残るは白虎ペア。気分的に友雅から行って来ます。
第三章
まずは白虎ペアのつぼみ集め。
治部省で鷹通。
仕事終わったそうです。京の町を案内してくれるというので喜んでついて行こう。
その道中、困っているお年寄りを発見して、話を聞いてみると、娘さんが勤めている屋敷を訪ねるところらしい。だが、来るのは1年ぶりくらいで、すっかり道に迷ったそうで。
鷹通、屋敷の場所が変わったのかも、と、戸籍から辿って娘さんを探してあげたいと言うので、京案内はまた後日。で、神子も何か手伝いたいと言って一緒に治部省に引き返す。
お婆さんの少ないヒントから何とか屋敷を突き止めて、その人が引っ越したことも突き止めた。お婆さんをそのお屋敷に送り届けてあげることに。
すっかり遅くなってしまいましたが、一ケ所だけ。神泉苑で星空を見ながら、誰かが喜んでくれるっていいよね、って話をする。
京を守るって考えると大それているけど、京の人たちが楽しく暮らせるようにする、そう考えればいいのかも、とか決意していたり。
花が咲きましたですね。
東の市で鷹通。
賑やかだけど、穢れは農作物にも影響するから頑張らないとねって、そういう話になっちゃうのね…(苦笑)。
弘徽殿で皇后とご対面したら、承香殿で友雅。
女房の1人が、神子が皇后の所に現れた怨霊を祓ったという噂を聞きつけたらしい。妙なことが続くから見に来てくれないかと言うので、神子が出向いてみた。
女房さん、一生懸命「怪異」の説明をしてくれるんだけど、花瓶とか筝の弦とか、発音だけでは神子にはよく判らない言葉を立て続けに出されて混乱する。
挙句の果てに壱越だの鸞鏡だのと音楽用語が出て来るに至ってはさっぱりちんぷんかんぷん。顔に出ていたらしく、女房さんには呆れられ追い出されてしまった。
この世界にいる限り、琴くらいは知ってないと、こういう時に話を理解することすら出来ないと痛感した神子、たまたま会った友雅に「教えてくれませんか」と頼んでみた。まあ息抜きついで程度でいいですから、と。
教えていただけたのはいいんですけど、まあ、素人だからロクな音が鳴りませんけれども。
思ったより楽しかったですと答えておきますか。
では、ヘビ退治をして、藤壺に会いに行って、花合誘われて来ます。
文殿で鷹通。
怪異の噂を1つ1つ潰している所のようです。でも、この間のヘビと同じで、実はネズミが柱をかじっていただけだとか、他愛ない原因のものも多いそうで。
今1つ、ちょっと不穏な物件を抱えているそうだ。どうやら、殿上の間に妙な声で鳴く鳥が現れるそうで。その声は、帝が天意に背いているだの、治世が闇に包まれるだの、主上を貶めるようなことばかりを言うらしい。
さすがにそれはちょっと気になりますね。
でも。…だよね。鷹通の身分って殿上人じゃないのですよね。つまり、調べに行きたくてもそもそも入れないわけで。
でもそういうことを気にしている場合ではないと思うのですが。この場合。
さあずかずか行きましょう、幸い、誰もいないみたいですし!(笑)
で、殿上の間。一見何もなさそうだけど、鏡を覗くと…呪詛発見。ただし、かなり強い穢れを放っていて、神子にも一筋縄では行かないようです。鷹通もその力を抑え込むのに協力(って言っても手を握ってるだけに見えるけど)。
神子は龍神に呼びかける。見知らぬ声が「我の力を望むなら、その身を捧げよ」とか囁いて来てますよ…。
無事に呪詛は祓えたようです。それは良かった。
…しかし、そう出て来ますですか。もはや天の白虎のお約束の域なのか? これ(苦笑)。まあ楽しみにするよ。
花が開きましたよー。
梨壺で友雅。
神子殿、お琴練習中。友雅が、何処か息抜きに出かけようと誘いに来たらしいので、じゃまた琴教えて下さいってことで。
筋がいいとか褒めて下さるのね。漢詩の一節にたとえて、鶯の鳴き声のようだとか言われてしまいましたですよ!?(笑) 褒め過ぎです。
漢詩も知っておいた方がいいんですかねーと神子が悩み始めたので、その好奇心に応えるためにと本を見せてくれる友雅。漢詩は一字一字が分かれているから、実は神子には、流麗過ぎるかな文字よりも読み易かったりする…うお、確かにそうかも知れないね。発見だ。神子が興味を持ったならしばらく貸してくれるそうで。
それからも練習して、何とか一曲、間違えずに通して弾けるようになりました。おお凄いな。
その一生懸命さを見て友雅、そんな必死にならなくても適当でいいとは思わないのかって、いつもの調子で。やるからにはちゃんとやりたいと神子。
…ふむ。花が咲いてますね。
仁寿殿で白虎チーム。ここは昔帝が住んでたとか、色々な行事があるとか、そういう話。
左近衛府で友雅。
仕事場見物しに来たんですが、何処かへお出かけ中らしい。一緒に仕事をしているらしい武士の人から、あの人は色々通う所があるからとか陰口叩かれてます(笑)。
治部省で鷹通。
こちらも職場見学。忙しそうなので見物だけね。
では仁和寺で桜ゲットしてから花合。季史いないバージョン。
第四章
梨壺で友雅。
もう少しであの曲弾けるようになるしなーと、今日もお琴の練習中。
一生懸命やり過ぎて、ついうとうと。
そんなトコを友雅に見られてしまうのですね。
神子が寝言で友雅を呼んでいるので耳を傾けてみたら、琴の弾き方について質問してる…夢の中で。
友雅は着物をかけてあげてその場から去る。
目覚めた神子は慌てて着物を返しに行く。
で花が咲くんだけど…全編こんな調子ですかね今回の友雅殿は。
宜陽殿で鷹通。
ここは楽器が収められている所なんですよ、という話。
仁和寺の友雅。
ここが御室と呼ばれるその由来を話してくれました。
では紫辰殿の怨霊ぶちのめして来ます。
左近衛府で友雅。
どうやら、貴族の1人が神子に目をつけたらしいですよ。左大臣縁の女だからという政治的な色目が大部分みたいですが。天女のような姫だとか噂が先行してるな(笑)。どうやら、友雅が仲がいいらしいので情報収集しに来たみたい。友雅は内心、もちろん、厄介なことになったなと思っています。
そこに本人登場。噂とはちょっと外れた活発な(笑)神子の姿に、ちょっと興をそがれたようで。ま、それはそれでいいけど。
とはいえ、磨けば光るかもとか言われちゃってるよおい。
友雅、何気に釘刺してますね。ただ、漢詩にたとえられているので、神子にはさっぱり判らないけど。どういう意味なのか聞こうとしても、はぐらかして答えない友雅。この間貸した漢詩に書いてあるようなことだ、とか言うので、じゃ頑張って読んでみます、とか言っちゃってるけど…いいのか?
