

第63回放送フォーラム 制作者と語る
戦後80年の節目に
戦争をどのように伝えていくのか
日時 2024年11月30日(土)開場13:30
会場 渋谷勤労福祉会館第一洋室(定員90名)
第1部 番組研究 14:00~15:00
モニター報告&視聴者の合評(自由参加・入場無料)
第2部 講演 15:15~16:45
(第2部のみ資料代 800円 学生500円)
<同時配信>インターネットでも視聴できます。下記URLからお申込みください
https://peatix.com/event/4393799/view (参加費800円)
主催 放送を語る会
連絡先 今井 潤 090-4678-7132 小滝一志 090-8056-4161
第62回放送フォーラム 制作者と語る
敗戦から79年 今改めて戦争と平和を考える
イスラエルによるガザ住民虐殺、ロシアのウクライナ侵攻と世界で戦火が絶えず、戦後79年を迎えた日本では大軍拡が進められる下で、今年もテレビは「8月のジャーナリズム」で、戦争と平和の番組を集中編成しました。
長年、平和憲法や戦争体験の継承をテーマに番組制作してきた塩田純氏に制作体験を聞きます
日時 2024年11月30日(土)開場13:30
会場 渋谷勤労福祉会館第一洋室(定員90名)
第1部 番組研究 14:00~15:00
ETV特集 無差別爆撃を問う~弁護士たちのBC級横浜裁判~(8月24日放送) モニター報告&視聴者の合評 (自由参加・入場無料)
第2部 講演 15:15~16:45
ETV特集「無差別爆撃を問う」制作体験&戦争体験をどう伝えてきたか
講師 塩田 純 氏
(NHKエドケーショナル・エグゼクティブ
(参加費一般800円 会員・学生500円)
NHKとメディアの今を考える会連続シンポジウム
取り戻せ!テレビを市民の手に
〜 視聴者運動の現状&独立行政委員会制度の提案 〜
「テレビは報道機関としての役割を果たしていない」「テレビは、政府広報か」と、放送の現状を多くの人達が怒り、憂いています。
一方、視聴者・市民の手による「テレビを市民の手に取り戻す」運動もここ数年さまざまな形で展開されてきました。市民・メディア関係者・研究者による研究プロジェクトでは、放送行政に独立行政委員会制度を導入する提言もまとめられています。
シンポジウムでは、市民運動のリーダーたちから多様な視聴者運動の現状を聞き、新しい政権の下での放送制度改革の可能性や展望を語り合います。
(第1回)民放の改革迫る新しい市民運動
〜テレビ輝け!市民ネットワーク〜
「テレビ輝け!市民ネットワーク」は、市民がテレビメディアの所有者(株主)になって、テレビを内部から変えて行こうというユニークな市民運動です。
6月27日にはテレビ朝日の株主総会に乗り込み、「政治的な圧力で公正報道が難しい場合、第三者委員会設置を」などの提案を市民株主が行いました。
(パネリスト)
前川喜平氏(現代教育行政研究会代表・テレビ輝け!市民ネットワーク共 同代表)
杉浦ひとみ氏(弁護士・テレビ輝け!市民ネットワーク事務局)
砂川浩慶氏(兼司会・立教大学社会学部教授・「放送を市民の手に:独立 行政委員会 を考える」プロジェクト代表)
(日時)2024年9月28 日(土)15:00〜17:00(開場14:30)
(会場) 立教大学池袋キャンパス7号館1階7102教室
資料代800円(学生無料)
(同時配信)お申し込みは下記URLをクリックしてお申し込みください。参加費800円 https://peatix.com/event/4054432/view
(第2回)公共放送NHKをめぐる二つの市民運動
〜 原点はETV2001番組改変事件 〜
2018年、外部企業・郵政三社からの抗議を代弁してNHK経営委員長(当時は代行)が番組に介入するという放送法違反のあってはならない事件が起こり、真相解明を求めて市民が「NHK文書開示等請求訴訟」に立ち上がり、7月から控訴審が始まっています。
2022年末、NHK会長の改選期には、前川喜平氏を候補に推し立てて市民によるNHK会長推薦運動を展開しました。NHK会長の任期は3年、2026年1月には新しい会長選びが待っています。
(パネリスト)
永田 浩三氏(武蔵大学教授・NHK会長推薦運動呼びかけ人)
長井 暁氏(ジャーナリスト・「NHK文書開示等請求訴訟」
原告団事務局長)
砂川 浩慶氏
(日時)2024年10 月13日(日)15:00〜17:00(開場14:30)
(会場) 立教大学池袋キャンパス7号館1階7102教室
資料代800円(学生無料)
(同時配信)お申し込みは下記URLをクリックしてお申し込みください。参加費800円 https://peatix.com/event/4057709/view
NHKとメディアの今を考える会第8回シンポジウム
統一教会への解散命令請求を問う
~岸田政権は、衆院解散へのカードとするのか~
統一教会をめぐる報道が極めて少なくなっています。しかし、統一教会問題は、民主主義の根幹をなす選挙が外国にルーツを持つ反社会的な宗教団体によって歪められ、日本の政治が左右される危険をはらみ、見過ごすことのできない現在進行形の問題です。
統一教会と自民党との関係は一体どこまで清算されたのか?山上徹也被告による安倍元首相銃撃事件・安倍元首相と統一教会のかかわりはどこまで解明されたか?多くの市民に被害を及ぼした霊感商法・高額献金問題は今?人権や信教の自由を侵された宗教2世たちのその後は?
多くの問題が未解明のままですが、今回のシンポジウムでは、文化庁が統一教会に質問権を繰り返し行使して請求を準備した「宗教法人の解散命令」は、どんな意味を持ち、今後にどのような影響を及ぼすのかについて議論します。
<パネリスト> 鈴木 エイトさん ジャーナリスト
(兼司会)金平 茂紀 さん ジャーナリスト
<日時> 2023年10月7日(土)14:00~16:00(開場13:30)
<会場> 渋谷勤労福祉会館・第一洋室(定員90名・先着順・予約不要)
<参加費> 800円
(問い合わせ先)丹原美穂 t.miho@galaxy.ocn.ne.jp 090-8955-6050
小滝一志 kotaki@h4.dion.ne.jp 090-8956-4161
<主催>NHKとメディアの今を考える会
<共催> NHKとメディアを語ろう・福島
日本ジャーナリスト会議、日本ジャーナリスト会議・東海
「市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会」記録集 出版記念シンポジウム
公共放送NHKはどうあるべきか
日時 4月30日(日)13時30分~16時30分(13時開場)
会場 武蔵大学(練馬区江古田)1号館 1101教室
参加費 500円 先着300名
第1部 「市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会」の活動報告
第2部 講演
前川喜平さん 現代教育行研究会会長・元文部科学事務次官
森 功さん ノンフィクション作家・『国商-最後のフィクサー葛西敬之』の著者
第3部 シンポジウム「公共放送NHKはどうあるべきか」
パネリスト
前川喜平さん
大﨑雄二さん(法政大学教授・元NHK記者)
長井 暁さん(ジャーナリスト・元NHKプロデューサー)
司会
永田浩三さん(武蔵大学教授・元NHKプロデューサー)
~市民による次期NHK会長候補・前川喜平さんと
考えるメディアの今と未来~
日時 2022年12月1日(木)13:30~16:30
会場 衆議院第一議員会館1階多目的ホール(定員198名・先着順)
パネリスト
前川 喜平 さん(現代教育行政研究会代表・元文部科学次官)
金平 茂紀 さん(ジャーナリスト・早稲田大学客員教授)
報告者
鈴木 祐司 さん (次世代メディア研究所代表・
元NHK放送文化研究所主任研究員)
司会 永田 浩三 さん(武蔵大学教授・元NHKプロデューサー)
会場の定員は198名です。当日13:00から衆議院第一議員会館玄関ロビーで先着順に入館証をお渡しします。定員オーバーの場合はご容赦ください。
第3回独立行政委員会制度を考えるシンポジウム
テレビは権力との癒着・忖度を突き破れ
「独立行政委員会」で公正・公平な放送制度実現を!
