

前川喜平さんを次期 NHK会長候補に推薦
2022年11月1日
前田晃伸NHK会長の任期が来年1月に切れるのを機会に、官邸主導でNHK会長が決められてきた流れを断ち切り、今後のNHKの舵取りを政権の息のかかった財界人でなく、ジャーナリズムの見識を備えた会長を視聴者・市民の側から推薦する「市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会」を立ち上げ、前川喜平さんを次期NHK会長候補としてNHK経営委員会に推薦、前川候補の推薦署名運動を開始しました。
前川喜平さんを次期NHK会長に推薦します
前川喜平さん経歴
推薦署名 キャンペーン · 前川喜平さんを次期NHK会長に! · Change.org
記者会見
日時 11月4日(金)14:00~15:30
会場 衆議院第2議員会館地下 第7会議室
11/4 記者会見に先立ちNHK経営委員会に「私たちの会の前川推薦」を申し入れ
「市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会」
河野慎二(日本ジャーナリスト会議運営委員)
丹原美穂(NHKとメディアの今を考える会共同代表)
森下俊三NHK経営委員の再任反対署名
2021年1月25日
「NHKとメディアの今を考える会」が、2月末で2期目の任期切れを迎える森下NHK経営委員の再任反対を全野党・衆参総務委員全員に申し入れる事になり、「放送を語る会」も賛同団体に加わって、署名活動を取り組み始めました。
キャンペーン · 首相&各政党&衆参総務委員宛: 森下俊三NHK経営委員を再任しないよう強く要望します · Change.org
森下NHK経営委員再任反対要望書
「石原経営委員長の辞任を求める署名」の中止について
全国の皆さま
石原経営委員長の12月10日以後の再任はなくなりました。そこで関西5団体が全国によびかけた「石原経営委員長の辞任を求める署名」は、終了、中止することにしました。
11月末までに1万筆をめざしていた署名は7086筆に達しました。あと、数日で1万筆に達する見通しでした。9月26日の毎日新聞のスクープ「かんぽ不正販売とNHK」記事の2日後から素早く各地の視聴者団体の抗議と石原氏辞任要求の申入れが起こりました。そういう世論が、石原氏の続投を阻んだのではないかと考えております。
署名運動にご協力いただいた各地の皆様に心より感謝申し上げます。改憲をねらう安倍政権提案の今後の経営委員メンバーも予断がなりません。
「日本会議」代表委員の長谷川三千子氏は3期目の再任となります。NHK会長も1月中の任期切れです。公共放送NHKの自主・自律が守れる人事か、報道の自由は守れるか、危ういところだと思います。今回の署名運動の経験を力に今後ともご一緒に運動を進めていきましょう。先ずは、お礼とご報告まで。
集まった署名はこれまでどおり、お送りください。
11月5日の経営委員会への第1次分提出後の署名も2000筆以上手元にありますので、11月29〆きり日の翌日11月30日に、NHK経営委員会に送る予定です。
その後に届く署名も石原氏の任期の12月10日を過ぎても、視聴者の意思として受けとめてもらうために12月末まですべてNHKへ送付します。
「石原経営委員長の辞任を求める署名」呼びかけ関西5団体
「NHK・メディアを考える京都の会」「NHKとメディアを考える会(兵庫)」「NHK問題大阪連絡会」「NHK問題を考える滋賀連絡会」「NHK問題を考える奈良の会」
「NHK経営委員会」に抗議・委員長辞任要求
2019年10月2日
昨年4月24日に放送された「かんぽ生命保険」の不正販売問題を報じたNHKの番組を巡り、日本郵政グループからの要求を受けてNHK経営委員会が上田良一会長を厳重注意した問題で「経営委員会」は、番組内容に直接介入したわけでは無いが、郵政側の激しい抗議を受けて、会長に「番組への統治の強化」を求めた対応は、当然ながら「かんぽ不正問題」取材に圧力をかける行為と判断、「放送を語る会」は10月2日に「NHK経営委員会」に対し抗議と石原進委員長の辞任要求を提出しました。
「NHKとメディアの
会長と経営委員会あての抗議の「申し入れ書」 2019年4月19日
すでに報道されているようにNHKでは、籾井会長の時期の専務理事・放送総局長だった板野裕爾氏を再び専務理事に任命する動きが進行しています。
4月9日に経営委員会が同意し、25日に発令とのことです。
理事の任命は本来会長が行うことになっていますが、未確認の情報では、官邸に近い経営委員が強引に持ち込んだ人事と言われています。官邸寄りの経営委員が任命されてきたのも大問題ですが、執行部に官邸と太いパイプを持つとされる板野氏が復帰するのは深刻な事態です。
安倍政権によるNHK支配が一気に強まる懸念があります。
すでに視聴者団体等から、NHKに抗議しようという呼びかけがされています。
放送を語る会のメンバー参加している,「NHKとメディアの『今』を考える会」も、会長と経営委員会あての抗議の「申し入れ書」を発表し、4月22日にNHKへこの申し入れ書を提出する予定です。
批判と抗議の声をNHKに
NHKふれあいセンター 0570-066-066
メールフォーム https://cgi2.nhk.or.jp/css/mailform/mail_form.cg
3・22NHK西口門前集会、NHK宛て要請文提出
3・22放送記念日NHK門前集会は、司会の丸山重威氏(日本ジャーナリスト会議)の「最近の政府広報のようなNHK政治報道に市民の批判が強まっている。放送記念日の今日、NHKに働くみなさんもこのことを一緒に考えてほしい」との開会宣言ではじまり、
高田健さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動共同代表)
中原道子さん(VAWW RAC共同代表・早稲田大学名誉教授)
仲築間卓蔵さん(マスコミ九条の会共同代表・元日本テレビプロデューサー)
小林緑さん(元NHK経営委員・国立音楽大学名誉教授)
小玉美意子さん(元フジテレビアナウンサー・武蔵大学名誉教授)
根本仁さん(元NHKドラマ部ディレクター、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告)池田恵理子さん(元NHK教養番組部ディレクター、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)名誉館長)がそれぞれの立場から、NHKの「安倍政権寄りの報道」を批判するリレートークを行いました。
集会終了後、午後2時から視聴者部を通じて上田NHK会長宛申し入れ「政府から独立した公共放送の原則に立つ政治報道を求めます」を提出しました。東京以外でも、大阪・名古屋・広島・岐阜・長崎・水戸などで、放送記念日集中行動が取り組まれました。
NHKに抗議文提出
11月16日、語る会メンバーも参加する「NHKとメディアの『今』を考える会」は、NHKに対して「放送法を遵守し“自主・自立”の報道を〜NHK政治報道の政権癒着・迎合に抗議する〜」という文書での申し入れを行いました。申し入れ行動参加者は、語る会のほか、JCJ, wam、 VAWW RAC, メディアを考える市民の会・ぎふなどのメンバー8名。
