シート製作 Ver.3(前編)

2001/03/10

STDからヤフーオークションで手に入れたシートに交換してから2ヶ月程経ちました。

使用した感じは、クッションはそこそこあり長距離乗っていてもお尻が痛くなる事はなかったのですが、ベースが薄いアルミの為剛性が弱く、フニャフニャとした感じでした。座ると撓んでしまいますし、ステーもリベットで止めていたのですが、振動で穴が広がっていく恐れもあります。それと、前側が狭いのでお尻がはみだしてしまい着座位置がかなり限定されてしまいます。

これらの問題をどうすれば解消出来るのか?

やはり、納得のいく物を手に入れるには専用で作った方がいいかな?、と思います。
また、他車種用を流用をしてもフレーム形状の違いから十分なフィット感は得られないような気がしたのです。部品交換会などで安く仕入れたりして上手くフィッティングするのもワクワク出来る楽しさがあるのですが、完璧なフィット感を考えるとワンオフには勝てませんよね。

そこで、いつもお世話になっている「オスカーズ」の三保谷さんに製作を依頼しました。
ベースは、三保谷さんのXSに付いているシートと同じ物を使い、表皮のデザインを変えてオリジナリティ-を出す事にしました。

上の写真が完成したシートです。正確にはワンオフではないのですが、その分1作目より完成度は上がっているようです。

#1
シート底面に取り付けられたゴムの台座がXSのフレームに乗ります。これにより過重が全てフレームにかかる事になるのでリヤのフェンダーの材質に自由度が生まれます。アルミのフェンダ-でも全く問題ありませんね。また、赤四角内を見てもらえば分かると思いますが、FRPの中に鉄のステーが埋め込まれているので、かなり強度も上がっていると思います。
#2 STDのシートと同じようにフレームに差し込みます。後ろ側のステーは車両に合わせて考えて自分で付けます。

デザイン的にはそれほど突拍子もない物じゃないのですが、それなりに存在感があり気に入ってます。
この赤のパイピングに合わせたタンクのカラーリングを考えたりと構想も膨らみます!シート自体の厚さも薄すぎずまた厚すぎずシャープな感じもありちょうど良かったかな。

次回、フィッテイング編です!

ート製作はFRPのスペシャルショップ 「OSCAR」