2021年2月に発覚した「総務省接待問題」は、総務官僚と放送事業者の馴れ合い、癒着、談合、疑惑の許認可取得という底知れぬ〝闇〟の実態を明るみに出しました。
放送を総務省直轄の「許認可」方式から「独立行政委員会」制度に切り替えることが、一段と強く求められています。そこで、今回は第一線のジャーナリストお二人をゲストに迎え、日本で放送の「独立行政委員会」を実現するにはどうすべきかを議論します。
<開催期日>
2021年7月19日(月)13時30分~15時30分
<パネラー>
金平茂紀氏 ジャーナリスト・TBS「報道特集」キャスター神保哲生氏 ジャーナリスト・「ビデオニュース・ドットコム」編集主幹砂川浩慶氏 立教大学教授(兼司会)
<配信>ユーチューブ→ https://slive.seesaa.net/
(事前申し込み不要) <参加費>無料
主催:NHKとメディアの今を考える会
お願いシンポを連続開催する予定で、諸費用の捻出に苦労しています。みなさんからのカンパをお待ちしています。よろしくお願いします。振込先は下記の通りです。
(郵便局で振り込む場合)記号 12460 番号 36945781
名前 エヌエチケイトメディアノイマヲカンガエルカイ代表者 丹原 美穂
(他の金融機関で振り込む場合)
株式会社ゆうちょ銀行(金融機関コード:9900)
【店名】ニ四八(読み ニヨンハチ)【店番】248 【預金種目】普通預金
【口座番号】3694578
【なまえ】エヌエイチケイトメディアノイマヲカンガエルカイ【代表者】丹原美穂
放送を市民の手に! 独立行政委員会制度実現を!
〜メディアの危機と放送法制改革〜
12月3日(火)16時〜18時 参議院議員会館 地下B109会議室
(入館証は15:20から参議院議員会館ロビーでお渡しします)
基調報告:山口二郎 法政大学教授
リレートーク: 各党国会議員、メディア研究者、NHK関係者に交渉中
安倍政権のメディア戦略が、NHK、民放の放送に影響を与えている状況の中で政権を監視すべき報道機関を行政が監督する、という現行放送制度の抜本的改革が主張されています。
今年の参院選では、市民連合と4野党1会派が合意した共通政策の13項目目に、…… 国民の知る権利を確保するという観点から、報道の自由を徹底するため、放送事業者の監督を総務省から切り離し、独立行政委員会で行う新たな放送法制を構築すること」という政策が掲げられました。
今回の院内集会は、共通政策作成に携わった山口二郎氏の報告を聴き、この運動の前進を目指す意図で企画されました。
集会には、1970年に民放労連が提案した「放送改革試案」作成に携わった隅井孝雄さん、NHKETV2001番組改変事件にかかわった永田浩三・池田恵理子両氏が出席予定です。
第61回放送フォーラム
NHK・かんぽ不正報道問題を検証する
~なぜ起きた?会長への「厳重注意」~
かんぽ保険不正を告発した昨年の「クローズアップ現代+」にかかわって、NHK経営委員会が会長に「厳重注意」したことが明らかになりました。
このあと、不正を追及すべき企業に対し会長が謝罪するという事態も生じています。
NHKはこの年8月の「続編」を中止し、かんぽ不正事件の2度目の報道は1年3か月あとにずれ込みました。この経過には、NHKのあり方と自律的な番組制作に関するほとんどすべての問題が露呈しています。
次期会長が選ばれる時期です。事件の本質について考え、市民が発言する集会を企画しました。ぜひご参加ください。
第一部 シンポジウム~問題の本質は何か
パネラー 砂川浩慶氏(立教大学教授)
永田浩三氏(武蔵大学教授 元NHKプロデューサー・
「クローアップ現代」の編集責任者を5年間務める)
コーディネーター 戸崎賢二 (放送を語る会運営委員 ・ 元NHKディレクター)
第二部 パネラーと参加した皆さんとの討論
2019年11月30日(土)14時~16時30分
渋谷勤労福祉会館 第2洋室
資料代 800円 (学生・会員500円)
主催:放送を語る会
協賛:日本ジャーナリスト会議
メディア総合研究所
連絡先事務局 小滝一志 090-8056-4161
「過労死公表から2年 NHK記者の死が問いかけるもの」
NHK記者、佐戸未和(さど みわ)さんの過労死公表から2年。両親の「なぜ娘は死んでしまったのか」との疑問は解けることなく時が過ぎた。
「佐戸は選挙取材で死んだのです」という同僚の言葉が意味するものは何か。未和さんの死に報いるためNHKの何をどう変えるべきか。両親、未和さんの知人、ジャーナリストをまじえて考える。
ゲスト 佐戸守さん 佐戸恵美子さん
未和さんの元・恩師 下村健一氏
「報道特集」キャスター 金平茂紀氏
上映 未和さんが取材した映像作品
日時 2019年10月6日(日)12時30分〜15時30分(予定)
会場 千駄ヶ谷区民会館 渋谷区神宮前1-1-10
JR山手線「原宿駅」竹下口から徒歩約8分
主催 未和さんのことを伝える有志
連絡先 090-2622-3074
『未和 NHK記者はなぜ過労死したのか』著者 尾崎孝史
3・22放送記念日集中行動
NHKの政治報道に関して、政府広報ではないかとの批判が高まっています。
政権にとって不都合と思われる事実が伝えられなかったり、安倍首相の発言、行動に対する批判的な報道がほとんどありません。
「NHKとメディアの『今』を考える会」では3月22日(金)放送記念日に以下のように抗議行動に取り組みます。
○NHK宛要請文提出
○NHK西口門前集会or NHK包囲デモ NHKに働く人向け激励ビラ入れ
案内チラシ
検証・米朝首脳会談報道
今年6月の米朝首脳会談は、北東アジアの情勢の劇的な転換を示すものでした。また、この動きは安倍政権の外交姿勢を浮き彫りにする機会ともなりました。メディアの米朝会談報道の検証とともに、安倍政権の姿勢を問う集会です。
第1部 テレビは米朝首脳会談をどう伝えたか
モニター報告 放送を語る会
6月12日米朝首脳会談前後2週間のテレビ報道番組比較検証記録
番組視聴 TBS「報道特集 米朝会談その先にあるもの」(6月16日放送)
第2部 講演「米朝首脳会談と安倍政権の行方」
金平茂紀氏(ジャーナリスト/TVキャスター)
番組制作者とメディア学科学生の対話
立教大学メディア社会学科砂川ゼミ生・金平氏(司会・砂川浩慶教授)
日時 2018年12月2日(日)13:30〜17:00
会場 立教大学11号館地下1階AB01教室 資料代 一般500円(学生無料)
主催 立教大学社会学部メディア社会学科砂川ゼミ・放送を語る会
日本ジャーナリスト会議(JCJ)・メディア総合研究所
連絡先 河野慎二(JCJ 090-4755-2536 kouno-ssac@nifty.com)
今井潤(放送を語る会 090-4678-7132 mle45017@nifty.com)
小滝一志(放送を語る会 090-8056-4161 kkotaki@h4.dion.ne.jp)
立教大学アクセスマップ
第60回放送フォーラム 番組制作者と語る
いま、憲法を語ろう
ゲスト 塩田 純 氏(NHK文化・福祉番組部エグゼクティブ・プロデューサー)
「平和主義」が日本国憲法の柱に据えられた経緯、抽象的と言われた「平和に生きる権利」を、国民の不断の努力で、内実あるものに育てた裁判闘争の歴史。
平和憲法をテーマに力作を世に問い続けている塩田純氏をゲストに迎え、氏が担当された番組を見ながら憲法を縦横に語っていただく。
日時 2018年7月29日(日)13:30~16: 30 (開場13:00)
会場 千駄ヶ谷区民会館・2F集会場 JR山手線原宿駅(竹下口)徒歩約6分
資料代 一般800円 会員・学生500円
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
連絡先 今井 潤 090-4678-7132 小滝一志 090-8056-4161
会場で上映予定の番組(部分上映 計75分程度)
NHKスペシャル「憲法70年“平和国家”はこうして生まれた」(2017年4月30日放送)
ETV特集 「平和に生きる権利を求めて~恵庭・長沼事件と憲法」(2018年4月28日放送)
塩田純氏プロフィール
1983年NHK入局。現在、文化・福祉番組部エグゼクティブ・プロデューサー。
日本・アジアの近現代史のドキュメンタリーに取り組む。主な番組に、NHKスペシャル『東京裁判への道』(放送文化基金賞)、『日中戦争』(文化庁芸術祭大賞)、『日本国憲法誕生』(芸術祭優秀賞)、BSドキュメンタリー『アジアに生きる子どもたち お母さんに会いたい』(イタリア賞グラナロロ特別賞)、BS1スペシャル『父を捜して~日系オランダ人 終わらない戦争』(放送文化基金最優秀賞)など。
ETV特集『シリーズ 日本と朝鮮半島2000年』などで芸術選奨文部科学臣賞を個人で受賞。著書に『ガンディーを継いで
非暴力・不服従の系譜』『日本国憲法誕生 知られざる舞台裏』『尖閣諸島と日中外交』『9条誕生 平和国家はこうして生まれた』などがある。
第59回放送フォーラム
制作者と語る 暴かれた真実
「NHKスペシャル 沖縄と核」を語る
1976年三重県生まれ。2000年NHK入局。京都放送局就任「歴史秘話ヒストリア」「ブラタモリ」「日曜美術館」「探検バクモン」などを制作。2013年~2017年夏まで沖縄放送局に勤務し、2015年8月に「NHKスペシャル あの日、ぼくらは戦場で」を制作。
2017年9月「NHKスペシャル 沖縄と核」を制作。現在はNHK制作局在籍。
日時 20018年1月21日(日)13:30~16:30
場所 千駄ヶ谷区民会館2階集会室
JR山手線原宿駅(竹下口)徒歩6分
協賛 日本ジャーナリスト会議
メディア総合研究所
第58回放送フォーラム
「共謀罪」法施行 問われるメディア・どう変わる市民社会
6月15日強行可決、7月11日施行された「共謀罪」法。
法案の内容や国会審議はどのように報道され、これからのメディアは何を求められるのか。
3か月半、共謀罪報道をモニターした放送を語る会が報告をします。
治安維持法の再来とも言われ、市民運動などへの監視が強まり密告・冤罪増加も懸念される「共謀罪」法施行で市民社会はどう変わるのか。ゲストを迎えてお話を伺います。
第一部 モニター活動報告
「共謀罪法案国会審議・テレビニュースはどう伝えたか」 (放送を語る会)
第二部 講演「共謀罪」法を斬る!