封書でNHK会長・放送総局長・報道局長・NHKに働く皆さん宛に提出、幹部だけでなく局内で働く人たちにも知らせるよう要請しました。
抗議文
米朝首脳会談報道モニター報告の記者会見
去る10月16日に、大手のメディアの記者クラブ制度を批判し、フリーランスのジャーナリストの権利のための活動をしている運動団体「自由報道協会」主催の集会で、「放送を語る会」メンバー4名による、米朝首脳会談報道モニター報告の記者会見が行われました。
記者会見映像
第59回放送フォーラム
番組制作者と語る
「暴かれた真実 NHKスペシャル 沖縄と核を語る」
ゲスト 担当ディレクター 今 理織さん (NHK文化福祉番組部)
2018年1月21日
原宿の千駄ヶ谷区民会館で開かれた「放送フォーラム」は150人の参加者で大盛況でした。
冒頭に2017年9月10日放送のNHKスぺシャル「沖縄と核」の50分間が上映されました。
この番組はなぜ沖縄に基地が集中しているのかを日米の外交文書、元米軍兵士の証言などをもとに明らかにしています。そして核弾頭を搭載したナイキハーキュリーズを誤発射して、海に墜落する事故、キューバ危機でメースBミサイルが中国へ向けてスタンバイしたスク―プなどが報告され、番組は最後に日米の思惑のもと“核の島”とされてきた沖縄、“抑止力”の名のもとに基地は残され、今なお重い負担を背負い続ける現実は変わらぬままと締めくくっています。
番組上映後、今ディレクターの講演となり「最新の情報では、1月Ⅰ1日に米トランプ政権の核戦略方針がスクープされ、相手の攻撃が核でなくても、米は核の攻撃をするというもので、老朽化した核兵器を小型化、改装した戦術核を使用する方針」ということが報告されました。
この後、参加者との質疑応答になり、「NHK上層部から圧力、横やりはなかったか」
「安倍政権とNHKの癒着が指摘されているが」という問いには「当初8月放送予定で、他番組との調整で9月10日になったが、バッシングがあったからではない」「NHKスぺシャルの提案は全国から集まり、採択されて制作される。沖縄局の提案はよく読んでくれていて、味方がいると思う」との事でした。
フォーラムに参加されていたTBS報道特集の金平キャスターからは「この『沖縄と核』のほかに、NHKは『731部隊』『インパール』と素晴らしい番組を放送している。番組ではリサーチが大事だが、優秀なリサーチャーに任せているだけではだめで、ディレクターに頑張ってほしい。NHKはドキュメンタリーはいいが、ニュースはだめで安倍が沖縄へ行った時、ヤジられたが、NHKニュースはヤジの音声をカットして放送したことがあった」との発言がありました。
この他今ディレクターは沖縄の人たちは核を持ち込んだことを知らされていなかった。しかし核ミサイルのメースBの時は「ただ事でない」と弁当箱にカメラを隠して撮影した写真が公表されたことがあった。また、最近普天間の小学校上空を米軍ヘリが飛んで、それを米軍が否定したが何も変わっていない事に怒りがわいてくると感想を述べました。
会場からは、今ディレクターを始めとする、沖縄の真実を追求する制作者を励ます拍手が起こっていました。 参加者の声
総選挙報道に関して、NHK、民放テレビ各局に申し入れ
2017年10月6日
10月6日(金)、「放送を語る会」は10月22日投票の衆議院選挙に関する「総選挙報道について申し入れ」文書をNHK視聴者部を通じて放送総局長・報道局長・テレビニュース部長・ニュースウオッチ9編集長宛に提出しました。
提出に際し、「語る会」の選挙報道モニター活動の実績などを説明、BPO意見書への注意を喚起、選挙報道の改善を強く求めてきました。同時に、各民放キー局には、報道局長あてに同文書を郵送しました。
「いま、NHKに言いたいこと」NHK退職者有志主催市民集会
2017年2月26日
冒頭、主催者のNHK全国退職者有志門目省吾氏から年表資料「取り組みの経過」に沿って、集会開催にいたるまでの3年余りの活動の報告があり、続いてNHK全国退職者有志が推薦した3人の「会長候補」東京大学名誉教授広渡清吾氏、東京学芸大学名誉教授、NHKOGでもある村松泰子氏からメッセージを、集会に出席出来なかった作家の落合恵子氏は文書によるメッセージを元NHK経営委員小林緑氏が代読。
第二部は、歴史的報道・事件にかかわったNHKOBによるリレートークで、元社会部記者大治浩之輔氏、政治部デスクを務めた元政治部記者川崎泰資氏、元家庭・教養番組ディレクター池田恵理子氏、元教養番組部プロデューサー永田浩三氏が自らの現役時代の体験を語りました。
最後に集会決議として今後のNHKに対する「要望書」を採択しました。



盛会だった10/4 緊急院内集会 NHKOB参加68名
2016年10月19日
衆議院第一議員会館大会議室を180人余りの人々が埋めて「緊急院内集会 籾井会長NO!取り戻せNHKを視聴者の手に!」が、10月4日開かれました。
基調報告に立った上村達男元NHK経営委員会委員長代行は、次のように指摘しました。「指名部会を設置して次期会長選びに動き出した経営委員会は、先ず会長の資格要件(『公共放送の使命を十分に理解している』『人格高潔』など6項目)に籾井会長が合致しているか厳しく確認する必要がある。籾井再任ならば『籾井より立派な人はいなかった』といえる人を経営委員会は選ばねばならない」「石原経営委員長は、前回の会長選考時籾井氏を推薦した人であり、今『どう思っているのか』を明らかにしなければならない」そして最後に「籾井会長の再任は、何が何でも阻止しなければならない」と結びました。


上村達男元NHK経営委員長代行
第56回放送フォーラム 制作者と語る
原発被災地は今~ドキュメンタリー「赤宇木(あこうぎ)」の制作体験から
2016年10月19日
10月2日(日)、千駄ヶ谷区民会館で開催された第56回「放送フォーラム」には、79名の方々が参加、福島原発で被災し、離村の憂き目に遭った福島県の一寒村「赤宇木」を取材し、NHKの映像ドキュメンタリー、を制作された大森淳郎氏を囲んで、番組の一部を試写しながら、その制作体験を聞きました。 参加者アンケート
27の市民団体、次期NHK会長選考に関する再度の申し入れ
2016年7月11日
6月20日、再任を含めた新しい経営委員5人が就任し、6月28日には、経営委員長に石原進氏が選出されました。次期会長指名作業もまもなく始まるこの時期に、5月9日に提出した「NHK会長選任」についての申し入れ書を一部加筆し、新たに「NHK 前橋抗議行動の会」を加えた、27の市民団体連名の「次期NHK会長選考」に関する再申し入れ書を提出しました。
次期会長選任をめぐり申し入れ文書提出、及び会長発言に抗議
2016年5月9日
NHK経営委員会開催日前日の5月9日(月)6団体11名のメンバーがNHK視聴者部経由で経営委員会へ
また、経営委員選任についても、安倍首相、高市総務相に申し入れ文書を提出しています。
緊急院内集会
政権べったり報道NO!NHK籾井会長NO!
