン・スティラーがこんなセリフを言う。 「おれ、天文学が好きなんだ。でも、大学では単位を取れなかった。 だって、2の二乗×π=どうたらこうたらって、そんなことを
言われても…。おれはただ、星が見たかっただけなのにさ。」
好きなことを好きなようにすることと、好きなことを極めようと することって、同じようで実は随分違うんだよね。
おれも、小さいころから星を見るのが大好きで、 学校で「好きな絵を描きなさい」って言われたら、 いつも決まって星の絵を描いてたっけ。バカのひとつ覚えだけど。 でも、だからといっていろんな星座の名前を知ってたかと言われると、 ぜんぜん知らなくて。ただ、はるか遠いところでキラキラ輝いてる 小さな光を見てるのが好きだっただけなんだ。
夏にあんなタイヘンな思いをしてまで山に登るのも、 子供だましみたいなSF映画をキャッキャ言いながら観るのも、 都会よりも田舎のほうが好きなのも、 ぜんぶ「きれいな星が見られるから」なのかもしれないな。 |
▲TOP |
それでも毎日は過ぎていく。 |
posted on 2001.11.18(Sun.) |
|
ときどき、無性に誰かと話がしたくなるときがある。 ときどき、無性に誰とも話したくなくなるときがある。
ときどき、突然何もしたくなくなるときがある。 ときどき、突然何かに夢中になって止まらないときがある。
ときどき、このまま部屋にいちゃいけないような気になる。 ときどき、このままずっと部屋に引きこもっていたいような気になる。
ときどき、ハッと思いつくことがある。 ときどき、頭が働かなくなることがある。
ときどき、「おれだって何でもできる!」と思うときがある。
ときどき、「どうせ、何もできやしないって…」と思うときがある。
ときどき、何かを終わりにしたくなる。 ときどき、何かをおっ始めたくなる。 ときどき。 |
▲TOP |
孫の顔でも… |
posted on 2001.11.19(Mon.) |
|
うちのチチからメールが届いた。
最近は、ずいぶんメールの文章(というか内容)が
マトモになってきたわね。
「先日、ハハといっしょに『千と千尋』を観てきました。 誠に奇妙で、奇怪なアニメで、あんまり面白くなかった。 これも歳のせいかね?」
だって。 笑った、笑った。おもしろいこと書いてくるじゃないの! チチよ、よくわかってるじゃないか、自分のことが。 そう、『千と千尋』が奇妙だと感じる=子供のココロを忘れてる に違いない! でもね、その件についてはおれたち兄弟、悪いことしてます。 早いとこ、孫と遊びたいでしょうに。 そうすれば、子供のココロもちょっとは思い出すだろうに。 なんとかしてやらねば♪ |
▲TOP |
信頼第一宣言! |
posted on 2001.11.20(Tue.) |
|
むかしからそうなんだけど、ぼくの行動範囲は異常にせまい。 せまいというか、「いつも決まってる」と言ったほうがいいか。
ほぼ毎日顔を出すセブンイレブンはもちろんのこと、 CD屋も、映画館も、本屋さんも、ツタヤさんも、 洋服屋さんだって、床屋さんだって、 たまに食べたくなるラーメン屋さんだって、 たまに外で食べる洋食屋さんだって、 毎朝会社で食べる朝飯(と呼べる代物ではないけど)だって、 毎日乗り降りする電車のドア番号ですら、いつも決まってる。
それは、マンネリと言えばそうなんだけど、その前に そのモノとか場所とか人に「満足」してて、「信頼」もしてる ってこと、だよね?
そうやって、なにかの「常連さん」になるの、けっこう好きです。 気楽だしね、安心だし。 (好き嫌いが激しいので、数としては少ないけど、 ハマりだしたら長いっすよ、おれってば。) 今日、手帳を買いました。 かなり「信頼」してるところが作った手帳です。 さすが、出来がいい。 これまでの人生で、きっちりと手帳を使いこなした経験は まったくないけど、これなら使っていけそう。 ね、この日記だって続けていられるんだから、手帳だって!