田島泰彦氏(上智大学文学部新聞学科教授)
(プロフィール)専門は、憲法、情報メディア法。共編著「物言えぬ恐怖の時代がやってくる 共謀罪とメディア」(2017年6月花伝社)、「特定秘密保護法とその先にあるもの:憲法秩序と市民社会の危機」(日本評論社、2014年)ほか多数。
日時 2017年9月30日(土)13:30~16:30 (13:00開場)
会場 千駄ヶ谷区民会館・会議室1

主催 放送を語る会
協賛 日本ジャーナリスト会議 メディア総合研究所
【連絡先】放送を語る会代表 今井 潤 090-4678-7132
事務局長 小滝一志090-8056-4161
ファクトチェック‼ “沖縄ヘイト”を考える
ネット上のフェイクニュースがそのまま公共の放送電波に乗った「ニュース女子」(東京MXTV 1月2日放送)。
これを丹念にファクトチェックした「沖縄さまよう木霊~基地反対運動の素顔~」(MBS毎日放送 1月29日放送)。
沖縄の視点から見たフェイクニュースの土壌・背景は?インターネットにフェイクニュースが氾濫する時代のテレビメディアの役割は?二人のゲストの対談に会場からの意見も求めて考えます。
ゲスト砂川 浩慶 さん(立教大学教授・メディア総合研究所所長)
西江 昭吾 さん(沖縄タイムス東京支社報道部長)
日時 2017年5月28日(日)13:30~17:00(開場13:00)
会場 千駄ヶ谷区民会館・2F集会場
参加費(資料代) 一般1000円 学生500円

【連絡先】JCJ 河野慎二 090-4755-2536
林豊 090-8818-0348
放送を語る会 今井 潤 090-4678-7132
小滝一志090-8056-4161
第57回放送フォーラム
制作者と語る
「タブーに挑戦する番組 Eテレ“バリバラ”を知っていますか」
“バリバラ”は「バリアフリー・バラエティ・ショー」として、2012年4月に始まったNHK大阪放送局制作の番組です(Eテレ毎週日曜よる7時)。「障害者の障害者による障害者のための番組」を目指し、当事者目線での番組を追求しています。
昨年からは「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティのための」番組を目指してリニュアールしました。VTRはもちろん、スタジオ出演者やナレーターも身体などの障害者や性的少数者など社会的マイノリティがほとんど。マイノリティによるお笑い番組「SHOW1グランプリ」やファッションショー「バリコレ」、出演者のほとんどが障害者のドラマも制作。硬派な話題からお笑い、性の悩みに至るまで、多様なテーマに挑戦し続けています。
また、昨夏、神奈川県相模原市の障害者入所施設で起きた殺傷事件では、優生思想を問題とした緊急番組を制作したのに続き、年末にも検証番組を制作、ダウン症で知的障害のあるリポーターが関係者を直接取材したり、容疑者の「障害者は生きている意味がない」との考えに賛同するという人たちと番組出演者が直接議論をしました。今回のフォーラムでは、障害者を始めとする社会的マイノリティが生きやすい社会を実現していくために、“バリバラ”の番組担当者と共に考えたいと思います。
ゲスト 森下光泰(もりした・みつひろ)さん(NHK大阪放送局制作部)
プロフィール 1997年入局、核や戦争、人権問題をテーマに番組を制作“ETV特集” 「埋もれた声 〜大逆事件から100年」「原発事故への道程」など“その時歴史が動いた”「人間は尊敬すべきものだ 〜全国水平社 差別との闘い」「3000万の署名 大国を揺るがす 〜第五福竜丸が伝えた核の恐怖」“歴史秘話ヒストリア”「さわるな危険!宮武外骨 〜反骨の闘士 時代と格闘す」「たった一人のあなたへ 〜『蟹工船』小林多喜二のメッセージ」など“福祉ネットワーク”「終わらない隔離 〜ハンセン病退所者のいま」ほか多数現在は、”バリバラ“など大阪放送局制作番組のプロデューサー兼ディレクター
日時 2017年3月12日(日)13:30~16:30(会場13:00)
場所 新宿農協会館 8階会議室
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
【連絡先】放送を語る会代表 今井 潤 090-4678-7132 事務局長 小滝一志090-8056-4161

NHK門前集会
NHK門前で声を上げませんか
籾井会長再任絶対反対! 公共放送NHKにふさわしい会長を! 市民に開かれた会長選考を!
次期NHK会長選びが重大局面を迎えました。籾井会長の再任に反対する行動が強く求められています。また、これまでのように官邸、財界が会長候補を事実上決めてきた経過は、NHKの本来のあり方にとって異常です。この歴史も断ち切らなければなりません。
NHK全国退職者有志は、退職者2000名の籾井罷免要求署名の声を引き継ぎ、緊急のNHK門前集会を企画しました。多数の市民の皆さん、NHKОB・ОGの皆さんの参加を呼びかけます。
11月21日(月)18:00~19:00 (少雨決行)
渋谷・NHK放送センター西口
主催: NHK
退職者有志 協賛:NHK報道を市民の手にネットワーク
連絡先 門目省吾 090-2907-9405 cado@circus.ocn.ne.jp
今井 潤 090-4678-7132 tiger-imai@nifty.com
第56回放送フォーラム
制作者と語る
原発被災地は今・・・ ~ドキュメンタリー「赤宇木(あこうぎ)」制作体験から~
JCJ賞受賞作ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」(2011年5月放送)制作に携わったNHK制作局チーフディレクター(当時)の大森淳郎氏は、その後NHK仙台放送局へ異動しました。
ETV特集取材当時、放射線量が極めて高いホットスポットにもかかわらず住民が取り残されていたのが赤宇木という集落でした。転勤後の今も帰還困難区域のままの赤宇木を訪ねた大森氏は、区長たち有志がこのままでは村が消えていくという危機感に駆られ、村の歴史の掘り起こし作業に取り組んでいることを知ります。
かくして大森氏はその作業を密着取材し、2時間に及ぶ映像記録「赤宇木(あこうぎ)」(BSプレミアム2016年3月13日放送)を完成させました。
フォーラムでは、この制作体験を通して大森氏が見て、考えた原発事故被災地の現況報告を聞きます。
<講師>大森淳郎氏 放送文化研究所上席研究員
<大森氏略歴>1982年NHK入局。ディレクターとして主にETV特集などを手がける。主な作品に「モリチョウさんを探して・ある原爆小頭児の生涯」(1993年)「死者たちの声・大岡昇平のレイテ戦記」(1995年)「アジア従軍慰安婦」(1996年)「沖縄・戦場の記憶」(1997年)など。
日時 2016年10月2日(日) 13:30~16:30
場所 千駄ヶ谷区民会館
(2F)集会場
主催 放送を語る会
協賛 日本ジャーナリスト会議
メディア総合研究所
政権に忖度し、政府広報化する「NHK政治報道NO!」
「取材の自由」を抑え込み、「放送の自主・自律」を危うくする籾井会長NO!