NHKは視聴者・市民の声を聴け
2016年3月6日
NHK包囲行動実行委員会は3月4日に緊急集会を衆議院第一議員会館で開催。
NHK問題に取り組む市民団体が全国から集まり、およそ200人が参加しました。
集会では前NHK経営委員長代行の上村達男早稲田大学教授、砂川浩慶立教大学准教授が講演。
高市総務相の発言にみられる安倍政権によるメディアへの介入、恫喝を厳しく批判。また、秋田、福島などから駆けつけた11人がリレートークで各地での活動を報告しました。
集会に先立ち、「放送を語る会」のメンバーは各地の代表と共にNHKを訪れ、籾井会長の罷免・会長選任方法の改善を要求する「申し入れ文書」をNHK経営委員会に提出しました。
第55回放送フォーラム
2016年1月31日
放送を語る会の第55回放送フォーラム「受信料支払い義務化、NHKはどう変わるのか?」が都内で開かれました。
70人が参加した集会では、勝木吐夢氏(全日本受信料労働組合書記長)、砂川浩慶氏(立教大・准教授)、門奈直樹氏(立教大名誉教授)の3人のパネラーからの報告があり、勝木氏はNHK受信料をめぐる状況を説明し、「単身世帯が増え、生活保護世帯も増加しているので、一日7時間動いても会えないことが多い。支払い義務化になれば徴収はより高圧的になるだろう。NHKへの不信はますます高まることになる。私は支払い義務化に反対だ」と述べました。
現在NHKが支払い拒否などの人を訴え、裁判を起こしているのは6000件を超しているそうです。
砂川氏は籾井会長になってから、NHKは安倍チャンネルと化し、彼の言動が多くの視聴者から批判を浴びてきたが、なぜやめないのかについて述べました。
「NHK会長の年収は3000万円だが、1億円を超す大企業の社長のと比較して安いので、籾井の次のなり手が見つからない。NHK予算は2014年、15年度と野党が反対したが、来年度はどうなるのか注目される状況だ。私も支払い義務化には反対の立場だ」と述べました。
門奈氏は「同じ公共放送だが、英国のBBCはNHKとだいぶ違う。BBCの予算は政府の承諾はいらない。政府から独立していることが重要だ。BBCの会長選は2012年から公募制になったが、候補者は新聞に公表される。英国の受信料制度は以前から不払い者には罰則規定がある」と述べました。
会場からの質問も多く、「自分は支払い拒否をしたいが、ペナルティーは?」、「息子がワンセグで受信料を取られたが・・・・」など、NHKの厳しい対応に批判的な意見も出されていました。受信料取り扱い業務の現場からの報告は、参加者の関心とかみ合い、充実したフォーラムになりました。 参加者へのアンケート結果


「11・7NHK包囲行動」第2弾
2015年11月7日
11月7日(土)午後からNHK放送センター前で行われた「アベチャンネルはゴメンだ!怒りのNHK包囲行動」には小雨の中、350名の市民が参加しました。
安保法制の国会審議でNHKは国会の中継をボイコットしたり、全国に広がった反対運動に冷たい扱いをしたり、市民の怒りを買いました。
7日の集会では市民運動家、宗教者、沖縄の映画を制作した監督など多彩な7人のスピーカーが発言しました。
集会の後、渋谷の街をデモ行進、「NHKは政権の圧力に屈するな」「マイナンバーを受信料支払いに利用するな」「籾井会長はやめろ」などのシュプレヒコールを響かせました。
今回の包囲行動は東京の他、大阪、神戸、など全国11か所で行われ、多くの市民が参加しました。



11.7怒りのNHK包囲行動 - ツイキャスhttp://twitcasting.tv/kuwachan56/movie/214443072
「8・25NHK包囲行動」に1000人超参加
2015年8月25日
8月25日(火)夜行われたNHK包囲行動は、安保法制をめぐるニュースでNHKが安倍政権の広報のような報道をすることに怒った人々が抗議行動に立ち上がったものです。
「政権べったりの報道をやめろ!怒りの声でNHKを包囲しよう!」の集会には大阪、京都、神戸、大津、名古屋、岐阜から参加者が駆けつけ、日ごろのNHKへの不満、要求をつぎつぎとぶつけました。
NHKニュースをモニターし、安倍首相の出演が異常に多いと発言した人、NHKニュースでは安保法案のような重要項目の扱いが不当だ、など詳しくニュースを見ている市民が多いことがわかる内容でした。リレートークの合間に「私たちは怒っているぞ」「政権と癒着するな」「籾井はやめろ」「戦争法案には加担するな」「自主自立を取り戻せ」などのシュプレヒコールが連呼されました。


NHKの危機的状況を打開するために!一斉ビラ配布行動
2015年5月26日
就任以来度重なる、問題発言・行動を改めようとしないNHK籾井会長。罷免要求署名は7万5千筆を優に超えました。
NHKはいま、政府の主張に従うと公言し、公私混同の姿勢が問われる人物が会長職にある危機的な状況になっています。
5月26日に放送を語る会、日本ジャーナリスト会議などのメンバーが各地(広島は20日、神戸は27日)のNHK局舎前で、NHKに働く人々に対して「政府からの自主・自立」を訴えるリーフレットを一斉に配布しました。
門前ビラ終了後、NHK経営委員会に申し入れ文を提出。併せて「籾井・百田・長谷川罷免要求」署名1,429筆を提出。(累計75,658筆)
【東京】
放送センターの5箇所の入口で、JCJ・wam・NHKOB・放送を語る会など30人のメンバーで約1800枚配布。人の出入りの一番多い西口正面で、9:30~10:45 リレートーク。
池田恵理子さん(NHKOG・wam館長)・小林緑さん(元NHK経営委員・国立音楽大学名誉教授)・仲築間卓造さん(元日本テレビプロデューサー・マスコミ九条の会呼びかけ人)・五十嵐吉美さん(放送を語る会運営委員)・河野慎二さん(元日本テレビ記者・JCJ運営委員)・戸崎賢二(NHKOB・放送を語る運営委員)・小滝(放送を語る会事務局長)など。みなさんで予定時間をオーバーして熱弁をふるいました。
【大阪】
8時半から10時45分頃まで、大阪放送局・南北2か所の玄関前で「NHK問題大阪連絡会」「放送を語る会」会員などNHK退職者7名の計8名で配布。配布枚数は、約310枚で顔見知りの方はよく声をかけてくれ、受け取りもよかったです。中にはリーフ配布を聞きつけて表へ出てきてくれる人もあり対話が弾む場面もありました。また、読んでから引き返してきて「私は何をしたらいいのか」と尋ねる方もありました。
【名古屋】
8時40分前後、NHK名古屋放送センタービル正面(西)玄関前に12人が集まりました。同じ頃、社宅の一つへ立ち寄り、集合ポストへチラシを入れてから出勤した人がいますので、配布活動の参加者は13人になります。西玄関前と唯一職員専用出入口のある北玄関に分かれて配布を始めましたが、地下鉄や名鉄で通勤している多くのの職員は、地下2階の入り口から局内に入るため、西・北玄関を通る職員は少数でしかも、センタービルで働く一般の人と区別がつかないため、10時までに配れた280部ほどの内、職員又はNHK関連の人に渡せたのはは半分以下かもしれません。
【奈良】
8時30分~9時40分の間、参加者 6名(内 1名女性)で配布。奈良放送局の敷地に出入りする5箇所全てに立ち、60部配布できました。受け取り状況は、20%程度の受け取り拒否があったように感じました。
【神戸】
5月27日(水)8時半ごろから10時15分まで「NHK問題を考える会(兵庫)」から3名と「放送を語る会」の1名計4名で2か所の入り口で配布。出勤者はあまり多くありませんでしたが、大半の方が受け取ってくれました。一部通行の方も含め約70枚を配布。
【京都】
午前8時半から9時40分まで、5名で約70枚配布しました。比較的若い方々の受取が悪いようでした。