信頼できる人やモノに囲まれて、楽しく毎日を過ごしたいね。 |
▲TOP |
今年いっぱいはいっぱいいっぱい。 |
posted on 2001.11.21(Wed.) |
|
今日は朝起きたときからノドの調子がおかしくて、 あらあらカゼかな?と思ってたら お昼ごろからほんとに調子悪くなってきて。 ときたまブルブル寒気が走ったりしてね。 久々のカゼっぴきのようです。気をつけましょう。
ここ最近、ほとんどテレビ見てないなぁ、そういえば。 夜の「ワンダフル」と朝の「はなまるマーケット」だけだ。 ドラマなんて、ひとつも見てないわ。 だって、そんな余裕ないんですもん。 ほんとに、余裕ないですもん。 そして、休みの日になったら、どっかに出かけてるか (もちろんひとりで)、部屋で映画観てるか、もしくは
会社で仕事してるか…。 今年いっぱいは、こんな調子なんだろうな、少なくとも。 |
▲TOP |
身の回りのお話 |
posted on 2001.11.22(Thu.) |
|
世の中は明日から3連休なんですよねぇ。 そうですよねぇ。 とりあえず、おれの明日は休みではありません。
おれの周りでは、不景気感をモロに出したメールやら 話題やらが飛び回ってるというのに、なぜおれの半径5mだけは こんなに忙しいんだろ?と不思議でたまりません。 これだけ忙しいのに、なぜなぜ、なぜなの? わからん。さっぱりわからん。 世の中の仕組みって、おそろしく複雑なんだねぇ。
最近、おれの顔を見るたびに 「スター・ウォーズのDVD、買った?あ、買ったんだ? おれも買った!あれ、すごいよねぇ!?」 と言ってくる人が多い。 何人もが、そうやって会話のきっかけを作りに来る。 おんなじことを答えるのがうっとうしいので、てきとーに 「すごいっすよねぇ、あれ。ちょっと感動。」 と無感動に言ってると、そのうちみんなその話題には 触れなくなる。 (っていうか、仕事中はそれどころじゃないんだってば!) 感動って、みんなで分け合わないといけないのかね? ひとりでムッツリ喜んでたらいけないのかな? ま、いいんだけどぉ。 |
▲TOP |
ぬけがら |
posted on 2001.11.23(Fri.) |
|
朝起きてしばらくして、「今日は何曜日?」と思った。 いつもどおりの時間に起きて、いつもとあまり変わらないくらいに 電車も混んでたし、いつもと同じような快晴だったし。 頭もボ〜としてて、少し混乱してたみたい。
おれは一体なにしてるんだろ?
会社には誰もいない。 うす暗いフロアの電気をつけて、仕事にとりかかる。 ポツリポツリと出勤してくる人たちがいる。 おつかれさまです。
仕事は、いちおう少しだけ前進したので、来た甲斐があった。 21:00、電車から降りていつもの帰り道を歩いてると、 ボケ〜として歩いてる自分に、突然気づいた。 歩くスピードも、いつもの半分もないぐらいにゆっくりと 夢遊病者みたいに歩いてた。と思う。
おれは一体なにしてるんだろ?