籾井NHK会長は、熊本地震関連の原発報道について「公式発表をベースに」と指示しました。これは、「放送の自主・自律」を自ら投げ捨て、現場の取材や調査報道を萎縮させる、公共放送のトップ失格の発言です。籾井会長就任後、昨年の安保法制、2月の「高市発言」、憲法記念日などをめぐるNHKの政治報道は、「政府広報化」が加速しています。
NHKに抗議し、NHKにはたらく人々を励ます 門前集会
6月14日(火)12:00~13:00
渋谷・放送センター西口(雨天の場合は中止 事務局集合11:00 現地)
リレートーク登壇予定(西口正面で街宣車の上から)
池田恵理子さん(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」・NHKOB)
門目省吾さん(NHKをただす所沢市民の会・NHKOB)
小池晴二さん(日本映画テレビ美術監督協会顧問・NHKOB)
河野慎二さん(日本ジャーナリスト会議・NTVOB)
小林緑さん(元NHK経営委員・国立音大名誉教授)
仲築間卓蔵さん(マスコミ九条の会・NTVOB)
根本仁さん(メディアとNHKを語ろう・福島、NHKOB)ほか
手書きプラスター歓迎(「アベチャンネルNO!」「政権べったり報道NO!」「籾井NO!」etc.)
カンパにご協力を ゆうちょ通帳を作りました。 名義「NHK報道を市民の手にネットワーク」
✩ ゆうちょから 10430-32215191
✩ ゆうちょ以外から 〇四八-048-3221519
主催: NHK 報道を市⺠の⼿にネットワーク< NHK 包囲⾏動実⾏委員会改め> 連絡先 丹原美穂(090-8955-6050) 今井潤(090-4678-7132)
これでいいのか!日本のメディア
報道の不自由とテレビの危機
~国連「表現の自由」特別報告者デビット・ケイ氏の報告を受けて~
ゲスト 永田浩三氏(武蔵大学教授・元NHK プロデューサー)
日時 2016 年 6月18 日13:30〜16:30(開場
13:00)
会場 新宿農協会館8階大会議室 案内チラシ
緊急院内集会
政権べったり報道やめろ!NHK籾井会長NO!
~NHKは視聴者・市民の声を聴け~
日時 2016年3⽉4⽇(⾦)13:30〜16:30
会場 衆議院第一議員会館(地下1階)大会議室(13:00〜衆議院第一議員会館玄関ホールで入館証渡し、受付開始)
○ 地下鉄丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅1番出口から2分半蔵門線・有楽町線「永田町」駅1番出口から5分
* 17:00〜18:45 懇親会 地下1階食堂にて(受付で出席申し出が必要)
●講演 上村達男氏 (早稲田大教授,前NHK 経営委員⻑代⾏)砂川浩慶氏(立教大准教授)
●リレートーク・メッセージ(各地の市⺠団体)(主催) NHK包囲⾏動実⾏委員会
第55回放送フォーラム
「受信料支払い義務化」 ~NHKはどう変わる?~
2015年9月24日、自民党「放送法の改正に関する小委員会」が「受信料支払い義務化」を検討するようと総務省に提言しました。NHK籾井会長は、賛否の表明は避けましたが「一つの方策」と評価しました。総務省は「放送を巡る諸課題に関する検討会」を15年11月から開催、今年6月には第一次取りまとめを行うとしています。
「受信料支払い義務化」は何を意味し、何がどう変わるのか?
籾井会長が就任して間もなく2年、強行採決で幕を閉じた安保法制国会審議の報道では、NHKニュースは「政権寄り」と視聴者の強い批判を浴びました。
どうなるNHKのニュース・番組?
関係者の意見を聞いて議論します。
【パネラー】
受信料収納の第一線はどう考えるか 全日本放送受信料労働組合書記長 勝木吐夢氏
メディア研究者はどう考えるか 立教大学准教授 砂川浩慶氏
BBCの受信料制度は 立教大学名誉教授 門奈直樹氏
NHKの現場はどう受け止めるか (交渉中)
日時 2016年1月31日(日)13:30~16:30 (開場13:00)
会場 神宮前穏田区民会館 渋谷区神宮前 6-31-5(注意!神宮前区民会館ではありません)
(JR原宿駅から徒歩6分・東京メトロ千代田線明治神宮前駅から徒歩2分)

主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第54回放送フォーラム
NHK籾井会長のハイヤー利用の公私混同、
クローズアップ現代のやらせ疑惑にゆれるNHK!
NHKの危機 いま何が問われているか
元NHK経営委員長代行 上村達男氏にきく
NHK籾井会長の罷免、辞任を求める市民の運動が高まる中、会長の任命・罷免の権限を持つNHK経営委員会の動向が注目を集めてきました。
上村達男氏はこの間、経営委員長代行として、籾井会長批判の姿勢を貫き、会長の発言は放送法違反と主張されています。
今年2月に退任された上村氏に、籾井会長をめぐる経営委員会の議論、NHKのあり方について大いに語っていただきます。
NHKについて考えるまたとない貴重な機会ですので、市民の皆さんが多数参加
(上村達男氏のプロフィール)
1948年東京生まれ、早稲田大学法学部教授(専門は会社法、資本市場法)
2012年3月NHK経営委員に就任、2013年7月委員長代行者、2015年2月退任NHKについて「日本の社会が成熟市民社会へと構造転換を遂げる、そのために NHKの果たす役割は決定的と思う」と述べている
好きな言葉―ものを言うなら声を低く語れ(ミケランジェロ)
日時 2015年5月24日(日) 13:30~16:30
場所 千駄ヶ谷区民会館(2階 集会場)

主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
緊急院内集会
籾井NHK会長 NO ! ~NHKを国策放送局にするな~
2月5日、NHK籾井会長は「慰安婦」番組について、「政府 のスタンス見えない。慎重に」と、事実上「政府の方針に従 って番組を作る」ことを表明、これらについて視聴者の批判 が高まっています。NHKニュースの報道姿勢にも、「政権寄り」だとの厳しい批判が寄せられています。
NHK予算審議を控えたこの時期に、こうした運動の拡がりを踏まえて改めて視聴者・市民の視点で公共放送NHKのあり方について意見交換しようではありませんか。
日時 2015年3月9日(月)17:00~19:00
会場 参議院議員会館・会議室101 (16:30から玄関ホールでスタッフが入館証をお渡しします)
地下鉄半蔵門線・南北線・有楽町線「永田町」駅から1分、丸の内線・東西線「国会議事堂前」駅から5分
(予定内容) ○ NHK申し入れ行動の報告
○ NHKのニュース報道批判~総選挙・集団的自衛権・秘密保護法報道ほか~
○ 賛同者・賛同団体のリレートーク、メッセージ紹介
(メディア研究者・松田浩氏の「私のNHK改革提言」ほか)
(主催) 放送を語る会・日本ジャーナリスト会議(JCJ)
(賛同団体) NHKを憂える運動センター・京都、NHKをただす所沢市民の会、NHK問題大阪連絡会、 NHK問題京都連絡会、NHK問題を考える滋賀連絡会、NHK問題を考える奈良の会、 NHK問題を考える広島の会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWWRAC)、
練馬・文化の会、平和・民主・革新の日本をめざす山梨の会、マスコミ九条の会
(2/10 現在、確定リストは3/9 発表)
放送を語る会 25周年記念の集い
籾井会長 NO! ~NHKを市民の手に~
「放送を語る会」は今年創立25年目を迎えました。
去年暮れに任命されたNHK籾井会長と、百田尚樹、長谷川三千子氏など一部経営委員の言動が市民の批判を浴びるなか、「放送を語る会」も強い危機感を持ち、数々の行動を起こしました。
この記念の集いでは、会長や経営委員選任の仕組みなどNHKをどう変えたらいいのかを、討論します。
(1)「放送を語る会」 25年の歩み 13:00~13:20
(2)基調講演「なぜ、籾井会長は選ばれたのか」 13:30~14:10
砂川浩慶氏 (立教大学准教授・メディア総合研究所所長)
(3)パネルディスカッション「みんなのNHKにするために」 14:20~16:40
松田 浩氏 (メディア研究者)
津田正夫氏 (元NHKプロデューサー・元立命館大学教授)
李 洪千氏 (慶応大学専任講師)
(4)25周年記念パーティー 17:00~19:00