【大津】
NHKOB2名、NHK問題を考える滋賀連絡会の4名、計6名で 午前8時45分から10時 まで配布数55枚。3~4名に一人は受け取らない、尋ねると職員で無いとか・・「敷地内に入るな」と執拗に妨害を受ける。副局長に抗議
【福島】
8時50分から2名で表入り口と職員通用口に分かれて職員の方々を待ち受けました。9時を過ぎて職員の入館は職員通用口だけという事がわかり、そこで二人が合流午前11時をもって終了。
配布したビラの枚数はおよそ70枚。ちなみにNHK福島放送局の職員数は90名だということでした。
自民党に抗議、NHK・テレビ朝日に申し入れ
2015年4月17日
自民党の情報通信戦略調査会(会長・川崎二郎元厚生労働相)がNHKとテレビ朝日の報道番組で、「やらせ」や政治的圧力があったとされる問題について、両局の幹部を呼び出し、事情を聴くということに関し、政権党が特定の番組に干渉し言論の自由を侵しかねないとして、放送を語る会他7団体が、自民党、NHK、テレビ朝日に対し抗議、申し入れを行った。
(提出8団体)
放送を語る会 日本ジャーナリスト会議 NHK問題大阪連絡会 NHK問題京都連絡会
NHK問題を考える会・かながわ NHK問題を考える会・さいたま
NHKを憂える運動センター・京都 NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ
九条フェスタ市民ネットワーク 市民のメディアを作る会・岐阜
日本ジャーナリスト会議東海地区連絡会議 練馬・文化の会
抗議申し入れ文
「籾井NHK会長NO! NHKを国策放送局にするな」
2015年3月12日
3月9日(月)午後、放送を語る会と日本ジャーナリスト会議主催の集会が参院議員会館で開かれました。
西は屋久島、広島、岐阜、北は秋田からの市民団体が参加。全体で150名の集会となりました。
去年、籾井、百田、長谷川3氏罷免署名がきっかけで設立された「NHKを考える会」は10団体を超えています。集会では専門家からNHK改革の提案がされた後、全国から参加した市民団体が活動報告と籾井罷免活動の決意表明がされました。
地方から参加した人々へのカンパも会場から集められ、盛り上がりました。
13:30からのNHK申し入れ行動には、最終的には17団体24名が参加しました。
申し入れの最初に、7団体の呼びかけで取り組んいる「籾井・百田・長谷川罷免要求」署名を提出しました。
今回が10回目のNHK提出で、当日の提出数は、4,812筆(署名簿4,354、ネット署名458)、これまでの累計 73,904筆(署名簿64,723、ネット署名9,181)です。
アンケートから
当日の動画はこちら http://iwj.co.jp/wj/open/archives/237880




NHK退職者有志が「籾井会長辞任or罷免要求」を経営委に提出後記者会見
2014年8月21日
NHK全戸国退職者有志は、
(1)籾井氏が会長職にとどまることは、政府・政治権力から独立すべきNHKにとって重大な脅威。
(2)籾井氏の意識、感性がメディアのトップの任に堪えない。
(3)会長の発言によって、取材が困難になるなど、籾井氏の存在がNHKで働く人たちに困難を及ぼしている。
として、経営委員会に「会長辞任、あるいは罷免」要求をしていたが、その賛同者が呼びかけ人を含めて1500人を超えたと発表した。
「どうする!公共放送の危機」 ~6.21関西集会~
大阪市の中之島公会堂で開催された、6.21関西集会は950人もの参加者で埋まり、NHK籾井会長の五つの大罪、2人の経営委員の放送法などに反する言動の問題、そして、3人の罷免運動や、会長・経営委員選任の構造的欠陥と改革提案、さらに「慰安婦」問題の本質や番組改変事件、最近の政権よりの報道姿勢など、NHKの深刻な危機、また、受信料支払い一時停止、保留の法的裏づけなどについても報告・討論された。
また、会長ら3人の罷免要求署名は、会場で164筆、持参いただいた分が174筆でした 。


緊急集会第2弾
2014年4月27日
4月26日(土)の緊急集会第2弾「NHKの危機 今 何が必要か~高まる会長辞任の声を改革にどう生かすか~」には沢山の市民が参加し、講師の朝日新聞編集委員川本裕司さん、立教大学准教授砂川浩慶さんが、いまNHKで起きている異常な事態の真相と公共放送NHKを市民のものにするための方策について話され、4人のNHKOBからは自分達の体験を踏まえて、籾井会長の言動について怒りや憂いの発言がありました。 アンケートから(PDF版)


NHK経営委に3氏罷免要求署名提出
2014年4月22日
署名第4次集約分(署名簿6,669筆、ネット署名237筆、これまでの合計33,802筆)を4月21日 NHK経営委員会に提出しました。
参加したのは、視聴者コミュニティ、VWW RAC、JCJ、NHK問題を考える会(兵庫)、放送を語る会のメンバー、計11名。応対したのは、NHK視聴者部山本健一副部長、NHK経営委員会事務局菅沼明彦副部長。
主な質疑
Q 13日放送、会長出演・謝罪の「とっておきサンデー」に対する視聴者の反響は?
A およそ270件、うち批判的なものが200件。放送に対する反響は来る期間は短い。
Q なぜ生放送で誠意ある態度示さないのか?
A あの番組は、いつも録画で放送してますので・・。
Q あれで何を謝罪したのか? 「個人的見解」は取り消したが、「考えは変わらない」と国会答弁したままだ。「慰安婦」問題に対する認識の誤り認めよ。よく勉強していただきたい。(民主党辻本清美議員の質問主意書と答弁書を整理した資料を手渡し、明日の経営委員会で各委員に配布するよう求める。
A 明日、必ず経営委員にお配りします。
Q 「とっておきサンデー」の録画、何度も見直したが批判されていることに答えていない。謝罪になっていない。NHKはあれで良しと思っているのか?
A (沈黙)
Q 「週刊新潮」4/24号記事に、訂正求めるか抗議・反論しないのか?
Q 事実と違うのなら反論すべきでは?
A 検討中です。
Q 事実で否定できない?
A 検討中です。
Q 佐賀で開催された経営委員会の「視聴者のみなさんと語る会」で、参加者から籾井会長らへの厳しい批判出たが、石原経営委員「籾井会長はやめる必要ない」と語ったと報道されている。事実か?経営委員会の総意か?
A 私も出席していた。会では石原発言なかった。終了後のぶら下がり取材での発言と思う。
Q 「やめないでいい」は経営委の総意ではないはず。一経営委員の誤解を招く間違った伝え方の責任を問わないのか?
A 経営委員会の総意は、委員長ブリーフィングなどで述べているとおりです。
Q このような発言あるのは個々の経営委員の認識甘いのでは。石原発言が経営委の総意でないこと、明日の経営委で確認せよ。
A 議題にあげるかどうかは答えられない。私に権限無い。
Q ブリーフィングで、メディアから質問出るはず。きちんと答えよ。
Q 署名活動していると「自分だけでなく100人分の署名したい」と言う人がいる。視聴者の怒り生半可ではない。この声をきちんと受け止めよ。
面談の後半は、視聴者コミュニティとNHK問題を考える会(兵庫)が、4月末までに籾井会長が辞任ないしは罷免されなければ受信料凍結運動を始めることを通知、他の団体もオブザーバーとして同席しました。(支払い凍結通告)
Q 宛先にあるように、経営委員だけでなく会長、理事全員にも届けて欲しい。
A 明日、プリントして配る。
Q 個人の資質を見極めて選んだ経営委の任命責任を問う緊急、重大な内容。今日中に届けて欲しい。
A 判りました。
Q 経営委で議題とするよう求める。
A 議題として取り上げるかどうかは、お約束できない。
Q 今日の面談、会長室の同席求めたがなぜダメだったのか?
