さて。前回選べなかった方を試してみたいぞ、と。
第一章「老師の教え」は全く同じだったのでそれはまあいいとして。
二 盗賊退治
前回は洪水の様子を見に行きましたが、今回は盗賊退治を見に武州へ行きましょう。おー。
ってフィールド降りたらいきなり鈴と清秀(2人ともまだ名前不明だけど)が盗賊に襲われてるし。もちろん助けますとも。さっくり撃退。
鈴によれば清秀は目が見えず具合が悪いと言うので、少しでも効くかと碧双珠を試してみる。少しは顔色が良くなったようだ(…流石の碧双珠でも視力回復は無理?)。
こんな所で日が暮れたら危ないからと、次の里まで護衛をすると陽子が申し出、鈴はそれを受け容れた。
無事に珀山という里に到着。お礼を言って去って行く鈴達と別れて、陽子も情報収集すべく里の中へ。
そんな陽子の後姿をじっと見ている奴がいる…って紫雲、こっちにも出て来るんだ。
里の中を歩き回ってると、さっき鈴を襲っていた盗賊の1人が、隅の方でこそこそ役人と話してるのを見つけた。盗み聞きすると、何やら盗賊が役人に対して上納金がどうこうと…。役人は稼ぎが少ないと文句を言い、盗賊は「最近の傭兵はなかなか手強くて」と言い訳している(それって原作では明郭で起こってたことだと思ったけど、こっち持って来たんだ)。
男が立ち去った後、里の人達に聞き込みを続けると、里の近くに盗賊達の根城があるらしいことや、さっきの怪しい男は車傭という里の名前を口にしていたことなどが判る。
車傭に向かいますか。北西だそうですので。
と思ったら、途中で待ち伏せされてたよ…。盗賊の皆様2連戦。しかしそれにしても人間敵なのに毒使うって何か納得行かんなあ。毒矢でも使ってるのかしら(笑)。
まあとにかく撃退です。
と思ったら紫雲出て来た。妙に言葉が片言なんですけど…。助けてくれるつもりらしいのでついてってみる。
盗賊じゃないの? と尋ねると、それを否定はしなかったけど、「盗賊は荷物の多い奴を狙うものだ。あいつらは(荷の少ない)1人の旅人や女性ばかりを狙う」と話している。どうも本物の盗賊(?)ではないと言いたい気だ。
そんな話をしててふと気付く。「お前俺の言葉が判るのか!?」
(いきなり片言がスムーズになった所を見ると、さっきの片言は十二国の言葉を話そうとしていたという設定ですね、恐らく。ただ下手な言葉が仙の翻訳にかかって片言に聞こえるって考証的に正しいのか…? 仙の翻訳って機械翻訳みたいに右から左に単語を翻訳してる訳じゃないと思ってたんですが…テレパシー言語化機能みたいなものかと…。)
とにかく紫雲(いや名前まだ判んないけど)は車傭まで陽子達を送り届けてくれる。また会うこともあるのでしょうか。
車傭の里ではもちろん盗賊の話で持ちきりなんですが、何人か「盗賊の中にいる言葉の不自由な若い男」の話をする人がいる。むむ。盗賊に襲われて荷物を取られても、その男だけは助けてくれたなんて証言も。
さて、更に北西に洞窟ありましたよ。多分ここでしょう。
探検して抜けた所にいたよ盗賊。再び2連戦だけどまあ、何とか勝利。