日時 2014年11月16日(日)13:00~19:00
場所 東京・神田 韓国YMCA 9階国際ホール JR水道橋駅から徒歩6分
(℡03-3233-0611)
会費 800円 (会員・学生500円) パーティー参加込 3000円
主催 放送を語る会
緊急集会 第2弾
NHKの危機、今、何が必要か
~高まる会長辞任の声を、改革にどう生かすか~
NHK会長と2人の経営委員の言動への批判の声はやまず、「放送を語る会」など7団体が進める3人の罷免要求署名は3月25日現在2万筆を超えました。
NHKの職場でも、会長が編集権を振りかざして、番組制作に口を出したら、番組つくりが崩壊すると批判が出ています。
NHK26年度予算案の国会審議で野党6党から籾井会長の資質を問う声が多く出され、予算承認の「全会一致」は見送られました。
さらに、この事態に怒り、憂えるNHKOB(元ディレクター、アナウンサー、記者)それぞれの立場から発言してもらい、ともに討論します。
ゲスト 川本裕司氏 (朝日新聞編集委員) 1981年朝日新聞入社、学芸部、社会部、
「ETV番組改変事件」をはじめ、長期にわたりNHKを取材
砂川浩慶氏 (立教大社会学部准教授)1986年民放連に入り、
放送制度などを担当、2011年メディア総合研究所所長
場所 韓国YMCAアジア青少年センター 9階国際ホール
千代田区猿楽町2-5-5
緊急集会
NHKの危機、今、何が必要か ~籾井会長発言の問いかけるもの~
「従軍慰安婦は戦争地域にはどこの国にもあった」、(国際放送で)「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」。1月末の新会長就任会見でこのような不見識きわまりない発言をしたNHK会長・籾井勝人氏。
放送法を逸脱し、公共放送のトップとして不適格であることを自らさらけ出した籾井氏の発言に対して、視聴者や各界から厳しい批判や、会長辞任を求める声が沸き上がっています。
放送法を逸脱し、公共放送のトップとして不適格であることを自らさらけ出した籾井氏の発言に対して、視聴者や各界から厳しい批判や、会長辞任を求める声が沸き上がっています。
発言者 (アイウエオ順)
池田恵理子氏 元NHKディレクター、アクティブ・ミュージアム
「女たちの戦争と平和資料館」<wam)館長
小田桐 誠氏 ジャーナリスト
醍醐 聰氏 東京大学名誉教授、NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表
田島 泰彦氏 上智大学教授
松田 浩氏 メディア研究者
日時 2014年2月22日(土)13:30~16:30
会場 代々木区民会館・集会場
交通 JR・都営大江戸線・代々木駅徒歩7分小田急線・南新宿駅徒歩5分
(代々木駅西口から西へ向かう道路を進み、小田急線のガードをくぐってすぐ左側)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第53回放送フォーラム
秘密保護法・ブラック国家への一里塚
~危うし!「知る権利」「報道の自由」~
秘密保護法では、原発や放射能問題はテロ防止を口実に、TPP問題は外交問題の名目で秘密保護の対象にされる可能性があります。しかも、守秘義務は国家公務員に加えて、警察官や政務三役にまで及び、ジャーナリストたちは今まで以上に取材が困難になるでしょう。もしそれを押し切って取材しようとすると、そこに待ち受けているのは教唆、扇動の罪。内部告発も規制の対象になります。しかも懲役10年という重罪です。
秘密保護法の正体は?安倍政権はなぜこの法案の成立を急ぐのか。この問題に早くから警鐘を鳴らし続けてきた田島泰彦氏に話を聞きます。
ゲスト 田島泰彦氏(上智大学新聞学科教授)
1952年埼玉県生まれ。憲法・メディア法専攻。放送と人権等権利に関する委員会や毎日新聞社「開かれた新聞」委員 会などの委員も歴任。
編著書に『秘密保全法批判』(日本評論社)、『共通番号 制度のカラクリ』(現代人文社)、『表現の自由とメディ ア』(日本評論社)、
『調査報道がジャーナリズムを変える 』(花伝社) 、『暴かれた真実 --NHK番組改ざん事件』(現 代書館)など多数。
日時 2013年11月9日(土)13:30 ~ 16:30(開場13時)
会場 代々木区民会館・集会場
交通:JR・都営大江戸線代々木駅徒歩7分 小田急線南新宿駅徒歩5分
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第52回放送フォーラム
どこに棄てる!“核のゴミ” ~原発報道 今後の焦点は下北半島~
もし、原発再稼働、原発輸出を続ければ増え続ける“核のゴミ”。原子力・エネルギー政策の今後を考えるうえで避けて通れないのが、使用済み核燃料をはじめとする放射性廃棄物の処理です。しかし、政府は依然として「核燃料サイクル政策」をかかげ、青森県下北半島には核燃料サイクル施設が集中しています。
メディアは、“核のゴミ”問題をこれまでどう伝え、そして今後どう伝えるべきか。「下北半島は、今後の原発報道の焦点の一つ」と断言する朝日新聞隈元信一編集委員。青森支局時代、下北半島・核燃サイクル問題を取材、その後メディアのあり方を見つめ続けた隈元氏をゲストに迎え、TVドキュメンタリー「核まいね」(1988年青森放送制作)の話題なども織り込みながら、“核のゴミ”報道のこれまでと今後を聞きます。
ゲスト 隈元信一氏(朝日新聞編集委員=メディア担当)
鹿児島県出身。1979年朝日新聞に入社、前橋・青森支局から東京学芸部。放送を取材して25年になる。論説委員をへて2008年から現職。「ラジオの時代」「検証・昭和報道」「メディア激変」「ジャーナリズム列伝」などの連載を担当。東日本大震災後は「原発とメディア」を連載。現在、夕刊に「テレビ60年をたどって」を断続的に連載中。
日時 2013年6月29日(土)14時~16時30分
場所 渋谷区勤労福祉会館 2階 第1洋室
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議 メディア総合研究所
第51回放送フォーラム
TPPとはいったい何か ~その本質と問われるメディアの姿勢~
「TPPとは、米国の多国籍企業に富を吸い上げていく装置」。経済学者の萩原伸次郎氏はTPPをそう定義しています。そして、農業や医療までもが利潤追求のターゲットにされ、食の安全も脅かされる「命の危機」に見舞われる、と警鐘を鳴らしています。
一方、放送を語る会が実施したニュース番組のモニターによれば、「農産物に例外品目を設けることが実現できれば、あとはわが国にとってメリットの多いものになる」といった論調が主流でした。それは、政府の主張とほとんど同じです。
今回のフォーラムは、テレビのニュース番組のモニター結果を問題提起に、研究者から見た「TPPとは」を萩原氏に語ってもらう中で、その本質とは何かを明らかにしていきます。
第1部 番組モニター報告「テレビはTPPをどう伝えたか
その2」 放送を語る会
第2部 講演「TPPとはなにか」 横浜国立大学名誉教授 萩原伸次郎氏
講師プロフィール 1947年 京都市生まれ
1976年 東京大学大学院経済研究科博士課程単位習得退学
1990~1991年 米国マサチューセッツ大学経済学部客員研究員
2000~2002年 横浜国立大学経済学部長
著書 『アメリカ経済政策史』『米国はいかにして世界経済を支配したか
『日本の構造「改革」とTPP』など多数
日時 2013年4月27日(土)13:30~16:30
場所 代々木区民会館集会室 (JR代々木駅から徒歩8分)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第50回放送フォーラム 番組制作者と語る
10年後には番組をつくる若い人がいなくなる
~テレビの裏側からの告発~
昨年9月、お笑いタレントのスギちゃんがテレビ朝日の番組収録中に骨折、俳優の石田純一もフジテレビの番組収録中に転倒し、手首を負傷の他、女性のお笑いトリオ「森3中」の村上知子がTBSの番組収録中にゲームで右足を負傷、などの事故が続出しました。
このような事故が多発する背景には、番組制作予算や人員の削減で、過密スケジュールで長時間の番組収録を行っていることがあります。低賃金ときつい労働で3K職場と言われる番組制作現場。
放送局の自浄能力は?自己検証は?