A NHK執行部へのご意見は、視聴者部が窓口で伺うことになっていますので。
Q 前回の凍結運動の際、面談の席上では何も言わず、後の記者会見で「営業妨害」と発言、極めて遺憾。意見あれば面談の席上で対話すべきだ。
A (明快な回答なし)
Q NHKは視聴者に対し、放送法上は「契約義務」なのにあたかも「支払い義務」のように説明している。言葉は、もっと抑制的に使うべきだ。
籾井・百田・長谷川罷免要求運動の今後
1. 署名運動に協力してくれた諸団体にもよびかけ、当面、NHK経営委員会の任命責任追及を重点に3氏罷免要求運動を大規模に進める作戦会議(実行委員会)を早急に具体化する
2. 籾井罷免に重点を絞った「受信料凍結運動」を広く知らせる。各団体が持ち帰り取り組みを検討する。
3.「任命責任を問い、籾井罷免を求める」要請はがきを経営委員会に集中する。
(要請はがきのサンプルをVWW RACがつくる、これを参考に各団体ではがきを作って取り組みを呼びかける、署名協力者にも呼びかける)
4.全国に拡がっている署名活動を継続して取り組む
1)
さしあたって次回集約は、5月12日(日)、NHK提出5月13日14:00 (5/13NHK経営委員会前日)
2)
署名期間は、当初「7月を目途」としていたが、事態の推移をみながら収束時期を見極める
「解釈で憲法9条を壊すな!4・8大集会」会場で署名活動
2014年4月9日
4月8日、日比谷野外音楽堂で開かれた「解釈で憲法9条壊すな! 集会&デモ」会場。
開場午後5時半にもかかわらず、5時前から参加する人々が列をつくりました。
「放送を語る会」「JCJ」「VAWW RAC(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター)」のメンバー11名は「NHK籾井会長の罷免を」の、のぼり幟を掲げて、署名を呼びかけました。
この日も、幟を見つけて向こうから署名によって来る人や、会場に急ぐ人が、くるりときびすを返して「署名をしたかったんです」「もうあんな人は恥さらしだ」「受信料の口座振替をやめたいが…」と口にしながら、ボールペンを走らせます。
5名連記の署名簿は、あっという間にすぐ埋まり、次の署名用紙を出す間もなく、また埋まり、用紙を持ち帰る方もいました。
そして、約1時間半の取組みで、690の署名が集まりました。




3氏罷免要求署名第三次集約分を提出
4月7日午後、罷免署名を集めている、7団体の代表者6名がNHKハートプラザを訪れて、対応した視聴者部 米森公二副部長,経営委員会事務局 萱沼明彦副部長に、署名第3次集約分7551筆(累計26,896筆)を提出しました。
署名については、北は北見から南は沖縄・西之表島まで全国各地から届いていること、慰安婦問題に取り組む諸団体からの署名が多いこと、NHKOBも各地で署名を集めていることなどの特徴を説明、同封された手紙の内容などを2、3紹介し、視聴者の危機感と怒りをしっかり伝えるよう強く要請しました。
同時に、 NHK側が、申し入れのようす様子や署名簿の写真撮影、記者の同行などを拒否したため、内閣府と比較してもNHKの態度が閉鎖的であることを厳しく批判し、
1、敷地内での撮影禁止などの基準を見直すこと。
2、各地方局を含め、届いた署名総数を明らかにする。
3、 不祥事情報を報告するよう求めた籾井会長名のメール・第三者委員会設置について、詳細な 説明。など、後日、回答することを約束させました。
NO NEKES DAY会場で署名活動・内閣府、NHKに署名簿提出
2014年3月11日
3月9日NO NEKES DAY 原発ゼロ大統一行動の東京日比谷会場と、大阪・扇町公園会場で、語る会の会員有志が、NHK籾井会長、百田、長谷川両経営委員の罷免要求署名活動を行いました。
翌10日午後、NHK会長・経営委員の罷免を求める署名に取り組んでいる7団体は、中間であっても集まった署名を安倍首相とNHK経営員会に届けるため、在京の各団体から複数名の参加の13人で、内閣府、NHKにおもむき8575筆の署名を積みあげ、罷免を求めました。
内閣府では、この署名が短期間に集まったこと、この声を安倍首相に必ず届けるよう要請。そのあとNHKのハートプラザで、経営委員会事務局・萱沼氏、視聴者部・山本氏と1時間にわたって懇談。経営委員が視聴者と直接対話するべきではないか、会長が理事の辞表を今もあずかったままなのか、経営委員の言動は服務準則違反ではないか、委員会での配布資料にこれらの要請内容などを反映すべき、受信料不払いの件数などを明らかにせよ、「慰安婦」問題では国民の知る権利に応え歴史の真実に基づく番組をなど、問題点を具体的に指摘。これらのことを文書で11日の経営委員会に提出するよう要求しました。
日比谷公園(3月9日) 提出された署名簿(3月10日)
7団体が百田・長谷川NHK経営委員の罷免、籾井NHK会長の辞職勧告を要求
2014年2月24日
2月21日(金)NHK問題京都連絡会、NHK問題大阪連絡会、NHK問題を考える会(兵庫)、NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ、「戦争と女性への暴力」リサーチアクション・センター、日本消費者連盟、放送を語る会の市民7団体は、百田・長谷川両経営委員を罷免する手続きをとるよう内閣府に申し入れ、NHK経営委員会に対して、籾井会長の辞職勧告するよう要望した。
翌22日に開催した、放送を語る会主催の緊急集会「NHKの危機、今、何が必要か」には、座りきれない多数の参加者で埋まり、熱い討議が繰り広げられ、NHK会長の公選制を求める運動、籾井会長解任要求、百田・長谷川両経営委員を罷免の署名運動など、今後の具体的な行動も提起された。
これを受けて、NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ、NHK問題大阪連絡会、NHK問題京都連絡会、NHK問題を考える会(兵庫)、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW
RAC)、日本ジャーナリスト会議、放送を語る会の7団体共同で、籾井会長、百田・長谷川両経営委員の罷免、辞任を求める署名運動を始めることにした。
署名用紙(PDF版)
籾井会長発言に抗議・辞任要求 2014年1月30日
1月30日(木)放送を語る会の代表5名が、NHK放送センターを訪れ、会長就任記者会見での籾井新会長の「従軍慰安婦問題」を始めとする、一連の発言に対し、厳しく抗議するとともに、即時辞任するよう申し入れを行いました。
各地でも抗議行動
大阪では、大阪労連などでつくる「暴言を許さない緊急行動大阪実行委員会」の呼び掛けにより、31日午後1時からNHK大阪放送局前で緊急抗議行動が行われ、およそ100人が参加しました。
そのほか広島、福岡でも辞任要請行動が行われています。
大阪放送局前
NHK門前ビラ入れ活動報告 2014年1月16日
放送を語る会は、1月14日朝、東京NHK放送センター、大阪放送局、名古屋放送局京都放送局の入り口で、一斉にビラ入れ活動を行いました。
ビラは二つ折4ページで、「放送の自主・自立の危機に際してNHKで働くみなさんに訴えます」と題し、最近の安倍政権のNHKにたいする動きに警戒を呼びかけるものです。