命だけは助けてやるから喋れ、と脅す陽子。俺達はただ頼まれただけなんだ、とうっかり盗賊の1人が口を滑らせるが、誰にという問いには決して口を割ろうとしない。それを言ったら殺されると怯えている。
…とはいえ、ここで言わなかったら陽子が殺しちゃいそうな勢いですが、いかがですか盗賊の皆様。
そこへ現れました紫雲。あの時の! とお互いに驚きつつ「お前がここの親玉だったのか」との陽子の問いには答えず。でも名乗ってはくれました。そして向こうから流されて来た、とも。海客なのかという言葉には「日本人じゃない」。という訳で山客ですね。
言葉が判るということは陽子は仙なんだろう、と判断した紫雲は(洪水の時に同じく)、陽子を偉い人と見込んで話をし出した。騒ぎを起こしているのは自分達だが、州の役人に雇われているだけだと。
盗賊対策に雇った傭兵の分として税を余計に取るし、盗賊からも上納金として盗んだ物品の5割を払わせる。その代わり、州師が出て来ても決して盗賊を捕まえることはない。
紫雲は(洪水の時に同じく)国に気付かせるために騒ぎを大きくしていたのだそうだ。
その動機もまた洪水の時と同じ。世話をしてくれた夫婦が盗賊に襲われて殺されたが、山客である自分の言い分を役人は全く聞いてくれなかった。自身もまた盗賊に襲われたが、逆に腕を見込まれたため盗賊の仲間になって、役人との癒着に気付いたのだ。
陽子を殺せば国府もこの惨状に気付くはず、として戦闘を仕掛けて来る。
さっくり撃退〜。
という訳で、必ず王宮に伝えるという陽子の言葉に「そんなに偉い人なのか」と驚きの紫雲。陽子もまた流された流された身と知って心を許していただけたようです。良きかな良きかな。
王宮に戻った後、堯天の宿で再会。戦闘メンバーに加わりました〜。
第三章・半獣ランド…じゃなくて予王の遺産と、第四章・妖魔の跳梁は前回と一緒。
そんな訳で、
第四章と同じように里に寄りつつ洞窟を目指す。
恵沖の里で、おばあさんに樽運びを頼まれて、お礼にとお金を貰った。道具でも買おうかなーと道具屋に入ると、いきなりスリに会う(涙)。うわ本当に全額持ってかれてるし…。
…またあちこちの里をウロつかないとならないのか? うーん。
えーと。一通り宣州の中をウロついてみたけど、スリさん見つかりませんでした(涙)。これってそーいう地雷だったと諦めるしかないんすかねえ。解せないなあ…。
まあいいや。とりあえず宮殿行っちゃいます。
うわーん複雑(涙)。前章で「中は結構広そう」とは言ってたけど、こんなに広いとは…。方向音痴な人にはマッピングしないと辛いかも知れない、ここ。
で、最奥にいた妖魔を倒せば調査隊救出、と。
…シナリオ的にはそれだけか。うー。スリ解決してないのがちょっと心残り。解決してたら何かあったんだろうか。
第六章・老師の教えも前回と一緒ですね。ただ鈴と清秀に会った時は「あ、あの時の…」と一瞬言葉が出るけど。
でー。前回1ケ所、檻を開き損なったんで今度こそと思ってたのに、やっぱり行きそびれた。行かなくてもクリア出来てしまうだけに、逆に気になる…何があるんだ??