30年にわたり、プロダクションで番組制作に携わってきたディレクターに制作現場の知られざる実態を語ってもらいます。
ゲスト 長嶋甲兵氏 (テレコムスタッフ チーフディレクター)
1960年生まれ、上智大学卒業
1984年 番組制作会社 テレコムジャパン入社、フジテレビ深夜のドキュメンタリー番組を 皮切りに、主に文化をテーマに独創的で一風変わったスタイルのドキュメンタリー ドラマ・バラエティ番組を手掛ける
1992年 「ヒーロー列伝~松村邦洋篇」でNHKに進出、以降NHKの番組制作が多くなる
1998年 「課外授業ようこそ先輩~桂三枝・野田秀樹ほか」
2012年 「ETV特集坂本龍一~フォレストシンフォニー森の命の交響曲」など多数
2013年2月23日(土)13時30分~16時30分
場所 代々木区民会館 集会場 (JR代々木駅から徒歩8分)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第49回放送フォーラム
小さな声を大きな力に 市民メディア OurPlanet-TVの闘い
OurPlanet-TVは、社会的弱者や反原発のデモなど、マスメディアが取り上げようとしない問題をインターネットを通じて発信し続けている市民メディアです。日本の中の様々な「小さな声」を、社会的に大きな力にしようと、代表の白石草さんはじめスタッフは日夜奮闘しています。
「国家がメディアを直接監督する制度を見直して電波を市民に開放し、NHK受信料の一部を市民メディアに」、と主張する白石さんに、市民メディアから見たマスメディアの現状や、市民メディアの可能性などについて話してもらいます。
ゲスト 白石草(しらいし はじめ)氏(OurPlanet-TV代表)
2001年 9.11同時多発テロを機に非営利インターネット放送局「OurPlanet-TV」を設立、
独自番組を制作・配信中。
2012年3月 日本女性放送者懇談会「放送ウーマン賞」受賞。
2012年8月 「徹底検証!テレビは原発事故をどう伝えたか」ほか、
3.11以後の一連の原発事故報道で日本ジャーナリスト会議「JCJ賞」受賞
日時 2012年12月8日(土)13:30~16:30
会場 千駄ヶ谷区民会館集会場 (JR原宿駅・東京メトロ神宮前駅徒歩10分)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第48回放送フォーラム
番組制作者と語る「ラジオの力」
ラジオをめぐる環境は大きく変わっています。その中で、今人々がラジオに求めているのは、聴取者が単なる受け手とされるメディアではなく、自らの意思を反映できるメディアへの変化ではないでしょうか。
ラジオ放送の果たしている役割、その力について3人の報告者とともに考えます。
「ラジオ深夜便」は心のネットワーク
西橋正泰氏(NHKラジオ深夜便元アンカー)
放送開始以来22年、「ラジオ深夜便」は200万人を超える聴取者に支えられています。長い間、関西発「深夜便」のアンカーを務めてきた西橋さんは、リスナーから届く便りは、「ひとりひとりの現代史」と考えています。
アンカーとして、人々が生きてきた思いとどうかかわろうとしたのか、語ってもらいます。
聴取者とつくるニュース ~「私も一言 夕方ニュース」の試み~
佐滝剛弘氏 (NHKラジオセンター 元ディレクター)
5年前、「ラジオルネサンス」を謳って創られたNHKラジオの「私も一言 夕方ニュース」。従来のラジオニュースでは考えられなかった、聴取者の疑問や要望をニュースに生かす参加型のニュースでした。
試行錯誤しながら今に至った制作現場の体験を語ります。
======<特別報告> 3・11災害報道とラジオ============
小田桐誠氏(ジャーナリスト)
新聞、テレビが途絶えた被災地で、人々の情報源は、コミュニティFM、臨時災害放送局を含めたラジオだけでした。生きていくための情報とは何か、東北各地に取材した小田桐さんが見た、ラジオの力とその役割の報告です。
==================================
報告後の討論: ラジオのあり方、ラジオに何ができるか考える。
日時 2012年9月1日(土)13時30分~16時30分
場所 千駄ヶ谷区民会館集会場 (JR原宿駅下車、山手線沿いに新宿方向へ。道なりに進み、 明治通り千駄ヶ谷小学校交差点1本手前の道右入る。徒歩10分。地下鉄神宮前駅も利用可)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議 メディア総合研究所
第47回 放送フォーラム
原発被災者の憤りにどう向き合うか
〜 NHK「家族は放射能の向こうに」出演者を迎えて
〜
「津波に襲われた家族を助けに行ってやれなかった。後悔の念が消えることはありません」。
昨年の大震災で、父、妻、次女の家族3人が行方不明となった福島県大熊町の木村紀夫さん。
福島第一原発から3キロのところにある自宅周辺は立ち入り禁止となり、家族の救助に向かう
ことは許されなかった。残されたの家族の手がかりを求め奔走する木村さんの姿は、昨年9月、
「家族は放射能の向こうに 〜福島・漂流する“原発避難民”〜」(NHK総合)で放送された。
震災から一年が過ぎ、木村さんは無念の思いを深めながら、いまだ行方不明の次女を捜し続けている。
放送フォーラムでは、木村さんをゲストに迎え、原発事故に翻弄される人々の憤りをどう受け止め、
向き合っていくべきか考える。
ゲスト 木村紀夫さん(福島県大熊町)
日時 2012年6月9日(土)13:30〜16:30
会場 代々木区民会館集会場
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
緊急討論集会
「NHK経営委員長の東京電力社外取締役兼任を問う」
NHKの数土文夫経営委員長が東京電力の社外取締役に内定したことは、言論報道機関NHKの自主自立を危うくし、NHKの視聴者に対する信頼を失わせ、さらに放送現場の制作意欲を委縮させることが危惧される重大な問題です。
5月16日の報道によると、数土経営委員長は今回の内定について「制度上も、法的な問題もない」と兼任に意欲を示したと伝えられますが、非常勤であっても大きな権限をもつNHK経営委員長の東電社外取締役就任によって、NHKの原発事故報道の編集方針が東電の利害に影響される危険は消えることがありません。
事実上国有企業に向いつつある東電の役員への就任が,NHKの自主自立にとってどうなのか、これから原発報道への影響はあるのか、視聴者市民はNHKにどのような要求をすべきか、多岐にわたる問題を討論し、今後の運動の方向を探ります。
日時 2012年5月26日(土)14時~16時30分
場所 千駄ヶ谷区民館 集会場
主催 放送を語る会
第46回放送フォーラム 番組制作者と語る
3.11大震災の地で考える「生死」
~「こころの時代」(NHK・Eテレ)制作体験をきく~
昨年の3.11以来、震災関連の番組が数多く放送されています。私たちは、今回その中から『こころの時代「いのち
つながりの中で」』を取り上げます。震災後の復興にあたって、大切な問題を提起している番組の一つと受け止めたからです。
主人公は、宮城県名取市で24時間態勢の在宅緩和ケア医療に携わっている医師、岡部健さん。仙台平野を襲った大津波被災の中で、岡部さんが深く考えさせられたのは、生命とは何か、生きるとはどういうことか、死とは何かでした。
岡部医師の思想と行動の軌跡に向きあった制作スタッフの学びと発見は、被災した人々の再起に関わり続けていこうとする私たちに、多くの示唆を与えてくれるはずです。
ゲスト 大福由喜さん (NHK文化福祉番組部ディレクター)
山田誠浩さん (NHK元アナウンサー 聞き手)
橋本典明さん (NHK文化福祉番組部チーフ・プロデューサー)
日時 3月31日(土) 13:30~16:30
場所 中野区勤労福祉会館
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第 45回放送フォーラム
原発安全神話と民放テレビ
~懐柔と恫喝の狭間で~
スポンサーの広告費を財源とする民放テレビでは原発番組はどのように制作されてきたのでしょうか。
1992~3年広島テレビ制作、地方の時代映像祭グランプリ・JCJ奨励賞・NNN年間賞などを受賞、絶賛されたシリーズ「プルトニウム元年」などを例に、提供するCMや広報番組によって懐柔し、広告出稿停止で恫喝してきた電力会社の民放テレビに対する情報操作の実態を聞きます。
ゲスト 加藤久晴氏
(メディア総合研究所研究員・元東海大学教授・元日本テレビディレクター)
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2012年1月28日(土) 13:30~16:30
会場 中野勤労福祉会館大会議室
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
お問い合わせは放送を語る会事務局まで ℡090-80-4167(小滝)℡090-4676-7132(今井)
第 44回放送フォーラム 番組制作者と語る
私はフクシマをどう伝えたか
~TBS金平キャスターのテレビジャーナリズム論~