その上で、圧力があっても屈せずに、社会の真実を明らかにする努力に期待するというメッセージを伝える内容です。放送を語る会が作成し、9つの賛同団体、識者、NHKОB、計29人の賛同者を得たアピールです。以下は各地の行動の概要です。
【東京】
8時30分~10時30分、「NHKの自主・自立を守れ」などのゼッケンを付けて実施。
行動参加者は、放送を語る会会員、日本ジャーナリスト会議放送部会メンバーNHKを監視、激励する視聴者コミュニティ共同代表の醍醐總東大名誉教授を含む20人余のみなさんでした。
受け取ってくれる人は決して多くはなかったのですが、それでも合計1200枚ほどを手渡しできました。行動終了後、放送を語る会メンバーがNHKハートプラザを訪問、ビラをNHK側に手渡し、NHK内の人びとに伝えてほしいと要請しました。
続いて、日放労の中村正敏委員長と30分間懇談、今後も意見交換したいと要請することができました。
【大阪】
9時~10時30分、大阪放送局南北玄関前でゼッケンを付けて実施。
放送を語る会会員を含むNHKОB、NHK問題を考える会(兵庫)、NHK問題大阪連絡会、急きょ駆け付けたミュージシャンPEACE CALLのみなさんほかのメンバー計13人が、およそ300枚を手渡しました。残ったビラは後日神戸放送局で配布する予定です。
終了後、メンバーが日放労関西支部を訪問、委員長、書記長と1時間半にわたって懇談しました。委員長は「チラシ配布はたいへん心強い」「放送法1条、3条をよりどころに闘うしかない」と述べました。
【名古屋】
NHK名古屋放送センター西玄関前で、放送を語る会会員、ジャーナリスト会議東海、東海放送人9条の会の有志、計9人で実施。このほか二つあるNHK社宅にビラ入れを行い、あわせて2百数十部を配布しました。
日放労中部支部の役員には、たまたま会うことができなかったので、支部役員や分会役員に渡してもらうよう、50枚を受付に託しました。この50部が組合に届いていないことが判明したので、後日確認することにしています。
【京都】
9時~10時15分、NHK問題京都連絡会、NHKを監視、激励する視聴者コミュニティの湯山哲守共同代表、放送を語る会会員、計5人で実施。
出勤時刻ぎりぎりで受け取らずに通り過ぎた人が、戻ってきて受け取ってくれたケースもありました。
このビラは、多めに印刷したので、かなりの部数保存しています。
内容は現在のNHKの状況を端的に伝えるものです。各種の集会で資料として使っていただくとか、知り合いのNHK関係者に送っていただくとか、活用してくだされば幸いです。
東京 大阪 京都 名古屋
ご希望の方は、放送を語る会事務局長 小滝 一志(Eメール kkotaki@h4.dion.ne.jp)まで、部数と送り先をご連絡ください。残部がある間はお送りできます。
次期NHK会長選出に当たっての要望
12月9日、日本ジャーナリスト会議と共同で、NHK経営委員会宛「次期NHK会長選出に当たっての要望」を文書で提出しました。
渋谷・放送センターハートプラザにJCJ放送部会河野・放送を語る会代表今井・運営委員石井・松原と小滝計5名で出向き、NHKは視聴者事業局山本健一・米森公二両副部長が応対しました。
申し入れは、安倍首相が自分と近い関係の人物4人を経営委員に送り込み、松本NHK会長を退任に追い込み、NHKを人事的に支配しようとする布石が次々と打たれ、NHKが危機的状況にあるなかで行われる次期会長選考で、経営委員会が政権の干渉を許さず、政権の意向を忖度することなく、放送法に従って自主的に選考作業をすすめるよう強く要望しました。
併せて、NHKの秘密保護法報道についても、モニター活動の結果を基にJCJ・放送を語る会からそれぞれ見解を述べ、幹部だけでなく、報道現場にもきちんと伝えるよう求めました。
○ 特定秘密保護法は、自らの「報道の自由」が危機にさらされているにもかかわらず、テレビメディアは危機意識が薄く、8月の法案準備から10月の国会上程直前まで、ほとんどニュースで取り上げなかった
○ 国会審議開始後も、NHKのニュースは、政局報道に傾き、問題点を
掘り下げた報道が極めて少なかった
○ 反対する野党・関係書団体・市民の反対意見の扱いは小さく、公正さに欠ける
○ 事実報道・客観報道を隠れ蓑に、法案解説でも政府主張をオーム返しに繰り返すことが多く、政権の意向を忖度した及び腰の報道が目立った
○ メディアの中でも特に影響力の大きいNHKであることを自覚して、
「自主・自立」の姿勢を堅持した放送を望む Etc.
約1時間の面談は、参加メンバー全員から意見を述べて終了しました。
選挙報道に関する申し入れ ~各放送局・新聞社へ~ 2012年11月30日
「放送を語る会」とJCJ(日本ジャーナリスト協会)は11月28日に連名で、12月16日投票の衆議院議員選挙に関する要望書をNHK・民放各社・新聞各社に提出しました。また、11月27日にはNHKに視聴者コミュニティが、選挙報道に関する要望書を提出しました。
「日本維新の会」に関する報道番組で申し入れ
~NHK問題大阪連絡会~
2012年9月21日
9月21日NHK大阪放送局と、関西3団体(NHK問題京都連絡会・NHK問題を考える会(兵庫)・NHK問題大阪連絡会)が懇談を行い、大阪連絡会として別添えの文書を提出して公正・公平な報道を求めました。
震災・原発事故のテレビ報道をアーカイブ化 2011年12月27日 (日経)
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故を伝えるテレビ報道や関連番組を発生直後から録画・保存し、アーカイブ化して研究などに役立てるプロジェクトを、日本大学新聞学科の大井真二教授(ジャーナリズム理論)が進めている。
NHK教育を除く地上波の在京6局の全番組をまとめて2週間分録画できる大容量のハードディスク機を使用、報道やドキュメンタリーのほか、防災グッズを紹介した娯楽番組といった関連する放送を3月11から録画し続け、保存している。
同時に放送内容を文書化する作業をゼミの学生とともに実施。検索で見たい番組を絞り込むデータベースの構築にも取り組む。早ければ来年にも公開する予定で、学術・研究目的に利用を限り、同学内のパソコンを通じて閲覧する仕組みを考えているという。
今回の取り組みを通じて「千年に一度の大災害を放送局がどのように伝えたか、縦断的に検証したい」と語る
関西視聴者3団体がNHKに要望 2011年11月25日
NHK大阪放送局・経営委員会に対して、関西の視聴者団体(NHK問題大阪連絡会、京都連絡会、NHK問題を考える会“兵庫”)の3団体が、意見と要望書を提出。
1、福井原発の問題点を取り上げた「関西熱視線ーどうなる原発再稼動」の再放送希望、原発反対国民運動の広がりをニュースで取り上げないことへの抗議。
2、11月27日投票の大阪市長選、府知事選挙に対して争点の丁重な報道。
3、経営委員会に対しては、デジタル視聴難民に対する対応、経営計画の受信料値下げに対する疑問などの提起。
放送を語る会会員 並びに放送フォーラムご参加のみなさん
2011年4月20日
遅ればせながら東日本大震災のお見舞い申し上げます。みなさんのご家族、お知り合いで被害に遭われた方はいらっしゃいませんでしたでしょうか。
水戸在住の放送を語る会会員1名からは幸い無事の便りが届いています。
署名活動のお礼とご報告
