Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
中国編大田南畝が見た書画 〔中国編〕大田南畝関係
【そ】※◯は欠字、◎は表示不能文字
読み・名前分類記事・画賛等形態年月日場所出典巻・頁
そう
蘇雨

梅鳥図?
「(浅草鳥越伊勢屋源右衛門所蔵書画)
 海老不知歳 歳々占先春 調羮滋味足 居然鼎鼐臣 梅鳥  蘇雨筆」
〈蘇雨は未詳〉
不明寛政11年?
1799/?
浅草 伊勢屋
〈南畝実見〉
一話一言
巻22
⑬356
そうろうこじ
滄浪居士
「護国寺什宝 朝鮮滄浪居士書 横幅 壬戌菊秋トアリ」掛幅文化8年?
1811/?
護国寺所蔵
〈南畝実見〉
一話一言 巻49⑮325
そかんしん
蘇漢臣

嬰児画
「嬰二幅【蘇漢臣筆】 竪物 大幅なり」掛幅文化2年
1805/03/23
長崎
高木作右衛門宅

〈南畝実見〉
瓊浦雑綴⑧556
そくひ
即非
 即非 (別資料)
そしょく
蘇軾 (蘇東坡)
 蘇軾 (別資料)
そてつ
蘇轍
「蘇子由書楽志論
(文化四年)三月十二日、頼惟柔【字千祺号杏坪】諸君をむかへて霞関の邸舎の物見に詩会あり。君侯の蔵物なりとて蘇子由轍の書の楽志論一巻をみる事を得たり。まことに希世のみもの也。紙も古き紙にしてその比のものとみゆ。引首に四字あり
 仲長楽志 皇甫仿書 楽志論の末に
 右仲長統楽志論、心志間曠、形神超脱、足以舒其宏放、謫居中書此
 恍如与至人者遊、而不使夫塵外外、足以移我之所尚也 
 蘇轍子由于禄簑山舎

(以下、鮮于枢の識語と姜緒の跋と宋樾の識語あり)」
〈頼杏坪は頼春水の弟。霞ヶ関の広島藩邸で詩会、その際に藩主浅野家所蔵の蘇轍の書(後漢仲長統の「楽志論」を書したもの)を見た〉
巻子本?文化4年
1807/03/12
広島藩邸
〈南畝実見〉
一話一言
巻24
⑬422
そんおく
孫億
画?「梅萑 監物 康煕辛卯殈(ママ)夏干峰孫億写」
〈干峰孫億は中国の画家。康煕辛卯は康煕五十年(1711)。梅と萑(オギ)の図か。だが「監物」の意味がよく分からない。所有者の記載なし〉
掛幅文化2年
1805/05/19
長崎
〈南畝実見〉
瓊浦雑綴⑧580
そんとう
孫桐
画?「新地起貨【丸荷役】の日、絹地の画をみる事左のごとし
 嘯谷孫桐 董舟散人沈存 張秋穀【書も又よし。鋤雲館に写すとあり】
 十二月六日」

〈丸荷役は輸入品の陸揚げ。絹地の画を見たとあるが、嘯谷孫桐は未詳〉
不明文化1年
1804/12/06
長崎唐人館
〈南畝実見〉
瓊浦雑綴⑧785
Top浮世絵師総覧中国編大田南畝関係