☆ 明治六年（1873）
◯「一勇斎国芳十三回忌追善碑」明治六年建立
碑陰門人名簿〝一勇斎門人 現存 浪花 芳梅〟
〝芳梅社中 梅雪 芳峯 梅英 浪花芳瀧〟
◯『浮世絵備考』（梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）（90/103ｺﾏ）
〝梅雪 梅英【明治元年～三十年 1868-1898】以上二人、大阪の人にて、歌川芳梅の門弟〟
◯『浮世絵師伝』p12（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝梅雪
【生】 【歿】 【画系】中島芳梅門人 【作画期】明治
大阪の人、岩井氏、俗称梅次郎、後ち伊予宇和島に行きて料理店を開きしと云〟
◯『浮世絵師歌川列伝』付録「歌川系図」（玉林晴朗編・昭和十六年(1941)刊）
「歌川系図」〝一鴬斎芳梅門人 梅雪〟
△『増訂浮世絵』ｐ209（藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年（1946）刊）
「一勇斎国芳の浪花画系」（一勇斎国芳の浪花画系・一鴬斎芳梅門人）
◯「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』p86（樋口弘著・昭和37年改訂増補版）
〝梅雪（うめゆき）
岩井梅次郎、大阪の人、芳梅の門人。明治初期に多少の作画あり、のち宇和島に行き、料理屋を開いた
と伝えられる〟