アフリカに初めていった時の記憶が蘇る1冊をここに |
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「雪蛍」
著者:大沢 在昌
私の最近好きな推理小説作家は、原僚、志水辰夫、逢坂剛、そして大沢在昌。この作家達の作品に共通するのは渋い主人公と
魅力的な女性が登場すること。毎回、わくわくします。くどい性描写がないのもストーリーに没頭できていい。大沢氏の作品ではシャドウゲームも好きなのですが
売れた「蛍虫」の方をとりあえず紹介。
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「検死官」
著者:パトリシア・コーンウェル
推理小説の好きな人も翻訳物を全く読まない人もいるだろう。逆に翻訳物が好きな人もいる。
1990年、米国推理小説作家協会の新人賞を受賞した本作品は犯人が誰かを、読んでいて追求
したくなる本格ミステリーです。ひょっとしてと思っていた人物が犯人だった時には面白み
が倍増しました。
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「スキップ」
著者:北村 薫
「夜の蝉」「秋の花」「空飛ぶ馬」のシリーズものは不思議なテンポで進む推理小説。
この作者の北村氏が実は男性だったのを知った時にはびっくり。本作品はある17歳の女の娘
がなにかの弾みで42歳の自分の体に存在してしまうという不思議な話。陳腐な設定のようでは
あるがなかなか面白い。
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「光射す海」
著者:鈴木 光司
入水自殺を図った若い女性は、記憶を失っていた。恋人だった青年は遠洋マグロ漁船の上に
いる。二人の間に何があったのか? 「リング」「らせん」の作者が描く新しいファンタジー
なミステリー。
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「アフリカ ポレポレ」
著者:岩合 日出子
ケニアに初めて旅行に行った帰りにトランジットでモスクワ市内を回りました。その時、空港で「私も
連れてって下さい」と頼んできた大学生の娘が日本に帰った後にくれた本。カメラマンの夫と
ともにタンザニアに行って生活した作者の苦労と驚きの面白体験記です。「ポレポレ」はゆっくりと
言う意味。さて、当時神戸在住だった本をくれた彼女はどうしているのでしょうか?ちゃんとパン屋
になったのかな?
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「合衆国USA」
著者:栗原 達男
栗原のおじさんの撮った大リーガーの写真は躍動的でまるで、選手が今にも動き出しそうでした。
そして、栗原一家が住んでいたアメリカを栗原さんが縦横断して撮られた写真を結集したのがこの写真集
です。自分の見たことがある場面も1枚だけですがありました。
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