3・11大震災で爆発事故を起こした福島第1原発は日本の原発の「安全神話」を突き崩しました。その「安全神話」は電力会社と政・官・業・学の癒着で作られ、メディアもその一翼を担ってきました。電力会社の膨大な宣伝費を受けいれることで、事故を報ぜず、「安全」を推進してきたのです。
こうした中で、TBSの金平キャスターは被災地取材の一方で、市民の原発集会にも出席し、雑誌の対談でも「今度の原発事故は、私たちメディアの化けの皮をはがし、本物とにせ物の違いを見せてくれるきっかけになったという意味で、メディアが生まれ変わるチャンスだと思います」と語っています。
金平キャスターが福島の現場で何を見て、何を伝えたのか、そして日本のテレビジャーナリズムはどう変わればいいのかを語ってもらいます。
ゲスト 金平 茂紀 氏 (TBS報道特集キャスター)
プロフィール
1953年北海道生まれ、1977年TBS入社後、一貫してテレビ報道の現場を歩き、「ニューススコープ」副編集長、モスクワ支局長、「筑紫哲也News23」編集長、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員等を経て、2010年よりTBSテレビ執行役員、兼「報道特集」キャスター著書に「23時的」「テレビニュースは終わらない」「報道局長業務外日誌」「報道再生」など多数、2004年度ボーン上田賞受賞
2011年11月23日(祭) 13時30分~16時30分
場所 千駄ヶ谷区民会館 1階会議室
主催:放送を語る会 協賛:日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第43回放送フォーラム 番組制作者と語る
放射能汚染の向こうの未来 ~チェルノブイリからフクシマへ~
異様な放射能汚染、土地を追われる人びとの慟哭と怒り・・・。30キロ圏内の取材を敢行し、原発災害の実態を伝えたNHK「ETV特集」“ネットワークでつくる放射能汚染地図”が今年のJCJ大賞(日本ジャーナリスト会議が贈呈)を受賞しました。
いま日本で、チェルノブイリと同じように、何年も人が住めない広大な土地が生まれ、汚染はさらに陸に海に広がりつつあります。
講師の七沢氏は、チェルノブイリ事故や原発関連の数多くの番組を制作し、今回のETV特集のディレクターを担当しました。チェルノブイリとフクシマは、人類に何を問いかけたのか、
われわれは「フクシマ以後」の社会で何をすべきなのか、取材体験にもとづく緊急の提起を聴きます。
【講師】 七沢 潔 氏 NHK放送文化研究所主任研究員
ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」(JCJ大賞)担当ディレクター
≪主な原発関連の担当番組≫ 1987年「放射能食糧汚染~チェルノブイリ2年目の秋~」 89年「シリーズいま、原子力を問う」 90年「原発立地はこうして進む」94年「チェルノブイリ・隠された事故報告」99年「科学を人間の手に~高木仁三郎 闘病からのメッセージ~」03年「東海村臨界事故への道」など。≪著書≫ 岩波新書「原発事故を問う ~チェルノブイリから、もんじゅへ~」(96年)ほか |
2011年9月17日(土) 13時30分~16時30分
場所 千駄ヶ谷区民会館 2階 集会室
主催:放送を語る会 協賛:日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
第42回放送フォーラム 番組制作者と語る
原発事故・「核」と人類の共存は可能か?
~ NHKスペシャル「ZONE 核と人間」担当ディレクタを囲んで~
福島第一原発事故では、津波襲来前、すでに地震の揺れで非常用冷却装置が停止し、メルトダウンが早まった疑いがあることが、2ヶ月も経た後に発表されるなど、今も、続々と新たな事実が明らかになりつつあります。
一方、マスメディアの原発事故報道は、事故発生直後から、東京電力や国の発表、原発推進派専門家の見方の引用に終始するものがほとんどでした。
原発事故は、私たち人間に何を問いかけているのか? 広島・長崎・カザフスタン・ウクライナ・ベラルーシ・ドイツなど、第二次世界大戦、米ソ冷戦時代の核実験場、チェルノブイリ原発事故の被曝地に取材し、NHKスペシャル「ZONE 核と人間」「ロシア 小さき人々の記録」などを担当した現職ディレクターをゲストに迎え、「核」の現場からのリポートを基に考えます。
ゲスト NHK専任ディレクター 鎌倉 英也氏
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日時 2011年6月21日(火) 18:30~21:30
会場 中野勤労福祉会館大会議室 中野区中野 2-13-14
主催:放送を語る会 協賛:日本ジャーナリスト会議 メディア総合研究所
第41回放送フォーラム 番組制作者と語る
4月2日の午後、千駄ヶ谷区民会館で予定していました標記のフォーラムを無期延期いたします。
講師がNHK報道局のディレクターであり、震災報道の重大な任務をもつ方であること、また、震災後の社会生活全般に困難が生じていることから、やむをえず無期限に延期することにしました。どうぞご諒承ください。
この集会をすでに他の方にご紹介いただいた場合、お手数ですが延期の情報をご紹介先にもお伝えくださいますようお願いします。
なお、「アナログ放送延期要請署名」は、変わらず進めていますので、集めていただいた分は、下記宛先までお送り願います。大震災でさまざまのことが起こっています。どうかお気をつけてお過ごしください。
放送を語る会 〒196-0015 昭島市昭和町3-3-6
小滝一志 方
アナログ放送の停止は急ぐな ~地デジ難民をつくらないために~
このところテレビは連日のように、アナログ放送が今年7月で終了するという予告を繰り返しています。
“地デジは画面がきれい”などを理由に、総務省やテレビ局などが一方的に決めた方針が実施されれば、現在アナログ放送しか受信できない数百万ともいわれる視聴者が、7月からテレビが見られなくなります。
現代の社会生活に欠かせないテレビから高齢者や低所得の人々を排除することが許されるのか。地域や個人などの地デジへの準備が整うまで、アナログ停波は延期できないのか。
講師の意見を聞きながら考えます。
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集会日時 3月5日(土)午後1時半~4時半
会場 神田神保町1-17 (すずらん通り)東京堂書店6階会議室
講師 砂川浩慶 立教大准教授
共催 日本ジャーナリスト会議、放送を語る会
第40回放送フォーラム
NHK「問われる戦時性暴力」放送から10年
~日本軍「慰安婦」問題の現在とメディア~
記念講演 池田恵理子氏
(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」館長・元NHKディレクター)
「急いでください。みんな死んでしまいます」・・・・・
アジア各地の日本軍「慰安婦」被害者から悲痛な声が上がりはじめました。今こそあらためて「慰安婦」とされた人々の証言に耳を傾け、その被害の事実に向き合うことが強く求められています。
1 月30日、政治的圧力によって歪められたNHKの番組の放送から10 年が経ちます。
この間も政府は被害者に謝罪と補償を行わず、メディアもまた被害者の声を黙殺しています。
講師の池田さんは、NHK在職中にも「慰安婦」関連番組を制作し、また「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NETジャパン)の運営委員として女性国際戦犯法廷の開催準備に奔走。以後も被害女性や元兵士の証言記録を映像で撮り続けてきました。
緊急性を増す「慰安婦」問題の現在を、アジア各地での取材体験や豊富な映像資料をまじえて語っていただき、いま市民やメディアが何をすべきかを考えます。
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池田さんNHK在職中の担当番組から・・・
NHK特集「いのちある限り~あるエイズ感染者の日々」 ほかエイズ関連番組 ETV 特集「シリーズ50 年目の『従軍慰安婦』問題」「シリーズ世界の女性は何と闘っているか~国連世界女性会議~」 「問われる“戦後50 年”と日本」 ほか「慰安婦」問題関連番組多数。
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※ ゲストスピーカー
永田浩三氏 元NHKディレクター 武蔵大学教授
ETV2001「問われる戦時性暴力」担当プロデューサー(当時)
「NHK、鉄の沈黙はだれのために」(柏書房)著者
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2011年1月30日(日)13時30分~17時
渋谷勤労福祉会館 2F 第1洋室
(渋谷公園通りパルコ角℡03-3462-2511)
主催:放送を語る会 協賛:日本ジャーナリスト会議、メディア総合研究所
第39回放送フォーラム 番組制作者と語る
ETV特集「敗戦とラジオ」~番組が問いかけるもの~
戦前NHKは国家宣伝機関として、国民の戦意高揚のために動員されました。