七 和州の乱
いよいよラストミッション、和州の乱。多分、前回とは逆に鈴サイドから見ることになると思いたい…けど、どーだろ。
さて。磔の刑を見ていた祥瓊、いましたねー。同じように石を投げてるのを目撃、かばって兵士と戦闘。こっちのルートではそのまま別れてしまいました。
仲間達と一緒に北韋へ戻る。さて、どうしようか…。
あ、こっちの方が原作に近いですね。労の家にとりあえず行ってみるが、でもそこにはもう誰もいなかった…。近くにいた女の子に聞いてみるけど、何処に越したのかは不明。
行き詰った陽子は、拓峰で大男(虎嘯)がいた宿を再度尋ねてみようと思い立つ。
とはいえ、拓峰に着いても虎嘯達は引っ越した後。
里で聞き回るが、どうも虎嘯達の宿は怪しい男が出入りしたりと里での評判があまりよろしくない。でもそんな中で1人、こちらが虎嘯を探す理由をしつこく尋ねて来る奴がいる。
陽子は「こいつは何か知ってる」とピンと来て、剣でその男を脅す。案の定、男は、陽子が話したようなこと(遠甫をさらった事件と何か関係があるんじゃないか)を虎嘯がするはずがないと言い出す。陽子は剣で脅しながら男に道案内をさせることに。
無事に新アジトに到着。
虎嘯は争う気はないから座れと陽子を促す。陽子は、遠甫がさらわれたことを虎嘯に話す。てっきり虎嘯が何かしら噛んでると思っていた陽子の思惑とは違い、虎嘯は話を聞いて素直に驚いていた。
昔、労の紹介で弟の夕暉と遠甫を会わせたことがあるのだそうだ。里家に怪我人はいなかったのかと純粋に心配する虎嘯の表情に、陽子は誤解と気付いたようだ。
ただ、事件の後、拓峰から急に引っ越したのでますます怪しんだのだことを説明すると、虎嘯は虎嘯で陽子が探りに来たからだと答える。彼らは彼らなりに探られたくない理由があるのだと。
横から鈴が出て来る。きっとそれは昇紘だと。夕暉も話してくれる。その夜、拓峰の門を開けさせた馬車がある。そんなことが出来るのは郷長くらいのものだと。
遠甫が狙われている理由を知っているかと夕暉に問われ、松塾のことを話す陽子。道を教えていた松塾の関係者は、昇紘を始めとする奸臣には邪魔な存在だから狙われているのだと。
陽子は疑ったことを謝り、そのまま出て行こうとする。
遠甫を助けに行くと言った陽子を虎嘯が引き止めた。拓峰の何処に遠甫がいるのか判るのかと。そして、自分達はここ3年ずっと昇紘を張っていて、問題の馬車の行き先も仲間に調べさせれば判ると。そして。仙が斬れる刀をやろうか、とまで訊いて来る。
陽子はここがどんな集まりなのかを理解した。そて仲間になりました。
宿で楽俊は不安そう。「ここにいる奴らって反乱軍だろ?」ってこの会話、祥瓊ルートと一緒か(笑)。
鈴と再会。海客として流されて、才で働いて、そして同じ年頃の女王の国を見たくなってここに来たことを話してくれる。
あれ(清秀の死)からどうしていたの? との陽子の言葉に、鈴は、清秀の恨みから1人で昇紘を殺しに行こうとした所を、虎嘯達に引き止められて仲間になったのだと話した。
そして、昇紘もだけど景王も憎かった、と。びくっとする陽子(笑)。ただ、今は昇紘が討たれることで景王が気付いてくれればそれでいいと思ってる、と鈴は笑った。
虎嘯から「麦州産県支錦から来た」と言う奴は仲間だと教えて貰う。
拓峰の里をうろうろして戻って来ると、琳欄と鈴は宿で給仕の手伝い中。それを見ながら、客が一気に増えたなーと感心している虎嘯。慶は女性が少ないから珍しくて客が来るんでしょうね。
それを見ながら将来の話になり、虎嘯は弟に、和州を出て余所で官吏にでもなったらと勧めている。余所に出るためには結婚が一番いいんだけど、と言って鈴や琳欄辺りでどうだ、とか(笑)。夕暉は自分のことを先に心配しろ、と言って、陽子辺りどうかと訊いている。剣も使えるし(…強い女が好きですか?(笑))。
でも「あいつぶっきらぼうだしなあ」で一刀されてしまいました。あらら。陽子フラれました。そんな話を途中から聞いてた楽俊「そりゃダメですよ…」と(陽子は王だからね)。でも周りから見ると、楽俊は陽子に気があるから取られたくないのだと思われたらしい。からかわれる楽俊の図(笑)。
虎嘯から荷運びの護衛を頼まれる。はーい。
豊鶴に行き、労さんの家に。まだ荷が着いてないとかで待たされる。
で、荷を運んで来た方の待たされ人は…祥瓊!