生きるために働いてるのか。 働くために生きてるのか。
こんなことを考えるなんて、なんかまずい兆候…。 |
▲TOP |
またか |
posted on 2001.11.24(Sat.) |
|
今日も、アホみたいにいい天気。 朝ゆっくり起きて、その晴れっぷりを見て 部屋でウダウダしてちゃいかんな! と思って、お出かけしました。 あ、その前にルンルン主婦気分でお洗濯してからね。
何をしに出かけたかは、特に言わなくてもわかるかも しれないけど、あれですよ、あれ。 始まる1時間ほど前に到着、余裕を持って着いたはずなのに
入場券売り場には長蛇の列が…。
「またか…」 と思いながら、通路に並んで、本を読みながら1時間待つ。 前には若いカップル、後ろには若い女の子2人。 そのあいだに挟まれ、寂しく本を読むおっさん独り。
「またか…」 と思いつつ、座席へと向かう。
食い入るようにスクリーンを見つめ、笑いながら過ごした2時間。
もうそろそろ「2001年の10本」を決めないとなぁと 思ってた矢先に、またひとつナンバーワン候補が現れたぞ! これなら、何時間でも待てるね♪
さぁて、明日は何しよっかな? (って、半分は決まってるんだけどね。) |
▲TOP |
True Love Waits |
posted on 2001.11.25(Sun.) |
|
田舎の実家の前にはアパートが建ってて、かなりボロい。 築15年といったところ。 でも、建て替える前はもっとボロかった。 窓枠は木でできてて、共同の"洗濯場"ってのがあった。 その洗濯場には井戸水がひいてあって、 夏も冬も、そこの水だけはキンキンに冷えてた。
アパートの二階に上がる階段が2つあって、
ひとつは鉄の階段、 ひとつはアパートの一番奥にある木の階段。 何時に行っても電気はついてなくて、真っ暗。 階段を上るといつもミシミシと音が鳴って、ちょっとおっかない。 ユーレイが出そうだった。
3歳か4歳ぐらいのころ。 おれは、15段ほどあるうちの階段から落ちた。 ゴロゴロとまっすぐに落ちた。 どうやって落ちたのかは、はっきりと覚えてない。 でも、母に連れられて救急病院に行ったのははっきり覚えてる。 タクシーで行ったんだ。救急車じゃなくてね。 おれはずっと泣きっぱなし。血も出っぱなし。 病院に着いたら、すぐに手術台に乗せられてね。 手術台の丸いランプが、いまだに残像としてイメージできる。 恐くて目が開けられなかった。痛くて泣くしかなかった。 血が出てるキズが目のすぐ近くにあったのに、おれがずっと 泣いてるもんだから、お医者さんもうまく処置できなかったらしい。 ということで、今も目のすぐ横には、そのときのキズが残ってる。 それ以来、おれは高所恐怖症だ。
このときの記憶が、おれと母とではまったく違う。 おれの記憶では、落ちたのは夕方近く。
うちの玄関に強烈な夕日が差してるなかへ、
おれがゴロゴロ落っこちる。 一方、母の記憶では、おれが落っこちたのは午前中。 母が2階で洗濯物を干してたときに、ゴロゴロという音を 聞きつけ、様子を見に行ったら、おれが倒れて泣いてたらしい。
どっちが正しいか。 たぶん、それは母のほうだ。
おれの記憶は、たぶん、
その後に見た夢(それは悪夢)による記憶だから。
だって、うちの玄関に夕日は差し込んでこないからね。
構造的に。
むかしは、とても濃密な時間の過ごし方をしてたと思う。 毎日必死で学校に行き、必死で遊んで、必死で眠ってた。
外から入ってくる情報を、新品のスポンジのように
吸収しようとしていっしょうけんめいだった。
よく悪夢にうなされて、寝ながら泣いてたもんだ。 いつも見る夢は決まってて。 洞窟かなにか、とても狭いところを歩いてると、 突然大きな岩みたいなものがおれを追っかけてくる。 『インディ・ジョーンズ』のあれみたいなね。 逃げても逃げても追っかけてくる。 「助けて」「助けて」「助けて」 半分目が覚めてても、夢から抜け出せない。 遠く向こうでは、母が晩飯を作ってる。 「助けて」「助けて」「助けて」 呼んでも聞こえない。 そのうち、母が起こしに来て、なんとか夢から抜け出す。