「アナログ放送の一斉打ち切りを見直し、『段階的停波』を求めます」(開かれたNHKをめざす全国連絡会呼びかけ)の署名活動への取り組みありがとうございます。
4月10日の第一次集約で放送を語る会は303筆集めました。全国連絡会全体では1981筆でした。事務局でコピーしたうえ、総務省・衆参総務委員会・NHK・民放連それぞれに届けることにしています。
これに先立ち、放送を語る会今井代表を含む全国連絡会在京世話人・運営委員5名が3月24日、総務省・民放連に署名の趣旨を申し入れました。NHKについては「災害報道で多忙」のためこの日は面談できず、改めて4月10日に面談の機会を設け申し入れました。
前後して4月7日、総務省は東日本大震災被災3県に限ってですが、7月24日の「地デジ完全移行」を延期する方針を固めたと報道されています。署名活動に一区切りついたとはいえ、一斉停波延期に向け今後の動向を注視したいと思います。
アナログ延長要請署名 (2011/3) 開かれたNHKをめざす全国連絡会
3月5日、放送を語る会とJCJ(日本ジャーナリスト会議)共催で「アナログ放送の停止は急ぐな」が開かれ、ゲストの砂川浩慶立教大学准教授のレポートは具体的なデータに基き判りやすく好評でした。
席上、開かれたNHKをめざす全国連絡会が呼びかけた署名「アナログ放送の一斉打ち切りを見直し、『段階的停波』を求めます」に取り組むことが主催者から提案されました。
署名活動の第一次集約は4月11日、みなさんの積極的な取り組みをお願いします。
署名送り先 〒196-0015 東京都昭島市昭和町 3-3-6 小滝方 放送を語る会
要請文および署名用紙
全国連絡会、NHK会長選で経営委に緊急の申し入れ (2011/1)
連日各紙で大きく報道されているNHK会長選に関して、「開かれたNHKをめざす全国連絡会」は11日10時30分に世話人の松田浩・醍醐聰両氏がNHK視聴者センターへ出向き、申し入れの趣旨を説明のうえ文書を手渡すとともに、当日13時30分から開かれた経営委員会に間に合うよう同委員会へ届けてもらうことを要請しました。
放送法「改正」案審議で衆参総務委員に申し入れ (2010/11)
今臨時国会に上程された、放送法「改正」案は、6月通常国会で廃案となった法案を部分的に修正したもので、基本的な内容はそのままであり、到底成立を許すことは出来ず、当会では、今回の「改正」案は、廃案にするよう衆・参総務委員に要請しました。
2010年参議院選挙報道 (2010/7)
放送を語る会では、参議院選挙(2010年7月11日投票)に関する各テレビ局の主な報道番組(ニュース)をモニターして、その結果を「報告と提言」として纏めました。
「NHK番組改変事件~制作者9年目の証言」
1月下旬 かもがわ出版から刊行。 (2010/1)
9年前のNHKの番組 「ETV2001・問われる戦時性暴力」にたいして、政治家の圧力がかかり、内容が改変された事件、当時の担当プロデューサーとデスクが市民集会で初めて証言しました。
この書籍は、2009年9月に開催された集会「NHK番組改変事件~何が残された問題か」5時間の記録です。
第1部 そのとき何が起こったのか ~担当者に聞く~
永田浩三氏 長井暁 氏 聞き手 戸崎賢二(放送を語る会)
第2部 討論「番組改変事件」から何を学ぶか・・・
永田・長井両氏と、原寿雄氏(ジャーナリスト)
西野瑠美子氏(AWW-NETジャパン共同代表)
野中章弘氏(アジアプレス・インターナショナル代表)によるシンポジウム
初版3000部印刷で一般書店でも扱いますが、 「放送を語る会」扱いにすると、著者割引で 840円(税込み)+送料(5部以上は無料) でご購入いただけます。
部数・送付先を明記し,メール・手紙・FAXでご連絡いただければ とりまとめてかもがわ出版から発送するよう手配します。
(直接、かもがわ出版に直接申し込みも可、その場合は定価)
メールアドレス kkotaki@h4.dion.ne.jp
〒196-0015 東京都昭島市昭和町 3-3-6 小滝方 放送を語る会
FAX番号 048-257-3490
郵便・FAX 注文用紙(PDF版)
300人を超える盛況
なぜ・いま「坂の上の雲」なのか シンポジウム(兵庫) (2009/11)
「公共放送を市民の手に」をめざす、NHK問題を考える会(兵庫)が11月8日に開いた「坂の上の雲」のシンポジウムには、兵庫県内はもとより、高知県、広島県、千葉県などから300人を超える参加があり、当日の討議を受けて実行委員会からNHKへ「坂の上の雲」に関する要望書を提出することが提起され、NHK福地会長あてに次のような要望書が送付されることになりました。
NHK福地会長あてに質問書 (2009/7)
7月18日に「NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』を考えるシンポジウム」が京都で開かれ、200人を越える方々が参加。シンポジウムの結果を受けてNHK福地会長宛ての「公開質問書」をNHK京都放送局に提出して8月17日までに回答するよう求めました。
NHK・日放労(NHK労組)に申し入れ (2009/5)
「放送を語る会」は、「NHK問題を考える会(兵庫)」と連名で、5月11日に「BPO意見書についての見解」と、申し入れ文書を視聴者センターを通じ、NHK経営委員・会長・副会長・理事全員に届けるよう要請し、翌12日に日放労山越委員長に要望書を手渡すと共に1時間余り懇談しました。
内橋克人氏から推薦メッセージ (2008/12)
今、「開かれたNHK経営委員会をめざす会」推薦の 経営委員候補桂敬一・湯山哲守両氏への賛同署名を求めて
取り組みがすすんでいます。 12月5日現在643名です。経済評論家・内橋克人氏,青山学院大学名誉教授・弁護士・清水 英夫氏からは以下のような推薦メッセージも届きました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「今回、 敬愛する桂 敬一氏がNHK経営委員会の経営委員に 推されていることを知り、まことに最適任者であると存じました。
私は、約10年に及ぶBRC委員長とBPO理事長の経験から、放送特にNHKの持つ社会的・政治的・文化的役割の重要性を 改めて認識しました。そして、その役割、影響力からみて、最も
重要なことは、透明性と説明責任だと考えます。メディア研究に明るく、実務的にも番組審議会委員長の経験がおありの 桂 敬一氏を強く推薦申し上げます。」
青山学院大学名誉教授 弁護士 清水英夫
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桂敬一、湯山哲守両氏を強く推薦する
NHKは社会的公共財として生き続けなければならない。時の政権 ・財界・官僚・市場からの自由が担保されなければNHKの公共的 使命の達成は危うくなる。
NHKに対する市民社会的制御のシステムを装置化し、強権からの 防波堤を築くには経営委員の公募制、市民社会による推薦制の導入 など制度の変革が緊急課題である。
ジャーナリズムに対する高い見識、市民社会意識を体現する桂敬一、 湯山哲守両氏の経営委員への参画は、社会的公共財としてのNHKを 守る必須の一歩と考える。
経済評論家 内橋 克人
「開かれたNHK経営委員会をめざす会」 (2008/11)
推薦候補桂敬一・湯山哲守氏に賛同署名を!