再会を喜んで自己紹介。祥瓊は芳からの難民だと言い、同じ年頃の女王の国が見たくなってやって来たと話す。
陽子は拓峰から来たとだけ。
荷は今日中に届かないことになって、お泊まりとなりました。
部屋で話す。冬器をあんなにどうやって手に入れたの? と陽子は尋ねるが、詳しくは判らないと祥瓊。逆に、あんなにたくさんの冬器を何に使うのと尋ねられ、仲間が妖魔ではない獣を斬りたがっている、と答えた。
その言葉で祥瓊は「昇紘?」と。それにははっきり答えず、陽子はただ瑛州のある里家の閭胥がさらわれて、それを助けたいとだけ話す。祥瓊は自分の聞いていた情報でもそんな話があったことを教えてくれる。松塾の偉い先生がさらわれたと。明郭でも、彼を助けたがっている人がいるそうだ(柴望ですね)。
同じ志と感づいた祥瓊。最初は、止水は難民に戸籍と仕事をくれると聞いてここへ来たのだと話してくれた。何故止水だけが戸籍と仕事をくれるのか。その答えは、それだけどんどん人が死んで行くからだ。きつい税収、それに少しでも足りないと簡単に殺されてしまう人々。
驚く陽子に祥瓊は言った。和州には2匹の獣がいる。呀峰と昇紘だ、と。
王は何をしているのかしら、と祥瓊。前の王の時代からの官吏が、王に真実を見せていないって話も聞くと。
陽子は呟く。王は傀儡だ。官吏からの信頼がなく何もさせて貰えない。
王がしたことは必ず王に返って行くのに…と祥瓊。麦州候を罷免するなんて、という話が出て陽子はどきっとしてます。
麦州候は民から慕われるとてもいい方だったのに。それで和州候(呀峰)や止水郷長(昇紘)がそのままなんてどうかしていると。
思わず謝ってしまい、「なんで謝るの?」と不思議そうに訊かれ、「慶の人間として申し訳ないから」とごまかす。
さて。戻って来ましたよー拓峰に。
どうやらあの日、馬車は真っ直ぐ郷城へ入ったらしい。遠甫も恐らくそこにいる。
そんな話をしていた時、知らせが。鈴が衛士に捕まったらしい(!)。まだ仲間ではなかった頃、清秀を轢いた馬車のことをかぎ回っていたので、元々目をつけられてはいたらしい…(里の人達が「衛士は16,7の女の子と見るとやたらと取調べしたがる」って話していたのってコレの伏線だったのか)。どうやら別宅に連れ込まれた模様。
虎嘯は、ついに立ち上がる決意をして仲間を集める。
いよいよ決起です。
驃騎から、昇紘更迭の提案が官に証拠なしと却下され、瑛州の州師も持病を理由に出撃を拒否されたと報告を受ける。
虎嘯が呼びに来る。まずは別宅を襲撃(って原作通りなんですが、ゲーム的な目的は鈴の救出)。
無事に別宅から鈴を助けて宿へ戻る。
その道すがら、反乱軍の作戦を出しているのは夕暉だという話をする。陽子は「この国に良い人材はいるのだなあ」と密かに嬉しくなっているようで。
一方昇紘。別宅の次は義倉が襲われたと聞いて「殊恩などと私を狙っているように見せかけて、実は食い扶持に困った難民の仕業だろう」と鼻で笑ってます。
ですが、昇紘は(夕暉の読み通り)、義倉から州境にかけての警備を強化するよう指示を出している。
さてこちらはいよいよ郷城突入すると致しますか。
戦闘しつつも、城門突破に苦労していると、何やら大勢の人が来た。敵の援軍か? と身構えたところで現れたのは祥瓊、そして桓タイ。手伝うと言うので城門確保のために共闘! ここからは戦闘メンバーチェンジ(陽子・桓タイ・虎嘯)。
以降の展開は一緒…ですね。
うーん、このゲームの分岐って、最初に祥瓊or鈴ルートに入るかって所と、飛行機or調査隊しかないんだなあ…。
あ、そうそう、後は前作からの引継物件を試してみなきゃ、ですね。
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