あのころ。 おれは、兄のように高校に行って、兄のように大学に行って どこかの会社に入って、かっこいいモノを作る仕事をしたいと 思ってた。そこには、何の障害もないと思ってた。 レールに乗ってれば、そのうち着くだろうって。 その結果がこうだ。 兄も迷い、それに続いたおれも迷いながら生きてる。 完璧に脱線してる。 どこまで戻ればいいかもわからないまま。 兄は、そろそろ軌道修正しつつある。 モノが重要な時代は終わった。 これからは、モノじゃなく、カネでもなく、ココロだ。 少なくともおれの中ではそういうことになってる。 そういうことになっている。 |
▲TOP |
コツコツとね。 |
posted on 2001.11.27(Tue.) |
|
仕事帰り。 本を読みながら、なんだか後ろ向きなことばっかり考えてた。 部屋に帰ってきて、後ろ向きなことを書こうかと思って パソコンに向かった、そのとき。
テレビのニュースで、
オリンピックを目指すスケート選手の特集が流れてた。
それを見てたら、なんだか自分が
どうでもいいことばっかり気にしすぎて、
大事なことに集中してないような気がした。
毎日毎日、自分にできることをコツコツやる。
それの積み重ねなんだよね。毎日が。
スポーツをやってるときって、
その積み重ねがすべてだったのを、今思い出した。
突然何かがうまくできるようになるわけじゃなくて、 だんだんコツがつかめてくるんだよね。 イチローだろうが野茂だろうが中田だろうが、みんなそうだと思うよ。
ただ彼らは人一倍野球やサッカーが好きで、
人一倍集中力があった、それだけだと思う。
明日も、自分なりにコツコツとやりますよ。 |
▲TOP |
恋をしろ! |
posted on 2001.11.28(Wed.) |
|
朝、いつものようにはなまるマーケットを20分ほど見てたら、 「若年層の更年期障害」という、文字に書くと恐ろしい病気に 見えちゃうような特集をやってた。 カンタンに言うと「若いのに脳が働かなくなってしまい、 行動する気力がなくなってしまう」んだって。 なんで脳が働かなくなるかというと、 「イヤな思いをすると、体内である物質が発生して、 それが脳の機能のジャマをする」らしい。 なんのことだかわかんなかったけど、なぜか覚えてるね!
「それを解決する方法はないんですか?」 とレポーターのオバさんがお医者さんに聞いたところ、 「ずばり、恋をすることです!」 という答えが返ってきたそうだ。 要するに、イヤな思いをした分、恋をしたり、楽しいことをして その悪い物質が出てこないようにすればいい っていうことなんだって。
とつぜん「恋をしろ!」と言われても、ものには限度というものが あるんで、とりあえず楽しいことをしていればいいのね!?
そうそう、楽しいこと、楽しいこと…。 と、しばらく考えて、おれの最近の休みの過ごし方は ある意味正しいのかな?と思った。 人にふりまわされず、自分のやりたいことだけやってるからね。 競馬もやってないから、負けてイヤな思いをすることもないし。
(たまには当てようよ、おれってば…。)
でも、しょせんは「ある意味」でしかないんだよねぇ。 ずっと独りじゃ、ねぇ。 そのうちカラカラに乾いちゃうよ、ねぇ。 |
▲TOP |
こんなニュースはほんとにイヤ…。 |
posted on 2001.11.30(Fri.) |
|
ジョージ・ハリソンさん(58)、死去。
つらいですね、こういうニュースは…。 ずっと前からガンで苦しんでることは知ってたし、 最近「最後の救いを求めて」すごい放射線治療をしてたらしい んだけど、それもかなわなかったようです。
ビートルズは、誰もが認める世界でいちばんすごいバンドです。 ジョン・レノンとポール・マッカートニーという、2人もの天才が 同じ土地に生まれて同じバンドにいたこと自体、すごいこと だと思うんですけど、ぼくが個人的に一番好きだったのは ジョージでした。 最初は「コードを割とたくさん知ってる」という理由で バンドに誘われ、最初はただ黙々とギターをかき鳴らしていた のに、天才2人の影響を受けてどんどん成長していく姿、 身のほどをよくわきまえたその穏やかな姿勢が好きでした。 そして、クラプトンに奥さんをとられても、それでも友達として 付き合っていける、懐の深さ(なのか?)もただ者では ありませんでしたね。
ジョージの書いた曲は、聴いててあったかい感じがしました。 ジョンのように攻撃的な面もなく、ポールのように完璧すぎる ところもなく、なんともマイルドな感じ。
58歳なんて、まだまだ若いのに。 これからまだまだ活動して欲しかったのに。 トラベリング・ウィルベリーズはもう終わりなの? とても寂しいです。 合掌。 |
▲TOP |