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No.118 富士山須走口 |
2007年10月を最後に、しばらく標高3000mを越えていないので、3000mを越えることを目的に須走口から富士山に登りました。 日時 2009年(平成21年)7月13日(月) 天候 曇 同行 なし 所要時間 駐車場(7.20) ←1時間5分→ (8.25)標高2247m(8.30) ←30分→ (9.00)長田山荘(9.10) ←55分→ (10.05)瀬戸館(10.05) ←50分→ (10.55)小屋跡(10.55) ←55分→ (11.50)大陽館(12.10) ←25分→ (12.35)標高3000m(12.40) ←45分→ (12.50)大陽館(13.25) ←50分→ (14.20)瀬戸館(14.20) ←25分→ (14.55)長田山荘3000m(15.00) ←45分→ (15.55)5合目登山口 山行概要
我家からは2時間強で須走口の駐車場に着きました。今日は風が強く、舗装をしていない駐車場は時々砂埃が舞い上がります。ここを歩くのは、今回が3回目になるので、身支度が終わると緊張感を憶えずに歩き始めました。 今回は、3000mを越えるのが目的ですが、高山植物の花の写真も撮りたかったので、周りの景色よりは、もっぱら足元を気にして歩きました。 本五合目の山小屋を過ぎたところで、登山道に残雪が現れました。富士山は今年残雪が多いと聞いていましたが、まさかこんなところで残雪を見るとは思っていませんでした。六合目の瀬戸館まで来たところで、少々くたびれてきたのと空腹を感じたので、おにぎりを食べて一息入れました。風はかなり強く、時 ![]() 今日は風が強く、この大陽館まで来て引き返している人もいます。しかしここは今日の目的の標高3000mには少し足りないので、更に少し歩きGPSの高度計が3015mを指したところで引き返しました。大陽館で、昼食代わりにラーメンを食べましたが、この小屋の売り物の豚汁に比べ、味は今一つでした。帰宅の途中、いつものように山北の桜の湯で汗を流し、さっぱりした気分で家に着きました。 山の花にテガタチドリとタカネバラを追加しました |
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須走口5合目駐車場 上下2段になっている この日、下段側の駐車場はほぼ満車だった 持参したGPSの高度計は、出発時1990m、下山時2002mと表示していた |
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須走口5合目登山口 茶店が2件ある 下側の茶店の菊屋には名物お婆さんがいる 初めてここを訪れた時、我家から緊急で大陽館に入れた私宛の伝言をこのお婆さんが受継いで、私に伝えてくれた トイレがあるが有料で、使用料は200円 何でも高い、富士山価格を象徴している |
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古御嶽神社 登山口を入ると、きれいな石畳状の道がここまで続いており、ここから登山道が始まる |
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古御嶽神社からしばらく、見晴らしが得られない樹林の中を歩く |
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樹林を抜けると、視界が開け、山頂が見えるようになるが、この日は雲の中 少しの間、殺風景な火山礫の中を歩き、再び樹林の中に入る |
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振り返ると眼下に山中湖が見える 山中湖の向こうには、道志や丹沢の山々が見えるが、いずれも随分下の方に見える |
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![]() 以前この小屋は林館と言っていた 5合目の登山口から歩いて来ると、最初にある山小屋 小屋にも、ここにある標識にも六合目(標高2,400m)と表示されているが、国土地理院の地形図では六合目にあるのは瀬戸館 富士山特有のサバ読み合目表示? |
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残雪 長田山荘を過ぎるとすぐ登山道に残雪が現れた |
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須走口を下山する登山者の大半は、砂走りを下るようだが、須走口の砂走りは決して快適とはいえない 一度ここを下ったことがあるが、2度と下りたいとは思わない |
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瀬戸館 小屋の表示は高度2700mとあるが、高度計の読みは2633m、デジタルマップでは2627m この小屋の少し上で、登山道は樹林帯から抜ける ここの表示は本六合目とあるが、国土地理院の地形図では六合目 |
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本六合目の小屋跡 今は廃材が僅かに残っているだけ 初めてここを通った時は、廃材がもっと沢山あったが、風で飛んでしまったのだろうか |
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上の写真の小屋跡のすぐ上に小さな鳥居があり、その脇に二十六夜?と刻まれた石碑が建てられている 昔この辺りを御中道が通っていたとのことなので、その名残の一つだろう |
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七合目大陽館 小屋の名前は太陽館ではなく大陽館 須走口にある山小屋の中では一番大きい また、富士山の山小屋は殆どが8月で営業を止めるが、ここは10月初旬まで営業している この小屋の売りの一つは豚汁 |
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7合目から頂上方向 この日頂上は雲に覆われ、見えなかった 風はここから一段と強くなった |
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標高3000m付近 今年はまだ残雪が多く、登山道にまで雪がせり出していた この日はこの少し上まで登って引き返した |