総理大臣任命だが国会の同意が必要なNHK経営委員の選任をめぐって、新たな事態が生まれています。
政府提出のNHK経営委員候補4名のうち3名が11月21日参議院 で不同意となりました。これは、おそらく放送法制定以来初めての事態ではないかと思われます。
政府は、新たな経営委員候補を通常国会に提出すると思われます。
これを受けて、私たち「放送を語る会」も参加して結成された「開かれた NHK経営委員会をめざす会」では、お2人の推薦候補桂敬一・湯山哲守 両氏への賛同署名をひろめる取り組みを強めています。
11月25日現在、578名の方々から賛同を得ています。
多くのみなさんから賛同署名を募りたいと思います。
ご協力お願いします。
放送を語る会事務局 小滝 一志
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
桂敬一さんの略歴:
1935年、東京生まれ。マスコミ研究者。73歳。東京外語大フランス語科卒 。
5 9年、日本新聞協会職員となり、日本記者クラブ出向(総務部長)、日本新聞協 会研 究所所長などを経て、88年 に東大新聞研究所(現・情報学環)教授に就任。その 後、立命館大学、東京情報大学、立正大学の各教授を歴任。この間、日本マス・
コ ミュニケーション学会理事、郵政省メディア・ソフト研究会メディア・ルール委 員会 委員長のほか、テレビ朝日の番組審議会委員長を9年間にわたって務める。
専門は社会情報学、マス・メディア産業論、ジャーナリズム論。
主な著書は『現 代の 新聞』(岩波書店)、『明治・大正のジャーナリズム』(同)、『日本の情報化 と ジャーナリズム』(日本評論社)、『新版・新聞学』(共編著、同)、『メディアと
情報化の現在』(同)、『新聞業界』(共編著、教育社)、『21世紀のマスコ ミ・ 全5巻』(共編著・編集代表、大月書店)、『情報法入門』(共著、法律文化社)、 『社会情報学ハンドブック』(共著、東京大学出版会)など多数。
湯山哲守さんの略歴:
1944年、静岡県三島市生まれ。物理学研究者。64歳。 68年、京都大学理 学部 卒京都薬科大学助手、京都大学教養部・物理学教室助手、京都大学総合人間学部助 手等を経て、06年、京都大学人間環境学研究科・相関環境学専攻物質相関論講 座講 師。08年定年退職。京都大学博士(理学、2000年に授与)。 京都大学助手時代には職員組合副委員長を務めた。相次ぐNHKの不祥事を機に公 共 放送の受信料制度、政治との関わりに関心を寄せ、NHK視聴者運動に参加。05年より NHK問題京都連絡会世話人。07年2月よりNHKを監視・激励する視聴者コミュニテ ィ共 同代表。08年6月より憲法9条京都の会世話人。
NHK経営委員候補者の推薦と「賛同者名簿」の提出(2008/11)
開かれたNHK経営委員会をめざす会
古森氏の経営委員退任を受け、4名のNHK経営委員の選任をめぐる国会同意人事は大詰めを迎え、各党の対応が報道されていますが、「開かれたNHK経営委員会をめざす会」は、古森氏を退陣に追い込んだ市民・視聴者の力で、財界タライ回し人事を阻止し、「自主・自立の砦」として経営委員会を機能させるにふさわしい経営委員が選任されるよう、運動を進めています。
具体的には、3日前から、「めざす会」が推薦した桂敬一氏、湯山哲守氏の推薦に賛同を募る呼びかけを始め、これまでに次の方々を含む479名の方々から賛同の返信が届いています。
川口幹夫氏(元NHK会長) 奥平康弘氏(憲法学者) 原 寿雄氏(元共同通信編集主幹)
清水英夫氏(青山学院大学名誉教授) 江尻美穂子氏(津田塾大学名誉教授)
石村善治氏(言論法研究者) 小中陽太郎氏(日本ペンクラブ理事)
小出五郎氏(NHK・OB) 柴田鉄治氏(日本ジャーナリスト会議代表委員)
長谷川千秋氏(元朝日新聞大阪本社編集局長)
本日、これら賛同者名簿に、挨拶文(添付)を添えて、次へFAXで送信しました。
○自由民主党政務調査会総務委員会
○仙石由人氏(民主党国会同意人事検討委員会小委員長)
○山岡賢次氏(民主党国会対策委員長) ○穀田恵二氏(日本共産党国会対策委員長)
○又市征治氏(社民党副党首) ○重野安正氏(社民党幹事長)
○亀井久興氏(国民新党幹事長)
なお、9月から続けている、経営委員選任のあたっての公募・推薦制の採用等を求める署名は11月末日を締切としていますが、11月19日現在で臨時の集約を行い、累計署名数(11,890筆)を上記各党への挨拶文で記載し、報告しました。
NHK経営委員の公募・推薦と古森重隆氏の不再任求め (2008/10)
内閣府 に申し入れ
「NHK経営委員の公募・推薦と古森重隆氏の不再任を求める 申し入れ」の署名活動を展開していますが、昨日、松田浩氏ら
他団体の代表とともに内閣府に同趣旨の申し入れを行い、署名簿の第一次集約分、2886筆を提出してきました。
放送を語る会の署名は、20通の郵送分、10/4集会の時、持ち寄られた分などを合わせ、204筆でした。
11月末の最終集約に向けて、引き続き取り組みをお願いします。
NHK経営委員の公募・推薦と古森重隆氏の不再任求め内閣府 に申し入れ 12月に4人が任期満了を迎えるNHK経営委員の選任に向けて、 「開かれたNHK経営委員会をめざす会」の私たち5名(松田浩、醍醐聰、渡邉力、松原十朗、小滝一志)は、10月16日(木)11時 内閣府を訪れ次のような申し入れと2886筆の署名簿を手渡し、 面談してきました。
<申し入れ事項>
1. 経営委員の選任にあたり、公募や視聴者による推薦を受 け付けること。
2. 古森重隆氏を経営委員として再任しないこと。
3.
両院による同意人事に先立ち、経営委員候補者に視聴者 への所信表明を行わせること。
応対したのは内閣府大臣官房総務課調査役山田哲範氏ほか1名。
文書を手渡すとともに醍醐さんから趣旨説明、1の「公募・推薦」は法制度上の規定はないが運用の工夫によって十分可能なことを指摘、3の「所信表明」は、国会内のみでなく視聴者に向けても行うことを求めました。
2.の「古森氏の経営委員として不適格な点」は、申し入れ文書に添えたメモとともに松田さんから、国営放送を指向する自民党国会議員パーティーへの出席、国際放送に対する「国益発言」など4点を指摘しました。
山田氏は、申し入れ文書・署名簿・付帯資料は、所管の総務省に早急に送ることを約しました。
その後の質疑のなかで、NHK経営委員は総理大臣が任命するが内閣府は中継ぎをするに過ぎず、推薦の名簿は所管の総務省大臣官房が各方面と協議しながら作成することが確認されました。
面談を終わるにあたり、これは国会同意人事でもあるのでこの申し入れは衆参総務委員、各政党にも送ることを醍醐さんが表明、併せて松田さんから「公募制」についてイギリスのBBCでは1998年のブレア政権時に実施し400名の応募者の中から3名の経営委員が選ばれた経緯を紹介、NHK経営委員選任にあたっても検討するよう強く求めました。
続いて13時から参議院議員会館会議室で記者会見し、午前中の内閣府への申し入れ内容と面談の模様を報告、記者からの質問に答えました。
取材に来たのは、朝日・読売・毎日・東京・産経・赤旗の新聞6社、共同・時事通信とNHKの合計9社、このほかに数人の議員秘書が出席しました。
「経営委員選任のリストはどこが作るのか?」などの質問に答えた後、松田さんからNHK経営委員選任の重要性について次のような発言がありました。
「NHKの自立は放送法で三つの点から保障されている。一つは言うまでもなく『編集の自由』。二つ目は財政で、NHK予算は総務大臣、国会といえども修正を許されず、承認か否決のみであり、受信料も予算の中で決められる。三つ目は人事で、経営委員は国会の同意が求められる。経営委員会は、本来政治から独立するための防波堤だが、政府の息のかかった人物が入ることで、政府の意向でNHK をコントロールする危険が生まれる。古森氏の実際の言動がこの危うさを示しており、私たちの『不再任』の要求は、ここに根拠がある」
松田さんは、さらに「古森不再任の現実性」についても次のように指摘しました。「昨年の古森氏選任に際しては3野党が揃って反対した経緯があり、その後参議院選挙では野党が多数を占めた。これまでの古森氏の積み重ねた言動を各野党がきちんと判断すれば『不再任』は極めて現実性があると考えられる」
醍醐さんからも、「NHKの三ヵ年経営計画をめぐる経営委員会の態度は制度の趣旨から外れている」と以下のように指摘しました。「例え経営委員会側の主張に理があった場合でも、執行部・理事会側の納得が得られなければ経営委員会は思いとどまって説得・協議の努力をするべきで、今回のように強圧的に押し付けることは決して視聴者の理解を得られない」
最後に、小滝から「開かれたNHK経営委員会をめざす会」が10月 9日に発足、公募・推薦、古森不再任の署名活動の展開とともに、 11月22日にシンポジウム開催を準備していること、市民推薦のNHK 経営委員候補を立てるべく検討を開始したいと考えていることなどを報告し、記者会見は1時間半ほどで終了しました。
この後、手紙を添えて各政党、衆参総務委員宛に申し入れ文書を渡辺さんから郵送する予定です。
署名簿の手交
「放送を語る会」では、去る5月20日参議院総務委員会で、5月11日に放送されたNHKスペシャル「セーフティネットクライシス ~日本の社会保障があぶない~」 が「政治的に公平でない」と、執拗に攻撃した自民党礒崎陽輔参議院に対し、抗議文を郵送し、同時にNHKには、礒崎議員の質問に関する要請文と、6月12日の「ETV2001事件」最高裁判決に関するニュース報道についての緊急要請文を提出しました。