敗戦後、GHQは日本の民主化にNHKを最大限利用し、ラジオに民衆の声を初めて乗せ、街頭録音放送を実施しました。しかし、冷戦の激化とともに方針転換。朝鮮戦争ではニュース原稿の検閲を行うなど、日本を「民主化」から「反共の防波堤」へと変えていきました。
8月15日放送の「敗戦とラジオ」は権力に翻弄されたラジオの歴史を明らかにする中で、そうした厳しい状況にあっても、GHQの命令に抵抗し、反骨の精神を燃やした放送人がいたことを描いています。
今回のフォーラムでは番組のディレクターや出演者とともにこの番組が今に何を問いかけるのか討論します。
ゲスト 大森淳郎さん(番組担当ディレクター・出席予定)
堤 園子さん(番組出演者・当時NHK報道部員)
松田 浩さん(番組協力者・メディア研究者)
2010年10月29日(金)18時~21時
渋谷勤労福祉会館 2F 第1洋室(渋谷公園通りパルコ角)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
JCJ・放送を語る会共同主催シンポジュウム
地デジスタートまであと1年テレビ。アナログ停波はできるのか
テレビの現行アナログ放送が停波し、全面的にデジタル放送に切り替わる時期が1年後の2011年7月24日に迫ってきた。
総務省は5月25日、地デジに対応した受信機の世帯普及率が月末時点で83・8%に達し、政府目標の81・6%を上回ったと発表した。しかし、ビデオリサーチ調査による世帯普及率は、69%台に留まっており総務省発表と大きな開きがある。
また、東名阪などの大都市圏、とりわけ東京、千葉、神奈川などの南関東地域で、ビル影難視や、マンションのデジタル受信対応に遅れが出ている。総務省や、NHK、民放など放送業界は、1年後のデジタル化に向けて対応を急いでいるが、このまま見切り発車に踏み切るのか。テレビのライフラインとしての役割にも影響が出かねない。
放送関係者の間では、「アナログ停波延期」はタブーとなっている。しかし、本当にアナログ停波が出来るのか。法律に期限が定めているからという理由で、強引にデジタル化に踏み切ることでいいのか。
地デジスタートまで、ちょうど年を迎えた7月24日に、地デジ問題研究第1人者の砂川準教授を迎えて、シンポジュウムを開催する。
「現場からの発言」は、デジタル化最前線で難視聴対策等に取り組む奈良原光衛氏(電気店経営)報告する
日時 2010年7月24日(土)午後2時~4時30分
場所 渋谷区勤労福祉会館
講師 砂川浩慶・立教大準教授
第37回 放送フォーラム
命に国境はない
~イラク戦争とは何だったのか?~
去る3月3日放送NHK「クローズアップ現代」(『終わらぬイラク~高遠菜穂子さんの6年~』)は、改めて「イラク戦争とは何だったのか」、「日本のメディアがどこまでイラクの真実を伝えていたのか」を人々に重く問いかけました。イラクの人々の支援活動を続ける高遠菜穂子さんをゲストに迎え、メディアが伝えないイラクの現状とこれまでのイラク報道について、共に考え議論します。
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ゲスト 高遠 菜穂子 氏 (イラク支援ボランティア)
(高遠さんからのメッセージ)
「大儀なき攻撃でイラクにもたらされた破壊と死。残されてきた人々はこれまでにない苦境におかれている。イラク戦争とは何だったのか。私たち日本人は何をすべきなのか。現場から見えるイラクと日本の姿を報告します。」
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2010年5月21日(金)
18:30~21:00
場所 渋谷勤労福祉会館 第一洋室
(渋谷駅から公園通りをNHK方面へ。パルコのある交差点)
主催 放送を語る会 協賛 メディア総合研究所・日本ジャーナリスト会議
― ブックレット「NHK番組改変事件」出版記念 ―
第36回 放送フォーラム
危機にあるテレビ制作現場
いま、テレビ制作現場の疲弊が深刻さを増しています。制作費の切り下げ、劣悪な労働条件。制作会社と現場労働者の無権利の状態、改善をかちとるための組織の不在、等々、番組制作という文化が危機にさらされている、と憂慮する声が各地で上がり始めました。
1月に刊行した「NHK番組改変事件・制作者9年目の証言」は、番組制作の生々しい実態の例を明らかにしました。この出版を記念して、テレビ制作現場の危機が何をもたらすのか、放送メディアや、放送・通信行政に市民は何を要求すべきなのか、討論し、考えます。どうかご参加下さい。
(ブックレットは予想を超えた売れ行きで、現在2刷りです。)
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第1部【基調報告】 「いまテレビ制作現場で何が起こっているか」
野中章弘氏(アジアプレス・インターナショナル代表)
第2部【討論】 ブックレット「NHK番組改変事件」をどう読んだか。
今につながる問題は何か ~参加者とゲストの討論~
ゲスト 松田浩氏(放送研究者) 永田浩三氏(元NHKプロデューサー) 野中章弘氏
緊急報告 「今国会での通信・放送の法体系の改定の動き・放送法改正案の問題点」
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2010年3月27日(土) 13:30~16:30
渋谷勤労福祉会館第一洋室
(渋谷駅から公園通りをNHK方面へ。パルコのある交差点)
主催 放送を語る会 協賛 メディア総合研究所・日本ジャーナリスト会議
第35回放送フォーラム
新通信・放送融合法案のねらいは何か
~問われる放送の自由~
放送やインターネットなど私たちを取り巻くメディア環境の激変が危惧されています。
総務省は「通信・放送の融合が進展するにもかかわらず法体系上は通信・放送に二分され9本の法律が存在し自由な事業展開が阻害されている」という産業界の要請を背景に、新たに通信・放送の法体系を4つの法律にくくり直す融合法案を固めました。視聴者・市民の間での議論がほとんどないまま、法案は今年度通常国会に提出される公算が強まっています。
●産業界の意向に沿ってまとめられる融合法案で放送の自由・放送の公共性は守られるのでしょうか?
●政権交代でクローズアップされた通信・放送委員会設置と融合法案との関連は?
「放送行政を総務省から切り離す」ねらいはどこまで達成できるのでしょう?
●新年早々、原口総務相が打ち上げた「情報通信文化省」新設構想はどう位置づけられるのでしょう?
●2011年7月に向けテレビ地上放送デジタル化が国策として押し進められていますが、融合法案は地デジ移行とどうかかわってくるのでしょう?
通信・放送融合法案のねらいと放送の自由の問題を根底から問います。
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ゲスト 須藤 春夫氏(法政大学教授・メディア総合研究所所長)
日時 2010年1月23日(土)13:30~16:30
場所 渋谷勤労福祉会館 第一洋室(渋谷公園通りパルコ前)
主催 放送を語る会 協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
独立放送委員会構想についての討論集会
放送を市民の手に~「日本版FCCを考える」
新政権の原口総務相は、放送行政を政府から切り離す「日本版FCC構想」を打ち出しています。国家権力が放送に介入しない仕組みを作る提案として、評価できます。しかし、放送局への免許権限を新独立委員会に委ねるかどうかや、番組監視機能を現在のBPOに継続させるかなど、肝心の点は不透明です。
最前線で取材している原さんに聞きます。
講師 原 真氏 (通信社記者)
日時 2009年11月28日(土)午後1時会場・1時30分開会
1時30分~2時40分 原氏講演
2時40分~50分 休息
2時50分~3時30分 質疑
参加費:1000円 (放送を語る会会員・学生500円)
会場 出版労連会議室
文京区本郷4-37-18 いろは本郷ビル2F
申し込み 日本ジャーナリスト会議へ 月・水・金午後1時~午後5時
電話03-3291-6475 ファックス03-3291-6478
主催 日本ジャーナリスト会議・放送を語る会
放送を語る会20周年記念のつどい
~何が残された問題か~
8年前のNHKの番組「問われる戦時性暴力」について、NHKは依然として「政治的圧力による番組改変の事実はなかった」と主張している。
ほんとうにそうなのか・・・・ この集会は、番組の当事者の声を直接聴くことでNHKの公式見解を厳しく問い直し、事件の経過から何を教訓として学ぶか、日本の組織ジャーナリズムの現状を踏まえて討論する。
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石神井公園区民交流センター
展示室兼集会室
あいさつ 松田浩氏 (放送研究者) 「放送を語る会20周年によせて」
第1部 そのとき何が起こったのか ~担当者に聞く~
第2部 討論「番組改変事件」から何を学ぶか
原寿雄氏 (ジャーナリスト) 他
司会 野中章弘氏 (アジアプレス・インターナショナル代表)
主催 放送を語る会 共催 練馬・文化の会
協賛 日本ジャーナリスト会議 メディア総合研究所