昭陽北舎で鷹通。
鶯を眺めてしばし休憩。この間の穢れを祓った時のことを思い出して、少し不安になりつつ、でも鷹通さんも喜んでくれるんだし頑張らないととかひとり決意する神子。
そこへ、何やら怪異が起きているという噂が持ち込まれる。調べてみますか。
今回は、現場についたら鏡を見る前に既に穢れが視認出来てしまっている神子。おかしいと思いながら、また龍神に呼びかける。
龍神はその声に応えて神子に力を貸したようだ。その穢れは、ここの貴族に宛てて届けられた手紙が原因だった。会いたいと願う女性が心を込めて書いたのに、ここの主は読まずに捨ててしまっていた。
神子は、その手紙をきちんと読んであげれば怪異は治まると屋敷の人に告げる。
退出した後、鷹通は、穢れの原因まで言い当てた神子の力に感心しまくってる。
褒められて嬉しいけれど…でも、何だか違和感なのですね。自分の体が溶けてしまうような、そんな予感。
花咲いたけど。あああ。なんか展開見えて来た予感。
では帝から面を預かり季史に見せる。
料紙選びは友雅仕様で銀色。
では御霊会。その前に、漢詩の本を熱心に読んでる神子。友雅に声をかけられたので『江南を憶う』三部作の話をしてみたり。
そらんじてる、神子。なかなかやるじゃん。
で、御霊会なのですが…げ、奏者として行くんですか!? この神子が!?(笑) どうやら、洩れ聞こえている練習の琴の音が噂になっちゃってるらしいですよ…(どっちの意味でだかは知らないけどっ)。
…うわあ。マジで弾くのかよ。ありえねー(笑)。しかも、色々狙われるかも知れないよってその忠告、どういう意味かと思ったら、本当にそういう意味なの? なんかちらちらと貴族の男性の皆様からお声が…ことごとく少将殿が追っ払って下さるけど。
友雅、神子に宮中の流儀を教えたのは自分だけど、野の花を摘んで枯らせたような、蝶を捕まえて羽根をもいでしまったような、そんな気分になっているらしいですね…。
でも、大人しい姫君のふり(?)をしていたのはそこまでで。鬼が現れてしまったらそんなこと気にしてられません。ばさっと正装脱ぎ捨てて、神子は神子の仕事をしに行くのですよ。
そんな剛毅な(?)神子の姿に、ちょっとホッとしたりしている友雅。…まあ、この人はいつもこうだからなあ。王道。
で御霊戦。さっくり終了。
第五章
物忌みは友雅。手紙に木蓮の花を添えてみますか。ってそんなことするの友雅限定だよな今回。
ってゆーか早過ぎるですけど友雅さんてば。こんな所で既に口説かれてる(マジで)。明かすつもりのないことを言ってしまったって、言い過ぎてますよ…。
うーん。うーんうーん。なんかこう紫の上にされた感じね今回。いいように教育されちゃってるし。
では仁王会行きますか。
…うわ。今回の友雅は政治担当だなあ。行く前に、今回の穢れや鬼騒ぎを政治に利用しようとしている輩がいることを話してくれた。彼は帝の警護として仁王会に行くんだけど、その警護は、鬼から守るだけではなく…人から、でもあるらしい。
不遜な連中は、穢れによる天候不順や怪異騒ぎを、帝の上に天意がないから起きるのだという理屈にすり変えようとしているのだと。
で、仁王会。
今回は、儀式そのものは行われていませんでした…鬼をおびき出すための罠として用意された舞台だったようです。友雅を初めとする武官たち、泰明を初めとする陰陽師たち、集まってアクラムを迎え撃つ準備をしていた。
アクラムが現れた気配を察した神子は、そのまま仁王会の舞台へと向かう。…が、隙を見てまた捕まってるよこの神子は…(苦笑)。
折角戦うために揃った頭数も、人質を取られて動けなくなってしまった。
この策の首謀と見られたか、アクラムの攻撃は友雅のみを狙い打つ。何度も。
神子は死にもの狂いでアクラムの手中から逃れることに成功する。真っ先に友雅を庇おうとする。2人に気を取られている隙に天真がアクラムの仮面を落とし…形勢逆転。アクラムは黒麒麟を呼び出した。
まあ今となっては敵ではないのですよと。
ああもう判り易いなあこの人は(苦笑)。ただ今回、ちょっと火が点くのが早かったという気が。
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